加藤隆久都市建築事務所 野室 丈明さんの設計事例


ギャラリーS ― ワインバーのあるギャラリー ―

銀座のギャラリーのインテリアデザイン計画。特徴はオーナーの希望でワインバーを併設したこと。


F邸 ―三つの庭がある住宅―

建物はH型に配置した。中央の居間の南には既存の石組を生かした池のある南庭、居間の北側には茶室の庭がある。すべての部屋はこれら「南庭」、「屋上の庭」、「茶室の庭」という三つの庭に面している。構造は床と壁をコンクリートで造り、木造の垂木屋根をかけた混構造で住宅らしい暖かさを出した。


K邸 ―杜の筒/天空の筒―

北側には道路があるのでLDを筒状の空間にして2階に上げた。そのわきに1階から3階までのトップライトを持つ筒状の階段室を造った。神社の緑に向かう水平の「杜の筒」と空に向かう垂直の「天空の筒」が建物の中心を構成する。


北軽井沢の山荘 ―木々とともに過ごす山の家―

林の中では地上と2階で見える景色が全く違う。1階と2階に居場所をつくることをテーマとした。冬季の使用を考え吹抜きは造らず、平屋のワンルームにLDKと水廻りを入れ、2階建ての塔を貫入させるという構成を考えた。LDKは幅7.2mのガラススクリーンで木の幹が連なる林の広がりを見る。


昴 居 ―6戸の集合住宅―

賃貸はまずターゲットの設定とプログラムが大切。そこで計画地を守備範囲とする不動産会社をリストアップし、順次ヒヤリングして企画力を比べ、管理運営まで含めたパートナーを選んだ。選んだパートナーと打ち合わせてターゲットとプログラムを決め、設計者として競争力となるコンセプトを提案した。


庭が見える診療所

長さ80mの敷地を有効に使い、複雑な機能的要望を満たすため、多くのケーススタディを造って計画の整理をした。最終的には住宅と診療所の2つのL字形を組み合わせ、内部と外部の調和と統合により豊かな空間を造ることを目指した。


KM邸 ―光のブリッジがある家―

長さ80mの敷地を有効に使い、複雑な機能的要望を満たすため、多くのケーススタディを造って計画の整理をした。最終的には住宅と診療所の2つのL字形を組み合わせ、内部と外部の調和と統合により豊かな空間を造ることを目指した。住宅には、「南庭」、「玄関の前庭」、「露地の庭」、「屋上の庭」がある。


O邸 ―ミニコンサートホールのある家―

「木の良さを生かしたい」、「友人たちと演奏を楽しみたい」、「将来は2世帯住も可としたい」ということが施主の希望であった。ゼロからやり直すという依頼であったので、使い勝手のケーススタディから始め30案近く作成して機能的整理をした。