定年後のご夫婦がゆっくりと住われる古民家です。ご主人が子供の頃過ごされた思い出があります。名古屋市内とは思えない自然な風を感じます。
築100年で雨漏り、傾きがあり生活をしていける状態ではない。全面的な再生工事を希望大手ハウスメーカーのリフォームに頼んでいたが納得がいかず困っていた。
知り合いの民芸家具店より降幡建築設計事務所を紹介がありました。本社は松本ですが名古屋に事務所があるのでハウスメーカーを断り決めました。
東南海地震での地盤液状化の恐れの高い地域なので堅固な配筋のベタ基礎としました。既存の庭木も活用希望のため早期に仮移植をしました。建物の配置を南側に2メートル曳家して庭との調和を図りました。古色塗りは自然塗料で行いました。
ハウスメーカーでは聞き入れないことも対応して頂きました。庭と一体となった風通しの良い家が出来ました。家が完成してからもメンテナンスの対応をしています。
再生前
揚屋してベタ基礎の配筋状況
北側道側です。車庫は木製3本引き。既存の板塀と共に心地よい景観を作ってます。
玄関は木製格子戸です。
玄関に入ると古タンスが飾られています古民家であるから出来た面白い壁面です。
玄関
リビング
リビングから八畳を見る床はバーボンウィスキーの樽材をリサイクルしたフローリングです。
台所はオール電化です。
寝室は大工さんの作ったベッドです。
尾張地方らしい切り妻屋根の古民家です。美しい外観を生かした再生工事を行いました。
主要な柱、梁が白アリの被害を受け鉄骨で補強しています。六つ間取りの座敷が動線が長く無駄な部屋がある。水回りを使いやすくする事と耐震性の高い家として蘇らせたい。
古民家再生の実績の評価設計者が地元にいる。
家の東の平屋部分は解体して揚屋してベタ基礎工事と白アリの被害部分の梁、柱取り替えを行いました。プランは六間取りの東側の部屋を玄関にして無駄のない形に変更しました。玄関の位置が変わることにより東側が広くLDK部分として活用出来ました。
設計者でなければ考えられないプランの提案がありました。降幡建築設計事務所の信頼出来る工務店にて施工が行われました。難工事でありますが無事に完成いたしました。
1メートル揚屋をしてベタ基礎工事としました。
日本の風景である切り妻の屋根
元の八畳の間を玄関としました。
リビングは大引き天井を抜き吹き抜け床暖房を採用
2階からリビングの吹き抜けが見えます。
ダイニングキッチン
台所は御影石のアイランドキッチンを作りました。業務用の食器洗浄機を組み込むこだわりがあります。
2階は広い養蚕部屋であったところをいくつかに仕切りました。
キャンプ場の中のコテージです。 PICA Fujiyama |PICAリゾート
設計概要|センターハウス(改修)スタンダード/ラグジュアリーコテージ炊事棟トレーラーコテージテントサイトドームテント用デッキ
設計監理 |ビオフォムル環境デザイン室小疇友子建築設計事務所タイラヤスヒロ建築設計事務所
写真撮影|砺波周平
キャンプ場内のコテージです。PICA Fujiyama |PICAリゾート
全体設計概要|センターハウス(改修)スタンダード/ラグジュアリーコテージ炊事棟トレーラーコテージテントサイトドームテント用デッキ
設計概要 |ビオフォムル環境デザイン室小疇友子建築設計事務所タイラヤスヒロ建築設計事務所
現在、商業地区に30年以上経過した3階建ての古い雑居ビルを所有してますが、建築当時は、自己使用物件として店舗兼住宅でありましたが、その後、賃貸ビルとして、店舗、事務所として活用してきました。この度、3階、約100㎡が空いたのを機会に、外国人留学生向けの共同住宅かシェアハウスにリノベーションを検討中です。建築基準法等の問題からの注意点等について、専門の建築家のアドバイスを願いできればと思いメールしました。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
夫婦(週末婚のような関係)二人で住む平屋を考えています。来客の予定はありません 寝室はゆったりと各々の部屋は独立したもの(仕事道具趣味の道具などを置くため)建設予定は東京都小平市 理想の間取りがありますが、理想により近い形で建築をすると、どのくらいの予算で、坪数をどのくらい見積もればよいのかを知りたく、依頼をさせていただきたいです。 建築希望は2020年頃 予算によっては、マンション購入を検討いたしますが、理想建築の費用を知りたいため、間取りの作成をお願いいたします。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
建築のことを知っていたら、おそらく誰でも
知っている建築物。
「バルセロナ・パヴィリオン」です。
巨匠 ミースファンデルローエのデザインですね、
私は、近代のアートがとっても好きなんですけど、
建築物としても、この時代が大好きなんです。
ミース、コルビジェ。
いずれも大好です。
つい最近までは、こういった歴史的にも有名で、
美しい建築物って、身近な感じがしませんでした。
自身が創り出していく建築物は、
そういった建築物と、似ても似つかなくて、
遠い存在でした。
でも。
現在設計を進めている家で、
私の大好きな、バルセロナパヴィリオンの美しさを
取り入れたデザインを目指して考えています。
もちろんですが、お客様の要望ですよ。
(私も大好きなので、嬉しいですけど)
面白いもので、趣味のような感じで
眺めていた時は、ざらっと見ているだけなのですが、
設計内容をしっかり理解しようと考えながら
眺めると、全く見え方が違ってきます。
漠然と、美しいなぁと思うだけではなく、
何をどうしているから、このシャープさを実現できるのか、
構造的なことをどう考えているのか等々、
しっかり考えながら見ている感じ。
とっても楽しいですね。
評論家ではなくて、実務者として
それを分析して、設計に取り入れるので。
ただ。
この建築物、そのままでは面白くない。
しっかりと違いを見出して、
ちがった美しさを見出したいなと思っています。
こちらのお客様。
私と同じく、ミース、コルビジェが大好きなんで。
すごい家になりそうで、わくわくします。
何か、新しい表現を手に入れることになりそうです。
でも、ハードルは相当高い。
だからこそ、燃えますね。
LDKの夜景 隣接した公園を眺望に取り込む
周囲の自然に溶け込むよう、建物の高さを抑え、屋根形状を背景の山の傾斜に合うように設定し、色もシンプルなものとしています。隣接した公園の眺望を室内に取り込めるよう、南側に大開口を設けています。内部はあたたかみのある自然素材を使用し、直接肌にふれることでやすらぎを与えます。勾配天井とすることで開放感も得ることが出来ます。
道路からの外観 ガルバリウムの外壁がメインのシンプルなデザイン
LDK 勾配天井で開放感
LDK
子供室
公園からの外観
ロフト
外気温35℃の小屋裏確認。小屋裏に十分ゆとりがある場合は小屋裏に潜ってみます。小屋裏通気や各部の仕事がしっかり出来ているか確認出来ます。今回断熱裏打ちのある金属板のため外気温同程度。軒から棟に煙突効果で通気の流れを感じました。
壁断熱押さえの大工工事など見えないところで良い工事をしています。
床下は主に床下点検が可能か配管支持がしっかり出来ているかの確認。先に床暖房屋さんが配管支持で潜っているため点検可能は確認出来ました。見える限りの設備屋さんの給水給湯管の支持はまだのようです。現場監督がいるとは言え、設計者の現場の確認は大切です。
築130年くらいの住宅の改修工事です。もともとは茅葺きの建物でしたが、老朽化が進み瓦屋根に吹き替えられた古民家です。定年を期に実家へ移り住むことを考え、母屋と離れの耐震化と断熱化、そして水廻りの改修やバリアフリー化など、老後の生活に支障がないように改修を行いました。
実家にはご主人のお母様がお一人で住んでいらっしゃいましたが、寒さが厳しい土地柄であり、トイレやお風呂などが寒く、生活に支障をきたしていたためいました。そこで、同居を前提として全面的なリフォームをすることになりました。また、最近の度重なる地震のニュースなどを踏まえ、建物全体の耐震化も行うこととなりました。
石場建ての古い住宅であったため、基礎や土台を確認したところ、一部は白蟻などの被害はあったものの、概ね健全な状態であったため、基礎や土台をそのままとし、限界耐力計算による耐力壁の確保と、建物の揺れを小さくする制震装置を組み込み建物全体の耐震化をはかりました。また、床下や外壁あるいは天井裏などに断熱材を充填し快適に暮らせるようにしました。
改修前外観
改修前内部玄関から和室を見る
改修前台所
解体工事骨組みにして改修工事をすすめる
耐震化と制震化土壁パネルと制震装置を組み込みました
外壁の改修工事
LDKの改修工事
改修後の外観
改修後のキッチン
改修後のリビングを見る
十里木に200mmを超える雨が降りました。翌日に到着してみると、裏の道路の一部アスファルトが流れてしまい通行止めとなっていました。亀裂から下部の砂利が流れてしまい、水圧でアスファルトを剥がしてしまったようです。40年も経つとなかなか厄介です。
さて、今回は、天窓と屋根の汚れが気になっていたためガラス掃除をしようと屋根に登りました。屋根は車で持運べる4尺の脚立で登れるような設計です。
気になる天窓の掃除と屋根点検、掃除です。屋根汚れは、木から落ちる花粉などがごびりつき汚れたようなので清掃と枝払を行いました。
軒は枝から20cm程度離れていますが、強風で当たったような凹みがありました。
そして、煙突の支持確認。ボルトの緩みを締め、傾きを直していたら支持の溶接が切れてしまいました。先端を折曲げてビスで固定しました。
屋根に登ってわかることはたくさんあります。やれやれです。8月中なのに朝晩は20℃を切る温度です。ストーブをつけるか迷いました。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
お蔭様で4件の建築士事務所から御連絡を頂き、その内の1件の方と契約を結び、現在進行中です。 非常に良い方で有り難く思っております。 ...
お仕事を依頼した建築家: エヌスペースデザイン室佐藤 直子様 ...