NHK「美の壺」の「石垣」特集に、私が出演することになりました。■その放映日が、11/3(金) 午後7時30分 BSプレミアム 毎週金曜(再放送毎週金曜 午前6時 / Eテレ)に変更となりました。
------出演することになった内容と経緯は、以下の通りです。------
NHK「美の壺」では、「石垣」をテーマとした特集を計画していますがそこで取り上げる、沖縄の「座喜味城跡 (グスク)」について私に、建築家の視点から、現地で解説してほしいとの依頼がありました。
「座喜味城跡」は、世界遺産である「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つであり、波打つ石積みの壁が特徴の構築物です。
沖縄にはじめて訪れた折「座喜味城跡」と出会い、その大地と一体になった存在感と人を包み込むようなやさしさに感激しました。
そのときの感動をもとに、その後「沖縄・くすぬち平和文化館」 を設計しました。
http://www.ne.jp/asahi/prime/nishijima/14/kusunuti
この「沖縄・くすぬち平和文化館」の建築に関心を持って頂くことから、朝日新聞デジタルの取材を受けました。沖縄建築パラダイス「ミステリアスに波打つ石垣「グスク」がそれです。http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2014112005651.html
今回 「美の壺」の担当の方は、この朝日新聞デジタルの記事を読んだことから、出演の依頼となりました。
居間や食堂(この家ではあえて、LDと呼ばない)の外側に、廻り広縁(縁側の広いもの それが廻っている)があり、日本人の気候風土に対する知恵である、昔ながらの縁側のよさをもっています。夏は日よけ、冬は内側の障子を閉めて、断熱性を高めたり、視線を制御したりします。
「懐かしさを感じる、和の古民家が好きで、古民家を見学したり、古民家旅館に泊りに行ったりしていて、あこがれがあった。梁の古材や古建具を使いたい。行き止まりのない家にして、家じゅう、ぐぐるぐる廻れる楽しい家にしたい。」
「地元三河の一級建築士夫婦の設計事務所で、話しやすく、女性目線からも、家事や収納、将来介護のことなどを考えた提案をしてもらえそう。ブログを見ていて、勉強熱心だと思った。」
懐かしさを感じる、大きな昔ながらのたたき土間や廻り広縁のある、自然素材・新築の古民家スタイルの家です。玄関から廻り広縁や居間等を通ってぐるりと廻れ、2つの階段によっても、2階ともぐるりと廻れる楽しくて家事動線も楽な、風情ある家です。曲り梁の古材や古建具を買い付けに、お施主様と工務店と新潟まで行き、いいものが手に入りました。
「あこがれの古民家スタイルが実現し、他にも望み通りに、本当にいい家ができて感謝しています」
中庭や別棟ガレージのある共有型二世帯住宅です。和モダンの風情を感じさせる、瓦、自然素材の塗り壁、軒天や雨戸戸袋に杉板を張っています。
高齢の親との共有二世帯住宅を希望。気兼ねなく暮らしたいが、心配なので、ある程度は、互いの気配を感じながら暮らしたい。
「地元三河の一級建築士夫婦の設計事務所で、話しやすく、女性目線からも、家事や収納、将来介護のことなどを考えた提案をしてもらえそう。和モダンデザイン住宅、ガレージハウスや二世帯住宅や中庭住宅、バリアフリー住宅の実績も考慮。いろんな要望をかなえてもらえそう。」
家の真ん中に光庭と呼ぶ中庭があり、別棟ガレージのある、自然素材・和モダンの共有型二世帯住宅のコートハウスです。光庭のまわりをぐるりと回れ、光や風が各部屋を通り、光庭や吹抜階段を介して、互いの世帯に気配を伝えます。親世帯寝室へ直接入れるバリアフリースロープもあります。
奥が新築母屋で、手前は別棟の新築ガレージです。写真では見えませんが、母屋とのデザイン的調和を図り、雨に濡れずに行き来できるよう、互いの庇を出しています。
ポーチ回り壁はタイル張りです。外壁は自然素材塗り壁です。
小上がりの畳コーナーです。立ち上がり側面には引出が複数ついていて、畳下収納となっています。
光庭に面する小上がりの畳コーナー
家の真ん中の光庭。光と風を各部屋に通します。
光庭の脇にある階段
夕方の雰囲気
和室前の縁側はLDKとつながっています。(引き戸で仕切れます)
造作家具手洗いカウンター。焼き物の手洗い鉢。腰板は杉板張り。アクセント壁紙は撥水和紙です。
東京都練馬区に自宅兼ショールームである「アトリエ橙」を構えた、奥山先生にお話をお伺いしました。ご自身の経験をいかした「家事や育児がしやすい」家づくりとはどんなものなのでしょうか? 自宅兼ショールームでお話をお伺いしてきました。
アトリエ橙 奥山裕生さん
こちらの家のコンセプトは「大人が住む家」です。夫婦と高校3年生になる娘が暮らしており、1年前の2016年に完成しました。この土地が気に入った理由としては、「利便性」と「フラットで素直な扱いやすい土地であること」ですね。探し始めて1~2週間で見つけました。設計には約8ヶ月、工事には約6ヶ月程度掛かりました。普段は土地探しからお手伝いをさせて頂くことが多く、小さなお子さんをお持ちのファミリータイプを手掛けることが多いです。
そうですね。私は家事を大切に考えていて、掃除がしやすい住まいづくりに取り組んでいます。収納が多いのは、外に物をださないで済むように、散らからないように考えた結果です。物が床に散らばっていなければ掃除はすぐに終わってしまうものですよね。収納計画をしっかりと立て、手が届かないところや掃除がし辛い所をなくすことが重要なポイントだと考えています。
例えば、リビング・ダイニングの机の上は、散らかりやすい場所のひとつだと思うのですが、我が家では収納ケースにラベリングをして戸棚の中にしまってあります。薬や文具などを収納して一目でわかるようにしているんです。こうした工夫は、まず収納したいものを全てリストアップするところからスタートします。しまう場所を決めてしまうことで、掃除がしやすくなるだけではなく、物を探す時間を省くことができるのもメリットです。
妻から要望があったのですが、スタンドをたたまないで収納できるアイロン台をキッチンの横に設置しています。調度リビングが見渡せる位置にあり、家事をしていても孤独を感じることが無いように配慮をしました。妻も喜んでくれています。
勿論収納だけではなく、家事導線にもこだわりを持っています。キッチンからバスルーム・洗面台、そしてベランダまでが直線になっているので、家事のために無駄な動きが必要ないんです。
実は私は、娘が生まれた頃に主夫をしていた経験があるんです。その経験をもとに、例えば小さなお子様がいるおうちではリビングの片隅に小上がりの畳スペースを作って、兄弟の具合が悪くても、そこに寝かせてもうひとりの面倒をみられるように配慮をしています。家づくりというのは、その方の生活や価値観に対して「共感」が必要だと考えているんです。嬉しいことに、こうした経験をいかしたアイディアが、「そこまで分かって貰えるんですね」という感謝の声に繋がることが多くあります。
この家の特徴としてひとつに1階に3人の個室をそれぞれ設けたことが挙げられます。広さは3.75畳程度なのですが、作り付けの棚やベッドを設置したり、ウォークインクローゼットがあったりするので使いやすいと思います。
私は照明も大切にしていて、「必要なところに必要な明かり」を考えて配置しています。間接照明を使用している箇所も多いのですが、照明は全てLEDです。以前はLDKで60平米のマンションに住んでいたのですが、80平米3LDKのこちらの家でも電気代は同じかそれ以下なんです。電化製品は新しくしましたが、エアコンは1台から3台に増えているんですけどね…。
リビングが7.5畳、ダイニングが10.5畳あるのですが、ソファを置かないで大勢が集まりやすい「サンクリビング」を採用しています。サンクとは「沈み込む」といういみで、画像のように段差を設けてり、座り方の多様性を演出したリビングになっています。大人でも7~8名であれば座ることが出来ますよ。
ロフトは映画館の2階席のイメージで、あそこからリビングのテレビを観ることが出来るんです。大人の遊び心といったところでしょうか。
漆喰の壁やムク材のフローリングなど、住む人が健康でいられるように自然素材にもこだわりを持っています。
床暖房は良いですね。現在は特に不満はないので、つけておけばよかった設備は浮かびません。
ありがとうございます。道路側をすっきりと見せるために、エアコンの室外機を道にはおかないようにしました。壁には、アクセントで木のルーバーをつけてみました。
「ローコスト住宅」という言葉が独り歩きしていますが、お金をかけるポイントがあります。「断熱」「機密」そして「構造の安全性」は、しっかりとお金をかけておきたい所です。
ホームページを見て下さったお子さんをお持ちのファミリー世帯が多いですが、若いご夫婦のご相談も多くあります。
土地代や設計費は別として、平均の工賃は約2,200万~2,600万円前後が一番ボリュームが多いです。土地や予算か決まっていない方もいらっしゃるので、ローンのアドバイスをさせて頂くケースも多くあります。そうした相談が「ひとつの窓口」で出来ることに、魅力を感じて下さる方も多いです。
設計事務所はモデルハウスがないですよね。自宅であればいつでもハウスメーカーのように、建築事例をお見せすることができるのが良いと思いました。事務所は別にあって、普段はそちらで仕事をしています。
年に2回の公開日御設定している他、ホームページ経由でメールをいただければ、個別で対応することも可能ですので、お気軽にお声がけください。
一つひとつの質問に、丁寧に答えて下さった奥山先生。ヒアリングを特に大切にしていらっしゃるそうで、打ち合わせの平均は15~20回にもなるそうです。「落としどころを探して、何回も一緒に考えるようにしているのです。 無理に着地させないで、ご納得いただけるまで一緒に考えます」と教えててくださいました。ゼロからのスタートでも、安心してご相談できるので、家づくりをお考えの方は是非、奥山先生のショールームに足を運んでみてください。
ライター:あおみ ゆうの制作集団ことのは代表。3人の子どもと一緒に、毎日楽しく過ごしています。
こちらのページではオープンハウス見学したレポートを掲載していきます。
KANO空感設計(愛知三河岡崎の夫婦設計事務所 加納年勝・由佳理)では、「平安光縁の家/幸田」のオープンハウス(完成見学会)を9月16・17日(土日9~17時)に開催します。額田郡幸田町(岡崎市南隣)にて。平屋・中庭・床下エアコン・バイクガレージ・ペット対応・自然素材の家。夢やこだわりを、夫婦建築士ならではの、男女の視点から、きめこまやかに細部にわたり、実現しました。バリアフリーで、暮らしやすい平屋で、プライバシーが守れる「光縁」と呼ぶ中庭のある、心安らかな安心住宅です。
住宅をご検討されている見学ご希望の方(また住宅相談も行います。ハウスメーカー等の違い等なんでも)ので、お名前とご連絡先(住所・電話番号)と、ご希望時間を書いて、ホームページhttp://www.kano-cd.jp/のお問合わせメールフォームhttp://www.kano-cd.jp/contact.htmlか、メール info@kano-cd.jpへ送ってください。電話0564-26-3051、加納年勝のフェイスブック、KANO空感設計のフェイスブックページからでもいいです。目を離せないような小さいお子様のご入室は手をつないでご見学願います。オープンハウス告知ページ http://kanocd.exblog.jp/27033845/この家のブログカテゴリ「平安光縁の家/幸田」も、ぜひご覧ください。http://kanocd.exblog.jp/i52/
深い軒で、風情ある光格子で囲まれた、「光縁」は、屋根トップライト(天窓)により、明るい中庭ウッドデッキです。光や風を通し、外から見られにくく、心落ち着け、自然と親しめる、楽しいアウトドアライフを満喫でき、デッキ反射光で室内を明るくし、広がりを与えます。室内飼いのネコちゃんが外へ出ていかず、走りまわれたり、気持ちいいひなたぼっこスペースになります。雨に出られ、室内外から洗濯物が見られにくい、物干し場になります。
太陽の光や熱、風などの自然エネルギー利用や、夏涼しく、冬暖かい、高気密・高断熱・高遮熱とし、快適で省エネなパッシブデザインのエコハウスです。屋根や壁は高断熱で耐火性、防音性の高いセルロースファイバー断熱材(新聞紙繊維)、木製玄関引違戸、樹脂サッシで、南掃出し窓は電動可動通風ルーバーシャッター付です。
他にも、バイクガレージ、ネコちゃん対応(ネコウォーク、ネコドア等)、らく家事(トップライトのある室内物干し場等)、自然素材、多彩な収納(畳下全面収納、造作家具等)、耐震(最高等級3)、制振(制振金物ガルコン、揺れ半分、余震対策)など様々な設計の工夫があります。
光縁の軒天とLDの勾配天井は、あたたかみのある杉板張りで、開放的な空間です。光縁のデッキは杉材に自然塗装で、LD床は無垢のナラのフローリングに自然塗装で、気持ちいいです。壁は吸放湿性のある木片すきこみの紙クロス壁紙で、やさしい風合いで、光をやわらかく反射し明るく広がりを与えます。あたたかくなり、軽くなった空気は自然に上がり、北の高窓から排熱され、それに引っ張られて、南窓から風が入ってきます。
調光できる間接照明ボックスは高いところが好きなネコちゃんのネコウォーク兼、カーテンボックスです。天井のシーリングファンは、冬はあたたかくなって天井付近にこもる熱を押し下げ、夏は逆回転させて、上昇気流を創りだします。
基礎断熱とし、床下エアコンによって床下空間を暖め、また床吹出口からの暖気送風により、部屋間温度差を少なくして、心臓等へのヒートショックがおきにくします。床下エアコンはLD収納内に入っていて、手前のガラリ引違戸で隠せます。
部屋の窓直下を中心に、ホール,水まわり等各所に設けた床吹出口からも暖気が上がります。特に窓直下の床吹出口は長くしてあり、窓ガラスからおりてくるコールドダウン(冷気降下)対策にもなります。
どうぞ、お気軽にご参加ください。
オープンハウス・完成見学会とは建築家・設計士・建築士・設計事務所・工務店・ハウスメーカーなどが手がけた住宅を一般の方にみてもらうためのイベントです。また、不動産業者が販売するために家をみてもらうためのイベントもオープンハウスと言います。 いわゆるモデルルームとは違い、実際に住むために建てた家を見ることができるので家を建てたいと考えている方はぜひ一度、見学することをオススメします。当サイトでは全国の建築家・設計士・建築士・設計事務所から投稿されたオープンハウス・住宅・建築に関連するセミナー等のイベント情報を掲載しています。
お世話になっております。**********の宮城と申します。 千葉県成田市の小学校(廃校)の利活用において、簡易宿舎への用途変更について相談したく、依頼内容は用途変更のみで設計等はございません。 H28付けのERほか、必要資料は全て整っております。重視するのは費用ですが、請け負っていただける方の所在地等にこだわりはありません。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
どーん!といった感じの写真ですよね。
手前に筋交い。さらに奥に筋交い。さらにその奥にも筋交い!
筋交いが多いから強いというわけでもないんですけどね。
バランスがとっても重要ですよ。
弊社が関わらせていただく家は、耐力壁が多いだけでなくて、バランスがよいです。そのバランスが効いてきますよ。
昨日、こちらの家創りの現場で、中間検査の立ち会いに行ってきました。
第三者機関の検査前に、私が全箇所をくまなく確認しました。
丁寧な仕事をしてくれていて、指摘なし。素晴らしいです。
もちろん。その後の検査も問題ありませんでした。
当たり前なのですが、しっかりと、工事してくれているのは、ありがたいですよね。
そうそう。よくこちらで書き込みますが。。
建築家による検査って、とっても重要です。施工者検査、第三者検査でもよいのですが、一人でも多くの人がチェックして、間違いがないことを確認できることって大事。
しかも、経験のある建築家ですと、当たり前ですが、見落としも少ないですからね。
お勧めです。
午後からは、とある家創りで検討中の家具についてメーカーと打合せへ。
家具屋さんに製作してもらうわけではないので、ある程度の制約があります。
何ができて。何ができなくて。どう対応していけばよいのか。
その辺をしっかりと共有しながら、方針を決定してきました。
製作する家具に比べると、コストを抑えつつも、見た目もよい家具を手に入れることができますよ。
こちらもお勧めです。
の後、こちらのキッチンを見に行ってきました。キラキラしたキッチンですよね。
実は、これから家創りをされるお客様が、一目ぼれした!というキッチンなんです。
天板に、クオーツストーンを使ったりしていて、このメーカーでも最上位クラス。
本体だけで、定価ですが、200万超え!!
全体の予算もあるので、このキッチンの、何に惹かれて、気にいっているのかをひも解きながら、最適なキッチンをご提案していこうと思います。
といいつつ。早速こちらで、私なりのセレクトでキッチンを選定してみました。
次回、それをもとに打合せしてきます!!
しかし。メーカーのショールームは、いろいろ情報収集できますね。いい勉強+刺激になります。しかも。愉しい(笑)
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
経験豊かな方が応募してくださいました。事務所が近所だったので驚きました。現在、費用の見積もりを出して戴くよう依頼中です。うまく成就することを願っています。 そもそも、...
...
当サイトに掲載2日後には8社よりコメント頂き、順次失礼のないようコメントのお礼と事前の資料を送付しました。3社とは面談の予定をやりとり中です。地元の方は1社で少ないな(^_^;) ...