リビングダイニング木の質感と白のテクスチャの組み合わせを検討した空間。ダイニングテーブルは米松で作成したオリジナル。ソファーの正面に松が見える。
市川市平田に計画した住宅です。
市川から八幡にかけて京成沿線には背の高い松が多く、それが周辺の特徴にもなっています。平田の家の敷地からは見事な松が眺められ、その借景を生かすことがコンセプトになっています。
施主さんと相談し物件名は「松の見える家」となりました。
外観塗り壁と木を組み合わせた外観。南道路に面している
リビングダイニング居間のある2階全体をワンルーム空間と感じられるように、その空間全体を大屋根で覆い、その空間をスパッと切ったところに松の見えるメインの開口部を配置した。
開口部松の見える方向に斜めに振った開口部は勾配天井なりのFIX窓と引違い窓の組み合わせとし縦に伸びる松を可能な限り見れる形としてる。
書斎リビングに隣接した書斎。引き戸にて仕切ることが出来る。デスク右側の梯子は上部のロフトに繋がる。
玄関下駄箱は浮いたように見せる為上下を開けている。内部は靴の他ゴルフバック2セット収納。木製の玄関扉の右側上がルーバーサッシ、下がFIX窓。また中央部白い箱は郵便受BOXとなっている。
リビングダイニング庭はL型に囲われ、リビングダイニングとつながる。キッチン、2階書斎、2階子供室が吹抜でつながっている。吹抜上部はロールブラインド付。
市川市北国分に計画した住宅です。
路地状のアプローチを抜けたところに玄関があり、その玄関を入ると中庭が見えるコートハウスのような住宅です。大きな吹抜を設け、その吹抜に子供室、寝室、書斎が隣接しています。
外観長いアプローチの先に門,平屋部分の奥に大きな庇のある玄関がある構成。
玄関玄関を入るとFIX窓越しに庭が見える。右側に下駄箱、左側土間に面した部分の引戸はキッチンにつながり、買物の荷物等を直接入れることが出来る。
庭よりリビングダイニングを見るソファー後ろに長い飾り棚、その横に2人が同時に作業できるワークスペースがある。
リビング側からダイニングを見る杉フローリングと梁表しの天井の室内。
トップライトを持つ明るい洗面室。クロゼットが隣接し、外から帰った時の着替え室の機能や洗濯物の室内干しの機能も持つ。勝手口があり、洗濯物を庭に干す動線を備えている。
書斎2階寝室に隣接したご主人の書斎。デスク前面の吹抜を介して1階とつながっている。梯子上部にロフトがある。
子供室ロフトに隣接した2層のフロアを持つ子供室。ロフト上部にトップライトがある。
当サイトの建築家依頼サービスを利用して仕事を受注した建築家にお話を伺いました。 案件名:I-0994、賃貸併用住宅4階建(兵庫県)
施主と知り合う機会の少なさ。
何かのネット情報で「施主と建築士の広場」を知りました。
すぐに登録させていただきました。登録してから約10年経ちますが、新規開拓営業が出来ない私が「施主と建築士の広場」を利用して無いとすると、施主と知り合う機会が今までの施主からの紹介だけに限られる事になります。
それまでの「紹介サービス」と違って、ポートフォリオを用意する必要が無く、応募に手軽に参加できるのが良いと思います。ただ、依頼サービスでは施主情報が分らないので、プライベートメッセージへの返事が無い施主にアクションが出来ないのが不満です。
最初のプライベートメッセージでは依頼者の質問に対してできるだけ丁寧に詳しく書く様にしており、依頼者からの最初のメッセージで「HPを見て気に入りました」とあり、同時に価格等の建築条件を書いておられたので、条件を基にしたラフ計画案を作成し、後日建設予定地でお会いした時にお渡ししてお打ち合わせさせていただきました。
最初に現地でお会いした時に他の数名の設計者とお会いされたらしいのですが、2日後に「ゴトウアトリエに設計を依頼します」と連絡があり、仮契約を締結させていただいてから基本計画を開始しました。
最初にお会いした時に、ラフ案は無料ですがそれ以降の計画については仮契約をして頂いてからになる事をお伝えしましたので、設計のご依頼を受けた数日後に「覚書」を交わし、基本計画を開始しました。基本計画で数案作成し、工事概算見積り、収支計画等の検討を繰り返し、正式な設計契約は約3ヶ月後でした。
RC造4階建て、1階貸しテナント2件、2階賃貸住戸2~3戸一部自己使用店舗、3階賃貸住戸2~3戸一部自宅、4階自宅。坪単価80万円の建設費をご希望。実施設計時点でロフト、3階の階高さ4mを希望。その他、太陽光発電設備を希望。
日影検討した4階案、3階案をいくつかご提案し、協力建設会社から提出された概算工事見積り書を確認されて、協力不動産会社同席の打合せで、ご希望、ご予算、工期等の検討の結果3階建てで進める事に決め、基本設計でRC壁構造3階建て、1階貸しテナント一部自己使用店舗、2階賃貸住戸3戸、3階ご自宅に決定しました。 この内容で収支計画表と基本図面(平面、立面、断面)と概算見積書を金融機関に渡し、融資了解が決まり、正式に設計契約をさせて頂きました。 実施設計中にロフト、3階の階高さ4mの追加希望があり、構造適合性判定から建設費がUPしましたが、色々と設計調整を行うことで、希望価格の範囲内で納まりました。
サービス付き高齢者向け住宅は介護度の低い健常な方でも、万が一要介護状態になっても暮らしやすいように、介護動線まで考慮した綿密な動線計画がとても重要です。 サービス付き高齢者向け住宅について荻原雅史建築設計事務所 荻原雅史さんに伺いました。
サービス付き高齢者向け住宅は、高齢化や独居化が急速に進む中で、高齢者の居住の安定を確保することを目的として、バリアフリー構造などを有し、介護・医療と連携し高齢者を支援するサービスを提供する住宅です。 都道府県知事への登録制度のもと国土交通省・厚生労働省の共管により創設されたビルディングタイプです。「サ高住」(さこうじゅう)と略して呼ばれることが多いです。
サ高住の設計に携わる前に、グループホームの設計を縁あって手掛ける機会がありました。高齢者施設はさまざまな基準や協議、ノウハウが必要になることから、その時の経験が買われお声掛けいただきました。
登録基準は建築・設備、サービス、契約の3つにおいて各々設けられています。また各都道府県毎に独自基準が定められていることがありますので、事前協議が重要になってきます。 建築・設備に関して大きなところでは、下記のような基準があります。
サービス面では、状況把握サービス及び生活相談サービスを提供することが求められ、ケアの専門家が少なくとも日中常駐することが求められます。
サービス付き高齢者住宅の建設費は一般的な住宅に比べると若干高くなりがちです。その要因としては、個室以外の共用部やエレベータ、スプリンクラーなどの設備に費用がかかること、各部屋の大きさが一般的な住宅に比べやや小さいため設備費用のウェイトが大きくなることが挙げられます。建築の規模、地域性やその時の社会情勢により変わりますので一概にはいえませんが、都心部では木造でも60万/坪~は考えなくてはならないと思います。
バリアフリーや補助金等諸々の基準に適合することは勿論ですが、介護度の低い健常な方でも、万が一要介護状態になっても暮らしやすいように、介護動線まで考慮した綿密な動線計画がとても重要だと考えています。また、サービス付き高齢者住宅は、補助金の投入などからも住宅でありながら公共性の高い建築であると言えます。そのため、イニシャルコストなどの短期的な視点のみならず、40年、50年といった長期的な視点にたって持続・更新可能な仕上げや設備の選定をおこなっています。
運営の立場から、安全性や見守りを重視しすぎると、とかく画一的で逃げ場のない窮屈な建築になりがちです。そこで、サ高住を計画する際には、大勢で集まることができる大きいスペース、数人で集まれる中くらいのスペース、適度にプライバシーが守られひとりの時間が過ごせる小さなスペースをちりばめるように配慮しています。また上層階はどうしても外とのつながりが希薄になりがちになりますので、開口部の位置や大きさへの配慮、デッキなどの半屋外空間の設置などをこころがけています。
こういった施設では、入居される方と働かれるスタッフとの関係も大変重要になってきます。スタッフ側の観点からみて、安全・安心に見守れる建築計画とすることも勿論重要ですが、そこで長い時間を過ごすスタッフにも快適に働いていただけるよう、事務スペースの充実を図るとともに、家具や照明などの配置やデザイン、色遣いにも気を配っています
↑1階平面図
↑2階平面図
勿論可能です。まずはお話だけでもお気軽にご相談ください。 サービス付き高齢者向け住宅の開業には、クライアントの方の高い志を適えるために、運営体制の確立、収支計画の算定や多くの設置基準への適合、行政との綿密な折衝などクリアしなければならないハードルは数多くあります。 また制度的にも非常に複雑化しており、流動的な部分もあるともいえます。そういう意味で、事業者の方々、運営する方、建築の専門家、行政・福祉の専門家等それぞれのエキスパートがチームを組んでそれぞれの専門分野の課題を克服することが重要になります。 一緒に、1つずつ課題をクリアにしていきましょう。
補助金申請の手続きなどでは、ソフトである運営面の体制準備とハードである建築面の計画準備が大変重要になってきます。特に建築計画面では専門的な知識が必要になってきますので、行政の方との綿密な下打ち合わせや協議などを代行させていただき、ご計画地の行政的な状況把握をさせていただきます。
土地の活用をされたい方、福祉関係の経営をされており新たにサービス付き高齢者住宅の運営を考えておられる方などから色々とご相談を受けています。計画には、運営、建築、行政関係のノウハウと専門的な知識が必要になってきますので、1つ1つのファクターやスケジュール感がとても重要になってきます。ぜひ計画の構想段階から専門家への相談をなさってください。
埼玉県吉川市のサービス付き高齢者向け住宅です。38室43人分の居室がある2階建施設です。食堂・居間や浴室等からなる共用部と1人若しくは2人(ご夫婦)用の個室から構成されます。
先日、ブログで紹介させていただいたのですが、山吹色の外壁の家です。
昨日、現場へ行ってきました。
先週から、工事は、さらに進んでいて、外壁も、写真の通り、仕上がっていました。
想像以上の仕上がりでした!!
左官屋さんによる、扇型のパターン。フラットなままの仕上げでもよいのですが、こんな風にパターンを取り入れると、表情が生まれます。
南欧風が、外観デザインのコンセプトになっていることもあって、基本的に上下階で凹凸がなく、総2階のシンプルな形状。
なので、真っ白の漆喰でシンプルに仕上げるよりも、パターンを入れた方が、オンリーワンな家になると考えました。
そうそう。山吹色は、私が決めたわけではないんですよ。
お客様のお好きな色なんです。
もちろん、山吹色を含む、いろんな見本を作成して、その中で、オススメをお伝えしたりはしましたよ。
一緒にセレクトさせていただいた感じです。きれいな色って、見てると癒されます。
内部では、キッチンが据え付けられたりして、ずいぶんと仕上がってきています。
ちょっとわかりにくいのですが、キッチンも、少し色が入っています。(こちらは風水の関係なんだそうですよ)
白い壁、天井のおかげで、南北に長い家なのですが、この明るさ!!
街中なのですが、日当たりがよいので、とっても快適に過ごしていただけそうです。
冷静に考えてみると。
昨日は、ケーススタディハウスで、超モダンな家。オレンジの瓦屋根に山吹色の外壁の南欧風の家。
同じ建築家が創りだしてるって、何だかとても面白いなぁなんて、他人事のように思ったりしました(笑)
「らしさを引き出して、カタチにする」
それが、弊社の基本コンセプトなので、ある意味自然ですね。
これについては、いろいろ思うところもあったりするので、別の機会にブログで書き込みますね。
現在、マンションを2棟監理していますが、入居率が、かなり厳しくなっています。大家さんが、適切に、建物の更新をして、社会のニーズを取り込まないと厳しい現実が待っています。建物の改装は費用がかかります。アパートの場合は、設備の更新が一般的です。近年はセキュリティを補強するのが、入居率をあげられます。オートロックや、防犯カメラ、また、wifi、スマホロックシステムなどがあります。お金をかけられないときは,開いている部屋(特に1階)があれば、マウンテンバイク置き場や、倉庫にして、入居率をUP出来ます。宅配BOXも一つの方法です。また、設備と言えないかもしれませんが、門扉のデザインや、床の塗装等、普段あんまり意識しない所を、清潔にするだけでも、印象が変わります。
廊下の床と門扉デザイン
1階が調理室(200㎡)2階が定員90人程度の保育所(650㎡)3階がその保育所従業員のための定員30人程度の事業所内保育所と屋内運動場(650㎡)4階が事務所(220㎡)
この透明感。そして、ロケーション。
どちらの魅力的ですよね。
以前、チラッとお話した、ケーススタディハウスの代表的な作品です。
現在、設計を進めている、とある家創りで、こちらの事例を参考にしながら進めています。
ポイントになるのは、開口部ですよね。
外壁面が全て開口部で、しかも床から天井まであります。さらに、サッシを縁取ってしまう枠(桟)の見せ方(隠し方)は意識しています。
アルミサッシでは、なかなか難しいので、スチールかステンレスのサッシになります。
見た目はとてもいいのですが、これだけの窓になると、気になるのは、温熱環境です。
夏の暑さ、冬の寒さ対策ですね。
夏の暑さは、これだけの庇を伸ばすと、ずいぶん軽減されますが、冬の寒さは危険ですね。
冷暖房設備を工夫するか、窓の性能を上げるか。
いろいろ組み合わせながら、バランスを見ながら、セレクトしていくことが必要になりそうです。
デザインに偏りすぎることなく、快適性についても、しっかりしておきたいので。
どんな家になっていくのか。今から愉しみです!
新築注文住宅の設計眺めの良い土地が見つかり、購入したいと考えているため低予算で希望の建物を建築したいと思っています。 土地代約1500万円大きさ約141㎡道がカーブしているため、扇型の土地 1階を事務所と資材を置く倉庫、駐車場2階を住居 コンクリート希望予算は1000万~1300万 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日、これから家創りをしようとされている御夫婦とお話してきました。
まずは、予算を度外視する前提で、この家創りで、何を実現したいのか?と伺っていきます。
最初に出たのが。。
ご主人の趣味部屋なんです!
イメージ画像も見せていただいたんですけど、こんな感じです。
ガンダムのプラモ、フィギュアを飾っておく場所として、壁面いっぱいにショーケースのような棚がほしい!!
なるほど。壁面いっぱいが、好きなもので埋まっていたら、きっと、爽快ですよね。
しかも。窓はいりません!
理由は、大事なプラモが、日に焼けてしまうのがいやなんだそうです。すごいこだわりですよね。
部屋には、主照明は必要なくて、ショーケースの中を照らすダウンライトが主体で、プラモを製作する机には、手元を明るくできればよいのでスタンドで対応するそうです。
その他、書籍やDVD,ブルーレイもたくさんあるようなので、ショーケースとは別で、本棚も設置予定です。
すごいことになりそうです!
そうそう。もう一点。部屋へのアクセスは、廊下からではなくて主寝室からなんです。
パブリックなスペースからではなく、プライベートはところからアクセスしたいそうです。秘密めいています。基地っぽい感じがなんともいいですよね。
面白かったのは、よく伺うのは、「書斎がほしい」ということで、スペースは用意しますが、そこで具体的な内容までは、最初からイメージされている方が少ないんですけど、こちらのお客様は、具体的で、ハッキリしていたことです。
そのおかげで、ワクワクをしっかり共有できました!
面白い家になりそうで、愉しみです!!いろいろ考えてみます。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
お世話になりました。米戸さんと話を進めております。ありがとうございました。
早速の御連絡ありがとうございます。すみませんが、昨日にご連絡があったところと一度お話しをさせていただくことになりました。申し訳ありませんが、...
沢山の方々にお話を頂きました。メールのやり取りでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、多少のパソコン操作は出来ますが「出来ます‼」と言えるほど上手ではありません。...