とある家の現場。午前中のワンショットです。
差し込む光が、壁にきれいなラインを見せてくれてます。よく見ると、天井面にも、結構光が当たっていますね。
実は、まだ石膏ボードのまま。
これに、白い壁紙で仕上げると、すごいことになる予感がします。
天井に反射した光が、家の隅々まで光を運んでくれます。
このハイサイド窓は、南向きで、遮蔽物がないので、年中、こんな感じで、光を取り入れることができそうです。
実は、この光。想像「以上」でした。
街中の家であれば、こういった方法は有効ですので、取り入れてみてくださいね。
何だか急に変わりました(笑)こちらは、別の現場のショットです。
壁と屋根面に、しっかりと吹き付けの断熱材を施工しています。
現場で発砲させていくタイプなので、隙間がしっかり埋まるため、断熱はもちろんですが、気密性がしっかり確保できるのがメリットです。
隙間なく、しっかり厚みが確保できているのかは建築家にしっかりと確認してもらってくださいね。
こちらの現場。しっかり断熱工事がしてあったこともあって、先週に比べると、暑さが和らいでいました。
そうであってほしいとは思いますが、実体験できてよかったです。(外の日差しは、先週と変わらないくらいでしたので)
私は、断熱や気密については、注意して設計、工事監理させていただいています。
快適さの実現には不可欠なことなので。
家はカッコいいだけでなくて、日常を快適に暮らしていただくことを当たり前なようですが、しっかり考えています。
南面ガラス張り??
カッコいいかもしれませんが、断熱性能は。。。。。
そんなことしなくても、開放感は十分確保できますよ。
カッコいいことと、快適であること。両立可能です。
そんな家はいかがですか?
★20170901ホームページ更新(^^)/~~~■上和田の家第2回打合せ~渋谷の家見学■南平の長屋引渡しも決まり外構工事進行中■文京区の築100年長屋リノベーション実施見積り真っ只中■蘇我さくら保育室リノベーションスタート■幕張本郷ことり保育室リノベーションスタートhttp://www.geocities.jp/ohkokk/
モジュール(module)という言葉は工学系ではよく使われます。建築におけるモジュールというのは、設計上の基本寸法体系のことです。 昔の日本では寸法は尺という単位でした。これは人間の体の大きさから造られていて、とても合理的なものでした。(欧米ではインチがこれにあたりましょう)近年では日本人の体も大きくなっているので、もう少し大きい単位でもよいのかもしれませんが、尺度としては大きさや長さをつかみやすい(イメージしやすい)寸法体系だったといえます。もちろん、この寸法体系は現在では学校でも教えられていませんし、ほとんど使われていません。 3尺が約910mmになり、この基準寸法を使って設計していくことが日本の住宅などでは多いです。910mmの間隔で縦横に方眼を描き、その上に間取りを描いていくことで、秩序だった経済的な住宅が生まれます。在来軸組み工法ではこれの半分455mm、1/3の303mmなどが910mmとともに使われます。2×4(ツーバーフォー)では1/2の455mm、1/4の227.5mmなどという寸法が使われます。そのほかに日本ではメーターモジュールというものが使われることもあります。これは文字通り1mを基準にしているもので、学校などで使う方眼紙が1cm間隔で枡目が作られていますので、この上に間取りを描いていけば、そのまま1/100の平面図が出来上がります。910mmモジュール用の方眼紙も販売されていますので、こちらを利用すると日本で一般的に使われている910mmモジュールの家の図面が1/100で描くことができます。 流通している建材はこの910mmモジュールに合わせて造られているものが多いので、経済的だというわけです。たとえば合板では910mm×1820mmという大きさが一枚の大きさですので、各住宅メーカーでもこの910mmモジュールで設計することが多くなっています。 910mmを1ピッチなどと表現することもあります。住宅の廊下の幅が1ピッチ、少し広くしようと思うと1.25ピッチ(1137.5mm)あるいは1.5ピッチ(1365mm)といった具合に設計するわけです。便所の幅も1ピッチで事は足りますが、これも広くしていく際には廊下と同じように1.25ピッチ、あるいは1.5ピッチというように広げていきます。 このように、設計する際にこの基準の寸法の上に間取りを作っていくことで、構造的にも合理的で経済的な家が作りやすくなるというわけです。
昨日の夕方以降は、いくつかの家創りについて、計画案や、プレゼン資料の作成をする時間となりました。
以前、こちらでもアップしたのですが、各家創りの間取りを並べてみると、敷地や予算が異なるとはいえ、同じ間取りって、ひとつもありません。
当たり前ですよね。住まわれる方の個性(生活スタイルの違い)が出るので。
昨日も、いくつかの間取りを眺めた後、とあるHMの広告を見て、何だか不思議に思えてきました。
「○○○種の間取りから選べる」
間取りは、その人の生活スタイルが表現されます。
規格のカタチから「選ぶ」のは、とても簡単ですが、最適なカタチにはなっていないんだと思います。
振り返ってみると、私が事務所の立ち上げてから、今までに考えてきた間取りの数って、マイナーチェンジの分も含めると、数百プランでは効かないかもしれません。(アンビルドも含めて)
何を大事にしているのか。どんな動きで一日を過ごしているのか。等等。
みんな似たようなもんだと思ってるかもしれませんが、ほんとに、みなさんバラバラ。
どれが「普通」か分からなくなりますよ(笑)
そうそう。
こちらは、昨日プレゼン資料を作成したいくつかの家の外観パースです。
モダンなのか、南欧風なのかくらいは、わかれているものの、素材の使い方や色のバランス、形状はもちろんですが、みな個性的です。
建築家として、私が「デザイン」しているのはある意味、間違っていないのですが、どちらかというと、お客様の個性を引き出して、カタチにしている感じです。
なので、間取り同様、同じデザインの家って、意外にありません。
同じデザインだったら。。。なぜか残念な気がします。
せっかくの家創りでしかも、フルオーダーできる建築家との家創りであれば、ぜひぜひ、こだわりをカタチにしてもらって、自分らしさ、いっぱいの家を実現してくださいね。
遮音、防音、吸音性を高めた音楽室
ビルドインガレージ、音楽室、高気密、高断熱、ペットと暮らす住まい、家庭菜園、等々、 盛りだくさんの要望を予算の範囲でまとめるのに多くの時間をさいて検討しました。そのかいあって新しい住まいを満喫いただいています。
今までのカプセルホテルの印象では狭くても安く泊まれるということでビジネス関係や安く泊まりたい人が多く利用していました。
ところがここ最近のカプセルホテルは魅力的なものが増えてきているようです。デザイン性が高く、高級感を演出していて、高級ホテルなみのおもてなしのあるものや女性の目線でつくられた女性専用のカプセルホテルなどがあります。また、アメニティグッズが無料で使い放題などの細かいサービスや見晴らしがよく大浴場のあるものなど付加価値のを高めたホテルに人気があるようです。
静岡県三島市内で、鉄骨2階建て個人住宅リフォームの、設計監理を請け負ったため、現場監理のアシスタントをしてくださる建築士さまを探しております。 資格は、1級または2級建築士が必要です。三島市内の設計事務所、または、現場(沢地)まで、車で1時間以内の設計事務所に限ります。 当方、滋賀県の設計事務所で、全国で業務を請け負っております。 お問い合わせいただければ、料金その他詳しくご説明させていただきます。何卒よろしくお願い申し上げます。
【業務内容】工事中8回ほど、現地に行っていただき、施工状態をチェックしていただきます(弊社報告書に沿ってチェックいただきます)同時に、写真を10枚ほど撮影し、当日または翌日正午までに、報告書とともに、弊社にメール送付していただきます。*1回あたり、現地でのチェック・写真撮影が約1.2時間、報告書作成送付が約0.8時間、合計約2時間その他の業務は一切ありませんし、施主さまや施工会社その他と打ち合わせる必要も一切ありません。 【業務費用】1回あたり1万円+税。総8万円+税になります。8回を超せば、その数が追加されます。例10回=10万円+税 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
「洗練された雰囲気が魅力!シンプルでモダンな3階建ての住まい」https://www.homify.jp/ideabooks/3897220/
「洗練された」という表現が、とてもフィットするなぁと思って読ませていただきました。
こちらの紹介は、私がタッチしていないため、第三者が、どう感じたのかを知る意味で、とっても参考になりますね。
よかったご覧くださいね。
昨日、とある家創りの現場へ行ってきました。
家はほとんど仕上がっていて、最終段階に差し掛かっています。
外壁タイルの表情、木目、瓦等素材の組み合わせが、とてもきれいです。
細かなところをしっかりと工事してくれているので、とても美しく仕上がっています。
ありがたいです。
そうそう。昨日の打合せでの一こま。
こちらの家には、小上りの畳コーナーがあるんです。
床のチェリーに合わせて、ゴムの積層材を着色して、創りこんでいます。
段差を有効に活用するため、引き出しを付けて収納として利用する方針です。
横一直線に走る積層材が、創りつけてある部分。その上下に並ぶ板4枚が、引き出しの表面材です。
比較していただくと。。。
色が違いますよね??
色合わせして製作してもらっているのですが、塗装の時期が異なると、これだけの差が出てしまうんです!
この色の違い。発見したら、どうしますか??そもそも気にならないかもしれませんね。
私が発見したのですが、やはり、きれいな色に合わせてほしかったので、扉の方を、もう一度塗装していただくようお願いしました。
せっかく関わっていただいたので、素晴らしいモノとして仕上げて、創った本人はもちろん、お客様にも大満足であってほしいんです。
家創りに関わる、全ての人が、この家創りを通して、豊かな未来を実現してもらうために!
ちょっとしたことなのかもしれませんが、とても大事にしています。
いぶし瓦の越屋根が特徴の双子の家。適度なプライベートが確保できるよう、二世帯を別棟に分け、寄り添うように配置しました。
ご両親世帯では、捨てられない家財道具やご趣味の道具を、2Fの広い収納空間と1Fの土間収納空間で管理しながら楽しんで頂くようなプランとしました。
木造耐火建築物は断熱性が高くて木の発する内部の空気は大変暖かく、床も振動を柔らかく人の歩行を受け止めます。特に高齢者の転倒事故などにおいて大変優しい構造です。 木造耐火建築物について株式会社ヨシダデザインワークショップ 吉田明弘さんに伺いました。
2011年に山口市内の法人様から大規模な高齢者施設を耐火木造とすることで、高齢者に優しい温かみのある建築を実現し、地球環境や地域の林業の活性化に貢献したいというご要望がありました。 私どもはこれまで多く実現している2×4による耐火木造よりも開口部が大きく取れ、設計上の自由度が高い在来軸組工法による耐火木造の実現を提案したところご採用頂けました。 当時は大きな軸組による耐火建築の事例が少なく大変チャレンジングな仕事でしたが、その革新性に対して国庫補助をもらうなど私にとって木造の将来を考える良い機会になりました。
耐火建築物とは、特殊建築物や防火(準防火)地域内で一定の規模以上の建物の主要構造部が耐火構造(法令で定められた一定時間内に建物の倒壊や、周囲への延焼を防ぐ造り)であるものや耐火性能検証法等により火災が終了するまで耐えられることが確認されたもので、外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に防火戸等を有する建築物のことをいいます。
木造でも可能です。メンブレン型(被覆型)と燃え止まり型があり、一般的な不燃ボードで構造材を覆うメンブレン型では木造軸組工法、枠組壁(2×4)工法とも大臣認定を受けた工法があります。 現在では住宅や共同住宅の実例も増え大変実施しやすい状況となっています。燃え止まり型は木材を見せる表現が可能ですが、大規模建築に適している工法で種類も多く個別に検討を要するものです。
木造と言うと「安いのでは?」と誤解されますが、一般的な鉄筋コンクリート による耐火構造と変わらないか場合によってはそれよりも高くなります。 ではメリットとはなんでしょうか。木造は二酸化炭素の固形化による地球温暖化を抑止し、地域によっては木材の入手が有利で、地域産業の活性化にも繋がります。つまりオーナー様が積極的に社会貢献できる構造なのです。 また、木の構造を被覆材(ボード)で覆ってしまう木造耐火構造は見た目は鉄筋コンクリート造となんら変わりません。しかし、実際に建ててみなければわからないメリットが見えてきます。断熱性が高くて木の発する内部の空気は大変暖かく、床も振動を柔らかく人の歩行を受け止めます。特に高齢者の転倒事故などにおいて大変優しい構造です。よく「空間がやわらかい」と表現しますが、体験しなければ分かり難いものです。 また、大規模施設で燃え止まりを採用した場合は木の素材がそのまま表れた温かみのある空間が可能になります。
省令準耐火と耐火構造・準耐火構造は全く別物です。 耐火構造や準耐火構造が建築基準法に基づいた建築の基本的性能を定めていることに対して、省令準耐火はもともとは2×4住宅向けの構造ですが、一般の木造住宅よりも少しだけ耐火性能を高める(15分の耐火性能など)ことで火災保険料の料率計算時に割安とするものです。財務省・国交省の省令で定められた構造となります。
防火地域とは、都市計画法で定められた市街地から火災の危険性を防ぐために建物を構造の面から規制する地域で、商業業務地など、市街地の中心部で、建物の密集度が特に高く、火災の危険度が高い地域に定めまられています。防火地域内では階数が3以上でまたは述べ面積が100平方メートルを超える建築物は耐火建築物としなければなりません。 敷地が防火地域内かどうか確認したい場合は、役所で入手できる都市計画図やネット内の各行政庁による行政地図情報提供シッステムで調べることが可能です。
建物の主要な構造 材である木や鉄は大変火に弱いので、火災の時はそのままでは建物が燃え尽きて倒壊してしまいます。そこで柱や梁を耐火性・断熱性の高い材料(石膏ボードやロックウール)で覆うことで火災による温度の上昇に対して耐火性能を持たせる必要があります。このような被覆を耐火被覆と言います。
木造はそもそも火災に弱い構造ですが、耐火構造を普及させるためには大臣認定をそれぞれの個別の物件で採用して許可をもらっていていたのでは大変です。そこで木造による耐火建築物が大臣認定によらずに国内の木材の需要を高めるために積極的な利用を可能にするために告示ができました。 様々な告示がありますが、平成12年告示第1399号では木造の間仕切壁・外壁の構造方法が追加されました。大臣認定を受けたものでなくてもこの仕様に適合していれば、木造でありながら耐火構造として認められることになります。 ただし、主要構造部については、現段階では木造の耐火構造は告示では示されていません。
メリットの質問でお答え致しましたが、鉄筋コンクリート造と比べてコスト的なメリットはありません。鉄筋コンクリート造と同じ程度か、地域によってはそれよりも高くなります。木材の入手が容易な地位では安く、都市部では高くなる傾向があるようです。また、建築の形態でも大きな差が出ます。これら地域的個別的理由から一概に金額を申し上げることができません。 木造なのにコストが下がらない理由として、木造で構造を作った後に被覆材として厚いボードを2重に貼り、天井も床も通常より厚いボードの施工が必要となること、照明器具やエアコン、コンセントなどを室内に露出せずに綺麗に隠蔽する場合、通常はそのまま下地のボードに穴を開けて設置することになりますが、耐火木造の場合は天井裏や壁裏を全てそれらの機器を囲い込むようにする必要があり、普通木造の2倍手間がかかることがあります。 しかし、鉄筋コンクリート造と同じ工事費で同じ耐火性能があり、環境への貢献や温かみのある空間を求めるのであれば決して高いものではないと思います。
「ハートホーム宮野」は私が以前社長・管理建築士を務めた設計事務所アプルデザインワークショップにおいて大野秀俊(東大名誉教授)氏の指導のもとで設計した高齢者施設です。 旗竿の特異な敷地形状と、不燃ボードで木軸が隠されてしまう耐火木造特有の最大の欠点を補うため、単一モジュールを繰り返した雁行平面を採用することで、書院建築に似た木造らしい空間構成を創り出し、プランを45度傾けることで隣接建物間に三角形の空地による程よい距離感を作り出しました。 外壁は白のリブ付きサイディングと縦樋や換気口を隠す木製ルーバーの対比によって、モダンで引き締まった外観とし、3箇所の中庭は外壁を歌舞伎の緞帳色に塗り分けることで、室内が植栽の緑と色で柔らかく満たされる効果をもたらしています。 このプロジェクトは国土交通省による木のまち整備促進事業補助金事業による国庫補助に選定され、木造軸組耐火構造としては当時国内最大の規模(延べ床面積4,730.60㎡)で実現しました。
「ハートホーム宮野」はサービス付き高齢者住宅、特別養護老人ホーム、ショートステイの機能を持つ高齢者住宅の複合建築です。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
ご紹介ありがとうございました。2件ほどお返事を頂いております。個別にリフォームの御相談をさせて頂きます。ありがとうございました。
このサイトを見つけ、思い切って投稿してよかった。10名ほどの建築家の方からメッセージをいただきました。中には、本当に丁寧に書いてくださったお返事もありました。...
このサービスを利用する前は建築士事務所探しにはポータルサイトがなくて不便だった。 このサービスを利用する前には掲載できる内容の依頼かどうか、連絡がくるかどうか。...