50代夫婦のための住宅高台にある住宅地に建つ平屋建て
将来のライフスタイルも少し意識しながら、最低限しか階段のない、フラットでシンプルな設計をしています
生活をする中での付かず離れずの距離感を意識して建具、壁の設計や家具のデザインをすると共に、天井の高さや素材を変える事で得られる垂直方向も水平方向にも広がりのある空間を心がけましたその建具と壁の組み合わせは開閉する事で四季の気温差に応じた部屋の使い方が出来る様にもしています
また、端々まで明るいのではなく、光が壁や天井をつたって奥まで届く事でやわらかい陰が包む様なデザインにしています
老後を過ごす為の小さな平屋建てのファサードです力まず、時間をかけて家も育つことができる素朴さを意識していますそして、緑が映えるデザインである事も重要でした
夫婦2人暮らしの為のシンプルな14坪平屋建ての住宅老後を過ごす為の住宅という事で動線も形もシンプルである事がとても重要でしたシンプルである事をデザインする為に、必要な事、不要な事など1つ1つを丁寧に確認し合いながら進めさせて頂きました思い切って省いていく事が、豊かな家作りにつながったと感じていますコンパクトな家の設計には無限大の可能性がありました
私たちは目に見えるデザインが先行する設計ではなく、これからの生活が健康でいられる家をつくる事も大きなテーマとしてデザインに組み込んでいますそのため、より自然に近い素材を活用し、断熱材にも配慮する事で日本の四季と共存しやすい設計を心がけています
外観はファサードのみ改修しています。
照明に頼って撮影していたスタジオでしたので自然光で撮りたいとの要望から今回のリノベーションがスタートしました。照明に頼って写真を撮るのと自然光で撮るのでは、写真の出来が全く違うのだそうです。
幸い2階は北向きであり、この面に大きな窓を設ければ時間帯に関係なく安定した自然光で撮影が出来ます。外観のデザインにもなっている大きな窓ガラスはスタジオに自然光を導くためのものです。
袖壁は上方ほど前にせり出しています。つまり側面から建物を見ると壁面の上方ほど前に出ていることになります。
銀塩写真からデジタル写真に変わった事で暗室が不要となりました。その分、1階にもスペースの余裕が出来ました。将来はカフェも出来ればとの夢をお持ちでしたので、ゆとりを持った1階になっています。
プレゼンコーナー。2階のスタジオで撮影した写真をここで確認する事が出来ます。
飾り棚とエントランス。一面を木の壁とすることでモルタル床の冷たい雰囲気を和らげています。
エントランスと階段。階段は踏み面を大きくし段数を増やしました。勾配が緩くなり以前よりも登り降りし易くなりました。
洗面所
2階スタジオ階段は小さなお子様が知らない間に出ていかないように大人の腰高までの戸を付けています。
大きな窓ガラスによって自然光が沢山は入るようになっています。
2階第二スタジオこちらは照明を使っての撮影に対応できるように設けています。
手漉き和紙を袋貼りという方法で壁に貼っていくと、とんでもない金額になってしまいます。私が設計する家のほとんどは、壁に和紙を貼っていますが、もちろん、そんな高級品ではありません。
通常「クロス」と呼ばれる壁紙は、クロス=布でもなければ紙でもなく、ほとんどの場合が塩ビなどのビニール系の材料です。よく使われる木目のフローリングも「ウレタン」でガッツリ塗装してありますから、足に触っているのは木ではなくウレタンです。
せっかく家を建てるのに、足に触れるのはウレタン、目に入るのは塩ビ・・・・なんか悲しいですね。
そこで和紙を壁紙として貼れないか、と考えたのです。
通常の「クロス」は幅90センチあまり、長さ50mがロール状になっています。それを、クロス屋さんが糊付け機にセットして、それから貼るわけです。(下の写真の左が糊付け機、右が貼っているところです。)ですから、和紙といえども「クロス」と同じ形状になっていれば、簡単に貼ることができるはずです。
それなりに大量生産されて、クロスと同じように扱えるようになった和紙は、いくつかのメーカーで生産されています。私が使っているのは高知県いの町の「土佐わがみ」というところのものです。工場へも何度も見学に行きました。
このような大きな機械で紙漉きをしていますが、案外原始的だったりもします。作り方は、こちらの会社のホームページに詳しく出ていますので、ぜひ見てみて下さい。
→ http://www.s-w.onamae.jp/seizo/seizo.htm
私より年上の人は、ガリ版をご存じでしょう。半透明の原紙に千枚通しのような鉄筆で文字を書いていきます。コピーが普及していなかった時代は、これで印刷をしていました。そのガリ版(謄写版)の原紙を作っていたのが、この会社なのです。原紙はごく薄い2枚の和紙を貼り合わせてできています。2枚貼り合わせる工程が、実は壁紙と同じなので応用したということだそうです。
以下、和紙を壁や天井に貼った実例をいくつか並べておきます。
紙=燃える と思いがちですが、ビニールより防火性が高いこともあります。ただ、国の認定をとるためには高い認定料が必要なので、零細メーカーは認定をとっていません。この写真のようにキッチンが区切られている場合はいいのですが、完全にオープンのアイランドキッチンのLDKなどでは使えないことがありますのでご注意ください。
漆喰もいいですが、個人的には和紙が一番好きです。お値段も、通常のクロスよりちょっと上くらいで、自然素材としてはリーズナブルです。
やはり木の家には和紙が似合います。
かつての広縁も居室側に取り込みました。30~40年前のリフォームの頃に変えたであろう希少価値の少ない前造作は一旦取り払いました。その代りに天井裏に隠れていた母屋の特徴である大きな黒い梁組を現すようにしています。引込み式の内障子により和の雰囲気を残した心地良い空間を実現しました。
母屋を生活の場として活用することは勿論ですが蔵や長屋門などの活用方法に関しては迷っておられたようです。これに関しては、私の住む地域の事例などを交えてお話や提案させていただきました。それと大きな仏壇の配置についても悩んでおられましたし、三間続きの和室を確保したいと言うのも大きなご要望でした。これらについては、物理的に現状のまま三間続きを実現するのは難しかったため柱を数本抜いたり、補強梁を新たに入れるなどして実現しました。
地域活性化事例などについての経験と事例の把握が出来ていたこと。豊富な実績
築100年以上の地域の名家は数年前より空き家となっていました。近所に住まわれていた住まい手にとって、この家は小さな頃からの憧れでもあったそうです。長屋門に繋がる納屋と蔵を持つこの家は、その昔、庄屋さんだったそうです。住まい手さんは年貢として米が持ち込まれていたのを覚えているとも、話して下さいました。
そんな憧れの建物の行く先を重んじた住まい手は建物への憧れと場所が持つポテンシャルに魅せられ、母屋を自らの住まいに、蔵や長屋門、納屋などを地域活性化の拠点とすべく屋敷を購入されました。
築100年以上と伺い、少し構えていましたが、内部を詳細に調査してみると、30~40年ほど前に大きくリフォームされた痕跡があちらこちらからに見受けられました。
コンクリートの基礎が打たれ、和室の設えも、その頃に一新されたようで歴史的価値を生かした形の工事とすることも考えましたが、その面影を伺えるのは、かろうじて構造体のみです。であるなら価値の無い造作は一新し、今様に暮らしやすくすべきとの判断を下しました。
母屋の南側には、使用時間の長いリビングダイニングキッチンを設け、北側には三間続きの和室を設けました。東側には水回りを設け、その近くに寝室を配置して生活動線がコンパクトになるようにしています。
母屋の南側には主庭を整備し、玄関前の東側と和室から眺める北庭も整えました。
通りに面した長屋門に繋がる納屋と蔵以前は壁板や漆喰も剥がれ、そのままでは後数年で崩れてしまうのではないかと思うほどの状態でした。
南庭庭も同じように荒れており森のようになっていました。
南庭見返し
玄関アプローチ周り元は応接間のあったスペースを玄関にしました。
玄関ホール
ダイニングキッチン元は二間続きの和室でした。
リビングダイニング
リビング
三間続きの和室、一番西側は仏間となっています。
横浜市内です。自宅を建替えて、賃貸併用の住宅(共同住宅)にしたいと考えています。最寄駅からは徒歩15分程度のところで、静かな低層の住宅地です。土地は80坪程で、南9m、東4.5m、北4.5mの道路に囲まれていますが、南と東は敷地より4m前後高くなっており、間知積み用壁があり出入りできないため、接道は北側の4.5m道路です。第一種低層住居専用地域で、建ぺい率50%、容積率80%、高さは10m、地区計画等の制限はありません。また、敷地の最低限度の面積が定まっており、敷地を分割できません。賃貸用として約55㎡の2LDKを2戸、30㎡の1LDKを1戸、その他自宅部分を考えていますが、自宅部分は親(母)と2世帯にしたいと考えています。現在、北側の道路からアプローチしていますが、出来れば占用許可をとり、南側の道路からアプローチできれば理想だと考えています。建物は屋上の利用をなるべく出来るようにして、自宅部分はなるべく面積を大きくできるように、地下室の検討もできればと考えています。これらを外構まで含めて、4500万程度でできないものかと考えています。(ハウスメーカーに相談したところ道路占用許可は難しい。北側道路からの接道、地下室はお金がかかるのでやめた方がいい。ということで、6500万かかると言われました。) さらに、時代が経過しても色あせないデザインとしたいと考えています。設計だけでなく、業者選定のご協力や現場監理もしっかりやっていただけるよう、近傍(東京、神奈川)の建築家さんを希望します。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
築30年の自宅を建て替えたい。土地は150坪ほど所有。 60歳を超えて一人暮らしになったので、5人で暮らしていた今の家は広すぎる。建物の希望は、明るい光が入る事。現在家の中が寒いので断熱のきいた家。終の棲家になる予定なので、歳を重ねて住みやすい事。出来れば材質は体に優しいものを使ってほしい。 予算は3000万位。(今の家を壊して新築建ててまで) 建築家に依頼したいと思ったのはハウスメーカーでは一人暮らしの家という概念のもとに作る家が少ないのではないかと思ったから。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
戸田市に所在する事業用賃貸物件の用途変更をお願いしたい。児童発達支援事業ができるように変更を希望します。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
初めて、近藤1258と申します。所有の事務所ビルを店舗仕様を変更お願い致します。場所は、豊島区**にあります。ビルは、6階建プラス地下1階もあります。よろしくお願い致します。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日、とある家のリノベーションの打合せがありました。
実は、前回の打合せの最後にお願していたことがあって。
外観デザインで、これが好き!というイメージを探しておいていただく。
おおよそはイメージしていたのですが、ハッキリとそれを共有したくて、お願したんです。
言葉ではなかなか難しいので、好きなイメージをネットや雑誌で探していただきました。
この雑誌のワンショットがお気に入り。
でも。このままが好きということではないんです。だって。リノベーションなので、既存の家のカタチが違いますし。
このイメージのどこが好きなのかをいろいろ掘り下げて伺っていくんです。
しかも。いくつかセレクトしていただくと、そこに共通することがあるので、とっても大きなヒントになるんですよ。
こちらのリノベーション。打合せで、毎回、いろんなアイデアやひらめきがあったりして、とっても刺激的なんです。
ワクワクなリノベーションになりそうです!!
午後は、新築のお客様と打合せ。
昨日から正式に家創りがスタート!
間取りの確認と同時に、こちらのお客様にも、外観で、これが好き!と探していただいて、それをお伝えいただきました。
御家族みなさんで、大きな方向性は同じなのですが、色使いやカタチのお好みが違ったり。
どの方向で進めていくのか。いろいろ考えて、次回ご提案する予定です。
自分の好き!を伝えるって、大事です。だって。自分たちの家ですからね!
好きをいっぱい盛り込むと、大好きな家になりますよ!!
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
お仕事を依頼した建築家: 株式会社白砂孝洋建築設計事務所...
建築家依頼サービスを利用させて頂いたKと申します。I-0224、断熱性と気密性の高い家(千葉県)を依頼しました。紹介して頂いた、...
難しい依頼だと思うのですが、話を聞いて頂けるとお二人から返事をいただきありがとうございます。お盆には帰省するのでその時に、...