岡山市の緑豊かな住宅地に立地します。西側、南側が道路である角地で南側には公園がある恵まれた立地です。木造の平屋で、19m×27mのゆったりした敷地に外観デザインのポイントである濃いこげ茶色の木製のアールの壁を2枚配置しました。3つの性格の異なる中庭を持ち大きく開いた南面以外は外部に閉じ、内部に開いた計画です。平屋であるため小さな中庭でも光と風を十分に取り込んだ明るく快適な空間になっています。
中庭、平屋、焦げ茶というキーワードが最初からありました。各部屋が中庭に面しており明るく風とおしのいい家になっています。外壁と内壁に使用した木材料への焦げ茶の塗装は、何度も色のイメージを確認しながら決めました。
古民家再生
暗く寒く住みにくい。
子供たちが小さい頃保育園が同じだったので知っていた。古民家再生で有名な事務所にいて頼みたかった。
建物の中心の居間が暗くて荷物置き場のようになっていてすみっこに暮らしていた。設計で大切なことは家族の中心を建物の中心に持ってくることと考え広いダイニングリビングキッチンとした。
せいせいとした広いリビングを中心とした間取りで子や孫たちも駆け回れ元気に育つ家を作ることができた。対面式のオープンキッチンで料理をしながらみんなでわいわいできる雰囲気がいい
軽井沢町追分の宿場町に建つ伝統工法で建てた建物ですがまったくの新築。昔ここにこのままあった建物の街道面だけをごっそり解体取り外し、新築で作った後部に合体させ町並みに意識して「再生」した建物である
現地のまま再生工事を頼みたいが金額もかけられない。民家再生しても新築並みの費用対効果が得られるかどうか。また街道の町並みも壊したくない。
木造を新築から再生まで数多く手がけられていて住まい作り、暮らし作りに定評がある
軽井沢という冬の寒さ対策として深基礎の基礎断熱を取り入れた。古民家再生では難しい断熱もしっかり取り昔ながの町屋づくりを踏襲した。
古さと新しさを見事に融合させ暮らしやすい住まいが出来たと感謝。建物は前面の古民家部分は街道や町のイベントにも活用され喜ばれている。プライベートな部分と明確に分けられ住みやすく暖かい家となった
ヒートブリッジ(heat bridge)は文字通り熱の橋で、熱橋(ねっきょう)といいます。建物の外壁部分は内外の温度差を遮断するために断熱材を使うわけですが、これをくまなく施工するということはできません。たとえば木造などの建物で、所謂充填断熱という、躯体部分に断熱材を使う方法ですと柱や間柱部分は木材といえども熱を伝えやすいので、この部分を通って熱は伝わっていきます。この部分を熱橋-ヒートブリッジというわけです。コンクリートの建物では外壁のコンクリートに直交している壁は、内部に断熱を施していてもその部分で断熱材を切断しますので、この部分もヒートブリッジになります。そのほか外壁部分の内側にコンセントなどを設けてもこれは断熱欠損となります。 このようなヒートブリッジは結露の原因となったりします。躯体の外側に断熱材を施工する場合は、このようなヒートブリッジ部分は少なくなります。ただ、このヒートブリッジの解消は当然コストに影響していきますので、総合的に判断して設計することになります。 それほど寒くない東京などでは、あまり神経質にならなくてもよいとは思います。
相当な白蟻被害がある木造アパートの修繕などに関するご相談 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日、これから家創りをしようとされている、御家族へご提案内容を、プレゼンテーションしてきました。
前回伺ったご要望を、予算の範囲内で、最大限取り入れています。
快適さ。機能性。メンテナンス性。
長きにわたって暮らしていく家なので、しっかり考えておきたいですね。
快適さの実現に向けては、断熱性能のグレードに幅があるので、ZEHレベルとそれ以上のレベルで設定してご提案しました。
ただ、予算とのバランスも考えると、オーバースペックにならないようセレクトは必要です。その辺、どこを、どう優先すると効果的なのかも、客観的な立場から、アドバイスをさせていただきました。
ご提案内容を持ちかえって、しっかり検討されるとのこと。家創りをご一緒できるといいなと思います。
午後は、とある家創りの現場へ。
建築関係の工事担当者と、外構関係の担当者と私の三者で、工事や工程の調整が主目的。
全体の工事の流れや、関係する部分の調整をしっかりしていただきました。
こういった調整は、とても大事。
事前に検討しておかないと、後でどうにもならなくなってしまうといけませんので。
そして。。
打合せがひと段落したところに、なんと!お客様が登場!!!
現場をちょっとご覧になりにきたそうです。
予定を合わせたわけでもなく、偶然、このタイミングでお会いできたことが、とっても嬉しかったですし、いろいろ現場を見ながらお話できたので、よかったです。
こちらの家。ほんと順調に進んでいます。
しっかり進めてくれる工務店に感謝ですね。
2015年の残暑が厳しい頃にこのサイトに依頼を掲載させていただきました。多くのお返事を頂き、数人の方とのやり取りを経て、ほぼ直観的に(?)TAM建築設計室の新井さんに我が家の『家づくり』のパートナーをお願いしました。昨年夏に着工し、この春無事に竣工、引っ越しを済ませ新しい我が家での暮らしを楽しんでいます。 TAMの新井さんを選んだ理由は、いくつかありますが、結局のところ“フィーリング”“直観”が大きかったと思います。いくら知識を身に着けたところで経験豊かなプロには敵いませんので、選ぶ大前提として、まずはきちんとこちらの意図や気持ちを汲み取ろうとして下さる方、そしてこちらの無知にも丁寧にお付き合いして説明をしてくださる方ということは意識していましたが、最終的には「気が合いそう」、「作品が自分たちのイメージに合いそう」という直観も大事にしました。 結果として、私たちの『家づくり』は非常に満足度の高いものでした。 TAMさんのすごいところは、専門家としての意見ははっきり持ちつつも、こちらの気持ちや考えも可能な限り満たそうとして下さることだと思います。何回も行った打ち合わせやメールのやり取りの中で、一度は「それは難しい」「現実的でない」と判断されたことが次回の打ち合わせ時には新しい提案の形で取り入れられることもしばしばありました。実際に家の形も3度ほど大きく変更していただきました。大変なご苦労をおかけしたと思います。 また、TAMさんのホームページには“私共には「住まいを楽しんでもらおう」という気持ちが第一にあります。”と書かれていますが、まさにそれを地で行く作業でした。素材一つ一つをとってもサンプルをきちんと提示してくださったり、一緒にショールームを回ってくださったり、インテリアもこだわりを持ってお勧めして下さったり。植木の移植や既存壁の清掃なども、一緒に汗水流して作業するなど、経費削減と家づくり参加の機会を作ってくださいました。子供たちも一緒に楽しんで作業したことは良い思い出となっています。 ご夫婦で営まれていることも大きな魅力でした。ご夫婦の軽妙なやり取りは非常に楽しく、お互いを補いあう役割分担もされていて、こちらとしても「ここはご主人の意見を聞こう」「ここは奥様の意見を聞きたい」とそれぞれを頼りにさせて頂いておりました。 施行はやはりTAMさんのお引き合わせで内田産業さんにお願いをしました。TAMさんの監理のもと、非常に丁寧にお仕事をしていただきました。大変感謝しています。大工さんとの会話も楽しく、メンテナンスでまたお会いするのも楽しみにしています。 我が家の『家づくり』はまだ終わったわけではありません。TAMさんからは「これからはDIYの部分もボランティアでお付き合いしますよ」と笑顔で仰っていただきました。少しずつ生活に合わせて整えたり、維持していく部分があり、メンテナンスがあります。作りっぱなしではなく、その後のことも丁寧に配慮いただき、末永いお付き合いとなることが今後も楽しみです。 素晴らしい家づくりへの出会いを頂いたこのサイトにも、充実した『家づくり』を提供して下さったTAMさんや、丁寧な仕事をして下さった内田産業さんに篤く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
10年前に依頼を受けたご家族の息子さんが家族を持つということで敷地内に付かず離れずの関係でセカンドハウス的な住まいを作りました。
小さな子供を育てるのに生き生きとした空間、安全安心な室内環境をお願いされた。当然国産材で作り、合板など化学物質を使わない仕上げを目指しました。
10年前から育ってきた我が家がとても快適であり、設計者のセンスを肌で感じる。新しい家も小さいながらも住みやすく気持ちのいいものにしてくれると思った。
住まい手の手作り感を出すためにステンドグラスや照明器具を作ってもらいました。
スタイロフォームとは、ポリスチレン樹脂を使った板状の断熱材です。よく見かける緩衝材として使われている発砲スチロール(家電製品などを購入するとダンボールの中に製品を動かないようにするために周りに入っているもの)も同じ仲間ですが、製法が違っていて建築用断熱材として使われるように性能と強度を工夫したものです。寸法は大きさや厚さにいろいろなものがあり、また微妙に性能の違いを持ったものがたくさん出ています。 スタイロフォームはXPS、発砲スチロールはEPSというように名づけられており、別のものということが明確にされています。他の断熱材、たとえばグラスウールやロックウールなどに比べると比較的価格は高いものですが性能的には一番よいものです。しかしながら、80゜C以上になると変形や溶融したりしますので、屋根に使う場合は工夫が必要です。 この名前ですが、発砲ウレタンの仲間のアイシネンやアクアフォームと同じようにメーカー(ダウ化工)の商品名です。 他のところでも書きましたが、断熱材はいろいろなものがあり、性能や価格も様々で、各メーカーがそれぞれ自社製品のよいところを強調していますので、建築のどの部位にどれを使うかということは、設計者によく相談されることが大事になってきます。
先日、断熱材のブログを書いたのですが、気になる方には、参考になったようで、よかったです。
今日は、その続きです。
どの断熱材を使うにしても、しっかりと断熱、気密は確保した方がよいですね。
断熱、気密が確保されると外気の影響を受けにくくなります。
寒くなっても、室内が冷えにくい。
ただ。冬寒くならないだけで、それだけでは、暖かくなるわけでもありません。
何か熱源が必要になります。
最近、よく耳にするのは、全館空調。
家全体を、大きなエアコンで冷やしたり、温めたり。家全体で考えているので、各場所での温度の差が少ないのが特徴です。
基本的に、付けたり、消したりせず、継続して運転をしさせておきます。全館換気を組み合わせると、しっかり換気もできるのでよいですよ。
全館に床暖房。なんて方法もありますね。某ハウスメーカーが採用しています。
輻射熱で暖かいのは確かですが、空気を暖めるまでに、相当時間がかかります。でも、足元が暖かいっていいですよ。
こちらも輻射熱を利用した冷暖房システム。
このスリットの中に、冷温水を流して、その輻射熱で空気を暖めたり、冷やしたりします。結構暖かくなったりします。
緩やかで、優しい感じですかね。
地中熱を使ったシステムなんかもあります。夏は結構涼しいですよ。ただ、冬は、何か別の熱源が必要ですかね。
いろんな冷暖房システムがあります。「快適さ」は、人によって、全然異なるので、しっかりと体感して、決めていくことをオススメします。
一生を過ごす家だからこそ、しっかり体感、検討して、決めていきたいですね。
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早速丁寧なコメントを頂きました。おかげさまで目的とした件について回答が得られました。いろいろと有り難うございました。だいち
この度は、建築家依頼サービスを利用させて頂きありがとうございました。お蔭様で多数の方からご連絡を頂きました。 弊社近くの建築家様がいらっしゃったので、...