先日、見積もりが始まった「翼を広げる家」
今日は地盤調査に先立ち、地縄張りを行いました。
四角い建物では無く「への字型プラン」です。直角では無く少し開いた形状の建物の地縄張りは苦労することを予想していましたが意外に2時間ほどの作業で済みました。
高価な機械は無いので、ローテクで如何に手早く作業を進めるかを考えた挙句、最初の一手、矩(かね)の手が勝負でした。
矩の手とは直角の事です。先ほど直角では無い、と言った所なのに何故なのか?
要するに、最初のポイントを出すのはどこか一辺なので、その一辺を出すために矩の手が必要になった訳です。そこから角度を振るために三角形を作っていくと振った先のポイントが求められる。
要するに、紙の上でコンパスを使って描くのと同じことを実寸でやっているだけのことです。
で、何故この建物が「への字型」なのかですが、採光と景色を求められる南側は住宅が建ち並んでいます。しかし、唯一、敷地の頂点となる側に抜けがあります。隣地の庭になっているスポットで木が植えらているために空間が抜けているのです。その抜けている部分を目指し、開口を向けるために様々な検討をした結果、四角い形状ではなく、「への字型」になった訳です。こうすることで隣家との適度な距離を保て、どの家とも、まともに窓が向き合いません。道路には背を向け雑音を排除しようと練った訳です。
四角いだけが家と言う訳ではありません。敷地の持つポテンシャル、周囲の環境を読み解くこと、住まいづくりにはこれが不可欠なんです。
和モダンな平屋の家です。
和の佇まいとプロポーションを平屋という形でまとめました。
高低差のある敷地に建つロの字プランの中庭のある平屋の家です。
喧騒な周辺環境からプライバシーと採光を確保するために中庭を持つロの字プランを採用しました。
目の前の桜並木を借景にした小住宅です。
2階のリビングから窓いっぱいに桜が眺められる事。
ゆったりとした敷地に建つ緩勾配の切妻屋根の平屋の家です。
ダイニングを中心に庭を眺めながらゆったりと生活できる事。
目の前の緑豊かな公園を借景に取り込んだ2階リビングの小住宅です。
31坪ほどの敷地に生活空間とプライバシーの確保をする事、そして公園の緑を生かす事。
音楽と絵をこよなく愛するご家族の家。
築35年を越えるRC造二世帯住宅のリノベーションです。
伊勢湾を望む高台に位置する木の家
夫婦+元気な男の子二人の住宅である。敷地は登り坂を少し歩いた、小高い山の上に位置する。
道路から1.5m上がった地盤に、30度曲がった木の箱を置く。少し曲げることで全ての部屋から海と空への視線軸を成立させる。一家4人の生活において必要なスペースをなるべくコンパクトで単純な平面に納めた。
木に囲まれた内部空間は、おだやかで、あたたかく、やさしい方が良いと思う。移ろいゆく光、吹抜けていく風、朝陽に照らせれていく伊勢湾、四季折々で周囲の緑を日常に取り入れながら生活する住宅である。
ほたて漆喰壁、ラワン合板の天井、広々としたLDK。
中古住宅を購入された後にリノベーション設計のご依頼がありました。補助金を受けての耐震補強を施した上に、ナチュラルな雰囲気が好みをご家族と素材選びを楽しみながら一緒に作った家です。2階の既存壁、造作家具、床などはご夫婦のDIYにてペンキ、オイルで仕上げています。
周囲に余白を残し、青空や木々の緑を背景にぽつんと佇む『かもハウス』
以前住んでいた社宅のようなワンフロアで、どこにいても家族の声が聞こえてくる家を希望されていました。
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