光・風にあふれる快適でシンプルモダンな住宅の設計を目指しております。
店舗やリノベーションも多く行ってますので、リフォームも得意です。
池田のマンションも竣工まで残すところわずか。 完成に向け、足場の解体開始。
以前もブログで一度書きましたが、私達、設計者にとって、足場が解体され、建築物がこの世に姿を現すこの時が、最もハラハラドキドキする瞬間です。
イメージして、スケッチを描き、何度、模型を作ってCGで検証してみても、やはり現実の世界に現れてみなければ分からない要素もありますから…。
例えるなら、足場解体は、プレゼントの包装紙をといていく時の気分にも似ています。
そんなわけで、この時期は、現場監理に行くのが楽しみでしょうがない! (といいながら、一抹の不安も残しつつ… )現場は池田市なので、先日の現場監理の際には、 箕面の山から吹き降ろされる雪交じりの寒風が、体の芯まで響いてくるようでしたが、そのような中、竣工に向け、職人さん達が懸命に頑張って下さってます。
皆様、寒い中、本当にご苦労様です。
現場のストーブで暖をとりながら、体に気を付けて、最後まであと少し、宜しくお願い致します。
2階梁が跳ね出(せがい)し、遠州地方特有のノキバ(軒下空間)をつくる、同時にファサードに陰影ができ表情を豊かにする効果を期待した。
1)地元の木を使った木の家。2)前庭を菜園とするが、居間食堂から眺められて、かつ自由に出入りしたい。3)寝室が寒かったので、暖かい寝室にしたい。4)エコポイントの取得。
木の扱いに慣れていたので。
・地元の木を使った木の家づくりの要望には、木の調達に設計者がコーデイネーター(伐採、出材、造材、製材、発注)として住まいづくりに関わってきた経験からスムーズに応えられた。・1階の居間と外との間に三和土の土間を設け、玄関や菜園に直接出入りできる中間領域とした、一方ここは太陽光のダイレクトゲインを土に蓄熱し居住域との温熱的バッハゾーンとなればと思ったがそこまでではないようだ。・土間を含む居間の上部は吹き抜けを設け、この吹き抜けに寝室が面しているので、冬季、薪ストーブの輻射熱(土壁なのでより効果的)の効果で夜も寝室は暖かく要望にも応えられている。・エコポイント取得が希望、Q値=2.65、η値=0.05と外皮性能確保(地域区分6・Ⅳb)
・退職を機に故郷で暮らそうと考えていました。この場所は実家とは少し離れていますが、環境と生活の便利さが気に入りこの地を終の棲家と決めました。・東京ではマンション暮らしだったので、庭のある暮らしが望みでした。庭とのつながりや薪ストーブにあこがれていたこともあって、土間のある、それから通風や日当たりを最優先に、コンパクトな暮らしを希望しました。
・“土間のある居間は、通風、日当たりもよく、一番好きな場所ですね”・“特に天気の良い冬の日は温室のようで、セーター無しで過ごせます”・“2階の書斎コーナーは、窓からの眺望も素晴らしく、使い勝手も良く、吹き抜けのあるオープンなスペースで気に入っています”
・“薦められた土壁や三和土の土間は、断熱効果も良く、梅雨時でも室内の空気がカラットしているし、真夏に外出先から帰宅しても、むっとする熱気がなく不快感がありませんね”・“また、マンション暮らしでは冬場の結露に悩まされたが、ここでは窓ガラスの結露もありません”・“無垢の桧の床は、フローリングのような冷たさがなく、少しオーバーですが、真冬でも素足で生活できるって感じです”
居間から土間方向を見る
土間から居間・食堂を見る
居間から和室
2階書斎
玄関
三和土、叩き(施主+職人)
パッシブデザインの手法が色濃くでている外観、日射取得と日射遮蔽(南面の高窓と懐の深い軒)、立体通風(北面の高窓)、多面採光、日射熱の利用(太陽光発電と空気集熱式暖房)。
1)南面の採光。2)エアコンを好まない。3)増築なので既存部分との行き来。4)趣味の部屋、外から自由に出入りできること。
土壁の家の実績
・南側に既存住宅と趣味の部屋、居間に囲まれた中庭を設け、趣味仲間も憩えるテラスとして、テラスハウスの雰囲気を醸す工夫をした。・温熱環境は蓄熱・蓄冷・輻射を主体とするため、南面の開口は大きくとって日射熱をできるだけ取り入れる、夏期の対応として全面に奥行きのある軒を出し日射遮蔽に備えた、また屋根に空気集熱装置を組み込み床暖房を取り入れている。・構造材は地元NPOが施業管理している地元材を使用し、設計者がコーデイネート。・私たちが提案する時ノ寿木組みの家は、施主も参加した記憶に残る家造りを目指しているが、ここでも竹の採取や荒壁塗りに施主も参加。
中庭テラス、既存の住居を見る。
くつろぎの間
くつろぎの間の食事コーナー
中庭と趣味の部屋を見る。
都内で新築シェアハウスを年間5棟を予定。土地からなのでスピーディーにボリューム入れラフプランをお願いしたい。内容次第で、その後の監理依頼もあり。規模は土地建物で2~3億、アッパー5億の予算で考えています。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
数寄屋は書院造から派生して茶室の自由な発想を得た日本の住まいの一つの典型的な姿といえます。 数寄屋について渡辺貞明建築設計事務所 渡辺 貞明さんに伺いました。
独立前に勤めていた早川正夫建築設計事務所は茶室の設計や歴史的建築物の復元,改修を数多く手がけてきた事務所で建築家堀口捨巳の設計姿勢を継承する事務所でした。 ここでは日本の伝統、歴史の延長線上にある現代の住まいを考える機会を与えられ、その経験が今の仕事の根底にあります。
数寄屋は書院造から派生して茶室の自由な発想を得て日本の住まいの一つの典型的な姿といえます。 その素材の選定、工法は現代の工業製品としての住まいとは全くことなるものであり、典型的な日本の姿を持ちながら現在の日本ではごく限られた特殊な存在になりつつあります。 数寄屋的間取りの特徴は部屋と部屋をつなぐ縁側、入り側の存在でありその事によってうまれる小庭と周辺を囲む座敷との調和があげられるでしょう。 その空間構成と綿密な関係にあるのが天井と軒の構成であり、これもまた数寄屋建築の見せ場となっています。 意匠的には複雑な難しそうに見える仕事の寄せ集めではなく、単純な線と面の構成のバランスを丁寧な仕事を通して訪れるものに伝える、その事に数寄屋空間の醍醐味があるようにおもいます。 ライフスタイルが全く変化してしまった現在、少なくともその空間の持つ特質を理解し現代の生活に馴染む形で提案される事が望まれます。
数寄屋的な間取りでは、視線も風も光も透けるという言葉がキーワードなるとおもいます。しかしながら現在の建築基準法と環境ではこの考え方に大きくブレーキがかかってしまう事は避けられません。 特に耐力壁の配置はバランスよく配置する事がよいと現行法規ではされていますが、部屋の4隅に耐力壁を配置するという事はそのまま数寄屋的空間の放棄を意味するといってもよいでしょう。通常の耐力壁の簡易計算ではなく、構造設計家の力を借りて解決していかなければなりません。 また昨今の高気密高断熱的発想は、本来数寄屋建築の工法である新壁造りとは相容れにくいものです。解決方法がないとは言えませんが、ディテールが複雑になりコストもかかります。 本格的になればなるほどこうした機能一点張りの便利さや快適さとは両立しにくくなります。 多少便利さを犠牲にしても、数寄屋らしさにそれ以上の価値を認められるかどうかが重要です。私はむしろ「心地よい不自由さ」の様なもののほうが数寄屋にはふさわしくはないかと思っているくらいです。
屋根の美しさは数寄屋建築の大きな見せ場の一つです。 以前にも和風建築について書いたときにも申し上げましたが、和風、特に数寄屋建築の屋根はこれ見よがしの構成は避け、軽快に素直に表現され、施主の美意識に対する見識を表現する意味で、重要だと思います。 更に軒裏の表現は和風建築の重要な見せ場でもある事を忘れないようにしなければなりません。軒裏は当然ながら室内に座った時に美しく見える事も前提に考えます。これも法規や予算により大変な制約を受ける部分ですが、設計上大切な踏ん張りどころです。
勿論茶室と数寄屋は切り離せないものです。設計例をご覧ください。小間、広間、タワーマンションの中や、普通の住宅の一部屋を茶室になど様々な経験がございます。
数寄屋は手をかけようと思ったら費用は天井知らずになってしまいます。大工さんが費用に添った仕事で対応できる事も大切な事、適切な大工をご紹介致します。
どの様な建物でもそうですが、玄関はその家の内部の雰囲気の導入部分であり、おくまで踏み入らずとも建物全体の美意識を感じさせるものでなくてはなりません。
長い間時間をかけて培われてきた歴史や様式、その延長線上に我々の現代の住まいがあるのだという意識の上にその時代の和風建築は成り立っています。 何か新しいものを造り出す時、先人の試行錯誤の末、それが長い年月を生き残ってきた意味を理解し、その道筋の上に新しいライフスタイルとうまく折り合いをつけて造り出すものが新しい和風建築なのだと思います。 技術的には工業化が進みすぎて、日本の大工さんの技が淘汰されていっているのが現実です。適切な設計事務所、ふさわしい工務店を見極めていただきたいと思います。
狭い敷地にどのように、2階を住居とし、広間と小間、路地、玄関、寄り付きを配置するか、鎌倉といえどもハウスメーカーの建物が建ち並ぶ環境にあって、どのように茶の別世界を構築するかに大変苦労した。
狭い敷地にどのように、広間と小間、路地、玄関、寄り付きを配置するか、鎌倉といえどもハウスメーカーの建物が建ち並ぶ環境にあって、どのように茶の別世界を構築するかに大変苦労した。
昭和初期の佇まいに暮す
横浜を一望する景色を取り込み、数寄屋の意匠でありながら、椅子とフローリングの生活をしたい。建具なども簾戸と紙障子の組み合わせで和の雰囲気が主軸になっている。和モダンといわれる安易な意匠にはしらないように注意した。
昨日、とある家創りで採用を予定している
ということで、ウッドワンのショールームへ行ってきました。
今後の3月には、大名古屋ビルヂングに
新しいショールームをオープンさせるそうです。
愉しみですね。
さてさて。
写真は、無垢のウォルナット材を使った、カップボード。
アイアン風のブラックのハンドルとの相性がとてもよいですね。
幅1600のセット、定価で80万円ほど。
ウォルナット使って、このクオリティであれば、
意外によいかもしれませんね。
こちらはキッチン。
パインの無垢材を使ったキッチンですね。
パイン材というと、ついつい、節がたくさんあるイメージなのですが、
実は、ウッドワンさんのパイン材は、ないんですよね。
しかもきれいな柾目(まっすぐな木目)です。
自社で育てて、品質管理している材料なので、
ここまでのレベルになるそうです。
なかなかよいですよ。
主目的だった、床材や建具を視察しながら、
いろいろ説明を伺いました。
床材も建具も、パイン材がお勧め。とのこと。
確かに肌触りもいいですからね。
ただし。
柔らかい材料なので、キズがつきやすいので
それがNGの方には、難しいです。
それを味を思える、時代とともに味が出てくる素材が好きな方はお薦めです。
最後に、洗面化粧台。
まるで、製作で創ったような化粧台です。
かわいいテイストがお好みのお客様には
持ってこいのデザインです。
ちょっと高めですが、
このレトロな風合いがお好きな方は、
ショールームで確認してみてくださいね。
いろんなメーカーがあります。
各メーカーで、いろいろと工夫をしながら、
よりよいモノを提供してくれています。
全てをということではないのですが、
その辺は上手に取り入れながら、
いい家を実現してきたいです。
三世代同居住宅募集
掛川の風景を創る会では、"時ノ寿木組みの家"ブランド名で地域型住宅グリーン事業に採択されている。 国い交省木造住宅振興室から、三世代同居型に対応した良質な木造住宅の整備促進で、30万円の補助制度の情報提供があった。 地域型グリーン事業とあわせると、120万円+20万円で最大140万円の補助となる。但し、残念ながら、掛川の風景を創る会の持ち分は1棟分です、募集を煽っている訳ではアリマセン。
確かにバラマキ感のある補助ではあるが、掛川の風景を創る会が提案する"時ノ寿木組みの家"は、他の採択案が、車で言えば、単に目先を変えたモデルチェンジであるのに対し、時代の要請を真摯に受け止めた提案だと自負している点で補助金を受ける価値があると思っている。
特に住宅のつくられ方や携わる職人達の立ち位置は、採択案の中で十分と吟味されなければならないと思う。
まず第一にゴミの問題がある、今つくられる住宅のほとんどが未来には産業廃棄物という名のゴミになる、とすれば、未来にゴミを押しつけていいのだろうか、苦労するのはあなたの愛する子供達に他ならないのだから。 TVやカタログの美しいプロモーション映像や画像にだまされてはいけないと思う、その映像の裏には多量のゴミが廃棄される事実があり、ゴミは未来の人に不自由を押しつけている。
他方「時ノ寿木組みの家」の家造りは資源循環型の社会の仕組みをもっている。 この一点をもっても、「時ノ寿木組みの家」は造るに十分値すると思っている。
・条件は三世代同居 ・建設費の10%以内で140万円/戸を上限 ・今年6月までに契約、12月末に完成して実績報告。
障害者の為の作業所(就労継続支援B型・就労移行支援)とグループホームの施設です平成25年8月に竣工しました
社会福祉法人が都と区の補助金制度を利用し、設置をしました弊社は都との協議をはじめ、助金申請の為の書類、図面の作成なども計画段階から関わりました
障害者の施設見学を建築主と共に行い、利用される方々にとって安全で使い易い作業所であること、また、くつろげる住空間であるグループホームであるように配慮しました
低層住宅が多い周辺環境であるので、「家」のような温かみのある外観であるように計画しましたまた、内部は優しい色彩計画としました屋根には高さを抑えて設置したソーラーパネルを載せています
静岡県の西部、遠州地方の民家、釜屋造りの特徴である重なり合う屋根をもった外観。
1)明るくて暖かい。2)終の住まいとしての離れが希望3)離れなので母屋の仏間との関係。
紹介
・体温調整など生理機能が低下する高齢者にとっての住まいは、蓄熱・蓄冷・輻射を基本としたパッシブ手法の温熱環境がベストと考え、深い軒、土壁、立体通風などを基本仕様とする時ノ寿木組みの家を提案。・北側の水周りは、母屋との関係で小さな窓しか取り込めず、トップライトで明るさを確保した。終の住まいという性格上、子供の頃慣れしたんだ佇まいである釜屋作造りの特徴を取り入れることが、暮らしに安寧を与えると考えた。
キッチンから居間
キッチンから居間(夜)、上方に通風用のハイサイドライト
和室・寝室、壁は色土の糊ばね仕上げ。
トップライトからの光で満たされている洗面化粧室
浴室、壁、天井はサワラ材
居間からキッチン
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
50歳台です、今まで新築や中古住宅など住み替えてきました。中古住宅購入時でも、やはり設計士が関わり時間をかけて立てた家は、住みやすく、こだわりがあります。今回は、...
気軽な気持ちで相談しましたが、早々に返事がきました、サイトがあっても返事が来るとはあまり考えていなかったのと匿名で気軽にできたのが良かったです。
建築士さんの知り合いがいないなか、1件1件探して連絡するよりも格段に効率よくいろんな建築士さんのお話を伺うことができ、大変たすかりました!...