庭と連続する大きな吹抜けを介して家族がつながる家
明るく風通しの良い、薪ストーブのある家
要望を的確に捉えた上で、意匠面、機能面でも優れた提案でした
吹抜けを中心に、寝室・子供部屋・洋裁コーナー・学習コーナーなど個々の場所がつながる家です。吹抜け空間と庭を連続させることで、家の個々の空間も庭との連続性が高まり、緑や自然の光・風を家全体で享受できます。軒を深くし、断熱性能を高めることで、夏は涼しく冬は暖かい、エアコンに頼らない室内環境を実現しています。薪ストーブは現代の囲炉裏として、楽しい家族の場を作ります。
「明るく風通しの良い家という要望に対し、南面総ガラスのプランを提案され、当初は面くらいましたが、実際に住んでみると、日本伝統の深い軒とも相まって四季を通じた快適な環境を実現すると共に、庭との一体感にとても満足しています。」
吹抜けを介した家のつながり
回遊動線のつながり
回遊動線と子供部屋のつながり
回遊動線と寝室のつながり
庭と連続する心地よい空間
洋裁コーナー
階段と勉強コーナー
周辺の山並みと調和する切妻屋根の佇まい
家型の佇まい
風の抜ける家
らせん状につながるスキップフロアの一体空間で家族がつながります
坪庭のある楽しく子育ての出来る家
坪庭を使いながら、歩いても楽しく、プライバシーにも配慮した、私たちの望んだ以上の提案でした
正方形の敷地に十字型に建物を配置した、4つの坪庭のある家です。各部屋がらせん状につながるスキップフロアの構成となっており、連続しながらも、分節された一体空間で、各々の活動に集中しながらも、お互いの気配を感じながら生活できる楽しい空間となっています。各部屋にはそれぞれ坪庭に面した二つの窓があり、部屋から部屋へ移動すると風景・方位・光が変化し、視界が次々と展開します。2.5層分の一体空間を、高断熱と循環ファンにより、上下温度差のない快適な温熱環境を実現しています。
「子供達に大人気の家で、家全体を遊具のようにして遊んでおり、親子共に友達をよぶのが楽しみになっています。家事をしていても、家族の様子がよくわかり、安心感と楽しみがある家となっていて、部屋が孤立していないので、家全体に家族の活動が広がっています。祖父母が訪ねてくると、この家のあたたかさに驚きます。」
緑とつながる空間の構成
料理をしながら子供とお話し
リビングから多目的リビングを見る
ロフトは子供たちのお気に入り
多目的リビングと部屋のつながり
多目的リビングと緑のつながり
坪庭のある家の構成
キッチンから見た坪庭
坪庭のある家の佇まい
アプローチと庭
本来リノベーションとはリフォームに比べて、劣化した部分などを直すというよりも、使い勝手や好みに合わせて一新するイメージが強いと思います。とはいえまずは現状建物の状態を把握しておかなくてはいけません。その為には床下と屋根裏なども実際に見てみないとなりません。これは計画の初期に行うべき内容です。写真は以前にリノベーションを手掛けたお宅の工事前の床下です。築15年程度ということもあって綺麗です。断熱材や防湿のコンクリートも施してありますし通気も良いようです。
対してこちらは、まもなく着工する築40年程のお宅です。築年数や外観の劣化状況の割には良好だと思いましたが、先の写真とは随分と状況が違います。当然最低限行わなくてはならない内容も変わってきます。経年劣化以外にも、この位の築年数の建物だと、まず床下には断熱材は皆無ですし、壁や屋根裏も無いに等しい事が多いです。新耐震基準も満たしていないと思った方が良いでしょう。床下や壁の通気が悪くてカビだらけという事もあります。そうなれば、まずはこれらの改善を計画しなくてはなりません。工期も費用も掛かることなので、初期段階で確認をしておかないと、本来目指していたリノベーション内容が後々大幅に縮小されてしまい「がっかり」という事にもなりかねません。
最近竣工したリノベーション事例です。
昨日は、風邪からの復活第一日目!でした。
ゆっくりとスタートのつもりが、
いきなり現場からだったこともあって、
テンションは高めのスタートとなりました(笑)
何度かブログで紹介している、和モダンの家。
外観が完全に完成していて、ちょうど、外構工事の真っただ中。
といっても、昨日は、雨が降っていたこともあって、
現場は割と閑散としていましたが。。
家も大きいのですが、
その分、敷地も大きいので、外構も一苦労です。
ササっとは進んでいきません。
ほんと、少しずつといったところですね。
職人さんに任せて、しばし待ちましょう!
こちらは、内部の床の写真。
ウォルナットの色や表情が、何ともきれいです。
自然な素材が創りだす、自然なムラ感が、何とも美しいんです。
表面仕上げを、自然塗装のマット仕上げにしたのも
よかったようです。
とてもいい風合いですし、とっても落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
和モダンが持つ雰囲気にはぴったりでした。
今月末には、全て完成する流れ。
もしかすると。。月末付近。
完全予約制の人数限定ですが、
オープンハウスを開催させていただけるかもしれません。
気になっている方は、告知をお見逃しなく!
その後、あちこち移動して、打合せしたり、
確認済証を受領したり、現場の方と打合せしたり。。
戻ってデスクワークしたり。
いつもと変わらない、盛りだくさんの一日になっていました。
でも、昨日は、何だか特別な気分でしたけどね。
一日、家創りのことを考えることができる。
そんな幸せな時間を過ごせていることに、改めて、深く感謝しました。
家創りって、愉しい。
古民家を移築した住宅です。
取り壊され、廃棄されていく地域の古民家を見た依頼者の一言「もったいない」。物を大事にする心で計画に取り組みたいという意向を受けた作品です。
古民家の解体情報の収集。規模がニーズに合わなかったり、構造材の状態の判定など材の選定に依頼者さんと共に悩みました。内装はすべて、やわらかさ、暖かさの感じられる左官仕上げとしましたが、予算の関係もあり私も含めご家族と一緒に作業させて頂きました。
3階建ての木造アパートを所有しています(5m道路に6.5m接道19坪)。裏の土地を買い増せそうなので、そこに建物を建てようとしたのですが、建築許可がおりそうもありません。ということで、そのアパートの裏に接続する形で、1世帯向けの賃貸か自己利用のできれば3階建て(もしくは2階)の建物を増築という形で建築したいです。 裏の土地は19坪、建ぺい容積は50/160ですので、3階を増築できるとして、25坪程度となります。予算は2000万程度で考えております。 建築法上・建築技術上、可能かと、増築設計の経験などをまず教えていただければ助かります。 よろしくお願いします。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
はじめまして、現在兵庫県で賃貸マンションに住んでおります。今年中に家を建てたいと土地などを探しているのですが知識も少なくどういった順序を踏めば良いのか難しいことばかりで、具体的なことがなにも決まらない期間が続いております。インターネットで検索をすると建売などがシンプルで簡単そうなのですが、なかなか夫婦の希望にあった家がなく困っていたところこちらのサイトを見つけた次第です。 温かみのある広々とした庭付き一軒家をと思っております。現在家族構成は大人2人ですが、子育てや老後なども視野に入れています。建物面積は120㎡以上、予算は土地込みで3000~3500万円ほどです。 その他の希望では・主人の実家が電気工事の会社を経営しているため、電気工事はこちらに頼みたいという希望があります。・私の実家は遠方ですが所有している山の木を家の一部に使いたいと思っております。どちらも建売では難しいのではないかと思い、ご相談させていただいております。 細かい希望を申し上げるとキリがないのですが、このようなわがままな家作りは現実的に可能でしょうか?先にも述べましたが知識があまりないため土地探しも一緒にお願いできると本当にありがたいです。 ご連絡お待ちしております。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
はじめまして、お世話になります。実家(大阪府吹田市)の老朽化に伴い、建て替えを検討しております。立て替えて住むのは、60代の母一人です。現在は自活できておりますが、20年先を見越した住宅(平屋)を検討しております。家の取り壊しを含め、建て替えなど、予算はどれぐらいかかるのか知りたく問い合わせさせていただきました。予算的には1400万円です。20年先を見越した平屋住宅(バリアフリー)で、トイレと寝室、キッチンの動線確保、当方の家族(4人)が泊まれる予備の部屋。車にも乗りますので駐車場から玄関まで雨に濡れないよう出入りできる。収納スペースはビルトインタイプで部屋の大きさを確保したい。通路幅も先を見越し(杖や車いす使用する可能性があるので)120㎝確保。趣味の家庭菜園の継続。現宅地は約150坪。畑も隣接しており200坪ほどあります。また、具体的に話が進んだ場合、主に調整を進めるのが私(娘)となり、現在長野県在住のため、円滑に打ち合わせ等ができるか心配しております。そのあたりも含めて、アドバイスを頂ければと存じます。よろしくお願いいたします。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
土間のあるリビングは大きな階段でスキップフロアになっている。
土地探しからの御相談。決めた土地は緑豊かな住宅地であるが、道路に高低差が1~1.5mあり、段差を解消しながら住宅を新築可能かどうか。ものが多いので収納を多くして欲しい。南側隣地とあまり距離がないので、採光が可能かどうか。
スキップフロアを採用して、床下収納を使えるようにし収納量を確保した。内部は基本的に自然素材。採光についてはハイサイドライトやトップライトを使用して確保している。
丸い壁の内部はダイニング。長年使い込んだ丸いテーブルに合わせてスペースを作っている。
土間上部の空間は家族共用のワークスペースになっている。
ワークスペースから子ども室を見る。
工事中の外観。現在外構工事中。
スケルトン改修は主構造を残し他を全て新たにすることですが、建物の内容、構造や費用によりスケルトンにする部分は様々です。制約が少ないものもあればたくさんの制約がうまれるものもあります。要望の理想や可能性を追い求める楽しさのがあり、やりがいのある設計でもあります。今までの設計の中から、用途も構造も違う難問5題をご紹介します。
RC造マンション、鉄骨造3階一戸建て2世帯、鉄骨造3階店舗併用2世帯、木造古民家、幼稚園のこども園改修についての事例をご紹介します。
1.RCマンションの2戸の住居を1戸にスケルトン改修
隣り合う2戸の所有するマンションの戸境壁が乾式工法のためつなげての改修が出来ないかとのご要望です。戸境壁はマンションの共有所有のため、所有者の了解の取付が前提となります。ここでは、住戸数が少なかったこと、管理組合がしっかりしていたことで可能となりましたが、全てがうまくいくとは限りません。マンションの改修の場合は開口部、水回りが制約されるためそこを上手にプランニングすることが重要です。またここでは玄関が2つになるため、玄関と勝手口というように役割をはっきりさせました。断熱や防音などの室内環境の改善も大切です。
改修前図面
2.鉄骨3階2世帯住宅のバリアフリースケルトン改修
1階が駐車場と倉庫、外階段で2階玄関2階世帯、内階段で3階世帯の2世帯をバリアフリーリフォームしました。1階は共用とし駐車場2台のほか、 玄関、クロークルーム、書斎(客室)、倉庫、トイレ、エレベーターを増床。親世帯の2階には、エレベーターの他、新設サービスバルコニー、 植栽と外部空間を楽しむ新設インナーバルコニーを設けました。エレベーターは建築設備のため検査済書と新設による構造的適合性が求められます。今回の場合、確認申請のみだったため、既存の建物が確認に準ずる内容であることの調査報告を審査して許可を受け、エレベーターの構造的適合性、そして増床、減床などが既存確認の範囲であり構造的にも問題がないという確認を受けました。ある程度新築のようにあれもこれも盛り込んだ内容となりました。
施工中、インナーバルコニーの壁を設置
3.店舗併用2世帯のスケルトン改修
既存2世帯は玄関が3階にあり内階段で階下に降りる玄関共有型でした。このうちの2階部分のスケルトン改修です。2階への単独階段を設け2世帯を調度良い距離としました。外階段外観も店舗に違和感のないようにしました。一戸建てのためスラブの穴あけが可能となりました。構造的検討配慮は不可欠です。
施工中、外部階段の床開口をあける。
外階段と玄関ポーチ
4.古民家のスケルトン改修です。
築70年の民家の再生です。古民家の木組みは材料の使い方とともに職人の知恵と工夫の詰まった味わい深いものです。それを利用し堅牢で快適な住まいになるように設計者の知恵と工夫が試されます。
構造を残し解体。既存瓦で荷重をかけ変形を防ぐ。
5.幼稚園の駐車場を含む保育室をこども園に改修
用途転用の建築法令、こども園の許認可、福祉条例、入札等設計以上に書類が山積みとなりました。
改修前
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
お仕事を依頼した建築家: 一級建築士事務所SOUND 岡本 成貴 ...
今住んでいる家がハウスメーカだったので、住み替えに際して再びとは思いましたが、制約なく土地探しをしたくていろいろ模索した結果、建築家のアドバイスが聞けるこのサービスに出会いました。...
この度、16日に委託検査業務の掲載をしていただきまして誠に有難うございます。弊社が東京と言うこともあり、東京都・横浜市・神戸市の方から、ご連絡いただき、現在委託業務の説明を...