ユーザー A-box設計室 進藤裕介 の写真

こんにちは、進藤です。

中庭のある家は、特に趣味が無いと言う方にもおすすめです。

こちらのご主人は、新居で暮し始めてから中庭でバーベキューをするように
なりました。

奥様は、前庭で家庭菜園を始めています。

リビングと繋がる中庭があると、大人でも何だか?モゾモゾしだすようです。

ご主人の遊び心がくすぐられ、お子様と一緒に明るく伸びやかな暮しを送れて
います!

-----

我が家では勉強机なるものは、まだ購入してません。

宿題は基本ダイニングテーブルでやっています。

うまいこと設計してもらい感謝です!!

中庭に面して窓があり、開放感は抜群。光と風が、室内に注ぎ込みます。

友人家族を招いて、バーベキューを楽しんでいます。

週末が待ち遠しいです!!

-----

設計をご依頼頂いた当時、当方の長男はサッカーに夢中、私もおのずと
コーチ業に勢をだしてました。

仕事も無かったその頃の、私のブログは少年サッカー日記!

で、ご依頼主は某地域のサッカー関係者、監督さんでした。

奥様とは住宅の話、監督さんとはサッカーの話しかしてません、笑

ご家族みなさんが、ハッピーになるお住まいをこってり考えました。

お子様の勉強、お絵かき、読書など、親子で触れ合えるダイニング。

造り付けの本棚!おもちゃ、ゲームがすっぽり入る壁一面の大収納を設置。

リビングまわりはいつでもスッキリです。

基本、子供部屋はオープンで明るく、はしごで昇るロフト収納付です。

ご夫婦は共働きでご主人はサッカーのこともあり、たまの休日もほぼ休養に
あてるだけの生活でした。

そういう事もあり、今回、プランニングはしたものの、中庭の使い方までは
特に提案しておりません。

中庭の取扱い説明書も、特にございません。笑

最初からあれもしたい!これもしたい!そんなご家族の休日は更に豊かに
なります。

休日の過ごし方が判らない!なんてご主人でも、暮らし始めると何だか
モゾモゾし始めますよ!

進藤 裕介

-----------------------------------

A-box設計室 金沢市三十苅町丁13-1 076-298-6040

・ブログ:金沢の注文住宅 デザイナーズから二世帯、コートハウス、店舗の設計
 http://ameblo.jp/shindowy/

・プロフィール
 http://profile.ameba.jp/shindowy/

・お施主さまの声
 http://ameblo.jp/shindowy/entry-11139066432.html

金沢市 店舗併用住宅(美容室・多国籍料理)

●設計事例の所在地: 
石川県金沢市
●面積(坪): 
46.8
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

● 金沢で美容室の設計 奥様が快適に働け、幸せになった美容室

こんにちは、進藤です。

ご依頼頂いたのは金沢市内、20代の新婚さんのご主人、奥様は美容師さんです。

金沢で美容室の設計 奥様が快適に働け、幸せになった美容室が完成しました!

奥様の為の美容室を建てたい!、ゆくゆくは自分のお店、飲食店が入るスペースを確保して欲しい!とのことでした。

とにかく、美容室の設計、つくりにこだわりたい!

来て頂いたお客様に気持ちよく過ごしてもらえる空間にして欲しい!

ご夫婦の知り合いには金沢のアーティストや建築関係者もいますが、

「新しい出会いでコラボしてみるのもイイかなぁ」と言う事で

ネット検索で探し出したA-box設計室にご依頼頂きました。

-----

ありがとうございます!!

建物、ステキにしてもらったおかげです。

たくさんのお客さんに喜んでもらえています!!

私も快適に働けて、生活できて、幸せです!

またカットもお待ちしてます♪

-----

ちなみに、併設する住宅部分に関するご要望はほとんどありませんでした、笑

中庭と家具、看板はアーティストさん達と刺激的にコラボさせて頂きました。

新居では程なくトイプードルを飼い始めたようです。

20~30代のお施主様はカジュアルなショップ、40~50代は少し落ち着きのあるお店、60代は住宅併用の店舗などご希望は様々で、幅広い世代の方からご依頼頂いてます。

お客様がよろこぶ美容室ができますよ!

喜んで頂けることで次も来てもらえます。

金沢で美容室の設計 奥様が快適に働け、幸せになった美容室が完成しました!

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

● 金沢で美容室の設計 奥様が快適に働け、幸せになった美容室

こんにちは、進藤です。

ご依頼頂いたのは金沢市内、20代の新婚さんのご主人、奥様は美容師さんです。

金沢で美容室の設計 奥様が快適に働け、幸せになった美容室が完成しました!

奥様の為の美容室を建てたい!、ゆくゆくは自分のお店、飲食店が入るスペースを確保して欲しい!とのことでした。

とにかく、美容室の設計、つくりにこだわりたい!

来て頂いたお客様に気持ちよく過ごしてもらえる空間にして欲しい!

ご夫婦の知り合いには金沢のアーティストや建築関係者もいますが、

「新しい出会いでコラボしてみるのもイイかなぁ」と言う事で

ネット検索で探し出したA-box設計室にご依頼頂きました。

-----

ありがとうございます!!

建物、ステキにしてもらったおかげです。

たくさんのお客さんに喜んでもらえています!!

私も快適に働けて、生活できて、幸せです!

またカットもお待ちしてます♪

-----

ちなみに、併設する住宅部分に関するご要望はほとんどありませんでした、笑

中庭と家具、看板はアーティストさん達と刺激的にコラボさせて頂きました。

新居では程なくトイプードルを飼い始めたようです。

20~30代のお施主様はカジュアルなショップ、40~50代は少し落ち着きのあるお店、60代は住宅併用の店舗などご希望は様々で、幅広い世代の方からご依頼頂いてます。

お客様がよろこぶ美容室ができますよ!

喜んで頂けることで次も来てもらえます。

金沢で美容室の設計 奥様が快適に働け、幸せになった美容室が完成しました!

依頼者の声: 

ありがとうございます!!

建物、ステキにしてもらったおかげです。

たくさんのお客さんに喜んでもらえています!!

私も快適に働けて、生活できて、幸せです!

またカットもお待ちしてます♪

その他の画像: 

解放感のある吹抜けをつくりました。

美容室に着て下さるお客様には、思いっきりくつろいで頂きたい!というのがオーナー様の考えです。

オーナー様のこだわりや思いをデザインしていきます。

ユーザー タイラヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博 の写真

西山の住まい(新潟県柏崎市)

2日間の見学会を無事に終えることができました。

雨の中お越しいただいた皆様

ありがとうございました。
m(__)m

お引渡しまで、あと1週間となりました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
タイラ ヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博
blog▶http://www.taira-arch.com/blog
web site▶http://www.taira-arch.com/
facebook▶www.facebook.com/tairayasuhiro.arch
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

断熱材は、住宅性能を決める重要な指標です。特に、省エネルギーが
求められている住宅には必須と思います。断熱材の種類、施工方法は
様々ですが、事務所で採用している工法は、現場発泡ウレタンによる
断熱工法です。従来は、グラスウールやファイバー等の断悦材を現場で
カットしたりして、間柱の間に入れていました。この方法はどうしても
職人の腕により、スキマ等が空いたりして、熱の逃げにより、壁内結露が
起こることがありました。現場発泡ウレタンの場合は、壁全体に,
断熱材を吹き付けるのでスキマ等のヒートロスが起こりません。また、
密閉しているので、雨漏りにも対処出来ます。もちろんウレタンは
燃えやすいので、工事管理に注意が必要です。費用は少し高いですが、
お勧めです。最上階の屋根の天井には、さらに、グラスウールで
断熱材を設けています。2重にすることにより、室内の温度を一定に
保てます。参考にHPhttp://soflan-wiz.com/productsservice2.html

天井は2重の断熱材を使用

I-0622、重量鉄骨造りに精通した建築家の方(東京都)

ユーザー 半漁 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
北区赤羽西
依頼内容: 

こんにちは、***と申します。建築家の方に相談させていただくこと初めてです。よろしくお願い致します
東京都北区赤羽の物件で、約31坪で間口8,78メートルです。1階に車を2台並列におくことが希望です。
あるRCのハウスメーカーに相談したところ、この物件を造れるのは重量鉄骨しかないのでわないかとのことでした。ネット情報ですが重量鉄骨は問題が多いため、重量鉄骨造りに精通した建築家の方に相談する必要があると思いました。
宜しくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、日曜なのに珍しく、デスクワークで
一日を過ごしました。
 
 
予定していた打合せが、キャンセル+延期になったためです。
午前・午後の打合せ両方がそうなるのは結構珍しいですが。
 
いずれにしても、結果、じっくりデスクワークできたので、
よかったです。
 
 
写真は、屋外空間のための家具のカタログです。
 
現在、工事が進んでいる家創りで、
とっても大きなバルコニーがあるのですが、
そこに家具を置いて、ゆっくりしていただく予定。
 
そのための家具をセレクトしました。
 
屋外なので、移動がしやすくて、耐久性がよいものがよいですね。
その辺もにらみながら、セレクトしていきます。
 
 
しかし。
こういったカタログを見てると、
ついつい、将来の姿をイメージして、
顔がニヤけてきますね。
 
ほんと愉しみです。

ちょっとぼんやりした写真ですが。。
 
こちらは、木造なのですが、普通とは違って、
大きな部屋を作ったりできる、「木質ラーメン構造」という
特殊な工法の資料です。
 
現在、計画をしている家創りで、どうしても
大きなスパンの家になります。
 
それを、鉄骨造でもなく、RC造でもなく、
木造で実現できるといいなと思ったり。
 
そのために、いろんな工法を比較検討しています。
 
今週には、具体的に、いろいろ話をきいて
最適な工法に決定する予定です。

その後は、とある家創りのアイデア出し。
 
ご要望、敷地の条件等を整理整頓している途中で、
思いついていた、いろんなアイデアをラフですが、
メモをしていきます。
 
無作為に、いろんなアイデアをスケッチだったり、
言葉だったりで出していきます。
 
そのメモをもとに、
もっと掘り下げていって、現実的にできそうなのかを
検討していきます。
 
 
昨日は、アイデアだしだけ。
ほんと、いろいろありますね。
 
このプロセスは、とってもワクワクするんですよね。
 
愉しみながら、集中できました。
 
 
 
夕方からは、いろんな家創りの状況整理と
 
今週以降の動きの確認。
 
いろんな方に協力していただきながらなので、
その辺が、あまりタイトになりすぎないよう、
スケジュールを調整しました。
 
 
デスクワークの時間は、とても貴重です。
 
考え事をしたり、
状況を整理したり。
 
ゴチャゴチャにならないよう、現状に向き合って、
今何をすべきか。
いや、何がしたいのか?に照準を絞る意味でも、
とっても大事な時間になっています。
 
頭の整理ができました。
 
 
今日から、また楽しめそうです。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

秋を感じる写真です。
 
昨日の午前中は、とある家創りのため、敷地を視察。
 
名古屋の中でも高級住宅街とあって、
とっても落ち着いた雰囲気、かつ、敷地も家も大きい。
 
いつもと違う空気感の中での調査となりました。
 
事前に、中へ入っていいよと言われていたのですが、
現地へ行ってみると、何だか入りにくい雰囲気。
 
昨日のところは、敷地には入らず、その周辺環境を
視察するのみで完了としました。
 
来週、改めて、中に入らせていただいて、
現況を把握させていただこうと思っています。

午後は、場所を移動して、とある家創りの打合せへ。
 
こちらのお客様は、見積もりをご提示して、
減額や変更の検討が完了。
 
最終内容を確認して、基本設計を完了するというプロセスでした。
 
 
基本設計というと、簡単な図面を想像されるかもしれませんが、
私は、家のほとんどの仕様が決定している状態にします。
 
詳細な実施設計が終わってから、最後に金額が合わないのが
いやだからです。
 
家創りをスムーズに進めたいですからね。
 
 
このプロセスの段階で、きちんと金額と仕様を決定しておきます。
なので、図面や書類もきちんとひと通りそろえるんです。
 
お客様とは、この図面や書類をもとに、今後お話をしていくことになります。
 
 
特に、こちらのお客様は、
いつも、決める必要のあることを、きちんと決めていただいてきたので、
とても順調に、ここまでを進めてこれました。
 
ほんと感謝ですね。
 
 
こちらのお客様は、このまま、スムーズに実施設計も完了して、
工事の着工、そして竣工を迎えていく予感がしています。
 
いい流れです。
 
 
 
夕方からは、とある家創りのコンペについて
お客様を交えて、設計者が集った面談へ参加してきました。
 
何とも不思議な感覚。
 
通常、こういった場合、設計者同士が顔を合わす機会はないのですが、
ざっくばらんな雰囲気の中、みなでお客様を囲んで
話をしている形は、とてもユニークな雰囲気。
 
いいご提案ができるよう、チャレンジしていきたいと思います。
 
 
いろんな家創りに関わることができて、
ほんと感謝ですね。

ビジネスとして利益を上げるカフェ・江川竜之建築スタジオ 江川竜之さん


 
江川竜之建築スタジオ 江川竜之さんは店舗は ”ビジネスとして利益を上げること” が第一命題であると考えているそうです。
 
カフェについて江川竜之建築スタジオ 江川竜之さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 江川竜之建築スタジオ 江川竜之 の写真
名古屋市西区名駅2-28-1フェニックスビル5F
052-433-1930

 

貴社がカフェを手がけたキッカケがありましたら教えて下さい。

 
デザインを行うことについて、住宅も店舗も”目的のためにデザインする”ことに対しての基本的な相違はない、とずっと考えていました。
ただ ”快適に永く住まう” という住宅の目的と違う点は、店舗は ”ビジネスとして利益を上げること” が第一命題であることだと思います。
 
そんな折、知人より実家の古い納屋を改装してカフェをオープンされたい方がいらっしゃると紹介を受け、ご協力をさせていただきました。
それが設計事例にあります「こやぎのおうち」さんのオーナー様でした。
 

こやぎのおうち

カフェの外観デザインの際に注意しているポイントを教えて下さい。

 

1.通行者に見てもらう

 
周辺の環境に埋没することなく、通りすがりの人々の目を惹く外観とするよう意識しています。
目立てばよい、という意味ではなく、一瞬視界に入っただけでも、思わず2度見してしまうような存在感を大切にしています。
 
派手で奇抜なものは避け、個性的で調和がとれていて、長く見ていても、何度見ても飽きないデザインを良しと考えています。
現地に行き、周辺の環境を読み取り、ここにどのような顔を持つお店が現れると、道行く人々は目に留めるか、を毎回熟考します。
 
また店名サインやロゴマークも、覚えていただけるように、位置、大きさ、フォント、色、材質、ライトアップ方法などを検討していきます。
外観を見て何のお店か気になった方は、看板を探します。時には探さないと分からないくらい小さく控え目にすることで、探し当てて読んだ方の記憶に深く刻み込まれるよう意図しています。
 

通行者に見てもらう

2.にぎわいを漏れ出させる

 
基本的にはお店の中が見えるようガラス面の位置や大きさを考えて設計しています。
住宅はなるべく見えないように設計することが多いので、この点は真逆と言えます。
お店の中の雰囲気を知っていただいた方が、新規のお客様に入店してもらいやすくなります。
 
中にいらっしゃるお客様も、適度に外の景色が見えた方が、息苦しくなく落ち着いて過ごすことができます。
何らかの理由で中の様子を見せることができない場合は、植栽コンテナ、A型看板、雑貨、ライティングなど屋外のディスプレイに特に力を入れ、ウェルカム感を演出します。
屋外のデッキ席やオープン席があるとより良いですね。
 

3.商品をアピールする

 
例えばケーキのテイクアウトを行う場合は、玄関ドアにガラス面を多く採用して、道行く人々から玄関ガラスを通して、ケーキのショーケースがよく目に入るよう計画します。
テイクアウトはたいへん売上に寄与する重要なファクターです。2時間いてコーヒー1杯のお客様に比べて、5分でケーキを数個買っていただけるのですから。。。
そういった意味で、積極的に販売したいものを外から見えるように意識して設計しています。
 

商品をアピールする

カフェの平面計画の際に注意しているポイントを教えて下さい。

 

1.テイクアウトの動線計画

 
外観デザインとも通じることですが、テイクアウトのお客様が最短でショーケースに辿り着き、横のレジで清算を行い、スタッフがショーケースのすぐ後ろのワークスペースでパッケージを行い、近くにあるスイングドアからホールに出て、お客様に商品をお渡しする。
この動線が無駄なくスムーズに流れるように動線計画することが肝要です。
 

2.初期サービスのスペース

 
お客様がいらっしゃったとき、一般的には最初にお水とおしぼりなどを提供します。
そして、注文受けた後にカトラリーやナプキンをテーブルに並べに行きます。
コップ、氷、お水、カトラリー、ナプキン、ストローなど、細々したものも多いですが、頻度高く提供するものなので、スタッフがあっちに行ったりこっちに行ったりせずに準備ができるよう、適切な位置にまとめておく場所とその収納スペースが必要となります。
 
オープンしてからなんとかする、ということもできますが、最初から考慮しておくことでスタッフの動きに無駄が少なくなります。
 

3.提供スペースとバックスペース

 
業界では”デシャップ”などと呼ばれるスペースのことですが、料理やドリンクを提供する流れと、飲食後の皿やコップなどを下げてくる流れは、なるべく別ルートとすることを意識しています。
厨房内も、つくるスペースと洗浄するスペースは別となっているので、それぞれのスペースとリンクした動線とすることを心懸けています。
 

バックスペース

4.レジ周辺だけでなく、トイレ動線も無駄にしない

 
お客様は、基本的に座った席とレジにしか滞在しません。
雑貨やイベント、別時間帯のメニューなど見てもらいたいものや情報は多くあるはずです。
 
全ての方がトイレに行くわけではありませんが、このトイレへのルート、またはトイレ内でさまざまな情報をアピールすることができます。
そのルートにキャビネットを置いたり、目線に小棚を設けたりと、トイレの行き帰りも無駄にできない貴重なアピールチャンスと捉えています。
 
レジ廻りは必ず寄っていただける場所なので、鉄板のアピールポイントと言えます。
 

トイレへの動線

カフェのインテリアで注意しているポイントを教えて下さい。

 

1.ゴチャゴチャ感

 
永く愛されているお店は、いい意味でゴチャゴチャしているところが多いことに気が付きます。
スッキリきれいな空間は、特別な日に利用するのであればいいのですが、日常使いでは疲れてしまいます。
質感のある仕上、ディスプレイ、観葉植物などで、センス良くゴチャゴチャさせることがポイントです。
 
ほとんどの場合、私たち設計者は、仕上材の選定と、オーナー様がディスプレイするスペースを設けておくことまでしかできません。
オーナー様とコミュニケーションを密にして、こうゆう感じのものをここら辺りに飾って、こうゆう雰囲気に持っていきましょう!というようなお話しはよくさせていただいています。
 

ゴチャゴチャ感

2.椅子テーブルの存在感

 
カフェに入り、意識して見てみると、視界の中に占める椅子テーブルの割合がとても多いことが分かると思います。
床よりも上に、壁よりも前に存在する大きな家具なので、この椅子テーブルのデザインがとても重要であることを、オーナー様にご理解いただくよう進言しています。
個人経営のカフェだと、椅子テーブルはオーナー様自身で購入されることが多いので、インテリアデザインの重要な要素として慎重に選んでいただいています。
 

椅子・テーブルの存在感

3.個性的な小物

 
ドアハンドル、錠、丁番、照明器具、スイッチ、コンセント、手洗器、水栓、タオルバーなど、どのお店にも必要となる様々な小物が存在します。
これらの小物をこだわらずに選ぶと、住宅や施設のような製品がつくことになってしまい、トータルで雰囲気のよいカフェをつくる妨げとなってしまいます。
 
毎回、コンセプトに合った小物とするようオーナー様とやりとりをして決めています。
特に個性的なものはインターネット上でしか手に入らないことも多いので、オーナー様に買っていただくケースも多いです。
 

個性的な小物

4.見せたいものを限定する

 
例えばテイクアウトのケーキを見せたい場合、その周辺に凝ったデザインのものは控えます。
主役がたくさんいると、お客様の注意が散漫になり、本当に見てもらいたいものがぼやけてしまうからです。
壁の黒板のおすすめメニューを見せたい場合も同じです。設計者はとかく自身の作品として表現過多に陥ることがありますが、バランスを重んじてデザインすることがとても大切であると思っています。
 

カフェの厨房設計を注意しているポイントを教えて下さい。

 

1.過剰な厨房機器を入れない。

 
厨房機器は、提供するメニューに合ったものであれば、家庭用の機器でも充分だと思っています。
例えば、過剰な熱機器により、防火のための特別な設備が要求されることとなり、余分な出費を招くこともあります。
どうしても必要なものは業務用で、そこまで必要のないものは家庭用で、と区別することをお薦めしています。
 

2.見せる場所と見せない場所

 
カップやティーポット、お皿などはディスプレイとしても活躍させることができます。
またコーヒーを入れる姿、鍋を振る姿などもディスプレイの1つと言えるでしょう。
 
コーヒーマシンなど見せてかっこいいもの、こんないい器材を使っているのです、とアピールできる機器、ステンレスで統一されたきれいな厨房など、見せてプラスになるものは積極的に見せていくべきだと思っています。
 
逆に、下げ膳が散らかっている様子や、下準備中の魚介や精肉など、あまり見せたくないものを隠すスペースを準備しておくことも重要だと考えています。
お客様の目線から影になるスペースが少しでもあると、たいへん重宝するので、意識してそのような裏方をつくるようにしています。
 

ディスプレイ

「こやぎのおうち」はリノベーションだそうですが、リノベーションの際に気をつけていることを教えて下さい

 

1.法規面

 
「こやぎのおうち」さんは、築100年以上の趣き深い母屋と共に別棟で建っていた古い納屋をリノベーションしています。
リノベーションで問題となるのは法規面です。建築基準法、消防法をクリアすることが大前提であるので、状態によっては防火措置等に多くの費用が掛かってしまうケースがあります。
 
従いまして、まずは法チェックを行うことがとても重要な作業となります。
幸い「こやぎのおうち」さんは、規模が大きくなかったこと、密集地ではなかったことが幸いして、法規上、過大な費用を掛けずに工事を行うことができました。
 

リノベーション

2.構造面

 
法規上、古い建物のままで使用することができましたが、その古さ故、構造的な範疇で改善すべき点がありました。
そのため一部補強工事を行い、建物の強度を上げながらの設計施工となりました。
 

3.合併浄化槽問題

 
下水が整備されていないエリアのリノベーションは、この浄化槽を設置することが費用上、スペース上、問題となってきます。
カフェという用途は、住宅に比べてとても大きな規模の浄化槽が要求され、20席程度でも数百万円ほどかかってしまいます。
さらに地面に埋めるスペースもかなり広く必要で、浄化槽が設置できないことでリノベーションができないケースも多々あります。
 

カフェの新築などもやっていただけますか?

 
はい、新築もテナント改装もどちらも対応させていただいております。
 

土地探しからの相談にも乗っていただけますか?

 
はい、当事務所は宅地建物取引業の免許も取得しておりますので、土地探しの相談からのらせていただくことも可能です。
候補の土地がある場合も、カフェとして来客が見込める立地であるかどうか、インフラの問題、駐車台数など多岐に渡りアドバイスをさせていただいております。
 

カフェを開業したい方になにかアドバイスがありましたらお願いします。

 

1.設計者の選定

 
カフェなどの飲食店は、売上をあげるための独特なノウハウが必要となります。
設計者を選ぶ際に、飲食店を手掛けたことのない方に依頼すると、住宅のような、または施設のようなお店ができあがることがあります。
入ってみたいと思ってもらえるお店、また来たいと思ってもらえるお店とするためには、店舗デザインに精通している設計者との出会いが重要かと思います。
 

2.初めてカフェを経営する方へ

 
全く別の職種からカフェ経営に転向される方は、いずこかのお店で修行を積まれるか、開業支援スクール等に通うことをお薦めします。
当事務所では、雑貨とカフェなどの飲食店を経営するプロを育成する 「日本雑貨カフェクリエイター協会」 と協力関係にあります。
スクールにおいては、開業するために必要な設計以外の経営数字、レシピ、スタッフ育成など、開業に必要な全ての内容を学ぶことができます。
 

カフェ併用(兼用)住宅の設計で注意しているポイントを教えてください。

 

1.生活感を感じさせない工夫

 
住宅を併用するカフェで最も重要なことは、生活感を感じさせないことです。カフェと住まいを間取りの上でしっかりと区分して計画することが重要となります。
住宅の玄関、窓、ベランダなどが、カフェのお客様から見えないようにプランニングする必要があります。
 

2.住宅と同じ部材を使わない

 
”インテリア”の項目でも書かせていただきましたが、住宅でよく使うドアや窓、小物類を考えなしに使うと、カフェが人のお家のようになってしまいます。
(住宅のようなカフェ、というコンセプトであれば別ですが・・・)
 
住宅があるので、どうしても住宅設計がメインの設計者や施工会社に依頼しがちですが、結果、お店らしくない住宅のようなカフェができあがってしまい、集客を望めなくなってしまいます。
本体の設計者とカフェ部分の設計者を別で依頼するくらい峻別する意識が必要であると考えます。
 

3.住宅、店舗、どちらにも精通している設計者を選ぶ

 
最もオーナー様の負担が少なく、”快適な住まい”と”集客できるカフェ”を両立させる方法は、どちらの用途にも精通した設計者を選ぶことだと思います。
 

江川竜之建築スタジオ 江川竜之さんのカフェ・設計事例

 

画像 建物の名称 紹介文
isuzu cafe

アンティーク感を演出する建材選び、塗装方法の検討、家具選び、照明器具選び等に労力を費やしました。

カフェ こやぎのおうち

柱、土台が一部傷んでいたので、構造的な補強を行いつつリノベーションを進めました。

cafe DESERT MOON

なるべく地元の木材を使用するようクライアント様、工務店担当者様と一緒に、材料選びに時間を費やしました。

Cafe Leaf

BEFOREの雰囲気を払拭できるかどうかをお悩みでした。
新しい姿にうまくリノベーションできたかと思います。

 

ユーザー タイラヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博 の写真

西山の住まい(新潟県柏崎市)

見学会一日目無事終了しました。

本日は雨の中お越しいただきました皆様

ありがとうございました。

明日も生憎の天候ですが

現地にてお待ちしております。

m(__)m

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
タイラ ヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博
blog▶http://www.taira-arch.com/blog
web site▶http://www.taira-arch.com/
facebook▶www.facebook.com/tairayasuhiro.arch
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ユーザー 中川龍吾建築設計事務所 中川龍吾 の写真

RC構造の建物では、さまざまな性能面でのメリットから、
私は外断熱工法を採用するようにしていますが、
ここでは従来の製品とは異なる素材をご紹介します。

ドイツで生まれ、ヨーロッパでの実績が多いものですが、
日本での普及はまだまだこれからのものです。

ここでご紹介するのはロックウール素材のものです。

この素材の特徴はまず第一に耐火性です。

日本でこれまで外断熱に使用されてきた断熱材は、石油化学製品である樹脂性のボードでした。
これは当然熱には弱いものですので、環境問題の観点もあると思いますが、ヨーロッパでは今回使用したような熱に強い素材に移行してきているようです。

また、これまでのボードでは曲面への追従性が低いものでしたが、
曲面状の壁面にも施工がしやすいものです。

ところでロックウール板についてですが、
ロックウール自体は、鉄骨の耐火被覆に使われたり、室内の断熱や吸音材等に古くから使われているもので、特殊な素材ではありません。

しかしこのロックウール板は、日本ではこれまで見たことがなかったのですが、ラメラ構造というもので繊維の方向が板と直行しているものです。

これにより、壁に断熱材を貼り、その上に仕上をしてもその仕上が垂れ下がったりしないというものです。
(断熱材の厚さ24センチまでは補強なしで施工が可能だそうです)

ドイツでは、改修する建物も含めて断熱の工法として外断熱工法とすることが義務付けられているとの事。

省エネや環境問題の観点からも、日本でも更に普及することを期待する断熱材です。

ページ

建築家紹介センター RSS を購読