ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、家創りが進行している、お客様と
家具屋へ一緒に行ってきました。
 
名古屋市名東区にある「VIGORE」。
 
実は、一昨日から「ソファーフェア」が開催されているので、
普段よりたくさんのソファが置いてあるんですよね。
 
新しい家に新調する予定のソファをセレクトするため、
ご一緒しました。
 
 
こちらのお店のすごいところは、見た目のデザインではありません。
(もちろん、デザインはされていますよ)
 
ソファの骨組み、クッションの中身といった、
基礎的なところにこだわりがあるところなんです。
 
 
最初の写真は、クッションの下部なんです。
スプリングでなく、板でもなく、繊維を編み込んだゴムが
で支えているんです。
 
板だと堅い感じがしてしまいますし、
スプリングですとばねが劣化したり、
クッションのウレタンが痛んでしまったりします。
 
その辺の懸念がずいぶんと改善されています。
 
 
下地となるゴムをしっかりと固定させておくために、
そのベースとなる木のフレームもしっかりと創りこまれています。
 
いろいろ見たり、説明を聞いたり、体感したりしていきます。
 
クッションにもいろいろあるんです。
 
密度の異なるウレタンを組み合わせたり、
フェザーで包み込んだりして、
いろんな座り心地を実現してくれています。
 
 
ちなみに。
お客様と私では、心地いいと思うクッションが違ったりしていました。
 
フェザーも上質なモノを採用しているので、
空気を入れると、復元性が高くて驚きます。
 
そういった見えない部分をこだわって創り上げたソファだからこその
座り心地があるんですよね。
 
それらを、ひとつずつ、全てのソファを座り比べてきました!

そして、表面の布地については、
300種類のある中からセレクトできます。
 
300種類もあると、迷いそうなのですが、
色の発色具合や、肌さわりが異なるので、
直感でセレクトしやすかったりするんです。
 
いろんな布地の中から、
好きなモノをセレクトして、比較検討しました。
 
最終、二つのタイプ、三つの布地で迷いましたが、
もう少し考えて最終決定するということにしました。

そして、ソファをセレクトするはずが、
ダイニングテーブルにも目が行きます。
 
ウォルナットでできたダイニングテーブルなのですが、
シンプルなデザインながら、脚の先を細くしているので、
とってもスッキリしたデザインなんです。
 
奥さまが一目ぼれ。
 
おそらく、こちらのテーブルで決定になりそうです。
 
 
海外の有名ブランドの家具もいいのですが、
国産で、きちんと創りこまれたものであれば、
機能的ですし、しっかりしています。
 
長い目でみれば、とてもいいセレクトになるんだと思います。
 
 
このお店を出るころには、
いろいろソファに対する知識が増えて、
ある意味、マニアになった気分でした。
 
 
家創りは、建物だけではありません。
 
家具やカーテンといったモノについても、
自分らしい住まいを実現するには、
とても大切なんです。
 
毎回というわけではありませんが、
こうやって、お客様と一緒に
セレクトさせていただいたりしています。
 
私自身も、そのプロセスを楽しませていただいているんです。
 
家創りは、最後まで愉しいんですよ。

住まいづくりを楽しむDIY・(有)TAM建築設計室 新井敏洋さん

DIYとはDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で、直訳すると「自身でやろう」という意味です。
工事の一部を自分でやることで完成した建物への愛着もわきますし、コストも削減することができます。
 
DIYについて(有)TAM建築設計室 新井敏洋さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真
練馬区土支田1-20-25
03-6913-1105

 

DIYとは何ですか?

 
私どもの提案するDIYは住まいづくりを楽しむDIYです。その上でコスト軽減にもなればと思います。
 
設計者としては、住まいをより知って、長持ちするように面倒を見てもらいたいという気持ちなので、設計打合せや現場説明にも出来るだけ時間をいただいています。
 
その上で、楽しんで出来ることがあればDIYをおすすめします。
それは、機器・材料選び参加だけでなく施工参加となります。
 
登記は図面のお手伝いをし、後は自分たちでやってみることをおすすめしています。
 
 

貴社がDIYを手がけたきっかけがありましたら教えて下さい。

 
設計を始めた30年前はほとんどがお任せでした。
設計提案をし、機器はカタログ、仕上はサンプルの切端をお見せしご了解を受けていました。
 
機器・材料のショールームが出来始めて出来るだけご案内するようにしました。
10年ほど前に当時陶芸がご趣味のクライアントさんに、手洗器をつくってみませんかというお願いをしたところ、表札もとなり、壁(施工はほんの一部です。)も塗りましょうかとなりました。
 
その次の現場では、使う材料も見ましょうということで材木市場、石切り場廻りとなりました。
 
8年前の自邸では塗装工事、外構工事、造園工事、登記などを行いました。そして、ほとんど毎日現場に顔を出しました。
自邸での外部木製建具、機器などのメンテナンスのDIYは、住まいづくりの考え方に役立っています。
 
それから、壁塗などをイベントとし、機器・材料選びを出来るだけコーディネートするようになりました。
私どもとご縁のあるクライアントさんはちょっとした住まいづくりを楽しむDIYがお好きです。
 
ご心配は夢見る住まいに自分たちの手が入って違和感が生じないかということです。
そのへんは、上手くあんばいをしています。
 

OUR CABIN OUR DIYでDIYしたのはどの範囲でしょうか?

 
「OUR CABIN OUR DIY」は富士山十里木高原につくった、私どもの山小屋です。
 
亡き義父の土地に、予算を決め出来ることは自分たちで楽しく行う。 地元職人さんたちと楽しくつくる。
小さいからなんとかなると気楽に始めた住まいづくりです。
 
DIYは職種で言えば塗装、シーリング工事です。
現場監理ついでに出来る工事でコストを軽減出来ます。
 
表示登記、保存登記も行いました。
敷地の下草刈り、樹木の枝払い、外壁塗装は家族4人総出で行いました。
内部塗装やシーリングはパートナーと2人です。
 
自分たちでは出来ないこと、任せた方が良いところは職人さんにお願いしました。
楽しめる範囲が適当です。
 
また、住まいは建物が出来て完成ではありません。
内部のちょっとした造作はDIYでつくっています。
また、メンテナンスはある程度、自分たちで出来るようなかたちとしています。
 
庭造り、バーベキュー、陶芸炉づくりなど楽しみは沢山あります。
計画からの出来事をホームページのブログに書いています。是非ご覧ください。
 

DIYするために設計上、工夫した点を教えて下さい。

 
住まいづくりを楽しむDIYでは、クライアントさんの楽しく出来ることや範囲を十分考えます。
どんなことが出来るかを話し合い計画をたてます。
専門的な作業では職人さんに注意事項や手ほどきを受けるようにしています。
 
壁塗イベントをよく行いますが、DIYが容易な材料を使用します。
子供たちも楽しめるように害のないもの、刺激のないものを使用します。
壁にサインをし手形をとって終了です。
 
インテリアや造園のご相談もお受けするのですが、都内の住まいづくりでの庭木を見て撰ぶツアーは好評です。
場所は深大寺です。生産者さんの茅葺きのお住まいに集合し、造園屋さんの案内で植木畑(樹林)を散策し説明を受けながら選定します。
食事時ならば深大寺蕎麦で終了となります。
 

初めての方でも建物の一部分をDIYすることは可能ですか?

 
出来ることはあると思います。
 
他の工事の支障になる場合があるので設計者(施工者)と十分に話し合って下さい。
塗装工事でコスト軽減をお考えの場合は、加工前に塗装を行えば工事の支障は考えずに済み、程度の良い塗装となります。
 
我が家の186枚のシナ合板の塗装は材木屋さんの倉庫を借りて塗装しました。
デッキ材も加工前に塗装しました。
材木屋さんで行ったのでそこに置いておけば現場に届けてくれました。
 
機器・材料支給もあります。
現在の施工者はある程度理解があります。
 
支給となり手間が増えなければ、あまり問題ないという考えだと思います。
そこでの経費は少ないということです。
 
手間がかかればご請求となります。
職人さんの手間は高額なので十分ご注意下さい。
 
 

DIYのメリット・デメリットを教えて下さい。

 
住まいづくりにご興味があれば、何でもやってみてください。とても楽しいものです。
専門家の意見を聞くことも大切だと思います。
難度、材料の選定、費用対効果やデザイン性などの知識や経験を持っています。
 

貴社に設計依頼したらDIYの際にアドバイスしていただけますか?

 
もちろんアドバイスします。
壁塗イベントでは計画をたて施工をご一緒しています。
 
住まいづくりを全部(一部)DIYしたいという方がいれば、協力してみたいと思います。
今までに素敵なDIYを沢山見てきました。
DIYでつくったものには、私どもの設計・施工にはない凄みがあります。
 

(有)TAM建築設計室 新井敏洋さんのDIY・設計事例

 

画像 建物の名称 紹介文
OUR CABIN OUR DIY

「OUR CABIN OUR DIY」
予算を決め出来ることは自分たちで楽しく行う。 地元職人さんたちと楽しくつくる。
小さいからなんとかなると気楽に始めた計画。
まだまだやることは一杯。 計画の最初は家族総出の樹林の切り拓きでした。

住まう楽しみ

コンペから始まった計画です。RC3階建てで確認受理、見積調整のときに、ご家族の移動があり、将来を考え現在のものとなりました。クライアントさまとはこの後お持ちの建物の改修や会社の営業所の新築などお付き合いをさせていただいています。

 

ユーザー タイラヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博 の写真

西山の住まい(新潟県柏崎市)の現場 

本日、お施主様に現場へお越しいただき、玄関ドア・造作家具等の塗装色の打合せを行いました。 

細かな部分も全て決定し。あとは完成を待つのみ。

現場では塗装工事追い込み中。

寝室の一面を、建て主さんの提案で色を変えています。 

落ち着いた良い雰囲気になりました。 
 
____________
△▼△▼お知らせ△▼△▼
お施主さまのご厚意で、
現在工事中の
西山の住まい で『完成見学会』を行える事となりました。
日時は
11/14(土)13:00~17:00
11/15(日)10:00~17:00
の2日間を予定しています。
詳細は
弊社ホームページTOP▶http://www.taira-arch.com/
をご確認下さい。
皆様のお越しを心よりお待ちしております!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
タイラ ヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博
blog▶http://www.taira-arch.com/blog
web site▶http://www.taira-arch.com/
facebook▶www.facebook.com/tairayasuhiro.arch
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ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、とある家創りの敷地視察からスタート。
 
 
先日、視察してきた土地なのですが、
竹林が密集していたり、崖があったり、
パッと見ると驚いてしまいます。
 
ただし。
この土地だからこそ!といえる家ができそうだと感じて、
それを確信するため、昨日は、私だけでなく、
凄腕の工務店、竹林関係のプロ、造成のプロと一緒に視察しました。
 
現状を眺めながら、いろんなアイデアやアドバイスが飛び交います。
 
考えていた構想について、実際に工事をするにしても、
問題なくできそうだという結論に至りました。
 
 
気をつけないといけないのは、設計者だけで判断してしまうこと。
「こんなふうならできそうだ」と想像で判断して、
設計を進めてから、工事になって初めて、できる、できないになってしまうと
いけません。
 
仮に工事ができたとしても、難工事になって、
余計な費用がかかってしまうことも避けたいところ。
 
 
だからこそ、工事のプロと一緒になって、
事前に視察して、よりよい方向性を共有しておきたいですね。
 
ほんとありがたいことに、そういった相談に、
きちんとのってくれて、適切な意見をぶつけ合えるプロが
近くにいることは、感謝ですね。
 
この土地だからこそ、できる家。
眺望を生かしながら、光溢れる家。
 
想像するとワクワクします。

午後は、とある家創りの現場へ。
 
お客様と一緒に工事の進行状況を確認してきました。
 
 
外壁の下地が、ほぼ張り終わっていて、
家の外観がハッキリしています。
 
来週には、いろいろ比較検討して決定した色を
塗り始めます。
 
とても上品な色なんですよね。

一部に木目柄を採用したのですが、
この濃い目の色合いと、樹脂サッシの白が何とも優しく、シックな印象。
 
お客様らしい外観ができつつあります。

内部の工事は、順調に進行中。
 
壁、天井の石膏ボードがずいぶんと進行していて、
部屋の広さがハッキリしていました。
 
横への広がり感、高さの感覚等など、
想像していた感じと、実際との違いを体感していただきました。
 
写真なのでわかりにくいのですが、
こちらは、全館空調の空調機械関係。
 
戸建住宅とは思えないスケール感に、圧倒されましたが、
この機械があるからこそ、快適な温熱環境が実現できるんですよね。
 
こちらの家は、断熱性能を高くしていて、
さらに、全館空調を採用しています。
 
年中、ここちよい空気の中で、生活していけそうで、愉しみです。
 
 
工事の進行状況を一緒に確認する。
 
とても大事なことだと思っています。
 
 
我が家が出来上がっていく姿を目の当たりにすると、
ほんとワクワクできますよ。
 
ご一緒しながら、
どんな工事が進んでいるのか、
それが適切なのかどうか、
順調なのかどうか。
そんな話もさせていただきます。
 
気になることは率直に聞いていただいて、
それに対して、御答もします。
 
わからないからお任せではなくて、
不安や不思議に思ったことを
ひとつずつクリアにしながら、
納得の家創りをしていっていただきたいと思います。
 
大事な大事な家ですからね。

ダブルデッキとメザニン(中2階)のある家

●設計事例の所在地: 
山梨県北杜市小淵沢町
●面積(坪): 
149.66㎡ (45坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

東側(接道側)外観。
手前壁面の奥は駐車スペース(2台分)です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

環境を配慮した建築計画とクルマ2台分の駐車スペースの確保。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

環境に配慮した計画と中2階等のコンパクトながらも、豊かさの感じられる内部空間。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

1階と2階にウッドデッキがあり、中2階のある2地域居住者用住宅です。
手前に駐車スペースを道路から直接見えないように設け、独立した壁面により奥行き感が出るよう意図しています。(独立壁面の裏は物入)
敷地が南側に傾斜しているため、屋根勾配も傾斜方向に合わせ、外壁材にカラマツを使用し環境との調和を図っています。

依頼者の声: 

 「設計段階で設計意図はうかがっていたのですが、工事着手し姿を現してくるたびに設計の考え方が明確になり、驚きました。
 理想的な家ができ、満足いしています。子供にもできたら建築家になってほしいと考えています。」

その他の画像: 

東側(接道側)外観。
2台分の駐車スペースを確保し、壁面により道路から直接見えないように配慮。

北側外観。
中2階の外壁は曲面とし直線的でシャープなイメージの外観にアクセントを与えている。

LDK内観。
階段と中2階上部は吹抜けとし、LDKのフラットな天井に対して、変化を与えている。

中2階は書斎用途として、階段の踊場の延長として計画。
LDKと中2階はアイコンタクトが可能なレベルに設定。

中2階部分。
カウンターデスク越しの小窓から北側の風景がのぞく。

洗面室

WC

1階のデッキ部分。
R状に張り出し、解放感のあるデッキ。

2階のデッキ部分。
屋根でフルにカバーされており、雨天でも使用可能。

"信州の建築家と作る家-14” 2019 掲載

ユーザー タイラヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博 の写真

‪#‎西山の住まい‬(‪#‎新潟県‬ ‪#‎柏崎市‬)の現場
玄関先にアイアン窓も付きました。

上部が開きます。
これからチェッカーガラスが入ります。
飾り棚との関係も良い感じになりました。
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△▼△▼お知らせ△▼△▼
お施主さまのご厚意で、
現在工事中の
西山の住まい で『完成見学会』を行える事となりました。
日時は
11/14(土)13:00~17:00
11/15(日)10:00~17:00
の2日間を予定しています。
詳細は
弊社ホームページTOP▶http://www.taira-arch.com/
をご確認下さい。
皆様のお越しを心よりお待ちしております!!
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タイラ ヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博
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S-0479、排水のにおい(岐阜県)

ユーザー ゆう2002 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
岐阜県
現住所‐郡市区町村: 
羽島市
ご相談の内容: 

排水のにおい
排水のにおいが水周り全体からします。
一度、逆流したのでバキュームで配水管の清掃をしてもらいました。
その時に勾配がゆるいのではと言われました。
水周りは、台所、風呂、トイレ、洗面所にわたりますが、勾配を直すとなると全体を掘り返して工事をする必要がありますか?
そもそもリフォームをしたいと思っていましたのでだったら家ごと立替るべき?
 





S-0478、2×4(ツーバイフォー)のリフォーム (岐阜県)

ユーザー ゆう2002 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
岐阜県
現住所‐郡市区町村: 
羽島市小熊町
ご相談の内容: 

2×4(ツーバイフォー)のリフォーム
建売の2×4です。
リフォームの相談をした時に2×4は難しいと言われました。本当に無理でしょうか?
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、とある家創りの打合せからスタート。
 
 
こちらのお客様は、ご高齢のご夫婦。
 
今後の生活を考えられて、今の時期に
住まいを創り変えようとされています。
 
御家族で暮らすために建てた家。
 
部屋がいくつもあるのですが、3階建て!
当初はよかったのですが、
歳を重ねるたびに、階段がきつくなってきたようです。
 
今後は、階段を使わない生活がいいですよね。
 
 
お会いしいた最初は、今の住まいを壊して、
新たに平屋の家を新築する方針でした。
 
ただし、思ったよりコストがかかることや、
御手持ちのモノの収納等を考えると、
あまりいい方法ではないと考えて、
今の住まいを生かして、リノベーション、
もしくは、一部増築とリノベーションをご提案しました。
 
昨日は、その両案で、概算金額がいくらになるのかが主でした。
 
新築案、リノベーション案、増築+リノベーション案を
比較検討されて、結果、増築+リノベーション案で決定となりました。
 
これから、ひとつひとつを丁寧に打合せしながら、
よりよい案へととりまとめていこうと思います。

その後、とある家の改修工事の現場へ。
 
改修前は、木製の窓だったのですが、これからの季節で、
寒さを軽減するために、アルミサッシへ取り換えするのですが、
ちょうど、サッシが取り付いていました。
 
最近、朝晩の冷え込みがあるのですが、
本格的に冷え込む前に、取り換えができて、
ほっと一安心。
 
 
屋根の葺き替えも順調にすすんでいるようでした。
 
工務店が、段取りよく、現場を進めてくれているので、
とても安心できます。
 
寒い冬を少しでも快適にくらしていただけるといいなと思います。
 
 
夕方には、事務所へ戻って、とある家創りの図面をとりまとめ。
 
来週には、工務店に図面を渡して、
見積に入っていきます。
 
最終的なチェックと修正をして、ひと通りとりまとめが
完了しました。
 
こちらの家は、狭小の敷地に立つ、木造3階建ての家。
 
いろんな方法で光を取り入れながら、
狭小敷地とは思えないほど、明るく、開放的な家に
なると思います。
 
愉しみですね。
 
 
いろんな家創りに、日々関わらせていただいています。
 
新築であれ、リノベーションであれ、
住まう御家族が、快適に、安心して暮らしていけるために、
全力でサポートしていきたいと思います。
 
いろんな出会いに感謝です。

ユーザー 一級建築士事務所 株式会社 竹内建築研究所 竹内健 の写真

木造戸建住宅の耐震補強設計、改修工事について その1(壁耐力、偏心)

耐震診断により、Iw値が0.7未満になった場合に、公的助成制度をうけて、耐震改修工事を行う場合には、補強の仕方は国の定めた基準((財団法人)日本建築防災協会による「木造住宅の耐震診断と補強設計」)に基づくことが必要で、補強設計は同協会の認定を受けた耐震診断補強設計PCソフトを使用します。補強方法、材料、位置はこのソフトでの計算に基づき決められます。(経験やおおまかな感覚で補強を行うものではありません。)
地震力は計算上では建物に対して横方向に作用する力と設定しており、耐震性能を高める為には、原則的にはその地震力に抵抗する壁(壁耐力)を増やすことが必要になります。 旧耐震基準の建物(昭和56年以前)はそれ以降の建物と比較すると、全般的に言えば、窓が多くて壁が少ない傾向にあります。ちなみに、地震に対しては柱をより増やしても、柱と柱を繋ぐ壁(無開口壁)がないと有効に働きません。
また、地震力は建物の重量にも関わりますので、屋根が瓦で重たい建物は、壁の量が同じでも、スレートや金属屋根の住宅よりも地震時には不利となります。(もちろん、瓦屋根の建物全てが大地震に対して弱い、大地震時に危ないとは言えません。)
壁耐力を増やす為には、窓の部分を塞いで新たに壁をつくることの他に、窓はそのままにして、現在ある壁を強くする方法もあります。壁の材料(土壁なのか、板壁なのか、石膏ボードなのか、あるいは、筋交があるかないか)によって壁が持つ力(耐力)が違います。現在の壁材料をより強度のある材料(構造用合板や耐震認定パネルなど)に貼り替える、あるいは筋交を取り付ける、ことで耐震性能を高めることができます。
耐震ソフトの計算上ではそれぞれの壁耐力を数値にて入力します。補強計画上では耐震壁のバランスの良い、適正な配置が重要です。一方向に壁が多い場合には地震時に建物がねじれる可能性があり、(建物の重心と剛心がずれることによる偏心が生じます。)
補強する位置によっては、耐震性能がかえって低下することもあり得ますので補強計画上では留意すべき点です。

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