傾斜地にある敷地。道から見える屋根は緑化を行い周辺環境になじませます。
シンプルな発想。
庭に咲く花や緑をメインにした建物のデザインが希望でした。素材の要素を少なくし、形をできるだけシンプルにすることで庭の木花を活かすとともに、周辺の景観の一部になるよう設計しました。
庭づくりにとても力を入れられるカタチになりました。
高原の森の中。自然と音楽を楽しむ空間がテーマです。
周囲の自然と音楽を楽しむための空間がテーマであり、天井高さ、開口部を大きくとり外の景色を内部に取り込むような空間づくりを行いました。
既設平屋の上に増築された吹き抜けのあるLDK。
築25年の二階建ての家の平屋部分にLDKを増築して、2階既設部分はリフォームをして風呂とトイレに洗面さらに3部屋とし若夫婦の居住空間にしました。
吹き抜け+収納ロフト 外には広めのバルコニーがあります。
キッチンの後ろには無垢材の食器棚も作りつけで設けてすっきり収納、動線もスムーズに家事が楽なようにしてあります。
キッチンからもバルコニーへ出られます。
光屋根のついたバルコニー、雨がかからないので物干に子供の遊び場、外での食事など多目的な半外の空間です。
ロフトもけっこう広い
既設のリフォームも自然素材ばかり、無垢材の板と漆喰のみ
広めでカウンターがついたトイレ
洗面には御影石のカウンター、ここも自然素材ばかりの快適空間です。
杉の天井板にLEDのダウンライト、シンプルですが豊な空間です。
八ヶ岳の麓、見晴らしのいいロケーションにたつ家。ベランダからは自宅の畑とその向こうに富士山が見えます。
愛着という面と、予算面により、仕上げ作業は一部施主さん家族により行われました。澄んだ空の下、私も少し参加させていただきました。
完成写真が撮れなかったのですが、雰囲気が伝わる写真です。新建材やベニヤは使わず床は桧の無垢材のフローリング、壁は漆喰天井には無垢の杉板を貼った空間です。風呂と洗面にはアルミサッシュを使いましたが、他はペアガラス入りの無垢の桧材を使った木製建具を建て込んでいます。手前に置いてあるのはダイニングテーブル用の栃の一枚板、これから余り材で私が脚をつくりました。
滋賀県の紫香楽から60年前に移築され何回かリフォームと増築を繰り返された家ですが、使い勝手が悪くその不便さと暗さに加え窓の無い風呂にトイレなどもあり今回リフォームというより大改造と言った方がいいような大規模な工事になりました。工事期間中引っ越しすることもままならないので、生活しながら3期に分けて仮設部分はキッチンのみとして計画し施工しました。トイレ風呂洗面にキッチン含めたLDKと連続した和室、既設玄関と連続した隣室が工事範囲です。
これも工事途中の写真ですが、和室です。置いてある一枚板は居間に使う栃の一枚板です。床は琉球表の縁なし畳、框材の代わりに桧の無地の一枚板を使って襖下枠としています。
キッチン横の家事作業スペースです。パソコン置いての作業も可能。
早朝朝日が差し込んだばかりの写真なので奥のキッチンバックは映っていませんが、右の暗い部分にオープンキッチンがあり食器棚もすべて手づくりで無垢材を使って作り込んでいます。パントリーもあり収納にはこと欠かない配慮はしてあります。キッチンの又奥に風呂トイレなどの水周りが続いています。左奥が和室で居間との高さは20センチ、冬には掘込みのこたつを設置することもできます。
リフォームされたあとの外観、工事したのは中央玄関から右の部分で左の座敷空間は古民家のままです。
リフォームする前の外観、右側の平屋の倉庫は取り壊して6帖ほどの倉庫と家庭菜園を作りました。
玄関のアルミの建具を桧の無垢材でつくった建具に作り替えて、自然素材の塗料で周りの古色に合わせました。全般的に写真撮影している時間がなくわかりにくい写真で申し訳ありません。
玄関 古民家の広い土間を小さくして使いやすく、明るい玄関にしました。またリフォームされた3部屋の建具には植物をモチーフにした透かしの入ったガラスを入れ視覚的に連続した空間にして広がりをつくりました。
60年前に建てられた古民家のリフォーム工事。何回かリフォームが行われていましたが、ベニヤや新建材などが使われていたので全て自然素材に置き換えました。自然素材の柔らかさ豊かさそして自然素材ならではの調湿作用によって快適な空間に生まれ変わりました。
新しく入れ替えられた桧の玄関戸
古い建具の障子をはずして模様の入ったガラスを嵌め込み新しいいぶきを吹き込みました。
でこぼこになっていた床を作り直し桧のフローリングを貼り、クロス張りの壁の上にボードを貼り漆喰を塗る。又建具は無垢材のものと入れ替えると空間は柔らかく豊かなものに変わります。
リフォームされた空間は建具に透かしを入れたので見た目に連続したつながりが生まれました。
室内と連続させる、リビングと一体に利用できるルーフテラスは、だれに気兼ねすることもなく、楽しく安らかにリビングとしてを満喫できるとっておきの家の中心になります ルーフテラスについてアトリエ24一級建築士事務所 飯沼竹一さんに伺いました。
2001年に独立し事務所を開設してから、これまでルーフテラスと呼べる半屋外空間がある個人住宅の家は、木造、鉄骨造、RC造など構造に係らず12例あります。 きっかけと言うような特別な要望があった訳ではありませんが、はじめの案件は、完全分離の二世帯住宅で、双方の2階リビングに直接面するスペースをルーフテラスとして繋ぎました。18畳の広さがあるので、お花見パーティー、バーベキューや子供が小さいときは大きなプールを置いて遊ばせていました。またこのルーフテラスを介して、子どもやペットの猫が行きかい、付かず離れずの関係に効果的に作用しています。 それが雑誌で紹介されたことも一つのきっかけになったかもしれません。
リビングやダイニングと平面的、立体的につながる空間構成にすることで、とにかく私自身がまず、「気持ちいい!」って、感じられるテラスを想像できる計画をすることです。 床レベルも室内と屋外(テラス)の段差がフラットになるよう配慮します。とにかく天気が良く寒く無ければ仕切りの窓を全開にしてテラスにすぐに出られるように設計します。 また、都市部ではルーフテラスをつくっても、回りの視線が気になって落ち着いて使えない例をみます。回りの環境に注意し、プライバシーを確保した上で、光と風が入るルーフテラスを計画することが大切です。
木造の場合は、FRP防水が多いです。木造は揺れることが前提ですから、床の剛性を上げるために下地に12mm以上の構造合板を2枚重ねてしっかり張り、強度のある仕様のFRP防水を施工しています。 当事務所の事例では、防水の上にウッドデッキやタイル貼りなど様々な仕上げを施します。ただ防水層からは浮かせて床を二重に作り、防水層を紫外線やキズから保護し、またメンテナンスしやすい構造にしています。 鉄骨造の場合は構成する床がコンクリート造になるので、アスファルト防水やシート防水を採用します。この場合も床仕上げの方法はたくさんあり、その都度にテラスの使い勝手や環境、コストなどを調整して計画しています。
建築主ごとの楽しみを見つけているようです。バーべキューやホームパーティーは一般的ですね。 その他では、前途しましたが、お子さんのプール遊びやハンモック、ガーデニングなど。アウトドアリビングとして捉え、寒く無く雨が降らなければ朝も夜もテラスで食事し、いつもテラスで過ごす家もあります。 大雪の降った時に、お子さんがカマクラを作った家もありました。
もちろん可能です。この場合は、テラス上に給水設備があると使い勝手がいいです。 芝貼のテラスなどの場合は、床(屋根)に乗る荷重を少し多めに見て、構造計画することが必要です。大きなプランターなどを置く場合も同様の配慮が必要です。プランターにバジルやパセリなどのハーブを植えて、料理に利用することも面白いと思います。 またクリスマスシーズンに大きめのプランターにモミの木を植えて、イルミネーションなどを飾り付けても楽しいと思います。
設計者にプラン検討の初期段階から要望を伝えることです。室内と連続させる、リビングと一体に利用できる半屋外空間は、だれに気兼ねすることもなく、楽しく安らかにリビングとしてを満喫できるとっておきの家の中心になります。 そのためには始めから家全体を俯瞰した計画が必要で、経験豊富な設計者に依頼することをお勧めします。なお、ルーフテラスは延床面積には含まれませんが、防水や床の仕上げ、手すりなどは工事に加算されます。 費用負担があることも考慮して全体のバランスをみながら計画することです。
敷地の南北側には2階建ての住宅が隣接しています。 東側には隣家の庭として空いたスペースがあり有効利用を考えられますが、3階程度の建築物が建つ可能性も検討すべきだと考えました。 道路を挟んだ西側は新しい3階建て住宅と郵便局がありなかなか窓を開けられる環境ではありませんでした。
ルーフテラスは白い壁とパイプ格子に囲われ、青い空と緑が生活に潤いを与えます。
また、夜間や雨の日すらも、しっとりと洒落た雰囲気を醸し出す空間になっています。
敷地の形状から、駐車スペースを考慮すると、建物の配置は概ね南側と決まってきました。しかし、敷地の南側には2階建ての家屋が敷地いっぱいに建っており、窓を設けたとしても採光条件は悪く、プライバシーの問題も好ましくないといった環境の中での計画でした。
ハイサイドライトは外部の視線を遮りながら室内に光や風を導ける事と、高い位置に窓がある為、部屋の奥まで光が届き、室内が明るくなるメリットがあります。 ハイサイドライトについて根岸達己建築室 根岸達己さんに伺いました。
特に都市型住宅の場合、隣地や道路からの視線が気になる場合があります。このような場合に、外部からの視線を遮りながら、光や風を室内に導くために、高い位置に設ける窓です。また、窓を開けるとすぐ隣の家…など、眺望が期待できない場合、雲の流れや星空などの自然が見える様に高い位置に設けた窓をハイサイドライトといいます。
メリットは、外部の視線を遮りながら室内に光や風を導ける事と、高い位置に窓がある為、部屋の奥まで光が届き、室内が明るくなるということです。 デメリットは、手の届きにくい高さに窓があるので、造り方によっては掃除がしにくくなります。そういう場合は、光触媒のコーティングされたガラスなどで汚れにくくすることをお勧めします。
建物で囲われた敷地に明るく開放的な家を造りたいと設計依頼がありました。 街中を歩いていると、レースのカーテンを閉めて、窓を開けているお宅を良く目にします。光や風を入れたいけれど、人目が気になるからです。 窓は光や風を室内に導く機能のほか、外の景色を見たり、室内の広がりや開放感をつくってくれる大切なものです。今回の計画で、なんとかプライバシーの確保と開放感という相反するものを両立させることが出来ないものか思案していました。 何度目かに敷地を訪れた時、周囲は建物で囲われているが、上部には空が抜けていて、視線もない事に気が付きました。この部分で内外を繋げば、室内から雲の流れが見えて気持ちが良いだろうと思い、ぐるっと一周、天井と壁の間にスリット状の窓をつくりました。 それが「360度展開するハイサイドライトのある家」です。 外部からの視線を気にすることなく、明るく開放的な家となり、リビングからは流れる雲が見え、くつろぐひと時を演出してくれています。その後からも度々、都市型住宅の限りある敷地面積の中で、開放的な家を計画する時の解決策のひとつとしてハイサイドライトを採用しています。
高所用のブラインドやロールスクリーンなどが付けられます。手元のひもを操作して開閉できる様になっています。
開閉できます。「360度展開するハイサイドライトのある家」では、所々に開閉できる窓をつくり、高低差から生じる温度差を利用して、室内に空気の流れ(温度差換気)をつくり、室内に風が流れるように工夫しています。 吹抜けなどの計画では、上部の気温や湿度が高くなりやすいので、積極的に開閉する部分を設けることをお勧めします。
ハイサイドライトは30センチのスリットである為、西日の暑さは気になりません。逆にスリット状のガラスから差し込む夕日の光が天井を染め、室内を演出してくれます。建て主の奥様も大変気に入ってくださっています。
南側に設ける場合もバランスを考えた適度な大きさの窓にしないと、真夏には室内が暑くなってしましますので、経験豊富な設計者に依頼することをお勧めします。 「360度展開するハイサイドライトのある家」では、屋根(ハイサイドライトの上)には庇が付いていています。これは夏の暑い日射を遮蔽し、冬の暖かい日射を取り入れることができるため、省エネに大変有効なのでお勧めです。 日中いつもカーテンを閉めっぱなしの窓では、本末転倒です。都市型住宅では、前述したハイサイドライトや中庭、目隠し等を巧みに使うなどして、プライバシーを確保しながら開放的な家をつくることが大切です。
1階は各人の部屋とクローゼットを天井までの引戸で仕切ってます。これは、引戸を取り外したり開閉することで部屋の用途や大きさを将来の生活スタイルに合わせ、住み手の手で変えていくことができるようにするためです。
整骨院併用住宅は住まい手の動線と患者さんの動線が重ならないよう、整骨院のエントランス・住宅部分の玄関までのアプローチを分離することが大切です。 整骨院併用住宅についてタイラ ヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博さんについて伺いました。
きっかけという程のことではありませんが、知人ご実家の建替計画のお話をいただき、たまたまそのお宅が整骨院を開業されていた。という感じです。
住まい手の動線と患者さんの動線が重ならないよう、整骨院のエントランス・住宅部分の玄関までのアプローチを分離すること。 また、間取りに限った話ではないですが音の問題への対応も非常に重要です。 掲載している吉川の住まいは、『1階が整骨院、2階が住宅』という形で計画し、階毎にそれぞれを分けています。 この場合、整骨院から住宅への音の伝達、逆に住宅から整骨院への生活音の伝達などが懸念される為、防音対策には注意が必要です。
諸々の条件によるかと思いますが、住宅ローンが可能な場合もあると聞いています。 吉川の住まいでは、ローンに関しては全てお施主様へ一任しましたので詳しくお答えできませんが、整骨院部分の床面積と住宅部分の床面積の割合等を、事前に銀行(ローン先)と打合せの上、建物の計画を進める事をおすすめします。
『標準仕様という考えが無い』という点が最大のメリットだと考えています。 ハウスメーカーの言う注文住宅(自由設計)とは、そのメーカーの仕様にあるものの中で、『できる、できない』を判断される事が多いかと思いますが、我々設計事務所では、『できる、できない』の話ではなく、『どうすればできるのか』を考え、ご提案させていただきます。 基本的に『できないことは無い』という思いで設計しています。 また、弊社では『無垢の木などの自然な素材を使い、心地良く、時代に左右されない美しさ』をコンセプトに日々設計を行っています。整骨院設計においても、そのコンセプトを念頭に快適な空間設計を心がけています。
まず外観の色ですが、敷地周辺の環境が住宅地で、また大きな公園に面しているという事もあり、景観に配慮し、主張し過ぎる事がないよう落ち着いた白ベースで色の検討をおこない、最終的には白とグレーの中間色で仕上げることになりました。 白過ぎると、太陽光の反射が強くなるのですが、グレーが混ざることで落ち着いた印象となりました。 また、外観形状ですが、前記したように、敷地が住宅地ということもあり、シンプルな切妻屋根で計画し、街並みに溶け込むように考えました。
まずは来客用駐車場・全面道路から整骨院エントランスまでのアプローチ計画です。段差無く、スムーズに整骨院のエントランスまでアプローチできること。 車椅子でも無理なく通れる幅の手摺付きスロープを設けることはもちろんですが、万が一、転倒事故などが起こった際にも直ぐに対応できる為の配慮としてスロープに面して大きな窓を設け、施術室からもスロープを歩く患者さんの姿が見える様にすること。 つぎに、患者さんの内部動線計画です。 トイレの入口・施術室の入口を、待合室から直ぐのところに計画し、シンプルな内部計画とすること。 そして、受付から待合室・施術室全体が見渡せること、バックヤードへも直ぐにアプローチできること。 など、患者側と院側のそれぞれの視点での計画を心がけています。
もちろん可能です。有料となりますが、敷地測量図等あれば、設計契約前の間取りのご提案も可能です。
整骨院部分、そして住宅部分と異なる用途の設計打合せとなる為、時間はかかるかもしれませんが、遠慮せず要望を細かく設計者へお伝えて下さい。話をした分、お施主様にとっての建物クオリティーも上がっていきます。
1階が整骨院、2階が住居の店舗併用住宅です。南側に隣家があり、大きな開口部を開ける事ができなかった為、トップライトにより明かりを確保しています。一日中、明るい住まいとなりました。
昨日は、デスクワーク中心の一日でした。
週末の打合せの準備から、図面のチェック、申請資料の作成等など。目白押し。
ほとんど外出しているのですが、週に一度くらいは、時間を創ると、スムーズにこなしていけそうです。
来週からは、そんな流れにしていきます。
夕方からは、とある家創りの現場打合せ。
来週建て方を迎えるのですが、その後の工事について、いろんな職人が集まって、話し合います。
設計内容についての質問があったり、関係する職人同士の工事の流れを把握したり。
こういった感じで、関係者が集まって、全体の打合せをするのもいいと思っています。
大事なのは、私への質問ではありません。
関係者同士が、お互いの工事の範囲を共有して、どんな流れで進めていけばよいのかを調整できることが重要なんです。
家創り、特に工事は、たくさんの職人の力が集結して、出来上がっていきます。
段取りよく、丁寧に進めもらうためには、とてもいい機会だと思います。
全ては、いい家創りのためです。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
セルフビルドを手掛ける建築士さんもいらっしゃるとの記述に期待して申し込みましたが、全くの無反応に終わってしまいました。残念です。やはり、日本の建築業界の現状では、...
建築について知識がなく困っていましたが、メッセージ等いただいて相場などがわかりました。現実を知ったのでこれからどうするかを考えていきたいと思います。本当にありがとうございました。
契約した建築家名・事務所名を教えて下さい ...