ユーザー 一級建築士事務所 株式会社 竹内建築研究所 竹内健 の写真

弊社が設計・工事監理業務を行いました用途変更工事の事例を概略ご説明します。
場所は東京都内、社会福祉法人が既存建物(2階建延約100坪、旧用途は信用金庫)を買い取り、障害者作業所に用途変更するものでした。
 ここで大切なことは、建築主は購入する際、建築確認検査済があること、竣工年が昭和56年6月以降(旧耐震基準ではない)であることの重要性を理解されていたことです。検査済証や設計図書が無い場合、そもそも用途変更申請がほとんど不可能なこともあるからです。弊社が用途変更申請の相談をお受けする場合、必ず、竣工年月、検査済証、設計図書等の有無をお聞きします。
 この建物は旧用途が事務所の扱いで新たな用途は社会福祉施設になり、建物の延床面積が100㎡を超えていましたので、申請が必要でした。(なお、令和元年の建築基準法改正により、用途変更部分の床面積が200㎡以内の場合は建築確認申請の手続きが不要となりました)
社会福祉施設に用途変更する為には、福祉のまちづくり条例に適合させる必要がありました。都内でも当該区は特に条例が厳しく、2階部分は信用金庫の事務、会議室でしたのでエレベータがありませんでしたが、社会福祉施設に変更するにあたり、身体障害者用のエレベータが条例上、必要となりました。(障害者でも障害の種類がありますので、一律に設置義務となることは、建築主にも負担となることもあり、難しいところです)
 このように、用途変更をする場合には新たな用途の基準等に適合させる必要があり、その部分を解決してゆくのが私達の業務です。
 約2ヶ月の設計期間、4ヶ月の工事期間の後、無事に作業所が完成しました。
古るびて、暫く使用されていなかった建物が、生き返り、再び、建築主、障害者の方々に喜んで利用されていることを見て、これからこうした有り方も増えるべきだと感じています。

ご参考までに、用途変更改修工事の様子、改修前・改修後の写真を添付します。
改修前2階会議室です

改修後、多目的室となりました

改修前ATMコーナーでした

改修後、お店になりました

ユーザー 建もの探訪ファン の写真
建もの探訪ファン
感想: 

居間の床の上を、のそのそとあおむしが2匹。
ばあちゃんの家庭菜園から届いたグリンピースと一緒にやってきたであろう2匹。
ぎょぎょぎょ!!!のはずも、あおむしさんだよー!!と楽しく騒げるのは、
あおむしに出会うのが初めての小さな人が我が家にいるから。
 
            ◇ ◇ ◇
 
今回の建ものは「屋上デッキのある7坪の家」。
http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2015/19
大らかな狭小住宅。
 
            ◇ ◇ ◇
 
建築面積7坪(24㎡)の狭小住宅。
地階、1階、2階の3層で70㎡というから、
社宅の我が家と似たり寄ったりの生活スペースだと思う。
1歳児を含む3人家族の生活というところも同じだから、
このお家の広さの感覚は少し身近に想像することができる。
今はまだそれなりにゆったり暮らせるけれど、
家族が増えたり子供が大きくなってきたら智慧の絞り甲斐がある、
そんな広さだろう。
でもこのお家で、であれば、家族の成長と暮らしの変化を楽しめると思った。
 
このお家は、各階ワンルームになっていて、
地階の寝室は将来的に二部屋に、
1階の玄関ホール兼多目的室も、今は仕切りにカーテンがあるだけだけれど、
場合によっては個室にすることも考慮しているという。
「今はまだざっくりと」
このお家の設計者でもあるご主人は、そんな言葉を使って説明されていた。
その感じが、とてもいい。
 
            ◇ ◇ ◇
 
私が暮らしを営んでいて思うのは、「完成」しないなということだ。
物の収納の仕方にしても、家具やちょっとしたものの配置にしても、
どんどん、変化する。
その時々で考え抜いて使いやすく、美しく収めるのだけれど、
ひとつ物を買ったら、新しいことを始めたら、季節が変わったら、、、
ことある毎に見直してみると、その時に合わせて、不思議とまたよくなるのだ。
お家の中のほんの一部だってそうなのだ。
お家だって、家族に合わせてどんどん変化させればいい、そしてよくなる。
 
このお家は、すごくシンプルに、空間の広がりが大切にしてあると思う。
そして家のどこをもが、きちんと外と繋がっている。
ざっくりと、でもとても細やかで柔軟性がある。
家族のその時の状況に、建てものを素直に合わせていけばいい、
ということを、とてもいい形で実現できそうだと思った。
 
            ◇ ◇ ◇
 
もうひとつ、床の仕上げ方がとても印象的だった。
1階はモルタルの土間。2階は色の少し濃い材を使ったヘリボーン張り。
地階には、節の模様が程よく楽しめる明るい色の材がシンプルに張ってあった。
 
1階全体が土間というのは、すごく面白い。
外から入ってみると1階全体が広々とした玄関のようにも感じられるし、
内で過ごせば、そこが玄関だなどと思わずに一つの部屋として空間を楽しめる。
そして、家の中だけれど外に繋がる感じがとても強くて面白い。
 
2階のヘリボーン張りは、とても華やかだった。
インテリア関係のお仕事をされているという奥様による提案とのこと。
真っ白な壁に黒い枠の四角い大きな窓という、シンプルで少し硬い印象もある室内が、
床のおかげでぐっと華やぎ、温かみが出ている。
 
地階は穏やかに、そして変化の可能性を邪魔せずに。
 
床が部屋に意思を持たせているような、そんな面白さがあった。
床でこんなにも印象が変わるのだと、改めて思った。
ざっくりと、を活かす細やかさということかな。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

■K保育室リノベーション設計・施工物件に仲間入り
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ユーザー アーキ・ラボ 一級建築士事務所 近江 彰 の写真

先日、あらたなリフォームの依頼で一戸建ての住宅を訪問しました。
そして、ありがちですが玄関を入って溜息。
玄関も廊下も、居間はいうに及ばずキッチン、洗面など物、物、物。そして一言、
「収納が足りないんです。」そこは、某自動車メーカー系の住宅会社の設計施工でしたが、
たぶん何も考えていなかった。
でも、収納が不足しているのは事実ですが、そもそも物への考え方を何とかしてみては、と思ってまた溜息。

物が片付かない理由は、いくつかありますが、

①いつか使うかもしれない。

②思い出の品だから。

が2大理由。いつか使うかもしれない、
又は使ったことはないけれど便利そうだからつい買ってしまった。
まだ使えるのに捨てるのは勿体ない(つかいみちを考えないで買う方が勿体ないと思うのは私だけ?)
まず1年間使わなかった食器、鍋、着なかった洋服、靴、バッグ。
いつか昔の体型に戻ったら着れるかもしれない若いころの洋服(儚い望み?)。
私が無理だったら娘にでも(趣味がまるっきり違います?)。どうです。

子供が小さい頃につかっていた食器。着ていた洋服。幼稚園でつくった工作。絵。
思い出の品だから大事にとっておかなきゃ。確かにあなたのお宅は今まですごしてきた家族の博物館
。でもどのくらいの頻度で思い出に浸っています?
80歳のお宅には80年の思い出がつまっています。
でもその中で本当に必要なものはどのくらいありますか。人間、裸で生まれてきて裸で死ぬのですよ。
本当に大切なのは、今生きている時間、空間です。
「私は思い出に囲まれているのが幸せなの。」
そうですか、これ以上は言いませんが、でも昔の幸せに浸っている貴方、今本当に幸せですか?

S様邸マンションリフォーム工事

●設計事例の所在地: 
東京都世田谷区
●面積(坪): 
18坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

築年数が20年以上のマンションの2階。物件探しからのお付き合いです。マンションの購入の場合、それが大事です。まず、築浅の場合はそれほど問題はありませんが、基本的なインフラが大丈夫か、リフォームが何処まで許容されるのか。管理の問題。床面積はあまりとれないので、プライオリティーを何処に置くのか。お若い、とも働きの御夫婦で、交友関係も広く、自宅でよくホームパーティーを開かれるとのことなので、基本、個室は極力小さく、LDKを充実させるのが結論。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

マンションの購入予算とリフォーム費用のバランス。立地もあまり駅から遠くなくという条件。必然的に築年数が経っていて、小振りな物件。しかもリフォーム可能かの同行調査。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

物件探しからの同行と各種調査、リフォームした時の概算など、その都度具体的に説明。また、パースを駆使してのイメージの共有化。「とても判りやすかった」とのことです。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

物件の購入からの協力で不安の払拭に努めたこと。生活スタイルの細かなヒアリング。

依頼者の声: 

お引き渡しの時に「昨晩、嬉しくて家の中を見て回りました」

その他の画像: 

リフォーム前。1枚目と同じアングルです。

キッチンからリビングを臨む。

ダイニングからリビング方向。

玄関。壁面1面を下駄箱を兼ねた全面収納に。

ピロティに玄関と車庫のある家

●設計事例の所在地: 
宮城県仙台市
●面積(坪): 
38.0坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

1階を開放した3階建ての住宅。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

親子の距離感を演出するため、3階に中庭を設えています。

その他の画像: 

旗竿状の狭い敷地に建つ家

●設計事例の所在地: 
神奈川県川崎市
●面積(坪): 
22.0坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

竿部分が道路に接し、それに向かって大きく開いています。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

屋根の一部をウッドデッキとし、外部との繋がりを求める。

その他の画像: 

収益住宅のすすめキャンペーン

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下記のキャンペーンは終了しました。ありがとうございました。
 
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キャンペーン企画詳細

 
開催期間:2015年5月21日~2015年5月27日
 
賞品:書籍「収益住宅のすすめ」
 
賞品のお届け:郵送でお届けします。
 
 

 

I-0437、住宅から簡易宿泊施設・飲食店へ用途変更(東京都)

ユーザー NK.R の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
渋谷区
依頼内容: 

4階建の住宅(S造:1棟まるごと一世帯使用)を2~4階を簡易宿泊施設に、1階を飲食店に用途変更を希望です。
フロアごとの㎡数はおおよそ60㎡弱です。
1階からの鉄砲階段のみとなります。
 
使用者(賃貸人)は1法人です。
 
費用等をざっくり知りたいです。
新築時の検査済証はあるとのことでオーナーから調べてもらっています。
 
東京都港区芝です。
 
1988年4月竣工
 
よろしくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





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