●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
1Fを親世帯、2F,3Fを子世帯としています。親世帯は面積が限られるため、建具を可動間仕切りのように利用し、すべてオープンとするとおおらかなワンルーム空間となるように設計しています。リビングからは、ウッドデッキのテラスがつながり、冬には大きなクリスマスツリーをかざっているそうです。
2F、3Fの子世帯は、アルミの可動ルーバーで仕切られた中庭状のルーフテラスをつくり、リビングやバスルームをテラスに面して配置しています。階段のみが1Fの玄関から3Fのベッドルームまでをつなぐ動線で、この他には動線のみの廊下を設けず広々としたリビングダイニングキッチンを作りました。