築55年、伝統工法住宅のリノベーション。
古いものを残しつつ、老後の生活を考え、明るく安全な生活空間に改善。
玄関ホールには、竹の花入れにアマドコロと水仙を活け込み。
取次ぎの空間に火鉢。
取次ぎよりリビングを見る。
ダイニングからリビングを見る。
仏間の空間。襖紙は京からかみ、引手は赤銅立鶴。
LEDを使用して夜の庭を演出。
水庭を内包する飲食店。京都市地域住宅HOPE賞/京都建築MAP掲載/日経アーキテクチュア掲載
京都のもうひとつの文化、伝統と革新の空間。スギ板を型枠に使い、ネガティブな木造建築を表現。
前面通りから見る。
エントランスからアプローチを見る。
水のディテール。
古材を再利用した生成りの店内空間。
大改造!!劇的ビフォーアフター出演プロジェクト。
築75年、厨子2階田の字型農家住宅を二世帯住宅にリノベーション。風通しが悪く、日の光が入らない暗い居住空間を改善、段差の多い床をバリアーフリー化し、厨子部分を子世帯の生活空間にリノベーション。
光が入るようになった玄関ホール。
風通しが悪く、日の光が入らないため、倉庫として使われていた北側の和室にドーマーを設けることによって改善し、ダイニングキッチンとしてリノベーション。
雪見障子を通して庭を望むようにリノベーションされた仏間。
厨子部分を寝室にリノベーション。
■ "竜ヶ崎の家"がこのニュータウンの中に建つ意味■昭和52年に建設工事が始まった竜ヶ崎ニュータウンは、今回の敷地がある北竜台地区の事業がすでに完成し、今も龍ヶ岡地区の開発が進められている。明らかに廻りとは異なったこの建築が、この場所でどんな意味を持つか考えた。まず現地を訪れて、廻りに建つ分譲住宅の一群はどれも非個性的で訴えかけるものがなく、私にとっては寂しく映った。確かに町並みも揃い整備されているが、決して美しくない。新しく建ったこの建築が確かにこの町並みに合っているとは言えないが、このニュータウンの町並みが良いかというのも疑問である。戦後から現在まで建ち続けた日本の家は、それまで暗黙の了解的でもあった手間をかけるという職人魂を廃した家になってしまったように思う。そして量産性・経済性を重視した結果が、昔から存在した良き日本の町並みをも変えてしまったのであろう。建築は本来、たくさんの人間が携わり、手間をかけてつくるものである。そんな手間のかかる建築であるコンクリート打放しにこれからも挑戦していきたい。"竜ヶ崎の家"は、この街に気持ちが強くこめられた住宅が建ち続けて欲しいとの想いを持って取組んだコンクリート打放しの箱なのである。コンクリートという材料は二十世紀を代表する材料であるが、日本では施工技術はあるのに経済性に押された結果、耐久性のある美しいコンクリートばかりかというと疑問が残る。世間では環境問題が騒がれているが、これからは正にスクラップアンドビルドの時代ではない。そういう意味でも、適切な施工をし、メンテナンスを施しながら、建物を大事に使っていく使命が建築に携わった人間たちにはあると思う。私は、打放しという表現で "機能美を併せ持つ質素で豊かな空間"をつくるために、コンクリートという材料を使いたい。"竜ヶ崎の家"のコンクリート打放しの壁が良いか悪いかは、個人の好み・価値観等により異なるため何とも言えないが、これから長い年月を静かに佇み無表情に主張し続けることを望む。
撮影:小林達実
コンクリート打放しの強い建築が建てたい!
建築だけではなく色々な話ができたこと
夫婦2人のために用意された"竜ヶ崎の家"は、閑静な住宅街である竜ヶ崎ニュータウンに建つ。プライバシーを保ちながらの生活を確保するため、外部には閉じた無愛想な表情を持つが、内部にはプライベート空間である中庭を配し、大開口を確保した明るい空間が広がる。1Fは、LDK・和の空間・浴室・洗面室・便所で構成され、2層の吹抜を持つリビングが中庭に面する。リビングにはトップライトからの光がふり注ぎ、2Fへ続く階段部分を一層引き立てている。2Fには、階段を上がるとフリースペースと名付けたホール的な空間があり、寝室・予備室、そして屋外階段によりもう一つのプライベート空間である屋上へと導く。
色々な意味での素敵な家をありがとうございました。これから末永くお付き合いの程どうぞよろしくお願い致します。
トップライトからの光
縁があって福島県の古民家に少し携わる機会が最近ありました。地方では高齢化が進み空き家が増えてます。その空き家であった古民家を地域のコミュニティスペースとして貸し出しました。リフォーム、リノベーションをして個人にそのまま貸し出すという方法もありますが、地域のコミュニティとして使うというのは大変な意味があります。
最近では地方に限らず、東京でも空き家は増えてます。現在進めているプロジェクトでは空いてしまった築30年を超える2階建てのアパートを賃貸の一軒家にするリノベーションをしています。構造設計者にも真摯に意見を聞き…なるべく今まで安定していた構造体をいじらないように進めています。やみくもになんでも良いのではなく守ることは守って建てた大工さんの想いも継承できると良いなと考えてます。
古いからダメだではなく建物をきちんと調べて再利用できる可能性は沢山あります。デザインばかりではなく機能がきちんと役に立つように考えていきたいです。
用途変更にかかる費用について質問です。 大阪市内に立つ事務所ビル全体を、障害者の通所の作業所に用途変更しようと考えています。書類、図面作成から役所提出まで一式、用途変更申請にかかる費用を知りたいです。 建物、書類の概要 ・現在の建物の用途 住宅付事務所 ・変更後の建物の用途 障害福祉サービス事業の用に供する施設 ・建物の所在地 大阪府大阪市淀川区 ・建物の完成年 平成12年 ・確認申請書の有無 有 検査済証・確認済証・建築図・構造図・設備図・構造計算書 一式有り ・実施図面・竣工図面の有無 無し ・建物の構造規模 RC造6階建 延床面積316.57㎡ (1F:57.03 2F:52.19 3F:61.64 4F:61.64 5F:61.64 6F:22.43) 建築面積:61.88㎡ 敷地面積:80.39㎡ 建物高さ:21.90㎡ ・構造について 5階の一部を住宅として申請されていますが、構造荷重は事務所として構造計算されています。 ・用途変更に伴うその他の協議等 大阪府福祉のまちづくり条例に適合すること 大阪市ひとにやさしいまちづくり整備要綱に適合すること 所轄消防署と協議し消防法に適合すること 以上のような内容で用途変更申請にどのくらいの費用がかかるかお教えください。 よろしくお願いします。
お世話になります。 敷地26坪・三階・完全二世帯住宅を希望しています。 建ぺい率60%・容積率200%です。 クルマ一台あり。間口約9メートル × 奥行約10メートルです。 工法なども相談したいです。 以上、お願いいたします。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
城崎温泉湯楽Yuraku Kinosaki Spa & Gardensエントランスホール「月間ホテル旅館」掲載
借景と和モダンの空間をコンセプトとした旅館にリノベーション。
レセプションを見る。
エントランスホールから庭を見る。
ラウンジから庭を借景する。
バーから庭を借景する。
客室から庭を借景する。
客室から山と空を借景する。
夜の客室イメージ。
客室の水屋。装飾品は京からかみの版木を額装。
客室掘込み床のディテール。竹籠の花入れに夏あざみの活け込み。(活け込みは設計者の手による。)
カーテンが無事終了し…少し久しぶりに府中の家ご訪問(^^ゞ奥様とおしゃべり中にビアデッド・コリーのノアがお茶菓子のラスク目当てに顔を出す(笑)内部も外部もすっかり落ち着いた様子で安心したソファも新調され…落ち着いた最高のLDKで暫しお喋り!家の話からミュージカルの話…音楽の話…話が尽きない(爆)
急激に寒くなったから、今年は紅葉がとっても美しいのだときいた。本当に。街路樹にだって、つやつや真っ赤の葉が混じる。満開のお花とはまた違う、豊かな色がとても素敵だ。落ち葉ふみも、どんぐり拾いも、楽しい季節になりました。 ◇ ◇ ◇ さて、今回の建ものは「思い出を紡ぐリノベーション」。http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2014/34築40余年の木造住宅が、長男夫婦が移り住むのを機に再出発したのだという。しっかり根を張った大樹みたい。新しくなった今も、年月を重ねてきた落ち着きはちゃんとそこにあった。 ◇ ◇ ◇ 手まめに、手まめに、とにかく手まめに。長い年月、そうやって人に住まれてきた建ものは、本当に魅力的だった。毎日丁寧に手入れを繰り返して住まわれてきた室内。愛情をたっぷり注いで育てられた植物であふれかえる庭。私はこういうお家が本当に好きでたまらない。実のところ今回は、どんな建ものだったかその印象はちょっと薄かったのだけれども、このお家の空気はとにかく心地よくてうっとりだ。 今は伯母が一人で暮らす父の実家も、こんな空気をまとった家だ。置いてあるものが上等だったり特別スタイリッシュだったりするわけではないけれど、部屋の中にあるものはみんな丁寧に埃が毎日払われ、大切に使われている。小さなお庭の植物はみんな、生えたいところに生えたいように芽を出し、健やかに花を咲かせている。「あら、あら、こんなところに芽を出して。」丁寧にまわりの草や落ち葉を除きながら楽しげにする大好きな伯母の姿は、このお家のお母様に重なる。 家一つを維持するのは、本当に大変なことだと思う。仕事に子育てにと奮闘しながらの毎日では、手が及ばないことも多いかもしれないけれど、こんなふうに「庭付き一戸建て」との関係を築きながら年を重ねられたら幸せだなあと思う。 ◇ ◇ ◇ この建築家丸山さんの作品は、すごく潔い感じがして、建築事務所のウェブページを見ながら思わず息をのんだ。真っ白な壁と無垢の柔らかそうな床。繊細に切られた窓。素朴な山小屋のような空気も感じられる一方で、和独特の緊張感のある美しさもある。シンプルに住んでもそのよさが生きるだろうけれど、どんどん自分色に染めていったって受け入れてくれるような柔軟性、包容力もありそうだ。今回の建もの探訪で紹介されたお家は、もう既に、このご家族の暮らしをたっぷり吸い込んで、そして豊かなお庭の緑をまとっている。
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今回、賃貸タワーマンション新築物件の予定があり、紹介依頼をさせて頂きました。現在、アトリエ系メインでの紹介マッチングサイトは多数存在されているのですが、...
お仕事を依頼した建築家: 高橋奏樹様 建築家相談依頼サービスに投稿する前にどんなことで悩んでいましたか?:...
直接建築家の方にご連絡するのは少し敷居が高い感じを持っていました。このようなサイトがあったおかげで色々とご相談させていただくことができました。...