昼の間(リビング)と夜の間(寝室)が小屋組み空間で繋がって、開口部へと抜けています。
安心・安全を確保しつつも、外部の自然を実感するにはどうしたらいいか。あまり化学材料は使いたくない。変形の土地をうまく生かすことができるか。
それまではハウスメーカーで迷走していたということでしたが変形の土地に沿った、ここでしかできないプランをご提案したらその場ですぐ「お願いします」ということになりました。
住み慣れた土地で終の棲家をと クライアントと生活起居を丹念に追い 設計しました。住居の中であっても 広がる空間性 を実現することで日々の生活や季節の移り変わりに 少なからず彩りを添えることができます。できる限り自然素材を採用しました。
正面よりのファサード
大学の先生であるお施主さんは自宅に学生をたくさん呼んでパーティーを開きたいが・・普段は4人家族なので使い勝手がとのことで始められた設計でした。実際、最終的にはホームパーティーに70人もの人々がやってきたそうで、いったいどこに入ったことやら・・。
高低差のある敷地に間知石擁壁を設け、その上に建てられた混構造のお宅です。敷地の状況から難しい設計となりましたが、むしろそういった難しさが楽しくもあり、完成したお宅にも印象的な形態や空間を生み出させています。大学の先生であるお施主さんは「赤」がお好きで、何度も検討を重ねて決められた紅赤色がこの家のポイントカラーとして配色されました。
見上げ
夜景
階段ホール
ダイニング
リビング
座敷
屋根裏書斎
北海道苫小牧市に建つ木造2階建ての住宅。夏の南からの湿った海風を適度に逃がし冬の樽前山から吹き下ろす乾いた北風を遮るため、南に向けた片流れ屋根を1枚の『大屋根』で構成。その真ん中にはだれにも邪魔されないプライベートな空が切り取られる。
大型犬4頭を含む6頭の家族がいる愛犬家の家。
わんちゃんが自由に遊べる空間を確保するため中庭タイプを選択安定した熱空間のため、土壌蓄熱式床下暖房を採用
導線を重視したプラン構成によりループ状の配置とし、それによってうまれる中庭をドッグランとする。常に様子がうかがえる様、中庭を中心にリビングと対面に愛犬のための部屋と配置する。
海に近く塩害地域のため外部に鉄製の材料をなるべく使わず、海からの潮風により風合いを増す杉板を使い、時の流れを楽しめる外観とした。
建設予定地 愛知県長久手市建設可能敷地 60坪 現在、農業委員会と行政書士との検討段階ですが、やや傾斜地に自宅の建設を検討しています。 現在30歳で結婚しており将来は子供を2名くらいを考えた平屋住宅を考えております。 和風モダンタイプで銘木を使った家を建てたいと思っております。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
建物外観
木造2階建
リビングダイニング
キッチン
外観
水屋
石庭(茶室裏)
茶室
玄関
中庭からの眺め
地方都市の集合住宅において、従来とは異なる新しいコミュニティを創出することは可能なのか? 経済合理性抜きでは成立し難い民間資本による集合住宅の計画に対し、この困難とも思えるテーマに取り組み、ひとまずその舞台となる器は完成した。実現化の為の計画概念はいたってシンプルであった。各世帯のプライバシーや生活の快適性は十分に確保しつつも、スタイルや気分、更には家族の成長に応じて自由にソトを感じ、つながることのできる空間やしつらえを豊富に用意すること。I-apartmentにおけるすべてのデザインは、その実現へ向けて収斂されていった。結果としてこの試みは、大手資本の行う画一的な利潤追求型のマンション建設計画に比して、建設コストやスケジュール、はたまた不動産会社の営業面においても合理性を欠く特殊解的なものとなった。特に熊本のような保守的な地方都市でこうした試みはハイリスクであると判断され、避けられてしまう傾向にあると思われる。チャレンジに対する建築主の理解、プロデューサー・建設会社・不動産会社・設計者の協働がなければ実現できなかったと思っている。そして現在の入居状況を見る限り、我々の想いは伝わったのではないだろうかと強く感じている。
リビングから中庭3を見た眺め
施主との最初の打合せでの言葉が印象的であった。「庭を中の空間のように感じたい」敷地は良好な住環境ではあったが周囲に参照すべき景観はなく、コートハウスを提案したのは自然な流れだった。ただ、その良好な住環境ゆえに完全に閉じた外観は周囲に与える影響が大きく少なからず抵抗はあった。そして2階建ではあるが極力高さを抑えるために1階は最小の天井高とし、2階床を薄く、2階個室も屋根裏部屋のような雰囲気を作り出している。ただ、リビングの大半を吹き抜けとしてその低さを感じさせないような配慮を施している。そして2つの事を考えた。1つは前述の施主の言葉からソトとウチの定義を再考すること。それらを同等にパラレルな関係を作れないかと考えた。平面の中に3つの中庭を市松状に挿入している。ソトとウチが交差することで光、風景が刻々と変化していく。2つめは親と子供との関係、家族同士がどのように繋がるのか、どのように繋げるのかということを考えている。1階のリビングから2階のワークスペース、キッズルーム、各個室に至るまでグラデーションのようにコミュニケーションの密度が変化していく。その時々に合わせて居心地のいい密度をさまよう、そんな空間を作り出せたのではないかと思う。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
お仕事を依頼した建築家:加藤哲也建築設計事務所 建築家相談依頼サービスに投稿する前にどんなことで悩んでいましたか?:...
建築家相談依頼サービスに投稿する前にどんなことで悩んでいましたか?: コスト管理等も依頼出来るか?など ...
契約した建築家名・事務所名を教えて下さい 株式会社 佐野修建築設計事務所 佐野 修 ...