狭小敷地に家を建てようとしているあなたは下記のようなことでお悩みではありませんか? ・プライバシーが確保できるか心配だ・採光や通風が確保できるか心配だ。・庭が取れるか心配だ・北側斜線・隣地斜線・道路斜線・採光斜線などで悩んでいる このページを読むことでそのお悩みを解決することができます。狭小住宅の間取りでお悩みのあなたはぜひ下記をお読みください。
狭小敷地の場合、隣地や道路との距離が近くなってしまうため、プライバシー・採光・通風が十分に確保できない場合があります。
狭小敷地の場合、建物を建てると敷地に余裕がなく庭といえるほどのスペースが取れない場合があります
狭小敷地の場合、駐車場・自転車置き場のスペースが取れない場合があります
家をたてる敷地には北側斜線・隣地斜線・道路斜線・採光斜線などと呼ばれる法律上の制限があります。一般的には隣地や道路からの距離を十分に取れば上記の斜線制限はクリアできる場合が多いのです。狭小敷地の場合、境界線から十分に離すということが難しく、悩まされる方が多くなっています。
ハウスメーカーの場合、間取りを営業マンが書いていることもあり、狭小敷地に慣れていない場合は一般的な敷地と同じような間取りになってしまう場合があります。その場合、プライバシーなどで問題が起きる場合もあります
ハウスメーカーの商品化住宅は一般的な敷地に建てる事を想定している場合が多く、狭小敷地にはうまく対応できない場合もあります。駐車場・自転車置き場なども想定されていない場合があり、とりあえず、敷地の余った部分を駐車場・自転車置場とする場合があります。動線などを考慮していないので、使い勝手が悪い場合があります。
ハウスメーカーの商品化住宅の場合、商品ごとに階高が決まっている場合が多く変更できないことがあります。その場合、斜線制限にうまく対応できないことがあります。
ハウスメーカーの場合、狭小住宅でも一般的な敷地を同じような間取りになってしまうことがあります。たとえば上記のような間取りの場合、下記のような問題があります。 ・窓が隣地に近すぎてプライバシー上、問題がある・結局、カーテンを閉めっぱなしになってしまい、採光にも問題がある。・薄暗いリビングになってしまう可能性がある・庭と呼べるスペースはない。・その割に使い道のない無駄なスペースがある
狭小住宅の得意な建築家が設計すると、さまざまな工夫で狭小敷地の欠点を克服することが可能です。上記の間取りは下記のような工夫がされています。 ・できるだけ外壁を境界に近づけることで敷地を有効に活用・不整形な敷地に合わせて斜めの壁にすることで敷地を有効に活用・1階中庭はあえて壁で囲ってプライバシーを確保・浴室、寝室・リビングなどの窓は中庭上の吹き抜けに面することで採光を確保・リビングはあえて3階に設ける事で明るいリビングダイニングを実現
↑緑と住む家・平面図
↑緑と住む家・立面図・断面図 敷地の周囲の状況:南に下っている傾斜地に建っており東側はマンションのヨウ壁と植栽に面しています。南西は道路に面しています。 間取りのポイント:南向き傾斜地のため南側の空がひらけており、眺望も良いです。東側の隣地ヨウ壁と植栽を借景にするためにも、東に中庭やバルコニーを設けています。小さな中庭の上は光が通るグレーチングのバルコニーになっています。 LDKの真ん中にあるバルコニーは隣のマンションの植栽に囲まれて、まるで専用のお庭の様です。1階中庭もヨウ壁に面していますので、他人の視線を感じる事もありません。傾斜地と曲がった道路、隣地などの敷地条件を利用する事により、都心にもかかわらず、プライバシーを確保しながら、広がった眺望と空と緑を取り込む事が出来ています。敷地の持つメリットを最大限利用した設計になっています。 1階は床下暖房、2階は床暖房、最高ランクの外貼り断熱仕様としていますが、ローコストも同時に実現しています。「建築家紹介サービス」でご紹介して頂いたお客様です。 http://kentikusi.jp/dr/syokai/1061/jyokyo
↑矢部の家・1階平面図
↑矢部の家・2階平面図
↑矢部の家・3階平面図
↑矢部の家・屋根伏図 敷地の周囲の状況:北側道路南には木造3階建住宅、東・西には木造2階建住宅が建っている 間取りのポイント:東、南に面した部分は窓を極力押さえ、西側に設けたコの字に囲まれた中庭に面して大きな開口部を設けることでプライバシーを確保しています。
↑中庭を取り入れた住宅・平面図 敷地の周囲状況:南側に道路を想定。その他は一般都市部。 道路が南側以外の場合、中庭の位置を変えて対応可能。間取りのポイント:1、プライバシーの高い中庭を取り込んで採光や通風を確保している。2、吹き抜けを設けることで狭さを感じにくくしている。3、水回りをコンパクトにまとめる4、1階と仕事場、2階にLDKのプランとすることも可能。
↑平面図 敷地の周囲の状況:南側は4m道路に接しているが、道路を挟んで木造2階建て住宅がたち並んでいる。また他の三方も同様に木造2階建て住宅が建ち、周囲を囲まれている。 間取りのポイント:隣地によって囲まれた三方には最小限の窓を設け、前面道路と向いの家の庭を借景として、開放感と光を取込んだ。また階段室にはトップライトを設け、各階に光が届くようにした。
↑府中のイエ・平面図 敷地の周囲の状況:南側は4m道路に接しているが、道路を挟んで木造2階建て住宅がたち並んでいる。また他の三方も同様に木造2階建て住宅が建ち、周囲を囲まれている。 間取りのポイント:2階建てに周囲を囲まれ、斜線による高さ制限を最大限有効にし、3階にLDKを配して南北に眺望を得た。
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設計者からコメントを頂いたのにほったらかしの方がいらっしゃるようです。お断りする場合でも、できるだけプライベートメッセージなど使って返事をしていただくようにお願いします。
地元の建築屋と話していましたが知識がなく話しになりませんでした。ここに出会い多くの建築屋さんとめぐり合うことが出来ました。...
日曜日の正午前に投稿したところ昼食中に複数の建築士さんからコメントを頂戴し、13時過ぎに通信での打ち合わせを始めることができました。運営者様のご対応が早いことに加え、...
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「カンブリア宮殿」7月10日TV東京にて放映予定です。大開口で眺望を確保する為、エコガラスを活用して遮熱。エコガラスの旭硝子からの依頼を受け取材協力致しました。残念ながら事務所がメインではありません・・・たぶん名前も出ないかも知れません。
建物を南北に貫くセカンドリビング
長年連れ添った夫婦の終の住処で、それぞれの時間を大切にしながらも二人で生活がおくれる住まいを希望。土地の特性を活かしたすまい。自然素材、自然通風など積極的に取り入れたい。
「あらゆる可能性を探ってくれそうだから」と伺っています。
閑静な住宅地に建つ定年を迎えた夫婦のための住宅。ゆっくりとした時間をお互いが程よい距離感で過ごせるよう生活時間と空間をシミュレートしながら計画を進めていきました。南側の庭に向く心地よいリビングとは別に、セカンドリビングと名付けた空間がこの住宅を特徴づけています。セカンドリビングは建物を南北に貫く2X7M、天井高さ2~4Mのトンネル状の空間で2階に位置する猶予空間のような場所で、お二人それそれの時間、お二人で過ごす時間をともに内包するような使い方が可能です。家全体でお互いの気配が感じられる心地よい安心感のある住宅を目指しました。また、基礎断熱を施し蓄熱暖房機を床下に設置し、床下の安定した空気とともに全室を暖め、夏は床下空間を解放し冷やされた空気を数台のファンで上部に送り、基本的な冷暖房をまかなっています。それは、湘南という温暖な土地であることと、エアコンに頼らない生活を好まれることを活かした計画です。床や天井には無垢板を用い壁は珪藻土仕上げとし、通風計画も綿密に行いました。
「床下空気の積極的利用など設計者と一緒に挑戦した結果、コスト面、機能面でも大満足な家となりました。」
セカンドリビング。2X7M、天井高さ2~4Mのトンネル状の空間
外観。閑静な住宅地に建つ。
寝室1 床や天井は無垢の板張り。壁は珪藻土塗り。自然素材で本物の材料は趣きのある経年変化が期待できます。
床下の安定した空気を取り込むために床に設けられた孔。基礎断熱を施し、床下には蓄熱暖房機を設置し家全体の暖房をまかなっています。ランニングコストも安価で身体にも優しい輻射暖房です。夏は床下の涼しい空気を2階までファンで取り込みエアコン無しを実現しています。
寝室2 床や天井は無垢の板張り。壁は珪藻土塗り。自然素材で本物の材料は趣きのある経年変化が期待できます。天井高さを十分に確保し、室内に梁現しにしています。
●間口3mの旗竿敷地に計画された地下1階地上2階の住宅建築●遮熱塗料塗りの真っ白な外観とコンクリート打放し+シナベニヤの内観●屋上は60cmの土を断熱材とした芝生敷きの屋上緑化●地下は躯体防水コンプラストコンクリートを使い打放しで勝負!
※写真:小林達実
間口3mの旗竿敷地のため計画が難しい…敷地を有効活用したい!
十数年培ったコンクリートに対する熱意を聞いて…コンクリートの監理を任せたいと思ったところが決め手
施工が難しい…地下を造りたいので施工する上でも工夫されたプランを造ってもらいたいコンクリート躯体で勝負した!
私たちの要望を細かく噛み砕きながら…この敷地に最高の建築を造ってもらえました!
間口3mの敷地のアプローチ
防音性能を兼ね備えた地下のホールドライエリアから光と風を取り込む
屋上までのエレベーター畑もできる…60cmの土を断熱材として利用
美しい夕景の空に映える真っ白な建築
2階事務所外壁に遮熱断熱塗料を塗り…内部はコンクリート打放し仕上と木と石
エントランスホール六面コンクリート打放し!
LDK、寝室とバリアフリーでつながる洗面室
和室からLDK木、コンクリート
ステンレスキッチン
トイレ木の雰囲気を!
昭和30年代に建てられた木造2階建ての住宅の改修です。元々、和室とリビングであった二つの部屋を一つの部屋にした居間です。天井は当時のまま、柱も化粧せずあえて埋木でシンプルに、また建築当時から使われている木製建具を利活用することで、これまでの生活の記憶といったものを随所に織り込みました。
予算と耐震補強について、特に関心を持たれておられました。
生活の記憶を大切に設計に活かそうとする姿勢、と伺っています。
昭和34年に建てられた木造2階建ての住宅の改修です。我々建築家は新しい建物をつくることはできますが、時間を経た空間をつくることはできません。この住宅の改修にあたり、既存の建物に敬意を払い、丁寧に読み解くことを意識しました。生活を刻み、時を経てきた住宅の空気感をいかに残していくか、をテーマに様々なしつらえを試みました。丁寧にヒアリングを行いこの家屋で過ごされた時間を追体験し、残すもの/残さないものを、観念的な歴史的なるものから、具体的な部位や素材、大きな事柄から細部に至るまで、吟味し一貫した計画を心がけました。その姿勢は、建具の再利用や枠の見せ方、床材など様々な様相を孕んだものとなりました。
予算と耐震補強について、特に関心を持たれておられましたが、それに対し、予算についてはローコスト化の観点から室内からの全面リフォームとし、耐震補強も室内からの工事としました。また耐震補強工事の自治体の補助金の獲得も設計に合わせ一貫して行うなどの工夫をしました。また空間については、「想像していた以上にしっくりとくる場所で、ここで過ごした記憶がよみがえり、新しい生活スタイルにもあっていて、建替えでなく改修にして本当に良かった」とおっしゃっていただきました。
連続する障子と座敷からみる丸窓のしつらえ
元々、和室と洋間のリビングであった二部屋を一部屋としました。障子は既存のものと新しく新調したものとが並んでいます。一部天井は当時のままです。
2階の和室。痛んでいた天井を外して小屋組を現して広々とした空間としました。
元々の建物に使われていた寄木を丁寧に取り、補強して再利用しました。趣きのある空間となりました。
柱の埋木の詳細。柱の傷もあえて化粧を施さずシンプルに埋木で処理をしました。柱の細さが際立ち空間を凛とした表情に仕立ててくれています。
至る所に、建設当時から使われてた木製建具などを利活用し、空間に趣きを与えています。
レトロな照明器具。大正時代の江戸切子の照明器具を探してきて取付けました。工業製品でない手あかが残るこのような照明器具は空間に潤いを与えてくれます。
2階和室の現しにした小屋組
廻りを建物に囲まれる立地…最大限日光を取り込めるように計画した…真っ白…ガルバリウム…玄昌石…シナベニヤの天井・壁…コルクの床…ホームエレベータ…坪庭…アイテムは極力シンプルにシンプルに…
介護が必要なお父さんのためにバリアフリー、ホームエレベーターを考慮
色々と話を聞いてくれる姿勢
隣に14階建てマンション建設が決まっていたので…それを感じさせないプラン2階にリビング等のメインスペースを持ってくることで光をたっぷり取り込んだ室内は全てコルクの床、木の壁・天井でまとめ気持ち良い空間を考えたホームエレベーター、床暖房を設置
丁寧な設計をして頂き感謝しております。コンパクトで無駄のない動線の中…日々暮らしを楽しんでおります!
ガルバリム鋼板の外壁
お母さんの思い出を壁に!
階段室にも光と風を!
南からたっぷりの光を!
コルクの床と木の壁と天井!
和室と一体となるLDK
トイレも清潔感あるように明るく!
キッチンカウンター
洗面脱衣室にも木の雰囲気を!
大きな玄関ドアを開けて…坪庭を見る…ホームエレベーターを使いやすい正面に!
建物の南側に並んだ居室群を眺める。
明るく開放的な家に住みたい。田舎に建てるので、都会的なイメージの建物に暮らしたい。
コミュニケーションが取りやすいこと。
茨城県北部の山あいに建つ、鉄骨造平屋建ての専用住宅。建物を広大なランドスケープの延長と位置づけ、室内外を1枚の外壁で単純に仕切ってしまうのではなく、外部のテラス空間や周囲の自然の景観を室内へと一体的に取り込みました。建物の向こうまで見通せるトンネル状の玄関は、この住宅のエクストラスペースでもあり、子どもの成長にともなうスペースの増減に対応できるようになっています。
福岡⇔茨城という距離にもかかわらず、毎週泊り込みできちんと現場の監理をしていただき、また最後までコスト管理も含めてこちらの希望に沿うような形で完成にまでこぎつけられたことに満足しています。構造もしっかりと設計していただいたため、東日本大地震を経た今となってもヒビ一つ入っておらず、これからも長く使い続けていきたいと考えています。
広い敷地のなかに、さまざまな形状のボックスが配置されている。
ボックスの間に挟まれた、屋外のテラス。
トンネル状の玄関。
見通しのよい廊下。
開放的なキッチン。
和室から、テラス越しにリビングと寝室を眺める。
周囲の風景が流れ込んでくるリビング。
リビングからダイニングを眺める。
外の風景を楽しむことができるバスルーム。
南側から眺めた建物の夜景。
ファサード
事務所として使用されていた物件を、美容室へコンバージョンしてほしい。殺風景な感じがするので、暖かみがあり老若男女、気軽に訪れてくれるお店をデザインしてほしいとご要望ありました。
事務所として使用されていた物件を、美容室へコンバージョン。殺風景な感じがするので、暖かみがあり老若男女、気軽に訪れてくれるようデザインされたお店です。
工事前の写真
■ 行灯照明階段ダイニング、リビングから2階につながる階段に照明を組み込み、足元を照らすと同時に階段室全体を柔らかな光で包み込む。またこの階段は、家具として制作し階段下は、玄関から使いやすいように収納として機能している。
敷地は金沢市南部に位置し有松しじま線から一本奥に入った閑静な住宅地にある。周辺には小学校や公園があり子供たちのにぎやかな声が聞こえてきそうな雰囲気がある。40坪の南西角地の敷地(容積率80%)に家族4人が住み、来客を迎えるスペースを確保するには極めて条件が厳しい。諸条件を整理しながら狭小ながらも心豊かになる生活空間ができるかを試みた。[条件の整理]①明治築の祖父の家で使われていた100年近く経つ無双戸を再利用する。②限られた床面積(32坪)の中で豊かな空間を構成する。③シンプルでありながら特徴を持った外観デザインとする。
自邸であるため、ゆたかな住空間とはなにか をテーマに実験的な部分を含め設計した。
■ ゆたかな空間構成玄関前には格子と吹抜によってできたアプローチ空間があり、住む人、訪れる人を心地よく迎えてくれる。床面積32坪の小さな空間を広く見せるためにダイニングとリビング、和室の床はレベル差-600とし階段の踊場+2600レベルにパソコンルーム、更に+1000レベルに寝室、子供室を設けている。寝室、子供室には多目的に利用できるロフトがある。部屋にレベル差を付けることで視覚的な変化と上下移動の変化によって空間に広がりを与えている。
■特徴をもった外観デザイン 無双戸を印象づけるために格子をキーワードとした外観デザインとしている。 アプローチ空間を包む西面格子は断面形状を台形とし西日や視線を和らげる効果が得られる。 この台形格子は金沢の東山のキムスコをモチーフにしている。南面格子は断面25×50の長方形断面で 内側のベランダの洗濯物干しの目隠しや日中の日差しを調整する。また内部からの光をやわらかく 外部に発光させている。
■ 思い出の無双戸私が大学生のころ明治築の祖父の家が名鉄羽島線の線路拡幅のために取り壊された。祖父の家には座敷を仕切る間仕切として使われていた無双戸があった。(無双戸は縦桟を開閉することで換気できる仕組みになっている。昔の職人の技術に感心させられる。)祖父の家に泊まる時はいつものように子供たちは早く寝かされ無双戸を介して大人たちの話し声が聞こえる。無双戸から座敷の光が柔らかくもれるている様子は子供ながらにその印象が脳裏に焼き付いている。その思いから解体時にはこの無双戸を保管してもらい、いつか利用できればと考えていた。17年ぶりに見る無双戸は痛みも少なく、新たな家の小さな和室とリビングの間の間仕切に活用できた。建物の雰囲気は当時とは異なるが自分の子供たちにも私が体験した思いを感じとってもらえたら幸いである。
リビング無双戸を開放(引き込み)したところ。奥には、タタミ部屋がある。
南西に大きく開けた開口部
土壁の家伝統工法で建てる新建材を使わない。24時間換気扇も要らない。
石場建て工法なので床下が解放されていて、防蟻剤不要。真壁で、不都合な箇所の発見が早く、長持ちする家。
土、藁、地元の木、紙で構成されていて、役目が終われば土に戻るか煙になる建材で構成されている。新建材が全くない。
最近の高気密・高断熱と全く違う。蓄熱性能でほんわかした温かみがある。夏は深い軒と内装が全て吸湿材と風通しでエアコンは要らない。
キッチンは大工さんと建具屋さんでつくったもの。システムキッチンより安い。
石場建て工法で基礎石に乗っているだけの建物
南から入った風は北の掃出し窓から出ていく。3畳の和室だが、階段の下部を畳敷きにしたので畳の部屋は狭く感じない
縁側に座ると家の中にいるのか、外にいるのか迷ってしまう感覚になる。
床下は開放的。白蟻が来てもすぐわかる。
古材を使った玄関
家の中から外を見る
小さな床の間と仏壇。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
お仕事を依頼した建築家:H2O設計室 建築家相談依頼サービスに投稿する前にどんなことで悩んでいましたか?:...
お仕事を依頼した建築家: (有)ツルサキ設計 鶴崎健一先生 ...
ご紹介頂いたTAM建築。当方からの要望に当初「出来ます」と言うことだったので話を進めましたが、結局、途中でディクライン。確かに難題でしたが、徒に時間ばかり浪費した上...