自分の家を自分で建てるとコストダウンすることができます。また、建設途中で自分の気に入るように変更することができます。建築主がセルフビルドで建てた住宅・N邸について設計者の大江建築設計1級建築士事務所 大江清高さんにお話を伺いました。
私の設計事務所は「北九州の木で家を建てる会」の会員ですが、「会」のホームページを見た施主が内部に柱のない空間を地元材で安価に造りたいという問い合わせをしてきたのが始まりです。
当初から予算に限りがあり、施主は内装をDIYでやりたいという要望がありました。 ところが、地盤調査の結果、杭による地盤補強が必要ということになり、当初予算を大きく上回ることになりました。そこで予算削減のため内装だけでなく躯体工事もセルフビルドすることになりました。
元々2X4工法はアメリカの開拓者が自分で家を建てる目的で開発されたものですから、2X4はセルフビルドに向いています。在来工法との最大の違いは「のみ」を使う「継ぎ手」や「仕口」加工がないことです。したがって特殊な技能が必要ありません。
簡単にいうと、4寸(3.5寸も可)柱を作る時、40X120のランバー材を3枚重ねれば120X120(4寸)の柱ができるというものです。重ねるとき接着剤のかわりに釘を打って一体化します。2X4と同じ工法です。 こうして造った柱を上下に重ねれば長方形断面の梁ができます。ランバー材を重ねて造った柱や梁は1本ものの無垢材より3割程度強度がアップします。
最大のメリットは経済的であるということです。それ以外にも建設途中で自分の気に入るように変更自在という点です。実際に形になって始めて分かることは多いものです。 デメリットは時間が掛かるという点です。普段仕事を持っている人は休日を利用してセルフビルドするわけですから、請負契約の場合に比べて5から6倍の時間がかかります。 また、構造的(ランバー材工法)には余り差はできませんが仕上がり品質はやはりプロには及びません。
何事もそうですが最初はプロを見習うかまたは教えてもらうことです。本で学ぶことと自分でやることは大違いです。 また素人が見落としやすい点として足場の必要性です。特に2階建てを建てるときは高所作業ですし高さの高い足場が長期間必要になります。レンタル費用などを考慮する必要があります。 また、最低限の工具は必要です。カナ尺、は勿論のことインパクト、丸ノコ、ネイルガンなど中古でもよいので揃えましょう。特殊工具はレンタルを考えましょう。
実は「北九州の木で家を建てる会」ではセルフビルドを行いたい方向けに新なた商品を開発中です。建設指導だけでなく設計段階から設計の指導も行います。 下記サイトもごらんください。http://kitaqwood.blog44.fc2.com/
地域(防火地域など)によってはセルフビルドが難しいところもあります。また特殊な手続きや申請が必要な場合もありますのでまずはご相談ください。
設計事務所を開設したばかりであったため施主にお願いして建設しました。価格を抑えるため設計者自身で建設しました。柱材は地元の製材所で購入しその他の米杉はネット購入です。接合金物類はすべて近所のホームセンターで購入しました。
セルフビルドのためランバー材(杉40X120)を釘着で重ねて柱や梁を造る工法を採用しました。この工法は軸組み工法ですがほぞやほぞ穴をのみで加工する必要がなくプレカットを必要としません。仕口や継ぎ手も在来のような加工が必要ありません。ただ桁と梁の仕口には接合金物を使用します。
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木造住宅のリノベーション作品です。道路を挟んで向かい側にある公園を取り込み、ウッドデッキの高さを調整し、道路を通行している車や人からの視線を遮り、公園が自分の庭の様になる様設計しました。開放感のある、両引きのサッシを取付、床材を無垢のウォールナットで暖かみを出しました。
この空間が、ダイニングキッチン、和室、客間、縁側とつながった純和風のインテリアで、庭には、和風の庭があり、公園の環境を取り込めていなかった。広いLDK、広いウッドデッキ、公園の取り込みを希望されていました。
近くに住んでいる設計者であった事、ホームページから趣味が一致していた(アルファロメオ所有)、今までの実績を評価頂いた。
純和風の続き間を開放感のある空間にする為、耐震的に必要な壁は残しその壁が存在意義がある様に、希望されていた暖炉の配置を計画しました。開放感のある空間にする為、2.5mの引き違いの掃出し窓を撤去し、両側の壁の外側にサッシが納まり、2.5mの大きな空間になるサッシを取付けました。フローリングはブラックウォールナットの無垢材を貼り、暖かみを出しました。
親類に工務店がいて、そこに頼むと、思い通りの家とならないと思いお願いしました。様々な思いを形にして頂き満足しています。
既存の玄関ドアを取り外し、壁と、玄関戸をを同じ目次の仕上で一体感のある壁面としました。
構造的に取る事の出来ない壁に、本棚を設計しました。ご夫婦の趣味の本。お子さん(当時5歳、と6歳)の本等を入れています。
構造的の取る事の出来ない壁の前に、ご希望の暖炉を取付ました。LDKの中央近くで、全体的にあたたかくなりました。
構造壁につけた本棚とつながり、無垢材で作ったベンチを付けました。ここに座って、読書をされています。
LDKの奥には、以前からお持ちのイタリア製の大きなベッドを置かれています。ベッドというよりはソファ的に使われています。この空間とダイニングの境には、木製の縦型ブラインドを取付、オープンにしたり、仕切ったり、少し隣を垣間見れたりとたのしんでおられます。
お世話になります。 土地は103坪 建物に関する予算は2千万円くらいでお願します。 家族4人、犬一匹、子供部屋2部屋、夫婦個々の部屋(寝るだけなので小さくて構いません)リビングは明るく開放的で、内装やデザインは飽きのこないもので、経年劣化しても、それが持ち味になるようなものがいいです。雪国なので、濡れたコートを脱げるよう、玄関にはシューズクロークも欲しいです。婚礼箪笥ごと仕舞えるクローゼットもあるといいです。(さすがに、婚礼箪笥は処分するには忍びないので…) 基礎断熱もしっかりしており、外張り断熱で、高気密で、湿気がなく、外壁メンテナンスがなるべく少なくて済むのが希望です。 まだ、具体的に何も決まっておりませんが、時間をかけてじっくり決めていきたくて、今回サイトを利用しました。よろしくお願いします。
住まいの間取りは、建て主さんの暮らしに対する考え方により十人十色で、本来、ひとつとして同じ間取りはあり得ないはずのものです。
とはいっても、住みやすい家には概ね共通する間取りの手法があるように思っています。そのひとつが「ひとまわりできる家(一巡できる家)」です。
各種の条件により必ず実現できる手法ではありませんが、私は、できるだけ家の中を回遊(一巡)する動線を設けた「ひとまわりできる家」のプランを検討、提案するようにしています。
「ひとまわり」といっても単に部屋の廻りに廊下を回すものではありません。また、これは単純に回ることができるということでなく、家の中に「表動線」と「裏動線」を確保することに最も大きな意味があります。
例えば、玄関から居間に至る経路を「表動線」とします。これに対し、玄関からウォークインクロゼットを通り、寝室やキッチン、脱衣・洗濯室等の水廻りを経由して居間に至るといった別の経路を「裏動線」として設けたとします。このようにすれば、・来客時には、裏動線を使って入浴や洗濯、洗濯物の取込みや着替え等が、来客に気兼ねをすることなく行える。・外出前にも帰宅時にも玄関脇にクロゼットがあり、更にこのクロゼットと寝室がつながることにより、就寝前後の着替えもここで行うことができる。・子供や家族が増えたり、子供が成長した時等の動線の混乱を解消する。といった、住まいにとって非常に機能的で融通性の高い間取りが可能になります。
ご高齢の方の住まいにあっては、日常の生活の場と寝室や水回りを互いに隣接させると共に、これらの場所への移動が非常に容易な計画とすることが可能にできる手法でもあります。
「ひとまわりできる家」は、上記のような様々な利用形態、家族構成の変化等に対応するためのプランづくりとして、非常に有効な手段のひとつです。
今回、以下のページにこれまで手がけた「ひとまわりできる家(回遊型プラン)」の平面図の実例を掲載しました。http://www.atelier-n.com/001hitomawari.html
階段を中心にひとまわりする動線計画としたプラン家の中に2ヶ所の回遊する動線を設けたプラン8の字型に回遊する動線を設けたプランなど
ご興味があったらご覧になってみてください。
黒のガルバリュウム鋼板の外壁、インテリアは白で統一、自然素材の壁にもこだわりました。南北に細長い敷地、ご近所・街並みとの繋がり、町なかに建つ完全プライベート空間。外部からの視線を気にせずにゆったりとくつろぐことができます。開放的なLDKは中庭と繋がります。四季の変化も楽しめます。
ブログの印象では、とことん施主と向き合ってくれるところ、という印象を受けました。これは予想通りで、本当に私たちのワガママをよく聞いてくれるところです。
「ワガママ」と書きましたが、別の言い方をすれば「こだわり」というやつで、特に妻は家づくりに対するこだわりを長い間持ち続けていました。これらの要望は、半年、1年で考えたものではなく、妻の10年近くの研究の末にまとめた要望です。
設計士さんは、これらの要望をほぼ完璧に叶えてました。私もホッとしています。ちなみに、私は書斎を要望しました。これ1つだけです(笑)。
知り合いに建築家はいないし、どうやって探そうか・・・と思っていたら、インターネットの検索で「A-box設計室」のWebサイトを発見。
「最初のプランニングが無料」「資料請求OK」「こまめなブログの更新」が魅力的でした。サッカーの話題も多く、前に設計・監理した接骨院も良いデザインだったので、ここがいいなぁ、と思い資料請求をしました。
家事楽な家共働きで子育て世代のご夫婦のご要望は家事がしやすく、手のかからない家でした。家事動線、生活動線をライフスタイルに合わせてプランニングに落とし込みました。
アイランドキッチンのダイニングテーブルはそのままお子様たちの勉強机にもなってます。IHヒーターや食洗機はお子様たちにも使いやすく進んで家事に関わるようになりました。
吹抜けの階段で2階の子供部屋に繋がります。1階LDKとは空間で繋がっています。
洗面脱衣、洗濯室も中庭に繋がっています。
中庭の使い方はこれからもドンドン広がりそうです。
30代ご夫妻と可愛い2人姉妹、4人家族の温かみを感じる木の家です。
将来的に間取りを変えられるよう、室内に構造壁をなくした構造計画としています。
金沢市に46坪の土地を所有しており、建坪35坪程度の家を新築したいと思っています。共働きで三歳の子供が一人いるため、家事や子育てがしやすい家で、木造の温かい雰囲気の家を希望します。昔の小学校のような雰囲気の家がいいです。予算は2000万程です。よろしくお願いします。
認可保育園として新たに生まれ変わった保育園です。
敷地が狭く、認可保育園としての整備が出来るだろうか・・・。デザインにおいては、現代の保護者が受け入れてくれるようなものにして欲しい。
「実績を信用しました。狭い敷地をうまく活用し、とても使いやすい建築で、デザインも素晴らしい」との声を頂きました。
敷地が狭い上に低層住居地域であり、最低基準をクリアしながら使いやすい動線を整備することに苦労しました。
「当初思い描いていた通り、敷地をうまく活用し、とても使いやすい建物になりました。デザインも法人側の要望をうまく取り入れてくださり、申し分ありません」との声を頂きました。
車寄せ付きのエントランス
建物の床面積はあるはずなのに、なぜか狭く感じる。収納が使いづらく物があふれており、エントランスであるはずなのに何故か使われない。既存の建物を活かし、新たな園舎として生まれ変わる増改築を設計して欲しい。
「既存の建物が活かされた設計になっており、デザインも良く、コストも十分抑えられている。」との事でご依頼いただきました。
まずは交錯している動線を整理し、保護者・運営者が使いやすい建築になる様に心掛けて設計しました。また、既存を活かすと言う要望から、基礎・土台は触らずに外壁面を外側に向かって傾斜させ、面積はそのままでありながら空間を広げる手法を用いました。
「長年の使い辛さが一新されて、とても使いやすい建物へと生まれ変わらせてくれました。保護者からも好評で、この増改築工事をやって本当に良かったです」との声を頂きました。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
お仕事を依頼した建築家:
高橋泰樹設計室 高橋泰樹さん...
当方大阪ですが、近隣府県の多くの建築士の先生方より打診を頂きました。自己紹介文やその方のHPを拝見し、あるいはメッセージでやり取りしまして、面談を開始致しました。とにかく一歩、...
大変お世話になっております。昨年、仲里様のサイトから建築家の紹介を受けたSと申します。 応募により6社からオファーをいただき、そのうち2社と面会し、...