ユーザー 中川龍吾建築設計事務所 中川龍吾 の写真

住まいの間取りは、建て主さんの暮らしに対する考え方により十人十色で、
本来、ひとつとして同じ間取りはあり得ないはずのものです。

とはいっても、住みやすい家には概ね共通する間取りの手法があるように思っています。
そのひとつが「ひとまわりできる家(一巡できる家)」です。 

各種の条件により必ず実現できる手法ではありませんが、
私は、できるだけ家の中を回遊(一巡)する動線を設けた
「ひとまわりできる家」
のプランを検討、提案するようにしています。

「ひとまわり」といっても単に部屋の廻りに廊下を回すものではありません。
また、これは単純に回ることができるということでなく、
家の中に「表動線」と「裏動線」を確保することに最も大きな意味があります。

例えば、玄関から居間に至る経路を「表動線」とします。
これに対し、玄関からウォークインクロゼットを通り、寝室やキッチン、脱衣・洗濯室等
の水廻りを経由して居間に至るといった別の経路を「裏動線」として設けたとします。
このようにすれば、
・来客時には、裏動線を使って入浴や洗濯、洗濯物の取込みや着替え等が、来客に気兼ねをすることなく行える。
・外出前にも帰宅時にも玄関脇にクロゼットがあり、更にこのクロゼットと寝室がつながることにより、就寝前後の着替えもここで行うことができる。
・子供や家族が増えたり、子供が成長した時等の動線の混乱を解消する。
といった、住まいにとって非常に機能的で融通性の高い間取りが可能になります。

ご高齢の方の住まいにあっては、日常の生活の場と寝室や水回りを互いに隣接させると共に、これらの場所への移動が非常に容易な計画とすることが可能にできる手法でもあります。

「ひとまわりできる家」は、上記のような様々な利用形態、家族構成の変化等に対応するためのプランづくりとして、非常に有効な手段のひとつです。

今回、以下のページにこれまで手がけた「ひとまわりできる家(回遊型プラン)」の平面図の実例を掲載しました。
http://www.atelier-n.com/001hitomawari.html

階段を中心にひとまわりする動線計画としたプラン
家の中に2ヶ所の回遊する動線を設けたプラン
8の字型に回遊する動線を設けたプランなど

ご興味があったらご覧になってみてください。

コートハウスY邸

●設計事例の所在地: 
石川県小松市
●面積(坪): 
54.45坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

黒のガルバリュウム鋼板の外壁、
インテリアは白で統一、自然素材の壁にもこだわりました。
南北に細長い敷地、ご近所・街並みとの繋がり、町なかに建つ完全プライベート空間。
外部からの視線を気にせずにゆったりとくつろぐことができます。
開放的なLDKは中庭と繋がります。四季の変化も楽しめます。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

ブログの印象では、とことん施主と向き合ってくれるところ、
という印象を受けました。これは予想通りで、本当に私たちのワガママを
よく聞いてくれるところです。

「ワガママ」と書きましたが、別の言い方をすれば「こだわり」というやつで、
特に妻は家づくりに対するこだわりを長い間持ち続けていました。
これらの要望は、半年、1年で考えたものではなく、妻の10年近くの
研究の末にまとめた要望です。

設計士さんは、これらの要望をほぼ完璧に叶えてました。
私もホッとしています。ちなみに、私は書斎を要望しました。
これ1つだけです(笑)。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

知り合いに建築家はいないし、どうやって探そうか・・・と思っていたら、
インターネットの検索で「A-box設計室」のWebサイトを発見。

「最初のプランニングが無料」「資料請求OK」「こまめなブログの更新」が
魅力的でした。サッカーの話題も多く、前に設計・監理した接骨院も良い
デザインだったので、ここがいいなぁ、と思い資料請求をしました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

家事楽な家
共働きで子育て世代のご夫婦のご要望は家事がしやすく、手のかからない家でした。
家事動線、生活動線をライフスタイルに合わせてプランニングに落とし込みました。

その他の画像: 

アイランドキッチンのダイニングテーブルはそのままお子様たちの勉強机にもなってます。
IHヒーターや食洗機はお子様たちにも使いやすく進んで家事に関わるようになりました。

吹抜けの階段で2階の子供部屋に繋がります。
1階LDKとは空間で繋がっています。

 洗面脱衣、洗濯室も中庭に繋がっています。

中庭の使い方はこれからもドンドン広がりそうです。

土浦の家3

●設計事例の所在地: 
茨城県土浦市
●面積(坪): 
30坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

30代ご夫妻と可愛い2人姉妹、4人家族の温かみを感じる木の家です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

将来的に間取りを変えられるよう、室内に構造壁をなくした構造計画としています。

その他の画像: 

I-0163、家事や子育てがしやすい家の新築(石川県)

ユーザー さおる の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
石川県
現住所‐郡市区町村: 
金沢市
依頼内容: 

金沢市に46坪の土地を所有しており、建坪35坪程度の家を新築したいと思っています。共働きで三歳の子供が一人いるため、家事や子育てがしやすい家で、木造の温かい雰囲気の家を希望します。昔の小学校のような雰囲気の家がいいです。予算は2000万程です。
よろしくお願いします。
 





南谷山保育園

●設計事例の所在地: 
鹿児島県鹿児島市
●面積(坪): 
618.04
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

認可保育園として新たに生まれ変わった保育園です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

敷地が狭く、認可保育園としての整備が出来るだろうか・・・。デザインにおいては、現代の保護者が受け入れてくれるようなものにして欲しい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「実績を信用しました。狭い敷地をうまく活用し、とても使いやすい建築で、デザインも素晴らしい」との声を頂きました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地が狭い上に低層住居地域であり、最低基準をクリアしながら使いやすい動線を整備することに苦労しました。

依頼者の声: 

「当初思い描いていた通り、敷地をうまく活用し、とても使いやすい建物になりました。デザインも法人側の要望をうまく取り入れてくださり、申し分ありません」との声を頂きました。

その他の画像: 

吉利保育園

●設計事例の所在地: 
鹿児島県日置市
●面積(坪): 
446.82
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

車寄せ付きのエントランス

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

建物の床面積はあるはずなのに、なぜか狭く感じる。収納が使いづらく物があふれており、エントランスであるはずなのに何故か使われない。既存の建物を活かし、新たな園舎として生まれ変わる増改築を設計して欲しい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「既存の建物が活かされた設計になっており、デザインも良く、コストも十分抑えられている。」との事でご依頼いただきました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

まずは交錯している動線を整理し、保護者・運営者が使いやすい建築になる様に心掛けて設計しました。また、既存を活かすと言う要望から、基礎・土台は触らずに外壁面を外側に向かって傾斜させ、面積はそのままでありながら空間を広げる手法を用いました。

依頼者の声: 

「長年の使い辛さが一新されて、とても使いやすい建物へと生まれ変わらせてくれました。保護者からも好評で、この増改築工事をやって本当に良かったです」との声を頂きました。

その他の画像: 

DIYオープンガレージ

●設計事例の所在地: 
北九州市
●面積(坪): 
12坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

車3台分の隣家との共用駐車場。木造、折板屋根。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

市販のカーポートではなく既存の駐車場にフィットしたオープンなガレージが欲しいとの要望でした。
しかも隣と共用で内部に柱のない構造とするという条件でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

広々として安価であったことが決めてとなりました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

設計事務所を開設したばかりであったため施主にお願いして建設しました。価格を抑えるため設計者自身で建設しました。柱材は地元の製材所で購入しその他の米杉はネット購入です。接合金物類はすべて近所のホームセンターで購入しました。

その他の画像: 

車庫付きオープンガレージで3台駐車可能です。本ガレージは当事務所で設計し施主(素人)を指導しながら施主自身が建設したものです。平成24年の完成です。構造材は地元の製材所、仕上げ材はネット購入です。

安東の住宅

●設計事例の所在地: 
静岡県静岡市
●面積(坪): 
50坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

玄関全景

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

当事務所(住宅兼用事務所)です。住居として使用すると共に事務所としても案内出来る様、家具レイアウトを配置しています。風の流れ、光の動き、吹抜・開口部の開放感を感じるゆったりとした空気感のある設計となっています。

その他の画像: 

リビングから玄関を見る

階段を見上げる

建築家相談サービス投稿で図書カードキャンペーン

図書カード

下記のキャンペーンは終了しました。ありがとうございました。
 
期間内に当サイトの建築家相談サービスに相談を投稿していただいた方の中から
抽選で1名様に図書カード500円分をプレゼントいたします。
 
賞品:図書カード500円:1名様

プレゼント企画詳細

 
開催期間:2014年7月1日~2014年7月31日
 
当選者の決定方法:抽選
 
当選者数:
図書カード500円:1名様
 
当選発表:2014年8月10日
 
当選者の発表方法:当選者に直接、メールでお知らせします。
 

ユーザー 株式会社a.m.a design 建築設計事務所 朝倉 元 の写真

昨年末から工事中だった桜台の家がお引渡しとなりました。お施主様はじめ、施工会社、現場監督、職人さん・・・様々な人との協力で無事完成することができ大変感謝しています。パティオの外構工事が終われば工事としては完成ですが、新居での生活はこれからがスタートです。今後年月を経てこの家がどのように変化していくのか楽しみにしています。

建築としては、閉鎖的な外観と対比した開放的な内部空間がこちらのコンセプトですが、空間を内装材(ポイントクロス、タイル)や置家具で「味付け」することによって、シンプルになり過ぎず良い意味で「生活感」のある建物になったと思います。

・余談ですが、現場定例の日はとにかく雨がよく降りました。晴れていても私が行くとなぜか雨が降り、見事「雨男」の称号を頂きました。しかし、お引渡し日は文句なしの晴天だったので「雨男」は返上させていただきたいと思います。。。

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