中庭と坪庭のある家

●設計事例の所在地: 
東京都練馬区
●面積(坪): 
42.96坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

1階リビングの上部は吹き抜けになっています。
2階には、寝室、子供室、浴室、洗面といったプライベートスペースがあり、2階へはリビング
にある階段を上がり、子供室へは吹き抜けにある渡り廊下を通っていきます。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

閑静な住宅地に建つ家族4人のためのコンクリート打ち放し住宅です。
ご夫婦はガーデニングが趣味であるため、南北にそれぞれ中庭と坪庭を設け、さらに屋上も近い将来緑化が可能なように鉄筋コンクリート造にしました。
敷地が150平米、45坪と住宅地としては比較的広く南側が開けていたため、建ぺい率60%を有効に使いつつ残り40%を南側に大きな中庭と北側に小さな坪庭とに分け、外部空間として取り込むプランにしました。
やや広めのガレージスペースには、車1台と家族分の自転車4台が余裕を持って置けるようになっており、ガレージの奥に南側の中庭がつながっています。
ガレージと中庭との間には防犯上、鍵付きのパンチングメタル親子扉を設けて行き来ができるようになっています。
また、南北隣地がともに旗状敷地であったので、2つの中庭は外部からの視線を遮るように北側の坪庭は同じパンチングメタルの目隠しを、南側の中庭はご主人自身の施工による木製フェンスを設けました。
したがって隣地側や道路側の開口部を防犯も考慮して最小限に絞り、2つの中庭に面した部分に最大限の開口部を取るように工夫しました。そうすることにより採光と通風を確保でき、さらには家族団らんのためのスペースである1階のリビング、ダイニングスペースが中庭と隣接していることで、空間の広がりを感じられます。
1階には、パブリックスペースであるリビング、ダイニング、キッチンのほか、ギター演奏が趣味であるご主人のために防音室を玄関ホールの隣に、奥様のために家事室と食品庫をキッチンに隣接させました。
一方、2階は主寝室、子供室、予備室や浴室・洗面脱衣室といったプライベートスペースを配し、ご夫婦の主寝室と子供室、予備室とは、リビング上部の吹き抜けを介して距離を取っており、子供室と予備室へは、リビング上部吹き抜けに設けられた渡り廊下を通って行きます。
主寝室と子供室には、吹き抜け側の壁上部に開閉可能な欄間があり、それぞれの個室における風通しと採光を確保しています。
また、寒い冬に備えて1階のリビング、ダイニング、キッチン、家事室のほか、2階の2つの子供室も床暖房を設置しています。
内部空間の特徴としては、フローリングの床、木製建具の引き戸や造作家具の扉などを柿渋塗装で仕上げました。
壁のほとんどが構造体でもあるコンクリート打ち放しの荒々しく強い素材なので、木目を強調した濃い色で時が経つほど味わい深い色に変化する柿渋を採用しました。
南側の中庭上部に設けた2階テラスの床材は、1階への光を遮らないように半透明のFRP製(強化プラスチック)グレーチングを採用しました。
この住まいで生活しながら家族みんなで中庭や屋上に少しずつ手を加えてガーデニングを楽しんでいくことで、家族と住まい共に成長していくことでしょう。

その他の画像: 

中庭のある平屋住宅

●設計事例の所在地: 
福島県いわき市
●面積(坪): 
40.04坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

中庭で見上げれば、空だけが見えて周りの建物は見えないので、空を独り占めできて贅沢な気分にさせてくれる空間です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

この住宅は、これから老後を迎えるご夫婦二人のための住まいです。
場所は福島県いわき市の中心地に位置しており、近くには幹線道路が通っています。
建築主からの要望としてはプライバシーと防犯を考慮した住まいでキッチン、ダイニング、リビングが一体的で広く感じられる空間にして独立されたご子息家族や来客が泊まれる和室とご近所の方など来客への対応ができるような場所が欲しいというようなことが挙げられました。
そこで十分な広さの敷地であるが、周りから取り込める借景もなく、隣地に駐車場があることから外部に対して閉じた表情をもつ一方、内部に対して中庭(コート)のあるオープンなスペースをもち、これからの老後を考慮して一つのフロアで生活が送れる平屋建てにしました。
象徴的な一本のヒメシャラの木を配した中庭(コート)が、この住宅の中心的空間であり採光のための空間でもあります。
平面的にはロの字型のプランになっています。中庭(コート)は周囲からの視線を気にすることなく安心して落ち着ける外部空間です。
プライバシーの守られた中庭に内部空間を開放し、周囲の乱雑な風景でなく自分達だけの風景と向き合うことができるため中庭から見る空は独り占めです。
ギャラリーを兼ねた玄関ホールは奥様の趣味であるパッチワークの作品を飾るスペースであると同時に中庭を眺めながらご近所の方などとお茶を楽しむサロンスペースでもあります。
床の白いタイルが玄関ギャラリーホールから中庭へ伸びているため空間に奥行きを感じることができます。
玄関ホールの正面に中庭を挟んで洗面脱衣室、便所、浴室といった水廻り設備あり、また中庭を介してパブリックスペースであるリビング、ダイニング、キッチンスペースとプライベートスペースであるご主人の書斎と寝室に分けました。またバリアフリーを考慮して玄関ギャラリーホールを含め内部全体段差を無くしフラットな床面にしています。
ロの字型プランのため生活動線が中庭の周りに回廊のようになっていて行き止まりがないため、ご夫婦がお互いの存在を意識できるような空間構成になっています。
またご子息家族が来られた際には、お孫さんが室内をぐるぐる廻ったり中庭で遊び楽しんでいます。
ちなみに中庭に見える丸いガラスブロックは、この住宅が21世紀最初の年である2001年に完成したことから21個配列されています。

その他の画像: 

I-0121、新築住宅の設計など依頼したい(神奈川県)

ユーザー hal の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
横浜市
依頼内容: 

新築住宅の設計 工務店の選定 契約確認 設計管理 依頼したい。
横浜市鶴見区の91平米の借地 近隣商業区域 予算4000万まで 一階に6畳程度の倉庫土間
出来れば3階建





南足柄の家

●設計事例の所在地: 
神奈川県南足柄市
●面積(坪): 
30.26坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

若いご夫婦が、二匹の猫と一緒に楽しく暮らす家を造りました。
土地は区画整理作業の真っ最中。周りに建つのは新しい家ばかり。
その新しさに違和感を覚え、街に閉じ、内に開いた家を目指しました。

コの字型の平面に中庭を設け、家人だけしか見ることの出来ない空の色、吹き抜ける風。
中庭に植えたのは、「かくれみの」の樹。
それは街と緩やかに繋がり、時として自分だけの居場所を求めたいと考えた、家のコンセプトを象徴するかのよう。

室内は和モダン・テイストで、まとめています。
求めたのは<古さ>ではなく、<落ち着き>。
大人の家としての凛とした佇まいと、品の良さ。
朽ちていくのではなく、味わい深くなっていく家でありたいと願った家です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

若い御夫婦の家なので、和風モダンのテイストを演出しながらも、粋な感覚を残したいと考えました。配色も基調は、白と黒の二色だけ。アクセントカラーも極力抑え、人が住むことで加わる色を想像しながら考えています。

その他の画像: 

南側には、デッキの上にルーフバルコニーを設けた空間が。
目的の違う外でも内でもない中間領域の楽しさ。

外玄関から、ひと度家の中に足を踏み入れれば、そこは家人だけしか見ることの出来ない場所。家に帰って来ることが楽しくなる瞬間。

細く長いアプローチから入った玄関は、さらに路地のような形状をしています。
喧騒から静寂へと、切り替えるための場。

玄関から2階へと通じる階段は、重さを出さない配慮を。
綺麗な階段の設えは、綺麗な生活へと通じる。

階段が、ただの通路ではない。
景色の一部、愛着の持てる場所にも成り得るように。

シンプルで、掃除のし易い洗面所とトイレ。
簡潔に暮らすためには、潔さも必要なのかもしれない。

窓の雨戸を室内側に設けた主寝室。
閉じるべき時には、確りと閉じたい。

主寝室から繋がるルーフバルコニー。
外であり、内である場所。

ルーフバルコニーから見る景色は、家人だけのもの。

中庭とアプローチを見下ろす。
他者が見ることの出来ない中庭に植えられた「かくれみのの樹」は、この家の象徴かもしれない。

I-0120、外に閉じ中に開いた開放感を感じられる家(神奈川県)

ユーザー ひろこ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
藤沢市
依頼内容: 

北西角地63.8坪の土地(古屋あり)の購入を前向きに検討しています。おそらく高さ制限がある土地なので半地下(ホビールーム)、吹き抜け、中庭などを取り入れ外に閉じ中に開いた開放感を感じられる家を建てたいと考えています。土地の購入に関してもご相談に乗って頂けると幸いです。





I-0119、南斜面に地形を生かした自宅(千葉県)

ユーザー イデケン の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
八千代市
依頼内容: 

南斜面500坪に地形を生かした自宅を建てたいと考えております。
魅力的な土地の造成並びに建築プランの提案を希望しております。
先ずは土地の形状を見て頂き、有る程度考えているプランを確認の上
ご相談出来ればと思っております。





A荘

●設計事例の所在地: 
長野県軽井沢
●面積(坪): 
358.73m2(108.7坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

高い木々に囲まれた軽井沢の別荘です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

落ち着いた避暑の空間でありながら、お客様もおもてなしできるような別荘をお望みでした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

主張しすぎない落ち着いた佇まい。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

高木に囲まれたなかで建物が主張しすぎないように心がけました。お客様も多いので、玄関から2階への階段・吹き抜けをドラマチックにデザインし、外部ではなく内部に華があるよう意図しました。

依頼者の声: 

高木に囲まれて、まるで木の上に居るようなリビング。床暖房・暖炉で夏以外にも快適です。

その他の画像: 

階段吹き抜け部分。

玄関、暖炉を配置し、カフェテーブルを置くことも。

リビングからのデッキテラス。

ダイニング〜リビング。

寝室側テラスから。

1階ゲストルームのデッキ。

夕景。

maru maison

●設計事例の所在地: 
東京都渋谷区
●面積(坪): 
459.81m2(139.3坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

商店街に面する、1階店舗・2〜4階賃貸・5,6階御自邸の複合ビルです。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

老朽化した店舗・御自邸の建て替えに際し、賃貸住宅を併設して収益を確保したい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

賃貸部分で収益が望めるプランであると同時に、コンパクトながら自邸もうまく纏めた点。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

複合した用途の調整だけでなく、法的な規制により外形がかなり制約を受ける中で、効率的にスペースを配置。床スラブと壁に球体ボイドを配することで、建物の軽量化を実現し、基礎(杭)の負担を減らすことで建設費の減額を実現しました

依頼者の声: 

限りあるスペースを有効に使ってくれました。

その他の画像: 

賃貸部分、引込み戸によって2室に区切ることも可能です。

賃貸部分、エントランスサイン。

最上階の御自邸部分。

小さいながら屋上も。

casa O

●設計事例の所在地: 
東京都世田谷区
●面積(坪): 
249.12m2(75.4坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

車を趣味とするご主人のキャラクターが反映されたRC造3階建ての住宅です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

ビルトインガレージとご自分の趣味のスペースを確保しつつ、家族一体感があるような家

依頼者があなたに依頼した決め手: 

家族みんなの声をしっかり聞いて、デザインに反映したこと

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

全体はRC造ですが、3階部分の床は木造で組み、軽量化することで基礎の負担を軽減し、建設費の減額を実現しました。

依頼者の声: 

自分色を加えていけるベースとして、しっかりした「家」ができました。

その他の画像: 

2階リビングは外のデッキテラスに通じるとともに、3階廊下に通じる吹き抜けになっています。

ガレージはご主人のご要望で、あえて工場的な色合いの照明にしています。

吹き抜けに面して、お母様の部屋から室内窓があります。

子供部屋は廊下を介してリビング上の吹き抜けに面しています。

DeBelleMaison

●設計事例の所在地: 
埼玉県さいたま市
●面積(坪): 
462.15m2(140坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

ユニット毎に構成されている様子が外観からもわかります。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

「集客できる個性のある集合住宅を」とのご要望。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「借り手が住んでみたいと思うようなデザインになったこと。」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

単身者を想定したRC造賃貸マンション。南北に長い敷地で東面と南面の採光を得るためにトップライトやハイサイドライトを配置し、各ユニットの内・外部空間に変化を持たせています。

依頼者の声: 

「入居待ちが出る程、人気があります」

その他の画像: 

1階ユニットのハイサイドライト、2階ユニットのトップライトが外観にも個性を主張しています。

2階ユニットのトップライト下は収納上のロフトになっています。

各ユニットのエントランス側、2階廊下とユニットの間に一部吹き抜けを設けてあります。

2階廊下、室番号は玄関ドアにグラフィック処理して表示しています。

東側に屋根型のトップライトをもつユニットの内観。

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