リビングを見下ろす、ちょっとした空間に、花柄の鋳物を組み合わせた手摺りをつけました。冬の寒いときは、ポリカボネートをはめた扉を閉めて、暖かい空気が逃げないように工夫をしています。
京都市内の3階建て長期優良住宅です。 京都市内の場合、景観条例をクリアーするために様々な検討をしております。 特に今回は外壁の色やテクスチャーを決めるのに苦労しましたがとても雰囲気の良い外観に仕上げることが出来ました。
建物外観2階ベランダは屋根付き。3階の鉄製手すりはロートアイアンを組み合わせてつくっています。
玄関へ至る廊下の壁にクライアントが見つけてこられたコートフックを取り付けました。 廊下の巾をゆったり取ったので、コートを掛けてもじゃまになりません。 庭からの柔らかい光が、廊下を包みます。
吹き抜けのあるダイニング。 シャンデリアを吊すために、化粧丸太梁を設けました。 少し色をつけて、アンテーク風にしています。
キッチンの壁はヴェネツィアンガラスタイル。手前の作業台には傷が目立たないように、ステンレスにバイブレーション加工をした板を貼っています。
洗面室のドアの奥に洗濯室を設け、洗濯機、物干し、除湿器などが揃っているため雨の日でも洗濯できます。
小鳥柄のアクセントクロスを張った寝室と、鳥かご照明のある子ども部屋。いずれもフランスから個人輸入された物を使っています。
気になる土地があり、どの様な家が建てられるかと思い依頼します。フィオーレ喜連川という別荘地に傾斜地の土地があります。義父(72)が半身不随で自立が無理で妻が介護をしております。自宅に温泉が引ける土地なので療養するのに検討しています。先日フィオーレ喜連川を見学に行きましたが傾斜地が多く、車椅子から家に入るのをどうするかと考えてしまいます。風呂とトイレは広めで後は介護ベットを置くので何もない空間がいいかとは思っていますが、私に子供が3人いて7歳、5歳、2歳なので、一緒に行ったときは寝室が別の方がいいかとは思っております。最大で7人になるのでどうしたものかと悩んでおります。療養が主なので平屋またはロフト付きでいいのかなぁとは漠然と思っております。傾斜地になるので基礎等も心配です。地熱や全館床暖房みたいなのもあったらと思っています。金額は1500万くらいで建たないかなぁと思っております。無茶だとは思いますが、よろしくお願いいたします。
せっかく予算を立てて家作りを進めていても、家作りを進めていると契約後や工事完了後に追加費用が発生することがあります。 そうなると事前に予算を立てる意味がなくなってしまいます。 追加工事費はできるだけ減らすようにしましょう
どうして追加工事費が発生するのでしょうか? 追加工事は発生する理由は下記のようなものです。
契約前に決めていた仕様や設備を工事中に気が変わって変更してしまうことがあります。
素人には想定していなかった費用が発生して追加費用として請求されることがあります。
契約前に細かい仕様や設備などを決めすに、契約してから設備や仕様を決めることがあります。 その場合、たいてい追加費用が発生します。
見積の段階で別途工事・別途見積もりとなっている場合があります。 もし、別途工事・別途見積もりとなっている工事をハウスメーカーに依頼する場合は追加費用になってしまいます。 例えば外構工事を別の業者に依頼する場合は、ハウスメーカーの見積書の外構工事欄は別途工事になっていても問題ありません。外構工事もハウスメーカーに一緒に発注する場合は事前にその部分も見積もりしてもらうようにしましょう。
契約後に地盤調査をしたら思っていた以上に地盤が悪く地盤改良に追加費用が発生することがあります。
見積書をよく見て見積書にはどこまでの工事が含まれているのかをよく理解しましょう。 できれば建築家に設計を依頼して見積書などもチェックすることが望ましいです。
建築家に依頼して図面をキチンと書いてもらうことで工事の範囲をはっきりさせることができます。
たとえば ○○工事一式 ○○円 みたいな見積書ではどこまでの範囲が見積書に含まれているのかわかりません。 きちんと項目別に金額を明示してもらうようにしましょう。
工事中に設計を変更すると結果的に高くつきます。 契約する前にキチンを打ち合わせして図面と見積書を作ってもらい工事中は極力変更しないようにしましょう。
どうしても変更する場合は必ず変更した部分についての見積書をとって金額などを確認してから工事してもらうようにしましょう。 現場で監督さんに軽い調子で 「ここには手すりをつけときましょうか?」 と聞かれたので 「そうね」 と答えたら工事完了後に手すり代と手すりを取り付けるための下地代を請求されたという例もあります。
工事契約前は建築主もいろいろな業者を比較検討しています。 工事業者も高い工事費では受注できないので、頑張って適正な工事費の見積もりを出すようにしているはずです。 しかし、工事にとりかかってからの追加工事は他の業者と比較されることも少なく、ほぼ業者の言い値になってしまう場合が多いです。 なので、業者としてはできるだけ追加工事費が多いほうが儲かるようになっています。 工事契約前には図面・見積書・契約書をよく見て追加工事費が発生しないようにしましょう。
とは言っても初めて建物を建てる方にとって図面・見積書・契約書を入念にチェックして、追加工事費がでないようにするということは難しいと思います。 できれば建築家に設計を依頼して、詳細な図面を書いてもらい見積書や契約書も建築家にチェックしてもらった上で契約することがベストです。建築家に依頼する場合は設計監理費を建築家に支払う必要がありますが、工事業者に追加費用を支払うことを考えると決して高い費用ではありません。
西側の外観は、夏の西日対策として開口の大きさを最小限に抑え、又せり出した外壁により空気層が増し断熱効果を向上させています。 また夏の西日を避け西の快適な海風を取り入れる為、オープンコートが引き込み口となり、内部全体に心地よい風が吹き抜けます。オープンコートは縁側的役割で、親しい人達と気楽に集う場であり第二の玄関でもあります。
「生活観を表に出ないようなシンプルで光と風を感じられる明るい空間がほしい。」「リビングは生活の中心であるためプライベートは確保しながらもゆったりとした開放的な空間が欲しい。」
数回の打ち合わせの中、「親身に相談に乗ってもらい根気よく、親切、丁寧な打ち合わせであることより、今後付き合うことができる」と判断されたため
敷地は北南東2階建住宅に囲まれ、また西は袋小路の突当りの道路があることから、条件が良いとはいい難い土地であります。そんな条件からお施主様の一番の希望は、開放的で光と風を感じられる明るい空間がほしいとのことでした。「光・風・広がり」を持つ内部空間を充実するために、オープンコート・プライベートコート・庭などの位置・ボリュームを先に考えこの土地のデメリットを再構築することからスタートしました。
真夏にお伺いしたときのお話で「日照は、プライベートコートを軸に太陽光が日時計のように室内を動き、一日中明るいです。また風も少し強いくらいよく流れて、ついつい昼間寝入ってしまいます。」とのことでした。
LDKは、5Mの天井高とオープンコートとプライベートコートに挟まれており、内外一体の開放的な空間となっています。
リビングよりプライベートコート・和室を望む。コートを囲んだ各スペースは、隣家とのプライベートを完全に確保された内外一体のすまい空間です。
リビングよりダイニングキッチン・吹き抜けを望む。タテヨコに広がる空間です。
キッチンから廊下、リビングダイニング、プライベートコートを望む。キッチンは、住まい全体を意識できる位置にあります。
この家の階段は手前のストリップ階段と廊下の先に見える箱階段があり、上下階が回遊できるよう配置されています。
2Fフリールーム。第二のリビングであり大開口から隣家の狭間を抜け田園風景を望む。
2階フリールームから内外一体の住空間を望む。大開口は隣家のどうしの狭間に合わせて設置しています。その先には田園風景、桜並木、山並みが眺望できます。
和室からプライベートコート、リビング、オープンコートを望む。この建物全体の奥行を認識できる場所です。奥行の深さを自然に感じるため、植栽等で視線を誘導しています。
正面の庭は、光を取り入れ風の抜けのスペースです。また玄関、浴室、便所に面し、広がりに貢献しています。
8帖程度あるルーフテラスは、クリア屋根を設置しています。
「『なるほど。』って言ってた?」 私が「建もの探訪」を見る水曜日の朝、私の夫はきく。彼は「建もの探訪」は見たことがなくて、それでも渡辺篤史さんのものまねはたくさん見たそうで、そういう番組があることも、渡辺さんが「なるほど」って言うことも知っているのだ。 「玄関に入る前までに、もう既に2回『なるほど』って言っていたし、今日はとりわけ、『あー気持ちいいですねえ』って、たくさん言っていたよ。」 番組の始まりに「なるほど」のことを思い出して、今回はちょっと、なるほどを数えてみた。 ◇ ◇ ◇
今日の建ものはこちら。 http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2013/42「四隅から明かりを採る家」。 ◇ ◇ ◇ 番組を見る前に番組HPをのぞいてみた時、「やけにすきっとしたお家だなあ」と思ったけれど、やっぱりすきっとしていた。ただ、番組を見終わった時、「なるほど」を数えることに夢中だったせいではなく、 ちょっと悪くいえば、「家」としての印象が、なんだか薄かったなあと思った。 「きれいな図書館に行った時に感じるかんじ。」と、しばらく考えて言葉を見つけた。 大手建設会社の建築部に所属されているご夫婦が、自ら設計した自邸。ご夫婦はオフィスやホテルの設計にそれぞれ携わっておられるというから、私が見つけた言葉も大きく的外れではないのかもしれない。十分に機能的で無駄がなくて、特定の趣味趣向で有機的なものを置いたり飾ったりすることを前提としていなくて、それだけで十分に美しい建もの。 ただ、すごく周到に練られた美しい建ものだけれど、なにか「家」ではないような、そんな印象もあった。「家」であるならば、人間くささや暮らしのストーリーがもっともっとにじんでいる方が、もっともっとよい色気があって魅力的な気がする。 ◇ ◇ ◇ 生活くささに欠ける、そんな印象はあったけれど、玄関を入ってすぐ目に入る木製の階段は本当に美しくて、「わあ!素敵!」と、思わずため息が出てしまった。木製で、黒く塗られた鉄の手すりで縁取られている。でき上がった壁には絵を壁にかけることしかできないけれど、自分が美しいと思うものを建ものに取り込んでしまえるのだから、「自分で設計する」というのは、本当に素敵なことだ。 ◇ ◇ ◇ もし私がこのお家に住んだら、、、。 何より楽しみなのは、やはりこの建ものキーワードでもある四隅の窓。 特に2階にあるダイニングでは、外からは中が見えない縦に大きなフィックス窓。そこから通りを行き交う人を毎日ぼんやり眺められる。 朝食を食べながら、「あの人が通ったから、6時45分。」、「今日はみんなダウン着ているから、お外は寒いのね。」。ほっと一息つきながら、「あ、素敵なベレー帽が通った!」、「静かな日だねえ。みんなどこへ行ったかしらん。」 街を、人を、空を含めて切り取った窓があるのは、とても豊かだ。この「街」に住んでいるんだ、と、毎日ちゃんと感じられることは、とても大切だ。 我が家の窓から見えるのは社宅の駐車場。窓辺のシクラメンの後ろに見えるそれらは、少々変化に乏しく、もっと「街」に開いていたらよいのに、といつも思う。
下記のプレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。 当サイトの公式アカウントをフォロー&ツイートしていただいた方の中から抽選で図書カード・書籍:室内犬の飼い方・しつけ方を各1名様にプレゼントいたします。 当選賞品図書カード500円:1名様書籍:室内犬の飼い方・しつけ方:1名様
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京都在住の建築家様 京都の北大路近辺で新築住宅を検討しています。建築家の方に設計&施工管理をお願いしたいと思っています。(土地はある前提で結構です。約30坪、近隣商業地) 予算は2,000万(除く設計管理費)以内で出来れば以下条件の物件が希望です。・間取りは4LDK・収納が多い・3階建てでも明るい家・デザインはシンプル、機能性重視、プライバシー重視・予算が合うかは別として、ソーラー&オール電化に興味あります。 家族構成は夫婦、子供3人の5人家族です。 数多くお声掛けいただいた場合は物件地から近い建築家様を優先してご相談させていただく所存です。何卒ご容赦ください。 尚、当方遠方にて実際にお会いしてお話を伺えるのは暫く先になってしまいますので重ねてご了承願います。
南面の外壁・庇が大開口を中心にすり鉢状な凹の形状は、冬の低高度の太陽光をより多く全体に取り入れることができ、また夏の高高度の太陽光と西日を遮断し風を取り入れることができるように、庇の勾配・外壁の勾配・窓の大きさ・位置・形状を設計しています。
冬は寒さを感じない「あたたかい」住まいを第一の計画とし、夏は風が抜け涼しい住まいを希望されました。また明るく、広がりを感じれる空間がほしい。今後の生活スタイルを考慮し、バリアフリーで設計してほしい。基本1階をメインに計画し、子供部屋だけを2階に計画してほしい。
依頼者の建て替えの一番の希望は、冬は寒さを感じない「あたたかい」住まいを実現することです。そこで、この家の骨格は、メインの画像の説明文の内容のように年間を通し大胆に太陽光・風と心地よく付き合える家となっています。また北側のプライベートコートは洗濯干しスペースでもあるため、年間を通して太陽光が降り注ぐような屋根の形状となっています。素材は、住空間の熱負荷対策を第一とし、気密・断熱効果の高い発砲断熱材を使用しながら、肌触りが心地よい小国杉のフローリング・階段・手すりを使用しました。この住まいは、この土地の環境を利用した天然のエコ住宅です。
去年の年末にお伺いし、寒さについてお聞きしたところ、「晴れた日は、日中太陽光が部屋の奥まで入り心地いいです。1階LDK+和室と2階のブリッジ・プレイルームの吹き抜け空間は、エアコン4台あるんですが、1台しか使っていません。それも使わなくてもいい日もあります。先ほどまでおられたお客さんが来られた時床暖房入れてるの?と言われました。(笑)」とのことでした。ちなみに夏は、太陽光は逆に入らない以外は、上記の内容と同じことをおっしゃられていました。
北側の外観。北側のプライベートコートは洗濯干しスペースでもあるため、年間を通して太陽光が降り注ぐような屋根の形状となっています
LDKより南を望む。窓の外は、屋外デッキへとつながる。上部はブリッジで両側に2階書斎と2階プレールームがあります。
LDkより北を望む。LDK+和室でその先は、プライベートコートとつながります。コートの塀の高さは、向かいに大学の校舎があり、その視線が干渉しない最小限の高さにしています。
洗面脱衣室よりキッチンを望む。家事動線をスムーズに行うための配置としています。床の仕上げは、水対策のためPタイルを張っています。
LDKからブリッジを望む。目の前は木組みのディスプレイです。
キッチンよりLD・ブリッジ・書斎を望む。
2階ブリッジを望む。向かいには、プレイルームがあります。
プレイルームよりブリッジ→書斎を望む。
2階書斎。本棚は、1・2階からのディスプレイ棚にもなる。
1階の大収納ゾーン。奥行は約8M(4.5間)でLDK+和室に各々接している。
「小さくてよいから丈夫で穏やかに暮らせる家を建てたい」 建て主の明瞭な要望、敷地と近隣状況から自ずとL字型の間取りで庭をかる~く囲むプランとなりました。
125坪の敷地に22坪程の建物・・・小さめの家の各所から、庭の眺めや、涼風、陽光が愉しめます。季節ごとの変化も感じやすいでしょう。 1千万円台の総工事費で全館床下暖房も実現しました。小さな家にしたことでローコスト化だけでなく、逆に居住空間と暮らしに広がりが生まれたと思います。
南北2方向の道路共に敷地と大きな高低差があり、それがデメリットになるか、メリットとして活かせるかが課題となった住宅。
ご高齢の建て主にとって悩ましい敷地南北の高低差は、日照面でも大きな懸念がありましたが、ハイサイドライトを中心にした空間造りにすることで、平屋でコンパクトにまとめました。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
この度は、建築家依頼サービスを利用させて頂きありがとうございました。お蔭様で多数の方からご連絡を頂きました。 弊社近くの建築家様がいらっしゃったので、...
坂道階段だけの建築が大変難しい長崎の土地に対して、3件のご連絡を頂けました。ありがとうございます。そのうち、相良様は福岡にいらっしゃり長崎市に確認して頂き、...
沢山のアドバイスありがとうございました。相手方を信頼しずきてしまい、自分達でチェックをするなどせずお任せでここまで来てしまったこと自分たちの甘さを深く反省しております。...