砂浜まで歩いて2〜3分の場所に建つ家。ご夫婦と愛犬がこの家で暮らす。砂浜での散歩は生活の一部となっている。砂浜から帰ってきたときに、なるべくストレスがないことが設計条件のひとつでした。外とつながる庭、庭とつながる居間、そして玄関。スムーズに外と内を行き来できるように、砂を落とすための洗い場、砂が入ってきたときの掃除のしやすさを考慮した床材、濡れたからだをあたためる暖炉、材料と設備と間取りの結びつきを、海を意識しながら設計しました。
砂浜からは富士山を眺めることができる。家からも眺めることができないだろうか?屋上庭園は、その要望を実現するために考えました。木造のため屋根が重くならないように、土ではなく植物繊維でできたマットに種を植え込んで草屋根としています。
屋上庭園と暖炉の煙突
別府市は温泉で有名ですが、竹工芸品も特産品として有名です。そんな竹をこの住宅のどこかに使用して、そんな地域性を表せないだろうかと考えて造ったものです。また、金と銀とを対比させた新しい数寄屋の作り方になっています。写真は、村井修さんです。
依頼者は私の父でしたが、私はその長男です。
好きに作れば良いと言うことでしたが、両親に今まで育ててくれた恩返しとしての設計と考えていましたので、最大限の努力をしたつもりです。納得が行くまで細部を詰めていましたので、設計には、ほぼ四年が掛かりました。冒頭にも書きましたように別府という地域性を出す為に、どこかに竹を使いたいと考えていましたが、居間の天井に使うことにしました。壁の一部に銀箔の和紙を貼る予定でしたので、その銀に合わせて黄色い竹を天井に張りたいと考えました。竹を二つに割り節を取り除いて張り上げたものですが、施工が難しく4度目にようやく合格点を出せる物が作れた次第でした。
居間の左手には、畳座と称する4帖の間が付随しています。天井は、竹を張り上げています。写真は、村井修さんです。
鶴見駅前に建つ店舗、クリニック、賃貸住宅、オーナー住宅(最上階)の複合ビル。テナント誘致のためビルのファサードデザインに力を入れています。
空室率、収益性がオーナーが心配した点でした。そこで一部フロアーにクリニックを誘致し、空室をなくし収益性を出しました。
道路面と敷地の段差1.4mを利用して1層目ガレージ、2層目玄関ホール和室、3層目DK、4層目寝室5層目ロフトの、2階建て5層のスキップフロアーの楽しい家になりました。敷地的余裕がないことから間取りを横につなげることを断念して、縦に吹抜を介して有機的につなげる事にしました。写真は1層目のガレージ側からの見た全景で、玄関に上がる外部階段が見えます。「長期優良住宅」の認定を受けています。
敷地が28坪で高低差が1.4mある中でビルトインガレージと2LDK(和室6帖含む)にトイレ2ケと厳しい条件をクリアー出来るだろうか?。更に都市計画法上2階建以下が条件でした。
各室をスキップフロアーで縦に有機的に吹抜を介してつなぐプランを提案しました。計画図面と模型で細かい打合せを繰り返しご理解ご満足を頂きました。
立体的空間構成の使いやすさ(どの部屋に居ても吹抜越しに見渡せる)と楽しさを実感できる平面プランの練り上げ。また法的規制の厳しい中、外観デザインの検討を重ねました。
「計画前の漠然とした希望を、見事に実現できて楽しい家になりました。」と喜んで頂き、設計者冥利につきます。
初期段階のご説明に使った模型です。
3層目のDKから、吹抜と4層目の寝室につなぐ階段を見る。
玄関のニッチと手摺。
テスト
大阪市内にあるマンションの改装です。イタリアのEuromobil社のキッチンを採用しました。
食器が多いので収納力のあるキッチンがほしいという希望がありました。
分譲マンションのリノベーションです。依頼者様のご希望により大きなキッチンを採用しました。床材は無垢材にこだわり床暖にも対応してます。
リビング正面の壁はイタリア製タイル貼りです
主役のキッチンです
床は防音マットを敷いた上にタモ無垢材のフローリングにしました。床暖にも対応しております
海と山。エッジ特有の地域風を利用したすまいです。2011年9月。TV東京系列「必見!ドリームハウス」で放映されました。
「エコロジーに配慮したすまいに暮らしたい」
「考えている以上の提案がでてきました」
計画地内に3棟の建物を建て、その建物の壁で微風をつかみ取る計画です。夏の昼間は海からの海風。夕方からは山からの山風。エアコンに頼らないすまいとしています。冬は、深夜電力を利用した床下蓄熱暖房と薪ストーブ、直射日光により自然な暖かさに包まれます。
「佐山さんにお願いしてよかったです!」
3棟の建物で風を室内に引き込みます。
朝から夕方までは、海からの微風をつかみます。
夕方から夜中は、山からの微風をつかみます。
H邸は省電力制御装置の企画、調査設計施工の会社をされている社長様の住宅です。木造で高気密高断熱の家を設計しました。断熱パネルは、炭化コルクとノンフロンウレタンをパネルにしたものを使っています。写真はそのパネルを床に取付けた写真です。H邸の詳細は、http://www.shcc.co.jp/syoene.html に詳しく紹介しています。
H邸のお客様は、省電力制御装置の企画、調査設計施工をしておられるので、ご自宅はお客様が思い描く省エネルギー住宅を実現したいという想いがあり、『現代の便利な生活を変える事なく、地球環境にも配慮し、尚かつ日々のランニングコストを押さえたい』という希望でした。
以前より面識があり、共に研究し合える立場にあったからです。
冒頭の写真の、炭化コルク断熱パネルを使用した木造高気密高断熱住宅で設計し、屋根には太陽光発電パネルを設置し、太陽光を利用した暖房装置のソーラーウォールを設置し、雨水をトイレの洗浄水に利用したり、照明器具、電化製品、コンセントを電気制御しました。
家を建てられる前は、16.6坪で暖房の灯油料金が考えない光熱費(電気+ガス)が7月で13000円、1月で20000円でした。新築された家では、灯油料金がない状況で、床面積が3倍以上でありますが、7月の光熱費が6000円、1月の光熱費が20000円でした。7月では54%光熱費が下がり、1月では、床面積が3倍以上になったにもかかわらず、光熱費は同じで、実質、マンションではこの他に灯油料金がかかっていたので、確実に低くなりました。
2008年1月18日に、北陸中日新聞に掲載された記事です。
太陽光を利用した暖房装置のソーラーウォールが壁の左側に設置されています。
ソーラーウォームのシステム図です。
地中に埋めた、雨水タンクです。
1階のエントランスと駐車場を半地下にすることで道路と敷地の高低差を解消した事務所です。
道路との高低差が1m程度あったが駐車場が3台分ほしかった。
1階を半地下とすることで駐車場を確保した点。
半地下駐車場。スキップフロア。屋上庭園など盛り込んだ本社ビルです。
階段室件打ち合わせコーナー
階段室から受付を見る
エントランス夜景
高齢者福祉施設(小規模多機能+グループホーム+デイサービス+ショートステイの複合施設)
予算と工期。
過去の実績。
高齢者福祉計画に基づく公募の協力から実施設計・監理までをお手伝いさせて頂きました。事業者様及び利用者様の立場から、機能的で使い勝手が良い建物をいかにコストを抑えられるかをテーマに、事業者様と一緒になって考えて計画せて頂きました。
ケアタウン郡山中央-ノース棟
ケアタウン郡山中央-サウス棟
参考:高齢者福祉施設-コスモスの家(郡山市)
参考:保育園-なごみ園(郡山市)
参考:高齢者福祉施設-ファミリアーレ(郡山市)
参考:高齢者福祉施設-守山(郡山市)
参考:高齢者福祉施設-中子の森(新潟県小千谷市)
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