茶の間のロフトからの見下ろしです。ウッドデッキと段差なく繋がり、外部を部屋の延長として使います。
建具を全て障子にすることで、室内に柔らかい雰囲気を創りました。外観は、瓦を載せたいという要望から和のテイストになりました。道路から2M近く上がった敷地にご夫婦2人だけの平屋建てを作りました。
室内の建具は全て障子の引戸。ほんわかした柔らかい雰囲気を作っています。そして、障子を全て開けると茶の間を中心にすべての部屋がひと繋がりに・・・
道路面より2M近く上がった高台にあるウッドデッキは、陽当りもよく、風も通り、素晴らしく気持ちのいい空間です。
キッチンは、全て製作。スッキリ清潔感のあるものになりました。
浴室の壁は、ヒノキの香り。外には、しっかりバスコートを作りました。出入口は、3枚引戸でフラットな床、車椅子でもゆったり使えます。
南側外観です。道路から2M近く上がって、見晴らし最高!!
浅草橋駅の近くに「木造耐火」で3階建てのワンルームの共同住宅を建てました。一般的には鉄筋コンクリート造か、重量鉄骨造に耐火被覆をしたものになります。木造で作る利点は、第一に建設費が安くなるという事です。建物本体が安く作れるだけでなく、建物が軽いので、基礎が簡単になります。杭など殆ど不要で、地盤改良で殆どすみます。工事も簡単で、クレーン等の重機が入るの回数も、普通の木造住宅と同じです。要するに殆ど普通の木造住宅と同じだという事です。もう一つの利点は、面積が広く使えるという事にあります。鉄筋コンクリート造や、鉄骨造で邪魔な、部屋の隅にでてくる柱型がなくて済むという事です。その分、面積は広く使えます。そこも普通の木造住宅と同じということになります。今回は木造では、耐震性抜群のSE構法を採用しましたので、必要な耐震壁(筋交いの入った壁)も少なく押さえることができています。
防火地域でしたので本来100㎡(30坪)以下でなければ木造では建てられません。しかしながら、2004年から防火性能をあげれば木造でも建てられるようになりました。今回は「木造耐火建築」を初めてたてて見た訳ですが、気配りは普段より必要でしたが、とくにこれという問題もなく完成しました。
3階建て上棟時の写真です。ひっそりと静かな上棟です。
完成時です。これで屋根を平らにすれば、木造とは見えないかもしれませんですね。
階段は鉄骨で作りました。溶融亜鉛メッキという仕上げです。浅草橋にはちょっと珍しい感じになったかと思います。
ワンルームのアパートにも、心に残る物語が生まれることを期待して細部にもかなり気を使いましたが、どうでしょうか。
かなり小さなワンルームです。それでもできるだけ暮らしやすいように考えました。近くにお勤めの方の寝るだけの場所という考えです。シャワーだけで良いという割り切りをしました。キッチンのレンジフードも既製品で良いのがないので、ちょっと工夫してみました。収納の扉はガラス戸の前に引けるようにした工夫はちょっと自慢です。
エントランスの大きなウッドデッキでは、親世帯、子世帯がみんなでBBQをやったり向ぼっこをしたり、コミュニケーションをとる場として活躍します。車椅子利用時には、このデッキから、直接、1階居間へ入っていけます。
1階、親世帯(夫婦)、2階、子世帯(夫婦+子供2人)の完全分離の二世帯住宅。ホノルルマラソンにも参加されたことのある、ご夫婦(2階子世帯)が、1階玄関 を通らず、2階洗面脱衣室から直接外階段を使って、ジョギングに行って帰って来 て、直ぐシャワーが浴びられる動線を創ったことがポイントです。
1階は、居間+食堂を中心に玄関、タタミの間、洗面脱衣室、寝室、 厨房が接していて、それぞれの引戸を開けると部屋全部が繋がる使いやす広々空間です。
ちょっとゴロンとなったりするのに、こんなタタミの間があると重宝します。
2階は、対面キッチン。基本的に1階と同じように、引戸を開けると、それぞれの部屋が全部繋がります。
一間の奥行のある大きなバルコニーは、居間と一体で使えます。
2階洗面脱衣室(子世帯)突き当たりに外部バスコートが見えます。
2階浴室を一番南側に配して、昼間でも気持ちよく、お風呂に入れ、どこからも覗かれない広々バスコートを設けました。
インナーガレージが、家の一番手前に。
私たちの事務所兼自宅です。
敷地面積が16坪の狭小地において、どうしたら広さ・解放感を得られるかを考えて設計しました。また、狭小住宅は収納をいかにうまく作るかが重要です。部屋に物が溢れないように、最適な場所に最適な大きさの収納を計画しました。
リビング・ダイニングルームです。ダイニングはリビングより80cm上がったところに設置しています。
リビングから80cm上がったダイニングの床下部分は収納になっています。約4畳の大きな収納です。
キッチンは機能性を考えて設計した、オリジナルキッチンです。
3階のルーフバルコニーです。周りからの視線が気にならないように、壁で囲っています。このルーフバルコニーに面して寝室を配置しました。
断面図
◇依頼内容:契約済の土地で店舗兼住宅の設計をお願いしたいです。特に1階は賃す予定なので魅力的に見えるような外観設計を希望です。初期費用だけでなく建てた後のメンテナンス費も考慮して設計して頂ける方。 予算:土地改良、設計料込で3000万以内希望 (解体費と店舗の中身の設計は含まない)地域:防火地域、建蔽率80%、容積率500% (耐火建築物だと建蔽率の制限はないとのこと) 【土地について】・約15坪・間口5.4メートル 奥行10.6(左)メートル、7.2(右)メートル・場所:東京都台東区浅草3丁目 【建物について】・鉄骨3階建て・1階店舗(スケルトン)・2階3階は住居・天井は高め(特に1階)・1階と2階は入り口が別(1Fは賃貸を想定)・駐車場なし 【住居部分の希望間取り】・3LDKor3DK・電気代節約を考えて吹き抜けはなし・床暖房2階のみ・風呂、洗面台、カウンターキッチン、洗濯機は全て2階・シンク広め・トイレは各フロアに1つずつ・浴室乾燥機 【備考】・場所は商店街に面しています。・歩道の柵と商店街アーケードは一部取り外し可能・現状古家が建っています。
横浜の実家がある土地の裏手に急斜面のスペースがあり、このスペースと庭や駐車場を改修して狭小ハウスを建てたいと思ってます。某大手ハウスメーカーに相談したところコストがかかりすぎて、現実的ではないとのことで別の提案をされています。シンプルでローコストにこの地形を上手く利用出来るか確認したいと思ってます。実家が横浜のため、出来ればエリア的に近い方などが良いかもしれません。
家全体を見渡せる中心に土間空間を大きく取り、薪ストーブを設置、ゆったりと寛ぐ場所を作りました。
海から100mの敷地に建つこの家は、抜群の展望です。1階は土間で外部と地続きに繋がり、 2階は180°のパノラマビュー、ロフトに上がると太平洋が望めます。 中央の吹抜を順繰りスキップした部屋を通り、上がっていくと、やがて海が見えるという空間構成。 更に、メンテ用のハッチから屋根に上がると夏の夜、満点の星をバックに花火も楽しめます。
この薪ストーブのある土間を中心に廻り階段を上がっていくと、各部屋と順繰り繋がる空間構成です。
2階に上がると、更にロフトへ繋がるハシゴが、ちょうどいい位置に設置されていて、自然にロフトまで上がっていけます。
2階厨房・食堂・居間からは、180°のパノラマビューが楽しめます。
点検用ハッチより屋根に出ると、360°の展望が得られます。
海側の外観です。
日が落ちる黄昏どきのウッドデッキ。
建築家に設計を依頼するデメリットとして、下記のようなことが言われています。本当のこともありますが、たんなる思い込みや偏見に過ぎないこともあります。何らかの思い込みで「建築家に依頼する気はない・・・」と思っている方もぜひお読みください。
建築家は図面を作る前に入念な打ち合わせを行うため設計施工一括で請け負う業者に比べてたしかに時間がかかります。 なので、なんでもいいからとにかく急いで建物を建てたいという方にオススメ出来ません。 しかし、 「建築家と建物を建てるのは楽しい」 「工事が終わると思うとなんだか寂しい」 といっていただける方も多いです。
建築家と建てる家は工事費とは別に建築家に設計監理料を支払う必要があるため、高くなると思い込んでいる方がいます。
上記のような理由で総額としてどちらが高くなるかはケースバイケースです。 ぜひ、建築家にも話を聞いてみて比較検討した上で決めるようにしてください。
設計料の相場を知りたい方でも建築家相談依頼サービスに投稿することは可能です。設計料の相場を知りたい方はぜひ、建築家相談依頼サービスに投稿してみてください。
相談をしただけで料金を請求する建築家はほとんどいません。 当サイトの建築家相談サービスを利用すれば、無料で建築家に相談することができます。
プランの作成は有料の場合と無料の場合があります。 最初の○回までは無料としている場合も多いようです。 当サイトの建築家依頼サービスを利用すると、プランの作成料金についても、事前に聞くことができます。 安心してご依頼内容を投稿してください。
テレビや雑誌では奇抜なデザインの建物を好んで取り上げます。 しかし、建築家に依頼したから奇抜になるというものではありません。 建築家は建てる前に建築主の了解をとる必要があります。 建築主の意向を無視して奇抜なデザインを建てることはできません。 事前にどのような建物を建てている建築家なのかをよく調べ、自分の好きな家を建ててくれそうな建築家に依頼するようにすれば問題はありません。
大きな建物だけを手がける建築家もいますが、小さな建物を手がけている建築家もたくさんいます。狭小住宅を得意とする建築家もたくさんいます。 当サイトには小さな建物を得意としている建築家もたくさんいます。 小さな建物でも遠慮せずにご依頼ください。
基本性能を軽視している建築家もいるかもしれませんが、ほとんどの建築家は基本性能を重視しています。 建築家に依頼すると断熱性が悪いとか構造的に弱いというのは偏見に過ぎません。
保証は工事を請け負う施工業者が行います。直接、施工業者に依頼した場合と何ら変わりません。 仮に工事後に何らかの不具合が発覚し、施工業者側が「これは補修の必要はありません」と言った場合、一般の方では本当なのかどうなのか判断できません。 設計・監理を建築家に依頼すれば、不具合が生じた場合にその都度、専門家に確認・判断して補修が必要な場合には補修してもらうことができます むしろ、建築家に設計を依頼したほうが後々のメンテナンスでも安心です。
土地を買う際はできるだけ専門の知識を持つ建築家にアドバイスを受けてから買うことをおすすめしています。 できれば ・依頼したい建築家を決める ↓ ・アドバイスを受けながら土地を探す ↓ ・土地が決まったら建築家と契約して設計してもらう。
という順番で建設を進めることをオススメします。
ぜひ、建築家に設計を依頼するメリットのページもご覧ください。
西側外観。右半分の既存部分に左半分を増築。
車椅子生活のご主人を楽に介護出来て、広々と暮らせる家。
車椅子を常時使用するご主人と、介護をなさる奥さまの老夫婦の家です。設計するに際してご主人の症状や奥さまの具体的な介護の動きを理解するため、お宅へ泊り込んで一緒に生活しました。介護、家事のために、徹底的に回遊動線を導入しています。常時車椅子使用のため、段差の解消、スロープの設置を徹底しています。
1階リビング・ダイニング
1階デッキ
1階リビングダイニングからキッチン、造り付けカウンター側を見る
1階リビングダイニング。右手上部の障子を開くと2階とつながる。
1階ご主人の寝室、奥様の寝室、WC、お風呂と一直線につながります。WC、お風呂は一番奥 。
1階玄関
1階のバリアフリーに配慮したWCと浴室。
東面「栃の木通り」側からの外観
・お父様が半身麻痺の車椅子生活で、それを介護されるお母様の負担を軽くするバリアフリーな住宅。・夕食時には親世帯が一緒に食卓を囲めるように2階へ上がれるためのホームエレベーターの設置。・親世帯は隣近所付き合いが深いために、それをお円滑にする作り。・3階に、仕事部屋にも子供部屋にもなるようなフレキシブルな作りの部屋。・2階に、客室にもリビングの一部にもなるようなフレキシブルな部屋。
必要なものは共有しつつも、親世帯と子世帯のプライバシーの確保の程良さ。
24.8坪の敷地に建つニ世帯住宅です。1階に片麻痺車椅子使用のお父様と介護なさるお母様が住み、1~2階をつなぐホームエレベーターが設置されているバリアフリー住宅です。豊かなむくの木質感と間仕切りの少ない開放感にあふれた空間です。1階周りは、車椅子用スロープが設置してあり段差のない玄関にしました。そこに縁台を設置して、近所の方が1階のご両親世帯にちょこっと立ち寄れる場を作りました。浴室が1箇所ながら、出入り口を2つ持ち、親世帯から直接浴室にアプローチする動線と、親世帯を通らずに浴室に入れる動線を持っています。因みに2007年度の「住まいのバリアフリーコンペティション」 東京ガス賞 を受賞しています。
2階リビングダイニングから東側バルコニー方向を見る。
3階各室。引き戸を開いた状態
2階予備室からリビングダイニング側を見る。
2階リビングダイニング。右手奥がキッチン
2階リビングダイニング。左手奥がキッチン
1階寝室+リビングダイニング。引き込み戸を開いた状態。
1階リビングダイニングから寝室方向を見る。引き戸を開いた状態。
1階リビングダイニングから寝室方向を見る。引き戸を閉じた状態。
1階寝室から洗面脱衣・WCを通して浴室を見る。
1階リビングダイニングから段差なし玄関、スロープ、造り付縁台を見る。
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