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土地探し

中古物件探しについて。

どうやって

土地を探したらいいかわからない。

本当にこの土地で大丈夫?

土地探しに心配はつきものです。

土地や中古物件探しを

建築家と一緒に行うことで、

家造りを念頭に多くのメリットがあります。

建築家との土地探し、

または中古物件探しの

メリットについて、

少しこのblogでも

書いてみたいと思います。

まずはじめに「目的」が見えている分

土地探しから建築づくりまで、

すべての心配が解消されます。

土地探しには

たくさんの心配がつきものです。

どうやって土地を

探したらいいか分からない。

その土地に本当に

建物を建てることができるのか?

規模はどの程度まで可能なのか?

住みたい家を

建てることができるのか?

日当りや風向きはどうか?

地盤(土地)は問題ないか?

不動産屋さんとの

金額交渉や

土地の重要事項説明書や

契約書の確認ができるか?

などなど、

建築家による専門知識があれば、

土地探しから建物の建築まで、

心配が解消されます。

次にコストを抑えることができます。

住まいのご要望をお伺いし、

おおよその住まいの規模、

工事費を想定してからの

土地探しも可能になります。

そうすることで

最低限必要な土地の広さがわかるので、

土地にかける必要な費用を

適切な内容で

抑える方法を事前に考える事ことが可能です。

また、一般的に

条件が悪いとされる

狭小地や変形地、

傾斜地であっても、

住まいのプランニングを検討できるので、

土地の問題点を知ることができます。

土地探し・中古物件探しのポイント。

住みたいエリアの決定。

土地探しや中古物件探しをする上で、

まず考えなければならないのは「エリアの決定」です。

生活の利便性を優先し都心にするのか、

それとも子供たちのために

自分たちのために

環境や住みやすさを

ポイントにおき郊外にするのか、

何に重点を置くのかで

エリアがおよそ決まってくると思います。

エリアが決定できたら、

具体的な土地探しとなってきます。

大手不動産会社から

地域の不動産会社、

土地検索サイトを利用し、

候補地を探していくことが多いと思います。

提携している不動産会社や

地域に強い不動産会社など

エリア選定でも

色々な差がありますが

どのようにネットワークを活用するのかで

土地探しも変わります。

勿論・・・地域の「空き家バンク」などを

活用する事もひとつの選択肢です。

そうすることで

地域の土地価格をだいたい

理解することができます。

いくつか候補をあげたら、

次に現地に行き、

僕も含めて、

ご自身でも土地を実際に

見ることが大切です。

土地を見る際には

土地そのものだけではなくて

その周辺や状況を見る事が重要。

土地調査(見学時)の

チェックポイントとしては

以下のようなところを重点的に。

①通勤や通学経路

(最寄り駅・所要時間・交通条件・バス利用するかどうかなど)

②周辺環境1

(学校・病院・市役所・スーパー・公園までの距離など)

③周辺環境2

(道路の騒音や振動・鉄道の騒音や振動・送電線・墓地などとの関係)

④周辺環境3

(地域コミュニティ・近隣の状況・空き地の有無など)

⑤土地の面積

(どの程度の建物が建てられるか・法律も関係します)

⑥土地の形状

(整形の土地かどうか)

⑦土地の高低差

(擁壁や傾斜・がけ地の有無など)

⑧日照条件

(土地の方位・接する道路の位置・周辺建物との距離・密度感など)

⑨既存建物のあるなし

(ある場合は、規模や構造を確認)

⑩建築条件が付くかどうか

⑪登記簿上の記載

(権利の別・地目)

⑫法条件

(市街化区域・都市計画区域・防火地域・接道条件など)

⑬地盤条件

(地盤の履歴・浸水歴・過去の使用用途など)

⑭インフラの引込み状況

(給排水、ガス設備などが敷地内まで引込まれているか)

一般の方であれば、

チェックポイントのうち、

おそらく視覚的に見える①~⑧あたりを

判断の拠り所として土地を選定し、

不動産屋が作成した建て売り住宅風の

プランをベースに、

直感的に買うかどうかの

判断をされていると思います。

同じ予算で少しでも

①~⑧の条件が良い土地を

探すのではないでしょうか。

しかし、

「土地+建物のトータルコスト」で考えた場合は、

①~⑧のポイントより、

⑨~⑭のポイントの方が重要になります。

⑨~⑭次第で建築費が

数百万円単位で変わってくるからです。

本当に思っている住まいを

建てることのできる

土地かどうか?

僕も過去に先に土地を取得された方から

住まいの設計依頼をいただき、

調査したり土地購入時の資料を拝見した際に

ご相談者さん(住まい手さん)が

思っている建物が建てられない

というシーンになったことがあります。

建築基準法や都市計画法

その他の条例や色々な内容を

土地購入時の「重要事項説明」には

記載されているのですが

不動産の説明が甘かったり

専門的な内容すぎて「具体性」が見えない等で

結局・・・・再度土地探しからお手伝いしました。

そういうところが

土地探しの「盲点」となります。

着地点が見える状態で

土地を探すことの重要性です。

なので、せっかく購入した土地に、

思っている

イメージを持った住まいを

建てることができないのでは

どうしようもないので・・・・・。

少し話しはそれましたが

話を元に戻して

まず調査する必要があるのは

⑪の登記簿上の記載や

⑫の市街化区域・接道条件による、

その土地に「どのような建物」を

建てることができるかどうかという問題です。

農地や市街化調整区域は原則として

(一部、例外もありますが)住まいは建てられません。

また、敷地が4m以上の道路に

2m以上接しているかどうかという問題も、

住宅計画の場合、

確認申請の絶対条件となるので、

調査が必要です。

4m未満の道路でも

位置指定された私道や、

「2項道路」と呼ばれる道路であれば

建築可能ですが、

これは市役所や都道府県行政、

その他関連行政などに行って

確認する必要があります。

また、「43条ただし書きの道路」と呼ばれる、

2項道路にもならない道路を

救済できる特殊な道路もあり、

これなどは、

専門的な建築行政や法律の内容となるので

不動産会社も「外注」で設計事務所や建築士に

または所属している専門の開発業者等に

調査してもらわないと、

なかなか分かりません。

さらに、地域により「敷地面積の最低限度」と

いったものもあるので、

建てられるかどうか、

という問題には細心の注意を払う

必要があります。

余分なコストアップはないかどうか?

その土地に住まいを建てられることがわかったら、

次に考える必要があるのは、

住まいを建てるときに、

余分なコストアップがないかどうか

という問題です。

⑦の土地の高低差があり、

大がかりな擁壁を造らざるを得ない場合は、

100万円「単位」の

コストアップになる可能性があります。

うまくその高低差を活用した

家のプランが可能な場合は

ぎゃくにアクロバティックな

間取りや暮らしを愉しめる事も・・・・・。

⑨の既存建物があり、

解体撤去をせざるを得ない場合も、

コストアップになります。

一般的に住宅の解体撤去費用は、

値上がりしています。

産業廃棄物となりますので

キチンと処理場に運び込みますから

予め考えておく必要性があります。

解体のしやすさや道路事情にもよりますが

30坪程度の木造住宅の解体であれば

150〜200万円程度の

コストアップになります。

⑫の法条件によるところでは、

例えば容積率に余裕がなく

地下を作る場合などや、

防火規制で窓や壁、軒裏等に

法規制でのランクアップや

RC造(鉄筋コンクリート造)に

する必要がある場合などは、

数100万円単位で

コストアップになります。

⑬の地盤条件によるところも大きいです。

田や畑などを

宅地とする場合は要注意です。

田や畑は地耐力が低く、

地盤補強が必要になることが多いです。

地盤改良費は

範囲や深さにもよりますが

表層改良で60万円程度、

柱状改良で100万円~150万円程度、

杭打ちの場合だと200万円程度、

あるいはそれ以上の

コストアップになる場合もあります。

⑭インフラの引込みがない場合も、

土地のサイズや道路からの距離

道路の埋設管深さにもよりますが

60万円〜100万円程度は

コストアップになります。

また、インフラ引込み等の工事は

その地域の市町村・役所の認定を受けている

「指定工事店」の工事となります。

このように、

土地の調査は非常に専門的で、

なかなか一般的には

わかりにくく

専門家であっても

一定の調査経験がなければ、

全てを判断するのは難しいと思います。

お得な土地の選び方について。

当たり前の話ですが、

日当たりが良く、

駅に近く、

整形で平坦な土地は、

人気があり高額になります。

土地探しの世界では

掘り出し物の土地はない

というのが定説で、

運良く安いという物件はまずありません。

安い土地は訳があって安い、

ということになります。

ですから、

お買い得な土地を探そうと思ったら、

誰にとっても魅力的な土地を

探すのは得策ではありません。

土地探しの時、

基本的に「日当たり最優先」で

考える人も多いと思います。

しかし、

単純な明るさを確保するには

北側窓でも十分すぎるほどの

光量が確保できますし、

トップライト(天窓)や

中庭を併用すれば、

南面にはさほどこだわる必要が

ないように考える事も可能です。

この「南側信仰」と呼ばれる

条件を外すだけで

随分土地探しの選択肢が

増えるのではないでしょうか。

むしろ日照より、

周囲に取り込める環境が

あるかどうかの方が、

土地選びの重要なポイントに

なるケースが多いです。

方位を問わず、

隣地にオープンスペース

緑地や公園、幅員の広い道路等があるとか、

ある特定の方向の眺望や

借景に優れるとかいうことがあれば、

それを手がかりに

住宅の構成を組み立てていくことが

可能になります。

予算的に買える土地は

色々状態により変わるものです。

周囲の環境を含めて

土地の価値を

自らの価値観で考え直すわけです。

例えば、

道路のある「接道方向」が

北側でかつ土地の面積が30坪と小さくても、

道路を挟んだ敷地の反対側に

市街化調整区域が広がっているというような土地は、

南側の風景を「借景」として取り込めれば、

魅力的な住まいが

計画できるかも知れません。

また、接道方向が北側であっても

土地面積が45坪程度あれば

南側に庭を設けて

日当りの良い住まいをつくることは

十分可能です。

これをトータルコストの

議論を踏まえて考えると、

お得感が強いのは、

(1)隣地にオープンスペースがある

(2)土地と道路はほぼ平坦

(やや傾斜がある時は雛壇造成されていない方が良い)

(3)建物の形は自由に決められるので不整形地でも可

(4) 接道方向は北向きでも可

(5)インフラ整備済み

(給排水が敷地内に引き込まれていること)

というような土地です。

土地探しの状況は皆さんそれぞれに

大事にしている価値は異なるものです。

自分たちの暮らしにとって

どのような場所がよいのか?

色々な価値観を見直しながら

土地ですべてが完結する訳では無い

という視点を持って

色々と考えてみてください。

住まいは

暮しの環境を変えます。

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新築・リフォーム等

住まい造りのご相談・ご質問は

■やまぐち建築設計室■

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Contact /お問合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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※数寄屋・和モダン提案にて設計デザイン実例・おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家・玄関
人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。
よく考えられた家を建てると
暮らしが楽しくなる。

何もしない時の質をあげる事は
大切だなと思います。

パーソナルな空間と
パブリックな空間の差を
キチンとデザインする事と同じように、
住む事、暮らす事の理由として
根底にある「相反する性質」のように。

人間の器は
雑務にあらわれます。

暮らす事で「そのような部分」が
研ぎ澄まされるように
暮らしの鮮度を「設計」と「デザイン」には
意識しています。

そこに住む事、
暮らす事で生まれる効能を提案。

居心地のテーマを大切に。
住宅計画での思考の範囲は
家の事を考える事と同時に
暮らし全体に意識を向けて。

ご相談、面談のご希望は
ホームページ「お問い合わせ」から
気軽にご連絡ください。
Produce Your Dream>>>>>
建て主目線+αの提案・・・・・。
明日の暮らしを設計する
建築と住まいとその暮らしを豊かに
URL(ホームページ)
https://www.y-kenchiku.jp/
<<<Yamaguchi Architect Office

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※アイランドキッチンに連続して居場所をセンターに構え周辺を残すLDKプランのカタチで生まれる余白構成のデザイン事例

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

世の中は二項対立

という構図に

あふれていると思います。

二つの領域の視点から語ることは、

世界観を分かりやすくするのですが、

本当に大切なモノゴトは

その(間)にあるかと思いますよ。

空間でいう「余白」の存在。

無意味に思えそうな

場所や内容であっても

それが存在する事で

効能が生まれたり

良さが見えたりするように。

それと同じように

沈黙は無ではないと思うんです。

語らないことが

より多くを伝える場合もあると。

Less is moreはismではなくて

手段の一つだと思うんです。

シンプルモダンには

そういう空間構成も配慮の中に

デザインしています。

暮らしをオーダーメイドで

デザインする効能とデザインの意味。

住まいの設計ご依頼、ご相談は

ホームページ「お問い合わせ」から

必要事項を入力してお申し込みください。

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建て主目線+αの提案・・・・・。

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※YAMADA×ID大塚家具大阪南港ショールームにて家具インテリア提案の打ち合わせ

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

よく考えられた住まい「家」を建てると

暮らしが楽しくなる。

間取りと暮らしの空間の関係性。

部屋レイアウトと

ドアの位置関係、

そして暮らしに連動する

家具の質感とレイアウト。

少し考えると見えやすくなります。

過ごし方の場面の事

色々と・・・・・。

家具のレイアウトを考える。

それぞれ間取りに応じて

家具のレイアウトなどがありますが

全体像と過ごし方での

位置関係を考えていますか?。

日常的なシーンと

少し特別な非日常的な

過ごし方のシーン。

どちらのシーンでも

過ごす時間と空間の価値を考える際

家具と空間の関係性は大切です。

勿論・・・家事時間でも。

ドアの位置関係や

収納エリアとの関係性

窓から見える風景、

出入り口としての空間や

部屋の繋がり方。

全てにおいて「家具」の存在が

その空間の使い勝手や

居心地を支配しますから。

部屋への出入り口となる扉の前後

どれだけの寸法で余裕があれば

人の移動や過ごし方にとって

不自由がないのか?

またゆとりを感じる空間になるのか?

暮らしのテーマとコンセプトで

その空間の質感も変わります。

素材感や色のバランスや

空間の感じ方の差、

全て家具の存在によって

良し悪しも変わります。

なので僕はいつも

設計のご依頼をいただいた際には

基本的に「家具」も含めた

トータールコーディネートで

提案しています。

そして空間をデザインする際は

固定観念を払拭する事は大切。

例えば、寝室に洗面やパウダーコーナーを

併設する事で暮らし方が

ホテルライクになるような空間。

暮らしの空間コーディネートが

きちんと施されるのか

そうではないのかで

同じ空間が完成しても

その後が変わります。

使いにくい空間や

息が詰まるような

空間とならない工夫は

領域の違い、感度の差で異なりますよ。

空間構成はソフト面とハード面

設計デザインコーディネートによる

両方の付加価値が

暮らしの心地を上質に

変化させますから。

幅と奥行だけではない

部屋と暮らしの空間構成。

感じ方のデザインは

暮らしの可能性を拡張させますよ。

暮らし全体の意味に

意識を向ける時間を丁寧に。

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※YAMADA×ID大塚家具大阪南港ショールームにて家具インテリア提案の打ち合わせ

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※LDK空間に日常使い用の収納スペース・キッチン対面カウンター横に使い勝手よく計画したデザイン事例

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

よく考えられた住まい「家」を建てると

暮らしが楽しくなる。

間取りと暮らしの空間の関係性。

住宅展示場やモデルハウスが

素敵に見える理由のひとつは、

素敵なインテリアで飾られて

生活感が出ないように、

そして室内がすっきり

片付いているから

というところも理由。

我が家を常に

すっきりさせておくには

収納が肝心ですが、

収納スペースは、

ただ多ければよい

というものではないのが

難しいところです。

仮に、奥行きの深い押入れが

たくさんあれば

収納スペースは増えますが、

問題はそこに何を収納するかです。

布団や座布団を入れても

スペースが余るからと、

頻繁に使用する物を

奥に入れてしまうと

取り出すだけでひと苦労しますよね。

逆に、ほとんど使わない物を

入れておけば

押入れの場所を

占領するだけの状態になってしまいます。

例えば、扇風機や

ファンヒーターのような「季節品」を

収納するなら押入れを減らして、

もう少し奥行きの浅い

収納をつくっておくと便利だし、

掃除機やモップなどの「日用品」は、

リビングやダイニングに

手軽に出し入れの出来る状態で

収納スペースを設けておくと、

汚れに気付いたときに

短時間で手際よく掃除できます。

勿論「お掃除ロボット」の基地も。

住まいの新築工事や

リフォーム(リノベーション)の

間取り計画や

収納計画を検討する際には、

「そこに何を収納するのか」まで

ある程度検討しておくように。

「季節品」のほか、

お客様用の布団や寝具、

雛人形や五月人形など

特定の時期にしか使わないものほど、

きちんと採寸して

確実に収納できる場所を

確保しておきたいものです。

片付けること、使う事を意識した

家づくりをしておけば、

ライフスタイルにあった

「収納上手な家づくり」を

実現することができます。

計画の際には

手間の掛かる作業ですが、

事前に収納計画を

ある程度考えておく事で

その後の暮らしが

とても楽になります。

理想だけではなくて

理想と現実の生活を

キチンと割り振った間取り計画。

意識する事で「状態の変化」を促しますよ。

部位だけに注力するのではなくて

部位+全体像を考慮しながら

計画をカタチにする

検討が大切。

暮らし全体の意味に

意識を向ける時間を丁寧に。

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※トーヨーキッチンスタイル大阪ショールーム

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よく考えられた住まい「家」を建てると

暮らしが楽しくなる。

注文住宅の間取りを決めていく中で、

日常的によく使う場としてのキッチンに

悩みを持っているケースも多いと思います。

よく使う場所だからこそ、

使いやすいキッチンであり、

居心地も考える必要があります。

※トーヨーキッチンスタイル大阪ショールーム

例えばですがレイアウト例を。

家事動線に沿った配置(レイアウト)といえば、

個室タイプのキッチンだと

壁やドアが家事動線をふさぎ、

スムーズに動きにくくなりがちです。

個室化する事でのメリットは

色々と存在しますが

個々の事情により

そのあたりの価値観の差は大きく出ます。

篭もりたい場合、

調理後中の匂い等を区分する場合は

最適です・・・・・。

オープンタイプだと、

生活感がでやすいものの、

開放的で動きやすい事が

メリットとなります。

料理をすぐに運べるなど、

家事の流れがスムーズになります。

大容量の収納キッチンには

食器や調理器具などが多くあるため、

ある程度収納量を確保しないと

もので溢れて

調理スペースを圧迫してしまう、

といったことになりかねません。

そこで、パントリー(食材や食器の収納スペース)を

設けるプラン等も有効となります。

また、最近のシステムキッチンには

シンクやコンロの下に

大容量の引き出し式収納が

選択できる事も多いので

そちらも有効活用する事も選択肢となります。

そして掃除がしやすい環境をつくる事。

シンク周りやワークトップは、

油などの汚れが付きやすいので、

汚れの落ちやすい素材を選ぶと良いです。

このあたりは、Panasonic・LIXIL・クリナップ

タカラ・キッチンハウス・サンワカンパニー

ウッドワン・トーヨーキッチンなどの

各キッチン取り扱いメーカーの特徴を

吟味する事は重要です。

各社の特徴をどのように採用に判断するのか?

その辺りは僕の設計時

選択・提案判断にも大きいところです。

また、キッチン周辺には

必要なものだけを置くようにして、

整理された状態を保つようにすると

掃除に取りかかりやすくなります。

当たり前の事なのですが、

このあたり、住まいの全体像や

キッチン周辺をどのように「理解」・「判断」を

しているのかで「差」が生まれることろ。

キッチン単体で空間は機能しないので

間取りと価値観の関係、

プラン次第ということろです。

キッチン単体の機能性や利便性で

考えた場合は

単純にワークトップとシンクが

一体化したものだと

より掃除がしやすいという判断です。

使いやすいキッチンのレイアウトとして

最も一般的なレイアウトが、

シンクと調理機器、

冷蔵庫が一列に並べられた

I型キッチンレイアウト。

横幅が広いと、

キッチンを使う際の動線が長くなり

作業効率が落ちてしまうため

コンパクトなキッチン向けの

レイアウトになります。

I型に冷蔵庫を並べられない場合には、

冷蔵庫の配置によって

使い勝手が左右されるので、

よく考えて配置する必要が出てきます。

使いやすいキッチンであるためには、

間取りとの関連性や

暮らし方の価値観、

レイアウトや収納などが特に重要。

キッチンの利便性を向上させることは、

暮らしの時間に対しての

優位性を発揮する事に

つながりますから。

トータルバランスを考えながら

間取りとデザインの設計に関する

付加価値を意識する事が大切。

住宅計画での

思考の範囲は

家の事を考えつつ

暮らし全体に意識を向けて。

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空間をより広く感じさせる狭小住宅・ユウ建築設計室 吉田 祐介さん


狭小住宅の設計では空間をより広く感じさせる必要があります。
様々な方法で感覚的に広く感じる空間を作ることが重要です。
 
狭小住宅についてユウ建築設計室 吉田 祐介さんに伺いました。

お話を伺った建築家

 

ユーザー ユウ建築設計室 吉田 祐介 の写真
船橋市坪井町159ー20
047-404-9086

狭小住宅のメリットを教えてください

 
一番の利点は、建築費を下げられることですが、同じ費用で考えた場合、面積を小さくすれば、その分、坪単価を上げることができます。
単価を上げることで、仕上材を良いものにしたり、断熱性能を上げたり、設備のグレードを上げたりと日々の暮らしをより豊かにすることが可能になってきます。
 
また、面積が小さい分、冷暖房などの光熱費も下がったり、掃除をする範囲が減ったりなど、多くのメリットがあります。

狭小住宅のデメリットを教えて下さい

 
物理的に面積が小さいので、上手に設計をしないと、部屋が狭くなったり、収納が少なくなったりという問題が生じることもあります。
狭い住宅ほど細かい設計が必要になりますので、より設計士の腕が試させると思います。

狭小住宅の間取りではどのような点に注意していますか?

 
まず第一に、空間をより広く感じさせること。空間の広いところと狭いところにメリハリを付けて広さを強調したり、窓の位置を細かく検討し、視線の抜けるとこを作ったり、様々な方法で感覚的に広く感じる空間を作るようにしています。
また、廊下を減らしたり、1つの空間に複数の要素を組み合わせて無駄を省いたりと、物理的にもより広い空間になるように設計をしています。

狭小住宅の収納で注意している点がありましたら教えて下さい

 
面積が小さいので、それぞれの収納する場所をあらかじめ決めて、そのものの奥行きなどがピッタリ入るように無駄のない設計を心掛けています。
また、部屋ごと細かい収納も確保できるように検討しています。

狭小住宅の価格は一般的な住宅に比べてどうなのでしょうか?

 
一般的な住宅に比べると、面積が小さい分、建物全体の価格は下がります。

ガレージ付きの狭小住宅も設計していただけるでしょうか?

 
対応可能です。

「公園の傍の家」で工夫した点を教えてください

 
より空間を広く感じさせるために、引き戸を使用し、引き戸を開けることで、複数の空間を使い方に合わせて、一体的に利用できるようにしています。
また、膨張色と収縮色の濃淡を利用し、視覚的にも空間を広く感じるように工夫しました。

↑公園の傍の家

「奥行のある家」で工夫した点を教えてください

 
間口の狭い細長い奥行のある土地だったので、その奥行を更に感じさせるよう、斜めの壁を計画し、台形の空間を生み出しました。
玄関から奥にあるリビングへ行くに連れて、横幅が広くなっており、玄関に立つとリビングが近く感じ、リビングに立つと玄関が遠く、より広く感じる工夫をしています。

↑奥行のある家

「光井戸のある家」で工夫した点を教えてください

 
LDKの天井を屋根勾配なりに設計することで、高さ方向により広さを感じさせる設計としています。
また、必要な空間を整理し、廊下などを極力減らすことで、コンパクトな建物ながらも広い住空間を生み出しています。

↑光井戸のある家

狭小住宅を建てたいと思っている方になにかアドバイスがありましたら教えて下さい

 
様々な条件で狭小住宅の選択する方がいると思いますが、設計の工夫次第ではより広く、使い勝手の良い住宅を作ることができるので、よいパートナー(設計士)を探すことが重要かと思います。
狭小だからと諦めずに、計画を楽しんでください。

貴社に設計監理を依頼可能なエリアを教えてください

 
関東を中心に、全国対応しております。

ユウ建築設計室 吉田 祐介さんの狭小住宅設計事例

 

画像 建物の名称 紹介文
板橋区の共同住宅

敷地の特性を活かして、敷地最大限の面積を確保しました。

格子壁の住宅

 住宅が密集した20坪弱の小さな敷地に、家族3人で住む小さな家を建てたいという依頼を受けました。

公園の傍の家

公園に面する開発地に計画をした建築家の自邸です。
主なコンセプトとしては3点。

西葛西の家

約24坪の敷地に3世帯、計10人が暮らす計画です。無駄を省き、より広さを確保し、プライバシーを考えた設計をしました。ホームエレベーターも設置しました。

滝野川の家

 都内の狭小地で設計の依頼を受けました。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

このところ、外壁のお話しが続いていましたので、
今日は、気分転換で、別のお話しです。

まずは、こちらをご覧ください。

縁側ですよね。
最近建てる家では、ほぼ見かけなくなりました。

15年以上この仕事をさせていただいてますが、
縁側をつくったことって、片手で足りるほどですから。

ご覧いただいた画像は、昨日見学した
古民家の縁側なんです。
素敵だなって思います。

座敷に座ってみると、縁側からいい空気が、
流れ込んでいました。

開け放たれた障子とガラス戸。
そこに挟まれた縁側って、屋内空間のような
屋外空間のような。

不思議な感じです。

和の空間によくある開放感なのですが、
この抜け感が、なんとも魅力です。

現代の家として考えると。
断熱性能、気密性能がないとか。
耐力壁がないので、耐震性がないとか。

もちろん。
そういった性能は、とっても重要です。

ただ。
この古民家の縁側の空気を感じると
とっても魅力的なので、
それらを両立させることできないかなぁ
なんて思ってしまいますね。

そうそう。
昨日は、この古民家の近くで、
別の古民家を使っているオーナー様に
いろいろとお話しうかがうことができました。

古民家が持つ魅力って、
伝わる方には、グッと伝わりそうです。

こういった空気感を生かした、
何か新しいことをスタートできそうな予感。
それにワクワクしています。

ご縁と出会いに感謝します。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※インテリアショップでの家具選定・家具提案「Poltrona Frau/ポルトローナ・フラウ」

住まいの設計で空間を考える際に

家具の存在も同時に考えて

デザインの構築を行います。

それは空間に存在するべき

暮らしやすさが

住まい手さんの価値観と

共有するべき内容だからです。

例えば、LDK、

リビング・ダイニング・キッチンに

どのようなレイアウトで家具をおくのか?

それによって窓や

家電のレイアウト、

間取りでは内装ドア・壁の位置やサイズ等

様々な要素の違いと共に

どの程度の自由度を考えておくべきなのか?

というところも変わります。

ちなみに、例えばソファについて。

これにもサイズもあれば

形式の違いもあって

選択肢により部屋の使い勝手や

余白・・・広さの感覚も違ってきます。

ソファではカウチスタイルとオットマン、

どちらを選ぶか?

ソファには寛ぎ姿勢を整える

自由度が欲しいと思います。

リビングスペースに置く

家具の代表格である「ソファ」。

そのスタイルは様々ありますが、

人気の上で双璧なのが「カウチソファ」と「ストレートソファ」です。

ソファというのは

いわゆるベンチタイプを除き、

そこで身体を休める

寛ぐことができるのがその大きな役割です。

そこでは自身がとっている姿勢に

ストレスが無いことが

楽に感じる、疲れ(ると感じ)ない事の条件。

勿論視界に入る空間の美しさであったり

趣味嗜好にあった空間なのか

それぞれのパーソナルエリアにとって

十分な空間なのか?

ソフト面とハード面の

バランスにもよります・・・・・。

心地よいと感じるには

その時その時で

自身が欲している姿勢を

自由にとることができるのが理想であり、

足を曲げて座ることができる、

あるいは逆に足を伸ばして

座ることができるかなども

関係してきます。

ソファではその正面に配置された

テレビやスクリーンで

映像を見るようなことも

あるでしょうし、

その時に画面に正対した状態で

寝そべるような姿勢を

選ぶことができるまでに

姿勢の自由度が高ければ

いわゆる「寛ぎ度合い」は

高まるはずです。

そのような姿勢の自由度を

可能にするのがカウチソファであり、

ストレートソファを選択している場合は

それにオットマンを加えて

配置することです。

カウチソファとオットマンの違い。

この両者、

どちらも遠目には

ストレートソファのどちらか片方から

座面が垂直に伸びている形状であり、

一見よく似て見えます。

しかし、

両者には明確な違いがあります。

カウチソファは

足を伸ばしておける部分が

本体と一体になっているものであり、

ストレートソファに

オットマンを合わせるものは

それぞれが独立したものである

という点です。

カウチソファの「カウチ」とは

中世のフランスに

語源がある「横たわる」という意味があり、

つまるところカウチソファは

横たわることができるソファ

のことを指しています。

主に複数の人が並んで

座ることができる座面部分に

足を伸ばすことができる部分が

合わさったL字型

あるいは中央が伸びているT型が

多く見られ、

姿勢の自由度が高いソファです。

対してオットマンとは、

ソファや椅子に座ったときに

その前方に置いて

自身の足を乗せることができる

家具のことを指します。

フットスツールと呼ばれるものを

含めた総称であり、

ソファと対で使う場合には

その素材や形状などは

統一性をもたせることも多く

背もたれのない一人掛けソファ

といった趣もあるものです。

こちらは現在のトルコ共和国の

前身「オスマン帝国」を

意味する言葉であり、

そこで使われていた長椅子が

イギリスに広まった際に

オスマン帝国(Ottoman)風の家具を

意味するようになったことに

由来しています。

カウチソファも

ストレート+オットマンのスタイルも

脚を伸ばして

寝転がるように座ることができる

もしくは

姿勢の自由度があるという点では

共通している点があるものです。

カウチソファの最大の特徴は

その姿勢の自由度。

足を伸ばす・寝転ぶ・胡坐をかく

といった着座の際、

姿勢の自由度の高さは、

身体を休めるという点で

大きな効果を発揮します。

人の身体というのは

長時間同じ姿勢のままでは

疲れを覚えてしまうようにできています。

無意識下である睡眠時でさえ

寝返りを打つように、

常に無理のない姿勢を

欲するものです。

その自由度が高いうえに、

同時に複数が並んだ際に

そこで誰かが寝ていても

隣に座ることができるのは

大きな魅力です。

一方でいくつかの制限が

生まれるものでもありり、

まず、

設置にはある程度のスペースが必要

という点は配慮が必要になります。

建築的な配置計画のデザインや

設計価値と重なる部分。

一般的なストレートソファに比べ

総幅が大きくなることも多く、

カウチ部分も出っ張るので

縦横ともにスペースを要することで

設置する空間を

選ぶことは事実です。

また、

ソファの前方に

リビングテーブルを置く際には

カウチ部分をふまえた

小さめのものとする必要があります

L字型であることから

45度の角度で複数が着座できるとも

考えがちですが、

よほど大きなものでないと

互いの距離感も近く、

またカウチ部分には

背もたれが無い(もしくは非常に低い)ことも多いので

あまり現実的ではありません。

もともと横になって

リラックスするプライベートな空間向けの

ソファであるという性質から

来客に対応する場、

つまり応接室のような

かしこまった場には

不向きとされる考え方もあります。

オットマンを選ぶことで

自由度は高くなる一方、

ストレートソファに

オットマンを付属させる方が

その役割に幅を持たせ、

様々な面での

自由度も高くなると言えます。

考え方として

オットマンを置くことで

足を伸ばして使用すること

ができることは言うまでもありません。

そのうえで

オットマンはそれ単体でも

使用できる点が魅力です。

元来のカウチソファでは

左右の出っ張りが決まっているところ、

オットマンなら配置の位置は自由です。

左右を考えなくて良い点は

レイアウトの自由度を

高めます。

例えばリビングテーブルを置く際にも

テーブルを囲むように、

つまりL字状にレイアウトしても

空間に対するデザインでの

心地よさは生まれます。

サイドテーブル的な使い方として、

「かたわら」に本やマグカップを置いても良いです。

それ単体で1人掛けのソファとして

使うこともできるので、

来客の際には

ソファにゲストに座わってもらい

自身がオットマンに座る

というような対応をとることもできます。

両者を比較した際には

僕の経験や感覚では

ストレートソファ+オットマン

という選択の方が

使い勝手が良い感があります。

現代の日本の住まいは「横に短く縦に長い」

のが特徴とも言えます。

そこでは縦横にスペースを要する

カウチソファよりも

ストレートソファの方が

汎用性は高くなります。

そこでの快適度を高める際に

オットマンを追加で配置することは

LDKという普段使いする空間で

レイアウトの自由度を高める意味でも

理にかなっていると言えます。

オットマンにも

ショートサイズとロングサイズも

存在しているので

どのような選択で

家具を考えるのかによって

建築的側面からのアプローチも変わります。

暮らしの空間とは様々な要素が

集合体として「住まう場」を構成するので

総合的にイメージする事が大切。

設計に入る前段階で

僕が家具ショールームやインテリアショップ

建材設備メーカーのショールームへ

ご相談者さんや住まい手さんを

ご案内させていただくのは

そういうところでも意味を含んでいます。

暮らしの空間と心地良さの意味を

家造りの過程で

丁寧に考えてみませんか?

住まいの設計・デザイン

新築・リフォーム・建て替え等

ご相談・ご質問は

■やまぐち建築設計室■

オフィシャルホームページの

Contact/お問合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

https://www.y-kenchiku.jp/

やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

シャンデリアのある暮らし。

優美で華やかな空間を作り出す

圧倒的な存在感で

空間に華やかさをそえる

シャンデリア。

※インテリアメーカーショールームにて

単なる照明器具にとどまらず、

インテリアとしても活躍し、

きらびやかな雰囲気を

演出してくれます。

※インテリアメーカーショールームにて

しかし、シャンデリアは

それなりの存在感が生まれるので

選択は空間構成にどのような

効能が欲しいのかをよく考える事が大切。

シャンデリアの基礎知識や

メーカー、

設置場所、

選ぶポイントなどで暮らしは

随分変わります。

※インテリアメーカーショールームにて

シャンデリアでラグジュアリーな部屋を

構成したい場合の要素として

「美しいシルエット」

「格式高い雰囲気」

「癒しの空間を作り出す効果」などを

バランスよく取り入れるように。

また、メーカーや設置場所ごとのメリットも。

シャンデリアを構成する要素。

美しいシルエットでもある

シャンデリアとは、

天井から吊るすタイプの

多灯装飾照明器具のこと。

10世紀頃に宮廷や教会などで

用いられていた燭台が原型になっており、

さまざまな形状の物が

作られています。

ロマネスク様式やゴシック様式などの

クラシックなものから、

デザイナーが意匠を凝らした

モダンシャンデリアまで

多種多様なタイプがあります。

いずれのシャンデリアも、

上品で美しいシルエットや、

細かな装飾が施された

華やかな雰囲気が特徴です。

格式高い雰囲気シャンデリアも

基本的には

明るさを得るための照明器具ですが、

室内に格式高い雰囲気を与える

インテリアです。

優美な装飾で華やかさをプラスし、

部屋の雰囲気を変えてくれます。

部屋構成をデザインしつつ、

シャンデリアを設置することで、

ゴージャスでラグジュアリーな空間に。

高級感漂う室内空間が実現できます。

そして癒しの空間を作り出す効果。

シャンデリアは明かりが

直接目に飛び込んでこない

間接照明です。

主照明としてではなく、

補助照明として使用されることが

ほとんどなので、

周囲を包み込むような

柔らかな灯りが特徴です。

このため、

部屋に華やかさをプラスするだけでなく、

癒やしの空間を生みだす事ができます。

高級シャンデリアメーカー「バカラ」。

世界的に有名な

クリスタルガラスのメーカーであり、

フランスのラグジュアリーブランドです。

グラスなどのテーブルウェア、

シャンデリア、

花瓶や香水瓶、

アクセサリーや

ジュエリーなどを展開しています。

バカラのシャンデリアは

自社の強みを活かす

クリスタルを使用し、

一つひとつ熟練の職人が

手がけています。

クラシックなタイプだけでなく、

モダンなタイプのデザインもあり、

こだわりぬいた

繊細な装飾が特徴。

スワロフスキー。

1895年にオーストリアで創業した

クリスタルガラスのメーカーです。

クリスタルのカットと

研磨を行う機械を発明した

スワロフスキーは

高品質なクリスタルの製造に

強みをもつメーカー。

ジュエリーやアクセサリーの他、

シャンデリアなどの

室内装飾も展開しています。

ベルサイユ宮殿や

オペラ座のシャンデリアパーツを

手がけたことでも有名です。

スワロフスキーのシャンデリアは、

特殊なカット加工による

クリスタルガラスを使用しているため、

美しい輝きを

備えているのが特徴です。

YAMAGIWA。

YAMAGIWAは照明器具の

企画・開発・製造・販売を行っている

日本の企業。

シャンデリアは

モダンなデザインを中心に

幅広い商品ライナップがあります。

シャンデリアとしては

リーズナブルな価格で、

日本の住宅にも設置しやすい

小型の製品が多いという

特徴があります。

個性的なデザインに

こだわりたい人や、

さまざまな素材

デザインの中から選びたい人に

おすすめです。

置場所ごとのメリット。

シャンデリアが設置される場所として

多いのがリビング。

家族が必ず集まる場所であり、

来客時にも使用される場所なので、

華やかで高級感漂う

室内空間を実現するために

設置されることが多いです。

また、

夜は直接照明を消し、

シャンデリアの灯りだけにすることで

ムーディーな空間を

演出もできます。

ダイニング。

ダイニングテーブルの真上に

シャンデリアを設置すると、

優雅な食卓を演出できます。

シャンデリアは柔らかな灯りなので、

料理を美味しく見せるとともに、

温かみのある食卓となります。

家族と食卓を囲むひと時が、

良い意味で「非日常」化するシーンも生まれます。

キッチン。

シャンデリアの灯りは長い時間、

照明の下にいても疲れないので、

意外なことに

キッチンにもおすすめです。

自分好みの空間を演出するため、

あえてキッチンに

シャンデリアを設置するケースもあります。

キッチン・インテリアメーカーの

トーヨーキッチンスタイルショールームでは

そんな空間展示を見る事も出来ます。

ダイニング同様に、

キッチンでは光の効能で

食材や料理が美味しく見えるので、

料理するモチベーションも上がるのでは?。

寝室・書斎など。

シャンデリアの柔らかな灯りは

寝室にもおすすめです。

就寝前のひと時を過ごすのには

くっきりとした灯りよりも、

間接照明である

シャンデリアの灯りの方が

向いています。

また、書斎でも

仕事や作業するときは

直接的な照明を使用し、

仕事や作業が終わった後や

休憩時のリラックスタイムは

シャンデリアの灯りのみで過ごす

といった使い方もできます。

玄関。

家の雰囲気を格式高くという場合は

玄関にシャンデリアを

設置するのもおすすめです。

玄関の雰囲気が一気に華やかになり、

上品に見せることができます。

また、

シャンデリアは細部まで

こだわったデザインのものが多いので、

個性的な住まいを演出したい場合にも

向いています。

シャンデリア選びのポイント。

サイズシャンデリア選びでは、

まず、サイズのチェックが重要。

シャンデリアはもともと

堅牢な石造りの建物や教会などの

大規模公共施設向けに

発展していったもの。

このため、

デザインや素材によっては、

かなりサイズが大きいものも

存在します。

吊り下げると天井から1m以上、

下がってくる

タイプもあります。

このため、

実際に設置してみたところ、

部屋のサイズに対して

大きすぎて邪魔になってしまうことが

あるのです。

設置できたとしても

圧迫感を感じたり、

部屋の居住空間が

狭くなってしまったり

することがあります。

大きいサイズのシャンデリアを

設置する場合は、

吹き抜けなど天井が高い場所や

空間が広く、

邪魔にならない場所に

設置する必要があります。

シャンデリを選ぶ際は、

設置したい場所に

適しているサイズかどうかよく

確認する事が重要。

家電量販店などでのテレビのサイズと同じで

周辺の要素や広さが変わると

目的物のサイズも

感じ方が変わります。

なので僕は、

住まいを設計したり

間取りを検討する前に

住まい手さんを家具ショールームや

インテリアコーディネートプランを

お話ししているんです。

家だけを考えるのではなくて

暮らし全般においての

提案を大切にしていますから。

そしてシャンデリアの選択で

重要なのが重さについて。

シャンデリア選びでは、

重さのチェックも重要になります。

クリスタルガラス製で

装飾が豪華なものや、

灯数が多いもの、

サイズが大きいものは

重量があり、

通常の下地や仕上げを行う天井では

が重さに耐えきれないことがあります。

重量があるシャンデリアを

設置したいけれども、

天井が重さに耐えきれない場合は

天井の補強工事が必要です。

また、取り付け器具である

引っ掛けシーリングや

埋め込みローゼットにも

耐荷重量があるので、

取り付け器具を利用して

シャンデリアを設置する場合は

この耐荷重量の範囲内で

なければいけません。

事前にいろいろな調整を行うのは

そういう意味もあるからです。

暮らしの空間と住まいを構成する

様々な要素の中に

照明の選択肢で変化する

暮らしの質も存在します。

どのような居心地の良さが

自分達に最適なのか?

間取りだけではない提案の意味は

暮らしの質的な改善を

幅広くデザインしています。

必要なモノゴトも含めて

間取り検討前の時間も丁寧に。

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