ネダフォームとは、コンクリート住宅用床下地材(和室、洋室)および、一般木造住宅用床断熱材です。断熱性にすぐれコンクリート住宅特有の冷・温感を解消します。また、発泡ビーズの隙間へ防蟻剤とバインダーを同時に浸透、固着させる事により安定した防蟻性能を発揮する断熱材の商品もあります。
一級建築士 南俊治
はじめまして。祖父が持ってる土地が第2種農地にあたるのですが、そこを農地転用して宅地に変えたいと思ってます。農地転用はできると市役所の方に教えていただいたのですが、その場合は農家住宅として建てないといけないかもしれないと言われました。農家住宅に変更する場合でもなにか条件があるのか、宅地にはできないのか?など詳しい知識がないので教えていただきたいです。この件に関して詳しい方にご相談したいです。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
昨日は、アウトドアライトのお話しでしたね。
今日は、その続き。でも、照明のお話しは、最終章となります。長く感じた方も多いかなと思います。
が。。もう少しだけお話ししておきますね。
屋外のアプローチを演出する照明について。いくつかご紹介しましたよね。
壁のブラケットやスポット。床のアッパーライト。
それらで、十分いい雰囲気を演出できます。
ただ。こんな方法もあったりします。
壁から出っ張っているのではなく、壁の中に埋め込んでいます。
しかも。足元に近い高さですよね。
壁を照らして、その反射で、アプローチ全体に、ほんのりした明るさを確保する方法でもいいのですが、こちらのように、足元が見えれば、アプローチとしては、機能しますよね。
画像ですと、他の照明と併用しているので、ずいぶんと明るく見えてしまっていますが、足元だけであれば、もう少し暗め。
こちらへ行くんだよ。そんな方向を示して、足を踏み外さない。それであれば、こちらもオススメ。
足元を照らしているので、まぶしさが少ないの特徴の一つですね。
それと、もう一つ。
屋外に、ウッドデッキを造ったとします。ウッドデッキの照明って、何にしますか?
軒があれば、ダウンライトとか。スポットライトでもいいかもしれませんね。
でも。もっと落ち着いた雰囲気にしたい。もしそうであれば、明る過ぎない方がいい。
もしそうであれば、こちらも候補になりますね。
デッキの先端部分をぼんやり照らしてくれます。
また、雰囲気づくりだけでなく、機能的な意味も。
そうなんです。デッキって地面と段差があるので、先端にライトがあると、危なくないですから。
デッキを考えている場合には、これも一つの照明方法なんですよね。
いずれにしても。その場を、どんな風に見せたいのか。
それによって、最善な方法があります。設計士さんと相談しながら、一つずつ決めていってくださいね。
さて。明日から、別のお話ししていきます!
サーフィン後に利用できる屋外シャワーと、屋外シンクを完備した東屋です
九十九里浜まで徒歩圏内にあり、マリンレジャーを楽しむ拠点となる施設です。 東屋とコンテナで構成されており、屋内外の2つのシャワーとトイレを完備しています。
添付は担当した某公民館の写真の一部です。公民館には市民にとって使いやすく、また親しまれる建築が必要ですが、同時に不特定多数の利用を想定する難しさはあるかと思います。
一級建築士 南 俊治
RC造、つまり鉄筋コンクリート造というと、集合住宅やマンション、ビル、公共施設といった規模の建築物を思い浮かべる方が多いかも知れません。戸建て住宅でもいわゆるコンクリート打ち放しと呼ばれる仕上げをはじめとするRC造の住宅もよく見かけるようになりました。
では、RC造の住宅においてメリットとデメリットはそれぞれどのような点があるのでしょうか?
メリットで挙げられることは、耐震性ではないでしょうか?RC造にはラーメン構造や壁構造といった種類がありますが、敷地条件や設計プランにより適切な構造形式を選択しますが、いずれも綿密な構造計算等により鉄筋の太さ、数量、間隔が決められて頑強な構造を形成します。地下のある建築物や傾斜地に建つような建築物の場合は、RC造と木造や鉄骨造を組み合わせた混構造より建築物全体をRC造とするほうが構造的にはいいのではないでしょうか?他にメリットとして、プランをはじめとするかたちのデザイン自由度が広いということが挙げられます。プランで直角でない部分や円弧のような曲線部分もRC造であれば、型枠と鉄筋で壁をつくるので、木造や鉄骨造と比べて難しくはないです。
一方、デメリットとしてまず挙げられることは、建設コストが高い点と建設期間が長い点です。建設費が高いということは、型枠材やコンクリートをはじめとする高い建材を使い、多岐にわたる職種業者(工事業者)が携わるということです。また、型枠をつくり、鉄筋を組んで、配管等を設置してコンクリートを流し込む工事を行っていきますが、RC造の2階建て、3階建ての場合、木造や鉄骨造のように一気に組み上がるのではなく、1階部分、2階部分というように段階を踏んで行うため、時間がどうしてもかかります。
さらに鉄筋コンクリート造の場合、建築物全体の重量が相当あるため、地盤改良や杭を必要となるとその費用が別途かかってしまいます。
上記以外にも他にメリットとデメリットはありますが、大切なポイントを挙げてみました。
本気でカーボンニュートラル
断熱等性能等級の5・6・7が一度に制定されるなど、住宅省エネ施策が次々と打ち出された2022年。2025年には新築住宅への断熱性能等等級4が、2030年には等級5が義務化され、やっと住宅の、省エネ性能標準装備が始まります。と言ってもそれは新築住宅のこと、既存住宅の9割を占める中古住宅の、省エネ性能が向上するわけではありません。そこで、個人の住宅省エネ改修を促す補助事業が、続々施行されています。この補助金は、予算規模からも補助率の高さからも、カーボンニュートラル達成への本気度がうかがえます。高効率機器と断熱改修のセットを対象とした、補助率1/3で限度額120万円の「既存住宅の断熱リフォーム事業」。窓の改修を対象とした、補助率1/2で限度額200万円の「先進的窓リノベ事業」。ここでは「先進的窓リノベ」について、見てみましょう。
窓だけで、補助率1/2、上限200万円
目的が「断熱窓への改修促進等による家庭部門の省エネ・省CO2加速化支援」なので、既存住宅の窓を改修する際に使える補助金です。これまでも「こどもみらい住宅支援事業」など、カーボンニュートラルを目的とした補助制度はありました。ただ新築で100万円、リフォームで60万円など、建築主目線では「助かるけど、モチベーションになるほどでは・・・」と言う半端感はありました。しかし今回の「窓リノベ」、窓の改修だけで補助率1/2、しかも上限200万円。総額400万円でも自己負担は200万円になる、画期的な内容です。しかも戸建だけでなくマンションも対象、間に合えば「こどもみらい住宅支援事業」との併用も可能です。
オススメはコスパばっちりの内窓
断熱窓とは、ガラスが2枚以上の複層ガラスや、ガラスを支える枠が断熱仕様または樹脂製の、気密性能が高い窓を指します。熱伝導率の高い単板ガラスとアルミサッシの組み合わせで起こり易い、窓からの冷気の侵入やガラス表面の結露。断熱窓ならこんなストレスから解放され、保温性能アップ、エネルギーコストダウンで、生活の質はぐっと向上します。
窓の改修には内窓、外窓交換、ガラス交換などの方法がありますが、工事の簡単さと省エネ効果の高さ、コストパフォーマンスから、内窓の取り付けがお勧めです。保温だけでなく防音効果も高く、工事期間が短く、施工箇所が限られるため住人の負担も軽いのが特徴です。例えば、築30年以上の30坪前後の家。家中に内窓をつける場合の見積額が200万円としたら、補助額は100万円。何しろ補助率1/2の補助上限200万円(工事費400万円)、家中の窓リフォームも不可能ではありません。
興味があればお早めに
日本の住宅ストックは70%が1980年以前の建物で、90%が低断熱か無断熱です。窓改修をきっかけに床、天井、外壁、住宅の外皮のトータル、耐震性能や水回りまでを計画すれば、省エネで住み心地がよく健康的に、終の住処にふさわしい住宅性能に、我が家は一気に変身します。補助金の役割は案外、そんな気づきにあるのかも知れません。
この予算規模は住宅業界でも話題騒然。業界の人が自ら、または親の家に利用すると、よく耳にします。愛着のある家で住み替えるほどじゃないけど、足元の冷えと窓の結露はなんとかしたい・・・そんな風に思ったら。
補助金の常で、予算上限に達したら打ち止めです。気になったらすぐに、各種サイトでご確認ください。
青森県むつ市に来年(2024年)春ころ竣工予定で平屋の戸建社宅(2LDK+)の建築を考えています。土地の売買契約は昨日完了しました。弊社社員に大工(一人親方)いることから、セルフビルドで建築したいと考えていますが、申請等の設計に関して助力を頂きたく、対応可能な方連絡よろしくお願い致します。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
少し気分転換のため、リフォームについてお話ししました。
しっかりと見極めてくれる方がいると安心して、家づくり進めていけると思います。
さて。少し話を戻して、照明のお話し。
先日は、玄関周りのアウトドアライトについてでした。
今日は、アウトドアに採用するライトとしていくつかについてご紹介していこうと思います。
まず最初はこちら。
少しわかりにくいのですが、アプローチの右側に並んでいる照明。
庭園灯なんて呼ばれています。
よく、庭先で自立していて、その上の方にライトがついている、そのライトです。
全体を明るくするということではなく、そのライトの周りを、ぼんやりを照らして、周りの状況を見えるようにします。
一枚目タイプは、アプローチ際に設置して、庭園+アプローチ灯として使っています。
兼用して合理的ですが、昼間はライトが見えてしまうので、あまり目立たないデザインがいいかもしれませんね。
アプローチを照らすという目的で使われたりするライトとして、こちら。
床面に埋め込んだアッパーライトですね。バリードライトっていいます。
庭園灯のように、出っ張らないので、昼間はスッキリしているのが、魅力です。
アプローチ灯としてもかなり効果的ですから。
それと。画像のように、壁を照らせば、壁面を演出したりすることもできますね。
さらには。植栽の近くに配置すると、その植栽を照らすような演出もできてしまう優れものでもあったりします。
ただし。雨仕舞は重要ですので、工事してくれる方にしっかり配慮してもらうようお願いしましょう。
そして。植栽を照らすという目的であれば、よく採用するのは、こちら。
そう。スポットライトですね。バリードライトのように演出できます。
では。何が違うのかというと。
バリードライトが真上の光に対して、スポットライトは、斜めからとなるため、植栽の影を、建物の壁なんかに照らす場合は、スポットライトが有利でしょうね。
アウトドアライトって、ちょっとした仕掛けで印象的な効果を得られやすいので、いろいろ採用してみるといいかもしれませんね。
兵庫県の丹波市では市内で新たに起業する方を支援するために、新規起業者支援事業補助金を提供していただけるそうです。
令和5年度 新規起業者支援事業補助金
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
今回は他設計士さんにお願いすることになりましたが、このシステムは大変施主にとって有難いと思います。今はハウスメーカーさんばかりで、...
お仕事を依頼した建築家:
高橋泰樹設計室 高橋泰樹さん...
お仕事を依頼した建築家: 植松利郎建築設計事務所 植松利郎様...