ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

設計士に依頼すると高くなるか。
ここ数日にわたって、お話ししてきましたね。

どんな結論に至ったのか。
ぜひ昨日までのお話しをご覧ください。

実は、お会いした時、上記のお話しした後、
よく聞かれることがあります。

それは。

「ナイトウさん(設計士さん)に依頼すると坪単価は?」

という内容です。

設計士が工事するわけではないので、つまりは、
設計士から工務店へ依頼して、その場合の金額という趣旨です。

きっと、みなさんも聞いてみたいことなのかなと思います。
さて。
いくらになるんでしょうか。

まず。
このご質問への回答をする前に、一つお話しをしておきます。

「坪単価」についてです。

よく聞きます。

某ハウスメーカーで坪単価30万円から
うちはだいたい坪60万円から

などなど。

でも。そもそも。
坪単価ってなんでしょう?

坪単価をネットで検索してみました。
「坪単価とは、家を建てるときの1坪(約3.3平米)当たりの建築費のことです。
建物の「本体価格」を延床面積で割った数値。」

なので。
おおよそ建てたい坪数に坪単価かければ、建物の目安の価格がわかる。
という意味なんですよね。

そんなこと知ってますよ。
なんて声が聞こえてきそうです。

では。少しうかがってみましょう。

税込みですか?税別ですか?
照明やカーテン入ってますか?
設備の配管とか入ってますか?
外壁や屋根はどんな仕様ですか?
1階と2階の大きさは同じですか?
面積にバルコニーとか吹き抜け入ってますか?
窓はどんな大きさの窓がどれくらい入ってますか?
キッチンはどんな形してますか?

なんて。
いろいろ聞いてみたくなります。

仮に。規格型で、色の選定だけできる。
そんな家であれば、同じものなので、物価が関係なければ、
坪単価は同じでしょうね。

でも。その時は、坪単価にする必要もなくて、
建物価格がハッキリ出てるでしょう。

注文住宅の場合は、そうもいきません。

1階と2階の大きさが違ったり、
間取りが正方形なのか長方形なのかだけで、
金額、結構違いますから。

複雑な間取りで、外壁の面積が大きくなって、
それが60万円差があるとして、
床面積が30坪だとしたら、坪単価が、2万円アップしますよ。

同じ30坪だから一緒?
そんなはずないですよね。

それと。
せっかく注文住宅にするのであれば、
きっと、規格住宅みたいにはしたくないはずです。

もし、注文住宅で、坪単価で話しているのであれば、
それは、過去に何度も建てたことのある、似たような家を
基準にしていて、オリジナルな感じはないかもしれませんね。

その似たような家から外れたら、坪単価からは外れますから。

何を言いたいのかというと。
規格化されたような家では、ある程度の目安になりますね。

でも。
いろいろこだわった注文住宅には、その物差しは適切ではない。
そうお伝えしておきたいです。

もし。
坪単価いくらですか?と聞かれて、返答あれば。。
似たような家を造り続けている会社さんなんだと思います。

もしくは。
「なんとなく」返答しているかもしれませんね。

おっと。
ついつい長くなってしまいました。

明日、その続きをお話しします。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

オフィシャルホームページを通じての
ご相談にも色々あるのですが、
家具の選定と
レイアウトプラン等のご依頼もいただくことがあります。

特に新居として
マンションをご購入または
賃貸をその都度引っ越しされる方、
質の良い中古住宅を
そのままリフォーム目的無しで
購入された方々から
比較的まとまった時期
という事も多く。

今回は分譲マンションを
ご購入された方からのご依頼。

※間取り許可は頂いています

マンションの間取りの場合
構造にもよりますが
家具選定にもポイントがあります。

やはり空間との比率が
重要なのですが
間取り図上に
点線で描かれている部分。

天井に構造体の
形状がある範囲で
尚且天井部分が下がっている範囲。

この見え方を室内で
どのようにとらえるのかは重要。

シンプルな装飾でその範囲を
目立たなくするのもひとつだし
逆にそれを活用して
デザインに落とし込むことも。

今回は家具のエリアを区分する
意識的な「バリア」として捉え
家具レイアウトを
反映する事にしました。

そのサイズ感にあう家具と
レイアウトの向きによって
ソファの背中も大事。

和室側からソファの
背中が見えるレイアウトを
計画するので
ソファの姿勢を座り方と
マッチングさせつつ
出来る限り低い姿勢の
バリエーションで検討。

そして床の仕上げの
見える範囲が広くなるように
テーブルは円型の
組み合わせタイプをご提案。

矩形となるよりも
円型で。

色々な空間の手掛かりに
連携のデザインで
空間の見え方も使い勝手も
変化します。

過ごし方と価値観に紐づけた
暮らしの提案。

家具レイアウトでの
相談も多いですが
それはご新築の場合でも
同じですよ。

-------------------------------------------
やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------------

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールームにて相談者さんをご案内しながら採用の提案
姿勢を低くするソファである事により空間比率のバランスを調整、勿論座りやすく心地よいことも条件に

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールームにて相談者さんをご案内しながら採用の提案
背中側からの印象は大事

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

よく考えた住まいは暮しが楽しくなる。

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※中庭のある家の提案、外側に向かって開くのではなくて家本体が周辺を囲い内側に広さを生み出す提案事例

住宅設計にとって本当に大切なこと。

単純に住宅という器を設計するだけでは、

住まい手さんご家族にとって

本当に気持ちの良い住まいにはなりません。

ライフスタイルをプランとして、

デザインする

それこそ本当に大切なことだと思います。

暮らしそのもののコンサルティング。

その地域の特性、

敷地自体のもっている様々な条件を読み取り、

敷地全体を活かしきった

デザインを施すこと。

そして、素材、色、形を伴った空間は

人の心や身体に対して

とても大きな影響を及ぼすということに

配慮しながら、

光の入り方、風の抜け方を考え、

空間にその家族の価値観にそって

心地よい広がりをもたせるよう、

外部と内部の空間、

そしてそれを繋ぐ空間を

デザインしていくように。

その空間で繰り広げられる人々の生活が、

より豊かで充実したものとなるよう、

暮らしを基本テーマに、

「家に居るときが 一番楽しくて、憩える」と

感じていただけるような

魅力の創出を丁寧に考えています。

間取りの計画は「ひととなり」です。

場所の持つ意味を

丁寧に仕上げるように。

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ
お問い合わせフォームから
お申し込みください。
----------------------------------------------
やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
----------------------------------------------

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

さてさて。

昨日は、設計士=お金持ちの家づくり=だから高い。
という先入観を、解消するお話しでしたよね。

最近では、いろんな設計士がいますよって。

全く触れたことのない方には、見当つかないと思いますが、
なんとなくある、敷居というかハードルって、
ずいぶんなくなってきてると思いますよ。

ただ。昨日ご紹介したコメント。

「いろんな材料を知ってて、一番いいのを使うことになりそう」

「設計士さんって、自分のこだわりがありそう」

「私たちの意見はさておき、設計士さんのこだわりの家になりそう」

については、少し注意が必要かもしれませんね。
今日は、それについて、お話ししていこうと思います。

設計事務所をされている設計士さんって、
ご自身のこだわりをしっかり持っていて、
それが一番いいと思いながら、真摯に提案します。

ホームページを見たりすると、わかるかもしれません。

設計士の「作品」を見ると、なんとなく、似たようなデザインが多いかも。
この設計士は、このデザインが得意で、オススメということですね。

その他にも。

県産材の無垢材を使うことで、社会貢献にしているとか。
コンクリート打放し仕上げで、見た目と耐震を両立とか。
断熱材はセルロースファイバーがいいとか。
オーダーキッチンにしていますとか。

こだわるポイントは、設計士それぞれで異なります。

もし。
そのこだわりを持った設計士に、設計を依頼したとして。

おそらく、最初は、その設計士の見た目とか考え方に共感して
依頼してるはずなので、自分たちの要望でなかったとしても、
設計士が提案する素材とか見た目に納得しているかもしれません。

逆に。
無垢にこだわりのある設計士に、床はフロアタイルがいいって、
なかなか言えないでしょうし、いっても無垢の良さを説明してくれるだけ。
フロアタイルに変えてくれる可能性って低いかも。

設計士のこだわりが中心に、いろいろ決まっていって、
オススメの材料、デザインで仕上がっていきます。

ここまではいいとして。。
設計士こだわりの材料が、金額高かったとしたら。。

「いい材料を知っていて、一番いいのを使う」
その結果、予算オーバーになって、減額へ。

でも。設計士がこだわりを貫いたら。。。
規模を小さくしていくしかありません。

あれ?なんかおかしくないですか?

そうなんです。

設計士のこだわりがあって、それを貫くと、
高くなってしまうことって、皆さんの想像以上に多いんです。

もしかすると。
こういった体験をされた方が、書き込みとかされていると、
「設計士=高い」の根拠になってしまっているかもしれません。

実は。
私のところに、設計士との契約を破棄されてきたお客様が、
いらっしゃったりするので、割とリアルに知っています。

その辺の深い話は、別として。。

残念ながら、設計士=高いを払拭できませんでしたね。

でも。私の回答は。
「高くもできるし、高くなくもできる」とお伝えしました。

設計士によっては、その懸念を払しょくできたりします。
設計士しだいなんです。

その辺、しっかり見極めて、設計士を選んでいただくしかないかも。

詳しいお話し聞きたい方は。。
お問い合わせください。
口頭であればお伝え出来ますので。

I-3785、建物と一体となった地下車庫地下玄関を持つ住宅(東京都)

ユーザー なかむら3785 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

東京都杉並区で土地購入を検討しております。
土地が道路より4m程度高い位置にあり、建物と一体となった地下車庫地下玄関(車庫と玄関は道路の高さ)を持つ住宅を建てたく、対応可能な建築士の方を探しています。
 
以下詳細を記しますので、ご対応可能な方がいらっしゃればご連絡いただけますと幸いです。
 
土地広さ:約41坪、建ぺい率40%、容積率80%、おおむね長方形
希望建物広さ(地上部分):30~32坪
予算:5000万円程度(土地除く、擁壁含む)
入居希望時期:2024年3月後半
その他希望:
 4人家族(大人2人、中学生1人、小学生1人)、ペット(小型犬を予定)
 地下ガレージ2台分(ガレージ上は庭としたい)
 ガレージとも内部でつながる地下玄関
 中庭
 ナチュラルかつモダンなデザイン
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

リノベーションを進めている

会員制サロンデザイン設計の現場。

※床部分の下地工事と給排水の下準備配管、その他仮補強を終えた状態のリノベーション現場

美容室オーナー Mさま

設計監理 建築家 山口哲央

施工管理 株式会社 伊勢田工務店

前回の現場視察と打ち合わせから

解体も進み床全体の下地設置を終えたところ。

現時点での解体の状況を

オーナーのMさんご夫婦にもご覧いただき

実際に「骨組み」となったことで

予定とは異なる必要な補強部位のご説明など

一通り現場をご覧いただいてから

簡易的ですが

打ち合わせスペースで「リアル化」の検証。

現店舗の一階美容室への配慮もあり

遮音マットも現物をご覧いただき

事前検証の意味をその場で体感していただいたり。

机上での打ち合わせ設計デザインから

現場でリアルを確認しながら

設計当初の考え方と

現時点でオーナーご夫婦が「リアル」から感じ取る内容を

融合して再調整の時間。

リアルが始まる事で「見える」範囲も変化します。

僕たちは計画段階からこの状態や最終の着地点となる

完成後が見えています。

だけど住まい手さんやクライアントにとってみれば

プランや間取り図、イメージ図やCG、

模型そして設計図やサンプル類をご覧いただいても

全把握は難しいところ。

ドアが取り付くとどうなるのか?

壁が仕上がるとどんな距離感になるのか?

寸法値や近しい現場などを

事前にはご説明させていただいていても

やはり「リアル」が大切。

現場を体感する事で

住まい手さんや

今回の場合だとクライアントであるオーナに

入ってくる情報が異なりますから。

ショートカットせずに

現場となる「その場」でアナログですが

体感する時間を適切にデザインする工程で

工事を進めています。

色々な要素が空間に集まり

融合する事で建築は仕上がります。

洋服などのコーディネートでもそうですよね。

服の上下、上着、靴や鞄、

アクセサリーなど

単体ではなく服装としてコーディネートするときに

最後に持つ鞄や履く靴、被る帽子等で

雰囲気は変わりますよね。

口紅の色やチークの入れ方、

髪型の印象でもそうですよね。

素材や建材パーツの融合をリアルな状態で考え

そして反復する時間。

経過の違いは質の違いに反映されますよ。

カタチの結果を生み出す

クリエイティブな質は重要・・・・・。

新築も勿論そうなのですが

特にリノベーションは解体後の時間が大切。

日常的に「考える時間」は

設計の密度への変換作業

その密度を大切に。

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ
お問い合わせフォームから
お申し込みください。
----------------------------------------------
やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
----------------------------------------------

※解体を一通り終え仮補強の状態でオーナーご夫婦に現場状況をご覧いただく

※解体を一通り終え仮補強の状態でオーナーご夫婦に現場状況をご覧いただく

※遮音マットの現物をご覧いただく

※現場内簡易打ち合わせスペースでオーナーご夫婦を交えての打ち合わせ

※解体後の空間を実際に体感してリアルなサイズ感から生まれる感覚にて初期設定している部材や仕上げを再確認

※解体後の空間を実際に体感してリアルなサイズ感から生まれる感覚にて初期設定している部材や仕上げを再確認

I-3784、飲食の用途に変えたいが……(埼玉県)

ユーザー 早川3784 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

埼玉県飯能市**のテナントで
 
店舗の用途になっているものを
 
飲食の用途に変えたいが
 
検査済み証がありません。
 
安く、早く用途変更をしたいです。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-3783、木造3階建て共同住宅、約300㎡の確認申請など(神奈川県)

ユーザー LUNGO の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

神奈川県藤沢市:
木造3階建て共同住宅、約300m2の確認申請、中間検査、完了検査の手続き。
およびそれに伴う、工事監理(2回/月程度)、構造計算を依頼したい。
基本的な図面は用意します。(構造図以外)
お引き受け頂けそうな方、上記条件での見積をお願い致します。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日から、タイトルの内容でお話ししています。
気になる方。とても多いみたいです。

表面的でなくて、ほんとのところ知りたいですよね。

昨日は、設計料が別でかかる=高い。
ということについて、お話ししました。

安い設計料であれば、それなりになってしまう。
そんな可能性が高いですよともお伝えしました。
(だからって、べらぼー高いのがいいわけではないですが)

今日は、その続きでしたよね。

②「高い材料とか設備を使ったりするんですよね?」
ということについてお話ししていきます。

高い材料とか設備を採用する。
それで、工事費が高くなる。
確かに、それって、当たり前なことなのかなと思います。

設計士だからでなく、ハウスメーカーでも、工務店でも。
一緒のはずです。

では。
なぜ、設計士に、それが紐づいているのか。
もう少し踏み込んで、聞いてみると、わかってきます。

「そもそも、一般の人でなく、お金持ちの家を設計してそう」

「いろんな材料を知ってて、一番いいのを使うことになりそう」

「設計士さんって、自分のこだわりがありそう」

「私たちの意見はさておき、設計士さんのこだわりの家になりそう」

みなさんは、こんなコメント見て、どう感じましたか?

全部でないにしても、一部だけでも、そうそう!と思った。
そんな感じではないでしょうか?

ということで、少しかみ砕きながら、一つずつお話ししますね。

「お金持ちの家を設計」

確かに、設計士って、何やらハードルあるみたいです。
どれくらいの方がお金持ちかはわかりませんが、
昔の設計士のイメージって、そうなのかもしれません。

でも。
最近では、全然そうでもありません。
特に、若い設計士であれば、より一層です。

もっと身近にいて、コストを抑えた家でも関わっていますし、
設計士に依頼するケースは、かなり高くなっています。
お金持ち?だけではなくなっていますよ。

私でも、工事費が2000万円くらいの方もいたりしますから。

ただし。
設計士全員が、そうではないので、ご注意くださいね。

そして。「お金持ち」以外の3つのコメント。

これ。
かなり的を得た内容なのかなと思います。

一つの話につながっていきそうなので、まとめてお話ししましょう。

おっと。
ついつい長くなったので、明日に続きます。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※間取り平面+外構平面プランニング設計事例
(暮らしの価値観とライフスタイルに紐づけし洗面脱衣室にウォークインクローゼットの間取り・朝と夜の入浴スタイル)

プランニングの重要性。

住宅の住み心地を左右するのは

基本的にはプランニングです。

間取りの検討要素と考える域の違いには差が生まれます。

そして全員が同じ感覚を持っている訳ではなくて

住まい手さんや家族によって

それぞれに好みや価値観はバラバラです。

その周辺を読み解き家づくりの「コア」をデザインする事。

地域の特性をつかみ、

街並みを構成する一要素としての視点と同時に

住まい手さんがこれまで暮らしてきた住まいの事や

得意分野不得意分野といった

実情の条件整理も必要。

家のもつ快適性だけの話しではなくて

過ごすことの意味とこれまでの価値観を丁寧に考える事。

暮らしの向上と質的な改善をはかるためには、

周囲との関係性を整えることも忘れてはいけません。

間取り単体ではないという事。

敷地に家を配置するという考え方ではなく、

敷地自体のもっている

様々な特質を読み取りながら、

住まい手さん各々が持つ暮らしの本質との融合。

敷地全体と価値観を生かしきるための

プランニングを行う事によって

過ごし方の有効性が高まります。

光の入れ方、風の抜け方を読みつつ、

居住する空間にとって何が心地よい時間を生み

生活環境に広がりを持たせることになるのか?

常に暮らしの原点を意識しながら、

外部空間、内部空間、

そしてそれらを繋ぐ中間的な空間を適切に配置し、

ボリューム化することで、

場のもつ良い意味での暮らしの価値に沿った

快適性を得ることができます。

壁の配置や窓の取り方、

天井の構成の仕方によって、

視覚・感覚的に感じる広さは明らかに違ってきます。

心理的な空間構成を意識しながら

デザインすることで

物理的な面積以上の広やかさを得ることができます。

これまでの空間体験や、

ご希望などをお聞きし、

ご家族の関係性・趣向・個性に鑑みて、

そこで繰り広げられる人々の生活を想像しながら、

空間配置や動線計画、部屋の大きさや空間の質をデザインしていくことで、

住むことによって「暮らしの良さ」が生まれます。

そういう意味では暮らす人に対しての「エネルギーが高い空間」に近づくように。

四季折々の自然と共生する住まいとして、

陽の光の移ろい、

雲の流れ、風の心地よさ、

木々の緑などに心を潤し、

日々の活力を再生させる空間。

その逆に閉鎖的で「とげとげしい空間」や

シンプルを追求したホワイトカラーの空間など。

暮らしの空間によって様々な印象が必要であり

その空間がそれぞれにとって別々の「心地よさ」を生み出すことになります。

価値観は最大の依り代。

つまり家は価値観の集合体であるという事。

万人に良い間取りではなくて

暮らす人にとって何が必要で

まだその暮らす人が気づいていない何かを

どのように反映するうのか?。

形成されている「これまでの生活観」と「これからの生活観」。

場所の持つ意味を

丁寧に仕上げるように。

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ
お問い合わせフォームから
お申し込みください。
----------------------------------------------
やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
----------------------------------------------

ページ

建築家紹介センター RSS を購読