こちら。
詳細設計の打ち合わせのワンシーンです。
家づくりのプロセスには、大きく分けて、設計と工事があります。
設計と工事の区別は明確なのですが、
設計の中でも、大きく二つのプロセスがあります。
家の間取りとか外観、仕上げや設備等、主要な内容を
決めていく、基本設計というプロセスと、
基本設計で決めた内容の細かなところを詰めていって、
工事に向けた詳細図面を作成していく、実施設計というプロセス。
弊社では、基本設計で、少なくとも、10回以上打ち合わせ、
実施設計で、3-4回ほど打ち合わせをしていきます。
単に、回数が多い=すごいということではありません。
本当の意味で、自由な家づくりをするのであれば、
これくらいは必要になってしまう。そんな感じです。
完全に自由って?
と思われたかもしれませんね。
よく耳にする「自由」設計。
どこまでが自由なのかって、すごく微妙だったりします。
間取りは「自由」だけど、仕様は決まった中から選ぶ。
それも、自由の一つのカタチなんでしょうか。
仕様は「自由」に選んでいいけど、標準から外れるので、
すごく高くなったり。。
それって、「自由」なんでしょうか。
弊社では、間取りはもちろんですが、外観のデザインやテイスト、
断熱材からドアのハンドルまで、全ての仕様について、
どこの何を使ってもいいことにしています。
標準仕様を全く決めていません。
そもそも、標準仕様ってなんだろうって。
オンリーワンの家づくりといいつつ、標準仕様??
それはさておき。
標準仕様を持っていないので、選択肢が半端ないです。
自由すぎて、大変かもしれませんが。(笑)
選択肢について、自分で調べてください!という、
無責任主義、放置主義でもありません。
机上でなく、経験をもとに、いろんな素材や工法について、
メリットデメリットを説明して、意思決定をしていただくスタイルです。
私が勝手に決めるのでもなく、お客様にまかせっきりでもない。
一緒に考えて、家づくりを進めていきます。
おっと。
話が長くなりましたので、この辺については、また後日。