とある家づくりの現場のワンシーンです。
私の超ラフなメモがありますが(笑)
特に決まりがあるわけではないのですが、
週に一度、現場で打ち合わせをするようにしています。
昔、修行していたころは、現場には、2週間に一度程度で、
直前に連絡して、特に何もなければ、行かないというのがルールでした。
というのも。
その事務所の所長は、設計を中心に考えていて、現場にさほど注力せず。
だったので。
私は、それが、あまり好きではありませんでした。
そもそも、モノができあがっていくプロセスを見るのが好きではあります。
でも、それだけではなくて。。
お客様の代理として、設計通りに工事が進んでいるのかを
しっかり確認することが大事だと思っているからです。
自分がお客様だったら。。
おそらく専門家でないので、工事がほんとに適切に動いているのかって
わからないと思います。
工務店を信頼はしているのですが。。
そんな気持ちもわからないでもないです。
そんな時に、我々のような工事監理者がいるといいんです。
造り手ではなく、発注者(お客様)に依頼されているので、
お客様目線で、しかも、客観的な視点から話ができますから。
建築家の役割って、かっこよくデザインするだけではないんです。
(もちろん、それだけの方もいるかもしれませんが。)
デザインだけでなく、工事を含めた家づくり全体を
お客様側からの視点で、サポートしていくことなんだと考えています。
全ては、素晴らしい家づくりのためです。