老人ホームは介護度が重くなると居室にいる時間が長くなるため、孤立しないように居室の配置には注意が必要です。 老人ホームについてワンズ建築設計室 佐久間智春さんに伺いました。
2000年に施行された介護保険制度により、従来の自治体などが整備していた高齢者福祉施設が民間企業でも整備する事ができるようになりました。この介護保険制度がはじまってすぐの頃、デイサービスの建設用地を仲介した不動産会社から介護事業者を紹介していただき、その施設設計をすることになりました。 当時はまだ介護施設の情報が少なく、既存の高齢者施設の見学やバリアフリーに関する関係資料を集め施設設計をおこないました。施設が完成した時には多くの介護事業者が見学に来られ、介護施設の設計相談が増えていきました。 その後も介護施設の企画や監修それから介護施設法人の建築顧問などを経て、現在も老人ホーム含む介護施設の設計をてがけています。
「老人ホーム」と聞いて思いつくのは、「特別養護老人ホーム」と「有料老人ホーム」の名前があがります。実はその他にも一般的に「老人ホーム」と言われている施設を含め介護保険制度等によって区別されています。いずれの施設もここ最近では多床室から個室を採用する場合が多くなり、必要な施設整備と居室の広さや廊下の幅など違いは多くありますが、一見すると区別する事が難しくなっています。 特別養護老人ホームは「公的施設」になるため、自治体や社会福祉法人などが運営し、施設の入所条件は65歳以上で日常生活の自立困難な方(要介護3以上)が入所できる施設です。他の介護施設と比べ利用料金が低く入所希望者が多い施設ですが、自治体の負担が増えるため、施設整備数は各自治体による整備計画によって介護床数が決められています。新たな施設整備には、自治体の公募によって運営事業者を決定する事が多く、施設整備費(建築費)には条件を満たせば補助金が交付されます。 有料老人ホームは、主に民間企業が運営する「民間施設」となり、利用料金も介護保険サービス料金以外はサービス内容によって自由に設定できます。有料老人ホームには、「介護付き」「住宅型」「健康型」など、介護サービスの内容や入所者の要介護度によって内容が異なり、「介護付き有料老人ホーム」は介護保険で「特定施設」と言われその他の有料老人ホームとは介護サービスの内容が異なり、特別養護老人ホームに近い施設です。 「住宅型」は介護をデイサービスやヘルパーサービスなど施設外の介護保険サービスを必要に応じて利用し、施設内の職員は介護ではなく日常生活サポートを行います。 「健康型」は介護が必要になった場合は退去しなければならない施設となります。各有料老人ホームは施設整備基準をはじめ、介護サービスや利用料金も大きく異なります。 有料老人ホームと類似な施設に「サービス付き高齢者住宅」がありますが、こちらは介護保険制施設ではなく、高齢者住宅になります。
老人ホームの居室は、施設整備基準を満たした面積や安全を考慮したプランはもちろんの事、下記の内容に注意して設計をしています。
以上の内容は、これまでの施設設計の中で介護事業者とのやり取りや施設ごとに改善をしています。
老人ホームの共用部には、事務室や職員室のほかに厨房やリネン庫・機械室などの施設運営上のバックヤードと、来客や入所者などの利用するパブリックスペースがあります。さらにパブリックスペースには入所者のみが利用する「セミパブリックスペース」があります。 バックヤードは、知識と経験からある程度はまとめる事ができますが、運営事業者が違うと考えも全く異なる事が多いのでプランニングには注意が必要です。
パブリックスペースは、エントランスホールなどデザイン性を求められるケースが多くありますが、機能的で安全性も求められます。これまでもインフルエンザなどの感染症防止の為に、エントランスホールに手洗スペースを設置するなどの工夫もありましたが、新型コロナウイルス感染症が広まってからは風除室の中までを外部との接触場所にする変更やリモート面会などにも対応した面談室へ変更するなど常に最新の設備や機能に対応できるようにしています。 セミパブリックスペースは、食堂や談話室など入所者が日常生活を快適に過ごしていただけるように様々な工夫を心掛けています。初期の頃には、部屋の使い方を試行錯誤しながらも形状やデザインをしましたが、1年後には入所者や介護の方法にも変化がみられ、限定した使い方は不便だという事が分かりました。現在は、安全性と介護のしやすさを考慮したフレキシブルでシンプルな空間とし、デザインコンセプトに応じたデザインを運営事業者と一緒に家具の配置やカーテンや小物を配置するなどに変更し、設計に反映するようにしています。
弊社では、2000年の介護保険制度がはじまって以来、20棟ほど老人ホームをはじめ介護福祉施設の設計や監修を行ってきました。介護施設の設計ノウハウはもちろんのこと、事業計画を考慮した集客力あるデザインやプランをご提案いたします。また、用地選定の相談から基本プランや公募申請の図面作成など、日本全国対応いたしております。安心してお任せください。
弊社では、これまでも特別養護老人ホームをはじめ、認定保育園や各種補助金申請の実績があります。問題なく対応させていただきます。
老人ホームにも様々な施設があり、施設整備基準や規模によって建設費は変わりますが、事業計画を作成するにあたり各種条件によって概算予算を「特別養護老人ホーム」:1床あたり1,000万円~1,500万円「介護付き有料老人ホーム」:1床あたり600万円~1,000万円で想定し、事業計画やグレードに応じた設計しております。老人ホームも共同住宅と同じように立地やグレードにより建設費用も異なりますが、有料老人ホームは施設利用料が自由に設定できる為一般的な施設から高級な施設まで建設費用には大きな差があります。
特別養護老人ホーム小春日和は、自治体の施設整備計画による公募によって採択された70床の施設となります。公募の際に十分な建設用地が見つからず、地方の施設としては建ペイ率と日影及び斜線制限ギリギリの施設となりました。 建物は、3階建て耐火木造枠組み壁工法(2x4工法)とし、全70床を全室個室としたユニットケアを採用。居室10床に共用の食堂兼機能訓練室と個浴を配置したプランを1ユニットとし、広い中庭を囲むようにもう1ユニットを配置し1フロア2ユニットを基本フロアとしました。2ユニットを基本フロアとする理由については、多くの介護施設が夜間の介護サービスを、一人の介護職員が2ユニット(20人)担当するシフトを組んでいます。一人で対応する際に効率よく介護ができるようにレイアウトを工夫しています。共用部は2ユニットの基本フロアを中心に、1階~3階に効率よく配置しました。 各ユニットのプランは、居室を建物外周部に配置し、食堂は広い中庭に面した場所に配置してあります。この中庭は十分な広さがあり一年を通じて安定した採光と快適で安全なプライベート空間として利用する事ができるように工夫しました。 共用部では、スペースの問題で介護浴槽を設置した特浴室を2階に配置しました。本来ならば木造建築の防水処理やコストの観点から1階が好ましい大きな浴室ですが、3mx6mの大型ユニットバスルームを採用する事により解決しました。 そのほか事務室などのスペースは過去の経験から効率の良い広さと配置をしています。全体的に、コンパクトで従来の施設よりも低価格な施設をご提案する事ができました。
有料老人ホーム縁・恵は、介護付き有料老人ホーム29床と住宅型有料老人ホーム15床の複合施設で全室個室です。介護付き有料老人ホームは、「特定施設」となり自治体の公募により施設整備を行いました。 建設用地は土地区画整理地内で宅地を目的に造成されたひな壇で尚且つ、高低差がある土地でした。それでも平面的には整形された土地だった為、高低差などのデメリットもシンプルに効率の良いプランとすることにより問題を解決しました。 建物は2階建て鉄骨造準耐火建築物とし、1階が住宅型有料老人ホームと共用部、2階が介護付き有料老人ホームです。住宅型有料老人ホームは、外部サービスにて介護を依頼する為対応しやすいように1階に配置しました。 居室には洗面のみを設置し、トイレは共用の介護用トイレを利用します。共用部には食堂兼機能訓練室と個浴が配置されています。自己負担が多い住宅型有料老人ホームの利用料金を抑えるために、コンパクトでローコストにまとめる工夫をしました。 介護付き有料老人ホームは、要介護度が軽く補助器具を使えば歩行が可能な方も入所できる為、居室には洗面台のほかにトイレも設置してあります。共用部には食堂兼機能訓練室と個浴が配置してあります。コンパクトに効率用良く居室を配置したことにより、ホテルの様な中廊下タイプのプランになりましたが、廊下や共用部には天窓を設け十分な採光がとれる工夫をしました。
はい、お気軽にご相談下さい。これまでも、この土地にこの規模の老人ホームは建設可能か?この規模の老人ホームを建設したいが、どのくらいの土地が必要か?など様々なご相談をお受けしてきました。
「老人ホーム」と言っても「特別養護老人ホーム」や「有料老人ホーム」のように様々な施設があります。各自治体による施設整備計画が定期的に更新されています。今後も注視して老人ホームの施設整備をご計画下さい。 各所に老人ホームが増えてきた昨今、集客には建築デザインによる人気や差別化も重要ですが、長期の事業計画には建設費のコスト管理も非常に重要な要素となっています。 良質で低価格な施設を提案する事は、介護事業者負担を減らし将来的にも安定した事業の継続にもつながります。老人ホームをはじめ、介護保険施設には様々な施設があります。介護保険法から建築基準法、消防法などの他にも関連する法令数多くあります。事業計画には専門的知識や実績が豊富な設計事務所にご相談することをお勧めします。
高齢者福祉計画に基づく公募の協力から実施設計・監理までをお手伝いさせて頂きました。事業者様及び利用者様の立場から、機能的で使い勝手が良い建物をいかにコストを抑えられるかをテーマに、事業者様と一緒になって考えて計画せて頂きました。
①低予算でもデザインと適材適所の建材使用によりよく出来た。
福島県郡山市の特別養護老人ホーム小春日和です。郡山市の介護保険事業として補助金事業となっています。新設法人の為ローコストを求められる事から木造枠組み壁工法(2x4工法)を採用。福島県初の3階建て耐火木造建築物となります。
福島県郡山市の有料老人ホームです。鉄骨造2階建ての全室個室44床です。
自宅とは別で、物置兼小部屋を2×4で建てたいと思っています。費用を出来るだけ抑えたいので基礎工事から自分でやりたいと思っているのですが、そのようなやり方に対応できる設計をしていただくことは可能でしょうか? 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
しかし。
昨日は、秋晴れで、とてもいい陽気でした。
この季節は、ほんと過ごしやすくていいですね。
寒さが苦手な私は、このまま春になってくれと思ったりしてます(笑)
これからは、寒さが厳しくなっていくので、
しっかりと断熱気密をした家にすると、ずいぶんと快適になります。
これから家づくりされる方は、オススメです。
昨日、とある家づくりのため、役所へ。
敷地となる土地の法規制を確認するのが目的です。
実は。
お客様経由で、不動産を取得する時の敷地に関する情報は、
いただいていました。
その情報は、情報として把握しつつ、
やはり、一から、その敷地にかかる法規制は、
自ら確認しておきたいところです。
家を計画する上で、敷地にかかる法規制はとても重要です。
って。当たり前ですよね。
一つでも規制を見逃したり、見間違えたりすると、
家の計画に影響することだってあります。
どこかの誰かが、一度は、調べてるはずなのですが、
その調べた方が、しっかり理解しているのかは別ですから。
よくあるケースは。
都市計画ではなくて、地域で規制をかけていること。
地区計画とか、建築協定といわれたりしますね。
その地区やエリアで、独自の規制かけるんです。
建物の高さだったり、建物と境界線の離隔だったり、
土地の最低面積だったり。
規制は、いろいろあります。
境界線との離隔が違っていたら、建物の幅や奥行に
影響でますよね。
少々長くなりましたが。。
やっぱり、自分で、しっかりと確認しておきたい。
他人任せにすることじゃないよなって思っています。
当たり前なことなんですが、結構大事にしています。
午後に、とある家づくりの打ち合わせへ。
お会いしてから、1年以上になるお客様です。
まだ間取りが決定していません。
えぇ?と思われたかもしれませんね。
間が空いていたわけじゃないんですよ。
2週間に一度ずつ継続してお会いしてお話しています。
これまでに計画した間取りは。。
数えたことありません(笑)
直近に最大の変更があって、少し時間をいただいて、
大変更!
何とか、うまく納めて、昨日の打ち合わせでした。
さらに追加で変更要望はありましたが、
概ねの方向性は、決まってきた感じです。
年内に、間取りや外観を決めていけるような気がします。
間取りを決めるのに、1年以上。
そういったお客様も、中にはいらっしゃいます。
こちらのお客様のすごいところは、全くモチベーション下がらず、
しっかりと毎回いろいろと考えてらっしゃるところですね。
しかも、愉しそうなんです。
納得の家づくりをしたい。
そんな強い気持ちに刺激をうけて、私も精一杯関わらせて
いただいている感じです。
もちろん、愉しみながらですよ。
楽しいって大事にしたいですね。
だって。
御家族の未来を考えていくことなんですから。
住まいは、生き方そのものです。
そんな大事なプロセスにかからせていただけて
ありがたいですね。
階段の昇り降りをサポートしてくれる機械設備に、階段昇降機があります。階段に固定されたレールの上を椅子が移動し、人が座って昇り降りするもので、戸建て住宅に軽微に設置することができます。設置に当たっての注意点として、①電源の確保(100V)②昇降椅子の停止位置について検討が、あります。①は100Vの電源で、取り出し口(コンセント)を近い場所に設ければOKです。②は使用していない時の椅子についてで、近くに扉などがある場合に開閉に干渉しないか、 階段を使う人の邪魔にならないかなどの検討が必要です。折り畳み可能でコンパクトな商品もありますので、いくつかのメーカーを比較すると良いでしょう。また、設計時に階段の幅を一般的なものより少し広げておくと、選択肢が増えそうです。
家族団欒のスペースと外を繋ぐ大きな全開口建具は、室内を実際の面積以上に大きく感じさせてくれます。
隣地に建つ母屋との関わりや大きな計画敷地の有効利用法を悩んでおられました。和風過ぎないモダンな雰囲気で、開放的に暮らせる使い勝手の良い住まいをご希望されていました。
住まいづくりへの拘りとコストコントロールも含めたデザイン性
両親の住む母屋が隣地にあるが、つかず離れずの関係性を保つため、来客も含めたアプローチからの動線も完全に分離した。しかし、お互いの行き来する動線のみは、互いの勝手口と隣接させてことでストレス解消をさせた。また、床や天井には地元産の木材を使用し、壁は漆喰塗等の仕上とし、環境にも人間にも考慮した住まいとした。
周囲からは視線を遮断しながらも、内からは外へ気持ち良く繋がる開放的な空間が気に入っています。また、自然素材を全面的に使用したことで、嫌な臭いもなく、木の香りと気持ちの良い風に包まれて生活できています。
コートハウスを計画する際、平面だけで計画すると光の入り込みが全くなくじめっとした中庭となってしまう事があります。二階建てでは、完全中庭の場合6m近い自身の壁で囲まれることとなるため、小さい中庭は日が差し込むことのない空間となってしまいます。そのため中庭を計画する際は模型等にてしっかりと高さ関係を把握すると良いでしょう。平屋で中庭を配置すれば3m角程の広さ以上であれば日は地面まで差し込みやすくなります。小さいスペースでの中庭でも日差しは入り込むことはありますが、太陽高度の高い夏場に入りやすくなり、太陽高度が低くなる冬場の寒い時期には全く入り込まない空間となってしまします。
その為、模型を使い階中電灯等を利用してしっかりとシミュレーションすることが大事です。
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以前から使っていたAmazon Fire TV Stickが動きが遅くてストレスになっていたので買い替えました。
サクサク動くので快適になりました。
とは言っても時間がなくてあまり観れないんですけどね。
11月ももうすぐなかば。
鍋物の美味しい季節ですね。
最近、鍋キューブなど手軽なお鍋の素が増えていますね。 「食べすぎて太った(T_T)」とならないように、食べ過ぎに注意してくださいね。
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■当サイト会員建築家の設計事例
▼岐阜県 吉窯元の家N邸 アンドウ設計事務所 安藤孝彦┗ https://kentikusi.jp/dr/node/13570?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は岐阜県の「窯元の家N邸」です。
依頼者は建物を建てる前は
「窯元という仕事柄、食事を土足でできるよう 台所と食卓の床は土間となっていて 住宅のプライベートな部分が仕事と混在してとても落ち着かない。 冬は底冷えで寒く、夏は暑い。 お母屋の床と土間との段差が大きくとても不便。 新しい住まいは仕事とプライベートを上手く仕切り 落ち着いた快適な住まいにしたい……」
と悩んでいました。
そこで
「近くの人だということで生活内容が説明しやすいということ、 相手の立場に立ってしっかり考えてもらえる人、そんな印象を持ちました。 それで最初のたたき台のプランをしていただき、 動線もよく内容を気に入ったので……」
とアンドウ設計事務所 安藤孝彦さんに依頼しました。
安藤さんは伝統的な日本家屋の形をしていながら、現代にもマッチしたデザインの住まいを建てました。
「内装も家具も、木を基調とし、珪藻土の壁を設けるなど、 自然素材で程よい呼吸をする品性のある空間としています。 基本的には依頼者の思いを積み重ねて住まいの形にしていきました。 築35年の母屋との融合もあって、その既設部分も耐震補強をし、 全体に耐震性を持たせています。 この住まいは窯元という伝統を大事にしているクライアントの生活背景や 和の良さをふんだんに取り入れつつも、 現代のライフスタイルに合う様にアレンジした、 個性的で和モダンな家となっています。」
と言っています。
依頼者には
「既設の住まいは木造の母屋と鉄筋コンクリートの増築部がありましたが、 台所は鉄筋コンクリート造の方にあり 窯元という仕事柄、食事や休憩を土足でできるよう 床は土間になっていました。
仕事面ではよかったのですが、 住宅のプライベートな部分が仕事と混在していて とても落ち着いて居られない状況でした。
それと土間と母屋の床の段差が異常に高いためとても不便なのと、 冬は土間のため底冷えがあり夏は暑いという環境でした。
新しい住まいは仕事とプライベートを上手く仕切り 落ち着いた快適な住まいにしたいという希望を抱いていました。
まず誰に依頼しようかということで、 その方面で知っている方に同じ町の人で安藤さんという方がみえると聞き、 早速お話を伺うため来ていただきました。
いろいろ話をさせていただき、近くの人だということもあり 生活内容が説明しやすいということ、 相手の立場に立ってしっかり考えてもらえる人、そんな印象を持ちました。 それで最初のたたき台のプランをしていただいたところ 内容がよかったので依頼することにしました。
工事中、都合がつけば定例打ち合わせにも参加しました。 工事の進捗状況がよくわかったのと、 その都度いろんな相談に乗っていただけたことは 本当にありがたく感じました。
木造で増築ですが、 無垢の木や土壁で落ち着いた快適な住まいになったと思います。
既設の母屋も耐震補強も含め天井裏を広いロフトにするなど改造してもらい、 新設との融合も自然なことのように 全体の動線がとてもよく考えられていると感じています。
全体的に和モダンな雰囲気で 特にリビングは木工家の早川さんに造っていただいたテーブルと 壁のカウンターがベストマッチしていて、 アイランドキッチンからリビング全体や掃き出し窓の外の庭が見えるのが とても気に入っています。
仕事とプライベートな仕切りも リビングやキッチンは上履きになったことで、 プライベートな落ち着きは確保できつつ それでも仕事の関係上人の気配はわずかに感じられるなど 微妙な関係性を確保できたと今も感じています。 物理的にもわずかな段差で行き来ができるようにしてもらいました。
在来で造っていただいた浴室は洗場も使いやすく 坪庭の照明を灯すと雰囲気がよく露天風呂感が味わえてとても快適です。
もう4年以上経ちますがその間、 どんな些細なことでも電話一本で駆けつけてもらえます。 いろんな相談事にも乗っていただけるので、心強いと思います。 そんな風にアフターもしっかりやっていただけるので、 本当に感謝しています」
と言っていただきました。
和モダンの家を建てたい方は、ぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。
------------------------会員主催のイベント情報----------------------
▼2021.11.20 住宅相談会 & 気軽な勉強会開催 神奈川県 2021年11月20日 10:30┗ https://kentikusi.jp/dr/node/23649?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼SO建築設計 家づくり無料相談会のお知らせ 東京都 2021年11月01日 10:00 to 2021年11月30日 18:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/23694?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
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昨日も、いい天気で、過ごしやすい陽気になりました。
そんな中、いろんな家づくりで打ち合わせへ行ってきました。
1か月ほど前に御要望をお聞きした御家族へ
計画案をプレゼンしてきました。
こちらのお客様。
ずいぶん前にHPからお問い合わせいただいて、お会いした当初は、土地探しからでした。
希望のエリアで探すものの、見合う規模の土地が、なかなか出てこず。。
お仕事の関係もあって、一旦家づくりを休止してました。
ただ。
お子様が大きくなってくるにつれて、今の賃貸住まいでは、手狭になってきて、改めて、家づくりを再開されました。
土地探しからと思っていたところ、ご実家の隣に、希望の規模になる土地があり、そちらへ家を建てていいということになりました。
そこから急展開します。
住宅展示場へ行ったり、工務店へ出向いたり。もともと勉強熱心な方だったので、しっかりと下準備されていて、いい流れで進んでいきます。
とあるHMと契約寸前になり、本当にいいのか?と思い返した際、私を思い出していただいたようです。
ということで。昨日、御要望を踏まえたご提案を差し上げました。
プレゼン資料をもとに、順番に説明。その後、いろいろ気になる点を御質問いただいたり、それにご返答したり。楽しい時間となりました。
御提案については、気に入っていただけたようで何よりです。じっくりと検討してご提案したので、喜んでいただけると嬉しいですね。
まずは、資料をじっくり読み込みたいとのことで、お別れしてきました。
とてもかっこよくて、機能的な、和モダンな家。実現できるといいなと思います。
夕方からは、これから家づくりを考えている御家族とお会いしてきました。
2世帯が近くで暮らすということもあって、御家族が集まっていただきました。
初対面ということで、少々緊張した空気感。
雑談もしながら、なんだかんだと話していたらだんだんと空気が柔らかくなってきて。。
ざっくばらんにお話できるようになりました。
初対面なので、いきなりヒアリングではなくて、まずは、家づくりについての不安とかわからないことを質問いただいて、それにご返答する流れ。
お母様が、しっかりと質問を準備していただいたので、
助かりました。
何を聞いていいのかわからないくらいです!という内容もあったり。
確かに、始めてのことですので、そうかもしれませんね。
いろいろとお話をさせていただいた結果、家づくりにとても前向きな雰囲気になっていただけました。
次回、御要望をお聞きすることになりました。
どんなこだわりをお持ちなのか。楽しみです。
いろんな家づくりが進行中。
毎日楽しませていただいて、感謝です。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
ご紹介して頂きありがとうございます。何もわからなかったので、色々調べて頂いてそのまま建てていたら大変でした。申請する事が沢山あるので、出来上がりは大分先になりますが、...
お世話になりました。米戸さんと話を進めております。ありがとうございました。
早速の御連絡ありがとうございます。すみませんが、昨日にご連絡があったところと一度お話しをさせていただくことになりました。申し訳ありませんが、...