ミニマルなデザインの玄関周りです。
床は、モルタル金ゴテにしたかったのですが、
ヘアクラックのことを考えて、モルタル調のタイルにされました。
正方形でなく、長方形で、できるだけ目地を少なくすることで
モルタル仕上げにしたような雰囲気を演出できました。
上記しましたが、モルタル金ゴテ仕上げの場合は、
クラックのことをしっかり理解して採用してくださいね。
(必ずクラックが入りますから)
実は、今日の話のポイントは、そこではないんです(笑)
一枚目の写真をご覧になって、目がいくポイントがありますよね。
そうなんです。
ブラケット照明ですね。
手前の壁の上の方に取り付いています。
繊細な部材で構成されていて、とても上品なデザインです。
こちらは、主要メーカーの照明器具ではなくて、
お客様が手配された製作もの。
デザインもさることながら、興味深いのは、その色。
そう。
真鍮なんです。(色というか素材でしたね)
全体と馴染ませたいのであれば、クロームやガラスのような素材を
セレクトしそうなところですが、どちらかというとアクセントとして
採用されているんです。
海外で、数年前に真鍮が人気になっていましたが、
ここ最近、周りでも真鍮が好まれて採用されるようになってきました。
特に、こちらのお客様は、別の場所の照明にも、
同じく真鍮のブラケットを採用されています。
この色合いは、取り入れ方を間違わなければ、とっても上品になります。
(ただ、一歩間違うと、ビックリするくらい、すごいことになったりするので
注意が必要ですけど。。。)
これだけ周りが、プレーンに仕上げられているので、
いいアクセントとしてフィットするのは、当たり前かもしれませんね。