少しマニアな感じの写真ですが(笑)
とある建物の基礎なんですよね。
規則正しく組みあがっているのは、鉄筋。
かなり密度高く鉄筋が入っています。
特に、縁は、すごい量ですよね。
こちらの建物。
木造ではなくて、鉄骨造のなので、基礎は相当ゴツクなります。
といっても。
これで、鉄骨造の平屋の基礎なんですから。
2階や3階になると、もっとすごい基礎になるんですよ。
昨日、現場の定例後に、この基礎の鉄筋の検査を行いました。
鉄筋の太さ、本数、ピッチ。
鉄筋と鉄筋のつなぎ目の寸法や折れ曲がるところの形状等。
いろいろとみるポイントがたくさんあるんです。
私を含めて、三人が全箇所について、図面通りかを検査して、
問題ありませんでしたので、大丈夫です。
図面見ながら工事してくれているとはいえ、
機械がつくるわけではないので、見落としや手違いはあるかも。
その辺は、しっかりと客観的な視点から、検査することが重要ですね。
我々のような、施主の立場からチェックする、工事監理者
(現場監督ではなく)が、いるのと、いないのでは、大きな差がでます。
そうそう。
少し話は戻るのですが。。
木造の基礎は、もう少し鉄筋の密度が低くなります。
実は、こちらの建物は、木造でもできたのですが、
お客様のご希望で、鉄骨造になっています。
鉄骨造と木造では、基礎や骨組のコストがずいぶんと違うのですが、
この基礎をみながら、改めて、再確認できましたね。
最近は、木造の自由度がかなり上がってきているので、
鉄骨造でできることは、木造でできるようになってます。
鉄骨造は、断熱性能が落ちますし、コストもあがるので、
木造での検討をされてもよいかもしれませんね。