昨日の午後は、とある家づくりの打ち合わせでした。
こちらで何度か登場している方かなと思いますが、
何度も家づくりを経験されて、建築関係にとても詳しいお客様。
毎回、打ち合わせをさせていただくと、
新たな発想やひらめきがあって、方向性が変化してきていました。
前回ご提示した計画案で、みなが納得したかと思いきや、
これまた、奥様のひらめきがあって、大胆な変更へ。
その変更案をお持ちして、お話したところ、ついに、
大きな方向性については、合意することになりました。
今までにご提示した案は、20案に近づくほど。
全てが細かな変更ではなくて、大胆な変更になので、
明らかに違う計画案なんですよ。
実際、どの家でも生活することは可能です。
何が違うのかというと、家の中の何に重点を置いているのか。
それによります。
何か強いこだわりがあるとして、それを条件として生かす場合と
そのこだわりが外れた場合では、プランは全く違う内容になります。
例えば。
こちらの家で、最後に外れたこだわりは。。
和室とリビングが横並びになっていることです。
和室の襖を開ければ、リビングと一体で使えます。
お子様やお孫様が集まったとき、そんな使い方がしたいですよね。
そのこだわりが、和室とリビングの位置関係を拘束してました。
ただ。
リビングでなく、ダイニングでつながっても一体的な利用はできる
ということになって、その条件が外れたんです。
それによって、プランが大きく変化し出して、別で実現したかった
こだわりを、よりうまくいく方法を提示できるようになりました。
結果、全てが、納得できる内容に落ち着いていきました。
とことん、じっくりとお話させていただいて、
本心から納得していただけるまで、寄り添いながら、
家づくりに関わらせていただいています。
ほんと。ありがたいです。