玄関を「過ごす場所」として考えると、
暮らしはここまで変わります。
家づくりやリフォームを考え始めると、多くの方がまず気になるのは、
LDKの広さやキッチン、
収納量ではないでしょうか。
もちろん、
それらはとても大切です。
けれど、意外と見落とされがちで、暮らしの質に大きな
影響を与える場所があります。
それが「玄関」です。
玄関は、靴を脱ぎ履きするだけの場所。
そう思われることが多いのですが、実は一日の始まりと終わりに必ず通る、とても重要な空間でもあります。
玄関は、外と内を切り替える
大切な場所
仕事や学校、買い物など、私たちは毎日たくさんの
情報や刺激にさらされています。
玄関は、その外の世界と、
家の中の暮らしを切り替える心のクッションのような役割を持っています。
もし、玄関を慌ただしく通り過ぎる場所ではなく、少し立ち止まれる
「過ごす場所」として整えたとしたら。
帰宅した瞬間の気持ちや、家の中で過ごす時間の質は、驚くほど変わってきます。
玄関に「座れる場所」があるということ
玄関を過ごす場所として考えるうえで、とても大切なのが「座れる場所」です。
靴を履くときに腰を下ろす。買い物袋をいったん置く。お子さんを待ちながら一息つく。
風景を眺めてゆったり一息つく。
こうした何気ない行動が、玄関を「通過点」から
「居場所」へと変えてくれます。
特に、ご高齢のご家族が
いらっしゃるご家庭や、将来を見据えた住まいを
考える方にとって、玄関に座れる場所があることは、
大きな安心につながります。
収納は「多さ」より「整い」が大切です
玄関は意外と、
物が集まりやすい場所です。
靴、傘、鍵、お子さんの外遊び道具、
ペット用品など。
これらが見えているだけで、玄関は雑然とした印象に
なってしまいます。
収納付きのベンチや、収納スペース、
使う場所に合わせた収納計画を考えることで、視界が整い、
気持ちも落ち着く玄関になります。
収納は、「たくさんしまえること」よりも、「使いやすく、見えないこと」が
大切だと考えています。
玄関とLDKをつなげるという
間取りの考え方
最近は、玄関とLDKをゆるやかにつなげる
間取りの考え方も
受け入れられるようになりました。
完全に仕切るのではなく、ガラス建具や視線の抜けを使って、空間同士をやさしくつなぐ。
昔の縁側や、通り土間のように。
そうすることで、玄関にも光が届き、家全体が広く感じられるようになります。
奈良県のように、自然や景色に恵まれた地域では、玄関から庭や
外の風景が感じられる設計も、
とても相性が良いと
考えています。
風景を取り込む玄関は、
暮らしの記憶になります
玄関から見える景色は、毎日の中で自然と目に入ります。
朝のやわらかな光。雨の日の庭の様子。夕暮れ時の陰影。
それらを日々眺めることで、気持ちが整い、暮らしにリズムが生まれます。
玄関に風景を取り込むという考え方は、見た目の美しさだけでなく、心地よく暮らすための工夫でもあります。
面積よりも「体験」を
大切にした間取りへ・・・・・。
家づくりというと、「何帖の玄関」「何帖のLDK」といった面積の話になりがちです。
けれど、
実際に暮らし始めてから大切になるのは、その空間でどんな時間を過ごせるか、
という点です。
・立ち止まれるか・落ち着けるか・自然と片付くか
こうした体験の積み重ねが、「この家にしてよかった」という
実感につながっていきます。
玄関を整えることも、
暮らし全体を整えること
玄関は、家の顔であり、暮らしの入口です。
そこを少し丁寧に考えるだけで、日常は静かに、
でも確実に変わっていきます。
新築を検討されている方も、間取りに悩んでいる方も、リフォームを考えている方も。
一度、玄関を過ごす場所として考える
という視点で、ご自身の住まいを
見直してみてはいかがでしょうか。
奈良で家づくりを考える方へ
やまぐち建築設計室では、奈良県の風土や
暮らし方に寄り添いながら、住まい全体を丁寧に設計しています。
玄関・間取り・収納・リフォームについて、「何から相談すればいいかわからない」
という方も、どうぞお気軽にご相談ください。
このブログが、家づくりを考えるうえでのひとつのヒントになれば幸いです。
‐‐----------------------------------------■やまぐち建築設計室■奈良県橿原市縄手町387-4(1階) 建築家 山口哲央https://www.y-kenchiku.jp/
住まいの設計、デザインのご相談はホームページのお問合わせから気軽にご連絡ください------------‐-----------------------------
■ いつからか、家の中ですれ違っていた「仲が悪いわけじゃないんです。でも、会話は減っていました。」
50代のご夫婦から、こんな言葉をよく聞きます。
子育てが終わり、夫婦二人の生活に戻ったはずなのに、なぜか一緒にいる時間が噛み合わない。
リビングにいても、それぞれ別のことをしている家の中で、無意識に距離を取っている話しかけるタイミングがわからない
原因は、気持ちではなく、“暮らしの舞台”が変わっていなかったことでした。
■ 子育て時代の間取りのままだったこのご夫婦の家は、築25年。
子ども中心に設計された間取りは、当時はとても合理的でした。
でも今は、子ども部屋は使われず夫婦の居場所が定まらないキッチンも洗面も、一人で使うには無駄に広い
「二人で暮らす家」になっていないことで、自然と生活リズムも、気持ちも、ズレていたのです。
■ リフォームのきっかけは「会話の減少」最初の相談内容は、「水回りが古くなってきたから」でした。
でも話を重ねるうちに、本当のきっかけは別にあることが見えてきます。
・家で一緒に過ごす時間が減った・リビングが落ち着かない・それぞれ自室にこもりがち
これは設備の問題ではなく、空間が“今の関係性”に合っていないサインでした。
■ 家を変えたら、自然と会話が増えたリフォームでは、夫婦それぞれの「一人の時間」と、二人で過ごす「共有の時間」を無理なく両立できる間取りに整えました。
・キッチンからリビングが見渡せる配置・並んで座れるダイニング・リビングの一角に、気配を感じられる居場所
特別な仕掛けではありません。
でも暮らし始めると、不思議な変化が起こりました。
「お茶飲む?」「今日どうだった?」
そんな一言が、自然に生まれるようになったのです。
■ 家は、夫婦関係を“映す鏡”リフォーム後、奥さまがこう話してくれました。
「家を直したというより、これからの二人の関係を整えた感じがします。」
家は、ただ住む場所ではありません。
どこに座るかどこを通るかどこで顔を合わせるか
その積み重ねが、夫婦の距離感を静かに形づくっています。
■ 夫婦関係を変えたのは、話し合いの時間今回のリフォームで一番大きかったのは、間取りよりも、対話の時間でした。
・お互い、何がストレスだったのか・どんな時間を大切にしたいのか・一人になりたい瞬間はいつか
こうした話を、“家づくり”というテーマがあるからこそ、素直に言葉にできたのです。
■ 50代のリフォームは、関係を整えるチャンス若い頃は、忙しさで見過ごしていたことも、50代になると、きちんと向き合えるようになります。
リフォームは、壁や床を直すだけのものではありません。
これからの夫婦関係を、もう一度デザインする機会。
家が変わると、暮らしが変わり、関係も、少しずつやさしく変わっていきます。
家は「過去の記憶」を守る場所であり、 これからの「人生の舞台」にもなります。そろそろ、自分たちのための家に“暮らし替え”しませんか?
ナイトウタカシ建築設計事務所では、 50代・60代のご夫婦が安心して次の暮らしを描けるよう、 「建て替え or リノベーション」判断をサポートしています。
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建てる前に、“どう暮らしたいか”を一緒に整理する。 そんな家づくりを、大切にしています。
ナイトウタカシ建築設計事務所の全プロジェクト一覧設計の世界観・悩み別サポート・テーマ別の住まいなど、すべての家づくりプロジェクトをこちらにまとめています。→ https://lit.link/ntaa
ご相談・ご質問はこちらから家づくりの不安やテーマづくりについて、気軽にお問い合わせください。→ 公式サイト(https://www.ntas.info/)
1. フィンランド式は「温度と湿度のバランス」が違うフィンランド式サウナの最大の特徴は、高温×低湿ではなく、「高温×可変湿度」であること。
サウナストーブの上に積んだ石に水をかける「ロウリュ」によって、一時的に湿度を上げ、体感温度をコントロールします。
これにより、
熱が刺さるように痛くならない
息苦しさが少ない
汗が自然に、深部から出る
ただ熱いだけではない、“包まれるような熱”が生まれるのです。
2. 「ととのう」が起きやすい理由フィンランド式サウナは、サウナ → 水 → 休憩(外気浴)という一連の流れを前提に設計されています。
この流れが、自律神経の切り替えを自然に促し、心と体が一気にリセットされる。いわゆる「ととのう」状態に入りやすいのです。
特にロウリュ後の熱と、外気浴で感じる風のコントラストは、他のサウナではなかなか得られない体験。
だからこそ、「一度フィンランド式を知ると戻れない」と言われるのです。
3. 実は“自宅向き”でもあるフィンランド式「フィンランド式=大きな施設向け」そう思われがちですが、実は自宅サウナとの相性も非常に良いのが特徴です。
近年は、
電気式フィンランドストーブ
コンパクトサイズ
住宅向け安全設計
といった製品が充実し、1〜1.5畳程度のスペースでも本格的なフィンランド式が実現できます。
さらに、
温度調整がしやすい
ロウリュ量で体感を変えられる
家族それぞれが好みの入り方を選べる
という点で、共有型サウナとしても非常に優秀です。
4. 他のサウナ方式との違い遠赤外線サウナは手軽ですが、“熱を浴びる”感覚が中心。
ミストサウナはやさしい反面、発汗や爽快感は控えめ。
それに対してフィンランド式は、熱・湿度・呼吸・休憩が一体化した体験。
単なる健康機器ではなく、“時間の質を変える装置”として成立している点が、本格派と呼ばれる理由です。
■結論:本格派がフィンランド式を選ぶ理由フィンランド式サウナが選ばれるのは、「伝統だから」でも「流行っているから」でもありません。
それは、人が自然に整うための構造を、最初から持っているから。
熱さを調整できる
無理がない
何度でも入りたくなる
続けられる
サウナは、続けてこそ意味があるもの。だからこそ、本格派ほどフィンランド式を選びます。
もし、自宅にサウナをつくるなら、「一番気持ちいい原点」から考えてみる。それが、後悔しない選択につながるはずです。
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非日常を設計する視点。
毎日暮らす住まいの中に、
「日常」と「非日常」を同居させるということ。
住まいとは、人生の大半の時間を過ごす場所です。
眠り、食べ、語らい、考え、
そして、何気ない日々を、静かに積み重ねていく場所。
だからこそ本来、住まいには人の心を整え、感情をリセットし、次の一日へ向かわせる力が求められているのだと、
やまぐち建築設計室では
毎日の暮らしに、
静かな非日常を
床から天井までの大開口サッシ越しに、シダ、雑木、紅葉、黒竹を配した
和モダンの中庭が広がるLDK。
木目天井と間接照明が、時間帯ごとに柔らかな陰影をつくり、グレージュのソファとスチール脚のガラスダイニングテーブルが空間に軽やかな抜け感を与えています。
黒い中庭塀が、緑と光を引き締め、室内と庭が一体となることで、「日常の中の、静かな非日常」が
生まれます。
「快適」だけでは、
心は満たされないこともある・・・。
多くの住宅は、「日常を快適にすること」を
目的に設計されています。
動線。収納。性能。利便性。
それらは、
確かにとても大切です。
しかし一方で、それだけでは心が満たされきらないと
感じる瞬間があるのも事実です。
忙しさに追われ、思考が散らかり、気づかないうちに
呼吸が浅くなっている。
そんな日々を送る現代人にとって、住まいの中に「静かに整う時間」があることは、もはや贅沢ではなく、必要不可欠な要素だとやまぐち建築設計室では
やまぐち建築設計室が考える
「非日常」とは?。
目指す非日常は、旅先のような
派手な演出ではありません。
特別な日にだけ味わう、非現実的な空間でもありません。
毎日暮らす住まいの中で、ふとした瞬間に、
時間の質が切り替わること。
その積み重ねによって、日常そのものが穏やかに整っていく状態。
それが、住まい手さんの個性や価値観と無理なく重なっていくこと。
そのための「非日常」を、設計でつくろうとしています。
日常と非日常は、
対立するものではない・・・。
「非日常」と聞くと、日常から切り離された特別な体験を
想像される方も多いかもしれません。
しかし、
住まいにおける非日常は、日常と断絶して
存在するものではありません。
むしろ大切なのは、日常と非日常が、
ゆるやかにつながっていること。
朝、玄関を出る前の静かな一瞬。夕方、光の角度が変わる時間帯。夜、照明が落ち、音が遠のく頃。
そうした「境界の時間」に、空間が自然と
感情を切り替えてくれる。
この積み重ねが、暮らしの質を大きく左右します。
視界の解放・・・・・。
感情が切り替わる最初のきっかけ
非日常を感じる最初のきっかけは、人が無意識に強く影響を受ける「視界」にあります。
玄関を開けた瞬間、視界が壁で止まるのか。
それとも、奥へと抜け、光や自然の気配を感じられるのか。
その差は、思っている以上に、
心に作用します。
人は視界が開くと、無意識に警戒がほどけ、呼吸が深くなります。
その状態は
「ここは安心できる場所だ」と身体が判断している反応です。
「広い」よりも、
「抜ける」「ほどける」を・・・・・。
リビングでは、大開口を単なる広さとして
扱うのではなく、目線の流れそのものを設計します。
窓の高さ。フレームの納まり。家具の高さや色の重心。構造ラインの見え方。
それらが揃ったとき、視線は自然と外へ抜け、光と影が、
静かに空間へ溶け込んでいきます。
「広い」よりも、「抜ける」「ほどける」。
この感覚こそが、毎日の暮らしに非日常を忍ばせる第一歩です。
余白の美学を。
何も足さないという選択
非日常というと、特別な素材や、豪華な装飾を思い浮かべる方も
いらっしゃるかもしれません。
しかし、やまぐち建築設計室が
大切にしているのは、その逆です。
情報を減らすこと。要素を絞ること。そして、語らない部分を残すこと。
余白とは、何もない空間ではなく、心が自由に動けるための余地。
視線を休める場所。音が吸い込まれる静けさ。思考を置き去りにできる間。
余白があるからこそ、光は際立ち、素材は深みを増し、空間は上質な緊張感を保ちます。
土地との調和。
非日常は、土地から生まれる
どれほど完成度の高い建築であっても、土地の声を無視すれば、その空間は長く人に
寄り添うことができません。
風の通り方。湿度の気配。光の入り方。音が吸われる静けさ。
土地には、それぞれ固有の
「時間の流れ」があります。
建築は、それを支配するものではなく、受け取り、
翻訳する存在であるべきだと考えています。
非日常は、
毎日の暮らしの中で育っていく
ここまでお伝えしてきた要素は、どれも強い
演出ではありません。
静かで、控えめで、しかし確実に
積み重なっていくものです。
人の心は、刺激では癒されません。
ゆっくりとした時間。深く呼吸できる空間。
その中で、少しずつほどけていくものです。
毎日暮らす住まいの中で、日常と非日常が無理なく溶け合い、気づけば心が整っている。
それこそが、やまぐち建築設計室が考える本質的な非日常空間です。
これから住まいの
新築やリノベーション、家づくりをお考えの方にとって、この視点が、ひとつの指針となれば幸いです。
フルリノベーションハウスのキッチンから見たリビングダイニングです。耐震性を保ちながら和室とリビングを一つにして広い空間を確保しました。無垢のフローリングで優しく温かい床にして奥には奥さまご希望の薪ストーブを配置しました。煙突は吹き抜けを通り2階まで暖かくなります。
耐震性を保ちながら各部屋の動線を使いやすくすること。非常に多趣味(陶芸・ロックミシン・ボルダリング等)のため電気窯やオープンな趣味部屋、高台からの眺望を優先した浴室などやりたいことが多くどうすれば纏められるかを思案しておられました。私を含めて3件の設計・工事業者のコンペをされ、弊社案でご採択をいただきました。
ご希望の内容に規制をかけず、漏らすことなくプランに盛り込んだことで依頼を決定いただきました。他2件とは全く発想が違っていて依頼者様の想定を超えていたとお伺いいたしました。常々、耐震性を担保するためにプランに制約をかけたりせずに、自由な発想でプラン計画を行いその後詳細計算で耐震性を確保していくようにしております。また設計に時間をかけてじっくりお話を伺い、実現化していく姿勢を評価いただけたのかと思います。
おもちゃ箱のように多くの希望があふれておられる依頼者でしたので、階段の掛け替えや吹き抜けの設置など構造まで触るプランニングを行い、夢を実現してまいりました。増築した眺望の良い浴室に重い信楽焼きの浴槽を設置するため、間知石擁壁上の地盤に負担をかけないよう浴槽の下に鉄鋼杭を打ち込んだり、シックハウスに対応するため漆喰や和紙・無垢板などをふんだんに使用しました。
家の外観は変えず塗装ではない本焼杉を外壁に貼り、将来カフェを営みたいというご希望でキッチンから道路が見える窓、木製玄関ドアを入ってすぐに土間キッチンへ入るよう計画しました。左の小屋は陶芸用電気窯置場です。
玄関を入ると正面に陶芸作品を飾る棚があり、右奥がリビングダイニング、右手前が土間キッチンへのドアになります。
リビングと和室の掃き出し窓の外にはデッキが広がり、2階まで続くボルダリングがあります。デッキからの眺望も最高で上には可動テントを配しています。
眺望用に増築した浴室には信楽焼きの浴槽が埋まっており、そのまま外に出ることもできる掃き出し窓になっています。腰から上の壁は水に強い能登ひばの無垢板を張っています。
かけ替えた階段横にもボルダリングの壁、2階床には依頼者様のご希望で下が透ける強化ガラスが入っています。
階段横の吹き抜けに薪ストーブの煙突があがっています。吹き抜け周りの手摺は趣味本を入れる本棚になっています。
階段を上がったところのオープンな趣味スペースには陶芸をするときの水回りがあり、奥の壁はマグネット塗装をしています。柱や梁は既存を現しにして高さを出し、天井扇で対流をするようにしています。
家の中で最も眺望が良い2階の和室角はどうしてもガラスにしたいとのご要望でしたが、家の構造上非常に重要な耐力壁でしたので、ステンレス製の筋交いを入れて計算を行い窓にしました。左の掃き出し窓は浴室上のバルコニーに出れます。
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先日、ライブを見に行ったみーくん@建築家紹介センター(63歳)です。先日、T-SQUAREというバンドののライブを見に行きました。生演奏の迫力に圧倒されつつ、いいリフレッシュになりました。忙しい日々の中でも、こういう時間は大事だなと改めて感じました。
今年も残りわずかですね。「大掃除がまだ終わってない……」という方も、無理せず少しずつ片付けていきましょう。
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■建築家紹介センター通信 2025-12-22
【安息角とは?がけ条例との関係・緩和条件・ 深基礎や杭での対処法まで解説】
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■安息角とは?がけ条例との関係・緩和条件・深基礎や杭での対処法まで解説
・がけ条例とは? がけ条例とは崖の近くの土地への建築を制限した条例で、地域によってその内容は微妙に違います。
下記の記事は2020年2月現在の福岡市のがけ条例を参考にして書きました。
地域によって該当しない場合もあるので、詳しくはお近くの建築家に相談されることをオススメします。 がけの上に建物を建てる場合、崖条例による制限を受けます。福岡市の場合は崖の下端から「崖の高さx2」……続きはこちら↓
▼安息角とは?がけ条例との関係・緩和条件・深基礎や杭での対処法まで解説└ https://kentikusi.jp/dr/node/20299?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
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▼I-5135、確認申請業務(法令チェック込み)……(大阪府在住・建設予定地は愛知県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31288?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
建築家に相談依頼したい内容を投稿すると当サイトの建築家から返信をもらうことができます。詳しくは下記をご覧ください。
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■当サイト会員建築家の設計事例
▼東京都 あさがやハウス アトリエエンドウ一級建築士事務所 遠藤義則┗ https://kentikusi.jp/dr/node/18907?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は東京都の「あさがやハウス」です。
依頼者は建物を建てる前は
「・21坪の土地に夫婦二人が住む家(将来は子供もできるかもしれない。)、 ・建物の予算1500万円 ・室内の明るさとプライバシー確保。 ・ペット(犬と猫)を飼っているので、 特に犬の面倒が見やすい家を建てたい……」
と悩んでいました。
そこで
「予算が全然無い、土地がとても狭い。 という条件のなかで家づくりを考えていたので、 何を妥協するか、ということばかり毎日考えていました。
最初にスケッチを見させていただいた時、 遠藤さんの説明に妙に合点がいったのが直接の決め手です。
『狭小住宅では建物の各部を、「兼用」という見方でみないと、 思った通りの住宅ができません』 と言われました。
確かに、今までの考え方で考えると『妥協』になってしまうけど、 考え方を変えれば、それは妥協ではなく 『兼用』ということになるのか・・・?、 ということで、なんとなく自分自身納得がいき……」
とアトリエエンドウ一級建築士事務所 遠藤義則さんに依頼しました。
遠藤さんは中庭のような屋外スペースのある家を建てました。
「お客様のご要望のほかに、敷地面積が21坪(70㎡)、建ぺい率50%、 容積率100%、東京都の第1種高度斜線という法的な条件がありました。 建ぺい率50%というところに着目しました。
言い換えると、土地の半分は建てられないのです。 車の駐車スペースを引いても、結構残ります。
四角形を二つに分割し、 その分割した2つの四角形を雁行にずらすことで L字型に囲まれた部分が2か所生まれます。
ここを中庭のような屋外スペースとする平面形にしました。 窓をすべてここに面して設ければ、光も入ってくるし、 プライバシーもある程度確保されます。
さらに、この2つの中庭の外側部分もすべて外壁を廻して2重壁とし、 床にはウッドデッキを貼って、内部の床とほぼ同面にすることで、 内部空間の延長のような半内部空間となり、 明るさとプライバシー確保の双方を実現しました。
内部は、雁行配置した四角形の合わさっている部分に階段を配置し、 スキップフロアとしました。 床のレベル差と階段という障害物で北の領域と南の領域を分節し、 気配は感じられるけれども、別々の部屋のように使えるという、 階段を壁と「兼用」するという考え方にしました。
スキップフロアにすると家全体がワンルームになります。 言い換えると家全体が大きな吹き抜け空間ということです。 通常は、冬場相当に寒くなります。そこで、高気密・高断熱仕様にし、 サッシは木製サッシを入れました。
断熱性能の指標である熱損失係数(Q値)を計算したところ、 2.034w/㎡・Kでした。 東北地方から北関東にかけての地域の仕様になっています。 気密性の指標であるC値については業者に測定していただき、 0.9cm2/m2でした。 北海道地域に要求される気密性を上回る値となりました。
熱源の問題があり、若干、冬場1階が寒く、 上階が温かいということがありますが、 エアコン1台で家全体の冷暖房をまかなえています。
玄関は「土間」と呼んでいますが、廊下状空間の床にタイルを貼って、 下足、上足の両方が使えるようにしています。 ここに流しが設けられているので、犬の散歩から帰ってきたときに、 犬の足を洗ったり、犬のフンをトイレに流したりするのは、 下足のままおこなえるようになっています。
工事業者には延べ20件ほど見積もりを依頼しましたが、 大半が概算の段階で断られました。
5社から見積もりが出てきましたが、軒並み2500万円前後で、 坪単価にすると約120万円/坪でした。 その中で1社だけ1700万円で出てきたところがあります。 ハウスメーカーでした。
施工精度に難がありますが、予算に合わせるにはここしかなく、 見積もり調整とお客様には予算の増額をお願いして 1650万円で工事契約をしました。
大型の木製サッシを数か所入れていますが、 これを、1650万円で実現できたのは、ハウスメーカー故のことでした。
ハウスメーカーは、自社のイメージダウンになることは 非常に神経質なようで、 重要な瑕疵につながる雨漏り、排水、躯体については 慎重に工事をしてくれました。 しかし細かいディテールになると張りぼて工事で、 なかなか建築家のイメージ通りにはいきませんでした。」
と言っています。
依頼者には
「私たち夫婦が普通に考えている家のイメージを全部覆されました。 階段が家の真ん中。玄関は玄関らしくない土足の廊下。 そしてスキップフロアのワンルーム。」
「引き渡し直前に、出来上がった我が家の室内を見て驚きました。 とても明るい! どこか郊外の家かと思いました。 見学に行った建売住宅の記憶がずーっと残っていて、 その感覚でイメージしていたので、 それとは、比べ物にならないほどの明るさだったので驚きました。」
「予算の都合で、床暖房を入れられなかった。 やっぱり、冬の1階は寒いかな。 それでも、エアコン1台で全室の暖房をまかなっているのだから、 贅沢は言えないか……」
と言っていただきました。
室内の明るさとプライバシーを両立させたい家を建てたい方はぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。
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▼SO建築設計 家づくり無料相談会のお知らせ 東京都 2025年11月01日 10:00 to 2025年12月31日 18:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31079?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
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■みーくんの本日のオススメ情報(^_^)v━━━━━━━━━━━━━☆▼
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▼建築家ブログ┗ https://kentikusi.jp/dr/blog?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig...
▼冬の山小屋┗ https://kentikusi.jp/dr/node/14773?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
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「どんなアートが好きですか?」そう聞かれると、少し戸惑ってしまう方がいます。好きかどうかを言葉にするのは、案外むずかしいものです。
けれど、「忘れられない風景はありますか?」と聞かれると、多くの人は、少し間を置いてから、何かを思い出します。
アートを選ぶとき、実はこの“記憶”のほうが、ずっと確かな手がかりになります。
1. 好みは変わるが、記憶は残る流行や好みは、時間とともに変わります。若い頃に惹かれた色や形が、今は少し落ち着かないと感じることもあるでしょう。
一方で、・初めて訪れた土地の空気・夕暮れの光の色・静かな朝の音そうした記憶は、不思議と色褪せません。
アートを「好み」で選ぶと迷いやすいのは、好みが今の自分の状態に左右されるから。
「記憶」から選ぶと、作品は暮らしの中で長く居場所を持ち続けます。
2. 心に残った情景を思い出してみるアート選びの前に、こんな問いを自分に投げかけてみてください。
・なぜか忘れられない旅先の風景は?・子どもの頃、好きだった場所は?・気持ちが落ち着く“光”や“色”は?
それは必ずしも、はっきりした映像でなくても構いません。
「涼しかった」「静かだった」「少し切なかった」そんな感情の記憶でも十分です。
抽象画や風景写真が、ふと心に引っかかるとき。それは、その作品があなたの中の記憶と、どこかで共鳴している証拠かもしれません。
3. 記憶を飾ると、空間が落ち着く記憶に基づいて選ばれたアートは、不思議と空間に馴染みます。主張しすぎず、でも確かにそこにある。
それは「好きだから飾っている」というより、「そこにあるのが自然」という感覚に近いものです。
来客に説明しなくてもいい。評価されなくてもいい。ただ、自分にとって居心地がいい。
住まいに必要なのは、そんな静かな納得感なのだと思います。
4. 記憶は、これからも増えていくアートを記憶から選ぶということは、過去を飾ることではありません。
これから出会う風景、これから生まれる時間も、いずれまた、新しいアートの種になります。
一枚の絵が、人生のある時期をそっと記録し、住まいの中で静かに呼吸し続ける。
それは、住まいが「暮らす場所」であると同時に、人生の記憶を受け止める器になるということでもあります。
まとめアート選びに、明確な「正解」はありません。けれど、「記憶から選ぶ」という視点を持つと、迷いは少し減り、選択は静かになります。
好みではなく、心に残った風景から。その一枚は、きっとあなたの住まいに、無理のないかたちで居場所を見つけてくれるはずです。
残価設定型住宅ローンというのがあるそうです。
▼残価設定型住宅ローン 死亡時などの売却を前提に、返済不要な「残価」を設定して利息分と残りを月々の支払額とする仕組み。通常の35年といった住宅ローンに比べて月々の返済負担を抑えることができる。残価を設定するためには土地の価値が高く、上に建つ住宅も耐久性や耐震性が高いことが欠かせない。月々の維持管理も重要になる。一部の団体が住宅メーカーなどと組んで先駆的に同ローンを提供している。
残価設定型住宅ローンとは 売却前提に月々の返済額を抑制 車を買うときにおなじみの『残クレ』が、住宅ローンにも登場しました。月々の支払いをグッと抑えられるのが魅力ですが、数十年後の家の価値を保証しなければならないという側面もあります。だからこそ、将来も『価値が落ちない』丈夫で質の高い家づくりが、これまで以上に重要になってきます。 でも、日本の家って価値がなくなるのでは?……こう思われる方も多いはずです。実際、日本の木造住宅は築20〜22年で価値がほぼゼロになると言われてきました。
だからこそ、この「残価設定型」は、どんな家でも使えるわけではありません。銀行側も「30年後も確実に価値が残る」と認めた、ごく一部の高性能な住宅や、立地の良い土地に限定されるのが実情です。
「ローンに合わせて家を建てる」のではなく、「数十年後も価値を認められる家を建てるから、このローンが選択肢に入る」。この順序を間違えないことが、将来の自分を守る最大の防衛策になります。
沼津市**の土地の購入について検討をしています。敷地の一部が土砂災害警戒区域、および、土砂災害特別警戒区域に指定されており、また、自然公園法にかかる土地です。建築許可が下りるのか、また、下りる場合も傾斜地であるため、どのように建物を配置することが可能なのか。基礎工事について、どういった工法が想定され、費用感はどのくらいが想定されるのか等、進め方からご相談させていただきたいと考えております。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
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建築家紹介センター様サイトにて建築家さんと繋いでいただきました、**と申します。まだ成約とまでは行っていないのですが、たいへん良い方と巡り会えたように感じています...
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有難うございました。 6人の建築士の方から資料やご連絡をいただき感謝しています。
内容は、...