家づくりにおいて、いろんな当たり前があります。
その当たり前を考え直してみると、もっと自由な
家づくりができるんじゃないか。
そんなことで、ずっとお話してきてます。
昨日は、駐車場の床仕上げについてでした。
コンクリートでは殺風景なんじゃない??
って思う方に対して、スタンプコンクリートを
ご紹介しました。
良さはあるものの、気になる点もあるので、
その辺も考えつつ採用してくださいね。
そんなお話でした。
今日はその続きです。
いろいろと紹介してくれたけど。。
できるだけ安く仕上げたい場合は、どれになります?
ご紹介してきた中であれば、土間コンクリートが
一番お値打ちになります。
とはいえ。
土間コンクリートだって、結構金額しますから。
では。
駐車場=土間コンクリートを外してみると、
もう少し違う方法だってあるんです。
自宅用ではなくて、郊外の空き地とかを使った
駐車場の場合って、どんな仕上げになってましたか?
砂利が敷き詰めて合って、ラインはトラロープ。
そんなイメージありませんか?
ちなみに。
砂利よりも、ごつごつした砕石の方が多いですが。
土のままだと、雨の日にぬかるんだりするし、
ワダチができやすいので、砕石を敷いたりしてます。
同時に、雑草対策にもなりますし。
ただ、それを注文住宅の駐車場に採用するの??
って思いましたよね、きっと。
機能的には満たしているので、全然ありじゃないですか?
コストは圧倒的に安くできますよ。
ただし。
採用するには、大事なポイントがあります。
もし砕石敷にするのでも、道路側1mくらいは、
土間コンクリートにすることです。
なぜかというと。
道路際まで砕石があると、道路に砕石が跳ね出して、
クレームになる+砕石が減っていくから。
それだけでなく、道路側溝がある時は、地盤が沈むと
側溝に負担がかかり、破損する可能性もあります。
それに、雨水や下水の最終桝とか、水道メーター等が
露出していると、地盤が沈んだ時に、引っ掛けたりして
破損する可能性がありますから。
安く済ますはいいけど、他に影響がでてしまうのは、
避けたいでしょうから。
安易に砕石にしない方がよいですよ。
明日に続きます。