Oranque|自邸

●設計事例の所在地: 
高知市
●面積(坪): 
29.99坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建物外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

”Oranque”は、建築家 × 不動産|高知K不動産 と共に土地探しからスタートしました。

ようやく探し出した土地は、永らく駐車場として使われていた変形敷地で、街中でありながらも身近に自然を感じることができ、東側に隣接する駐車場以外は全て開けているという、まさに自分たちのライフスタイルに合った理想の場所でした。

ただ東側にある隣地(駐車場)に対しては、将来的に集合住宅なども建つ可能性がある事から、開口部は必要最小限とし、コンクリートの防火塀や敷地境界近くまで張り出した防火壁を設ける事により、先々に渡ってのプライバシーの確保と準防火地域の様々な法的制限を解決出来る様にしました。

また現況この全ての方位から建物が見える状況を考慮し、ファサードは建物外部に現れる雑多な線や生活上必要な窓を隠せ、外皮熱環境(断熱と日射遮蔽)を向上させるダブルスキン(高知県産材使用)とすることにしました。

​内部構成については、敷地外に広がる緑豊かな環境を暮らしの一部として感じ取れるようにするにはどの様にすればよいか?どうすれば屋外でも快適にくつろげるか?といった点に重点を置き設計をしました。

そこで設計手法としては極めてシンプルですが、夏の強い陽射しや雨を凌げる大きな屋根をかけ、その軒下を一年を通じ半屋外空間として使える様にしました。

玄関ポーチには 帰宅時の手洗いの他、庭で収穫した野菜や果物、釣ってきた魚を調理するアウトドアキッチンを据え、BBQ時に各々が好きな場所に腰掛けれるベンチや外部階段を設けました。

樹々の目線と同じとなる2階バルコニーは、私達家族と愛犬のお気に入りの場所であり、この住環境を最も肌で感じることが出来る場所となっています。

​リビングには吹抜けの様な高さのある空間が欲しかったのと、土手越しに垣間見える川を望みたいという思いからロフトを設けました。

ロフト空間には幅6mを超えるワークカウンターを設け、足置きには壁面収納棚の天板を利用しました。

このロフト空間が思いの外快適で、ワークスペースとしては勿論の事ながら、現在子供から大人まで昼寝スペースとしても重宝しています。

周辺環境が良く、1年の大半を屋外で過ごす事が出来る高知県において、屋外と日常生活をいかにシームレスにリンク出来るかと常々考えながら設計をしている設計者の自邸は、最終的には建物の半分近くが半屋外となった訳ですが、日々積極的に屋外で飲食する家族の姿を見ると、改めてこのコンセプトの大切さを感じることが出来ました。

その他の画像: 

東面外観を隣地駐車場越しに見たところ。

防火壁が張り出している。

玄関ポーチ|大屋根がほぼ全ての半屋外空間を覆っている。

アウトドアキッチン|帰宅時の手洗い・BBQ時の下準備など様々な用途で使用

2階リビングダイニング|壁面に貼ってある石は琉球石灰岩

手摺に用いた杉板は、借家時から用いていた物を転用

ロフト|6m超えのワークカウンターは、堀こたつのように座ることが出来る。

2階バルコニー|周辺環境との連続性を感じられるように、立上りは設けていない。 植栽はジャカランダを1本植えたのみで、他は全て既存の植栽

I-2597、アパートのボリュームチェック及びラフプランを作成頂ける建築士の方(東京都)

ユーザー JOJO の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

東京23区で新築アパート建築を企画している不動産投資家です。
当方が探した土地に対して、アパートのボリュームチェック及びラフプランを作成頂ける建築士の方を探しております。ボリュームチェック毎に実費をお支払いいたします。
もちろん良いプランが入り、土地が購入できた場合は設計・施工管理もお願いする可能性もあります。東京の狭小地・変形地でのアパート設計のご経験のある先生が希望です。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





I-2596、今住んでる離れの平屋の間取り図(愛知県)

ユーザー kozu の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

今住んでる離れの平屋の間取り図を書いて頂きたいです
古い離れに増築した平屋ですので図面など何もありません
どのように依頼するのか幾らかかるのか
伺いたいです
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-2595、RCの二階建て(陸屋根)に増築(東京都)

ユーザー ベルデ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

お世話になります。築48年のRCの二階建て(陸屋根)に、新たに3階部分と屋上が使用できるような別基礎の増築は可能でしょうか?北側隣地に高さ12m超鉄骨造4階建て共同住宅の開口部から拙宅が丸見えになります。プライバシーの侵害は耐えられないので、せめて、拙宅の屋根を越えて庭の先(南)まで見えないようにするために、3階と屋上を使って高い塀(10m)代わりにして、近隣の皆さんとの老後の楽しみを共有できるスペースを増築したいのです。そんな計画は可能でしょうか?
計画予定地:東京都中野区
土地:自己所有
建物についての希望:3階と屋上までのエレベーター設置
予算:5,000万円
建築家に相談したいと思った理由:ハウスメーカーでは対応できないと思ったから。既存のRCの二階建てとのコラボは難しそうで、しかも見た目が変にならないようなデザイン性も必要と考えたから。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

こちらの家。

実施設計は一旦完了していて、確認申請の手続きを完了

しているのですが。。

昨日、お客様と打ち合わせがありました。

ここ数か月、ずっと忙しかったようで、図面を見れていなかったようですが、

最近、図面をご覧になって、変更が出てきた様子。

しかも。

構造的なことも含めての変更になるため、再度構造計算!!

構造計算を2度行うなんて、レアケースですから。

ここまで来て、なんとなく気が付いた方がいるかも。

実は、こちらのお客様は、建築の玄人です。

どんな玄人かって?

熟練の現場監督なんですよね。

何件か、工事をお願いして現場管理してもらってます。

ずいぶん前に、設計を依頼していただいて、

進めてきました。

さすがに、プロなので、こだわるポイントもプロ目線。

自身のこだわりはもちろんですが、ある意味「実験的な」ことも

積極的に取り入れてます。

なので。変更は結構あったりします。

さすがに、実施設計が完了しているのに変更される方って、

珍しいんですから(笑)

ただ。

私も、その実験的なことに興味があるので、

変更は大歓迎。

でも。。。

昨日気が付いたのですが、完成した家をモデルハウスとして

公開する!なんて言ってたのですが。。。

工期がギリギリになってしまったので、なくなってしまいそうです。

残念。

プロとプロが試行錯誤した家なので、

興味のある方には、ご覧いただきたかったんですが。

おそらく、人数は限定的ですが、見学はできるかも。

また、こちらで告知しますので、お楽しみに。

じつは。

最近、建築の玄人との家づくりって、多いかも。

プロから、設計をお願いしてもらえるのって、

なんだか、評価されてる感じがして、うれしいです。

それに恥じないよう、しっかり進んでいきます!!

午後は、別の家づくりの打ち合わせへ。

こちらは、基本設計の最終段階で、

予算とバランスを確認するプロセスでした。

減額案を取り込みながら、追加のお話も聞きながら。。

最終的には、予算とのバランスはOKとなって、

次のステップに進めることになりました。

9月の着工に向けて、まい進していきます!!

そうそう。

こちらは、とある家づくりの現場。

途中で寄ったのですが。。

雨の合間をぬって、外壁の塗り壁を仕上げてくれてました。

といっても、雨が直接かかるところは、

数日晴れでないと施工できないので、

玄関周りだけ、先行して仕上がってました。

今回は、少しクリーム入ってますが、

基本的には、パキッと白の塗り壁!!

コルビジェ等近代を感じさせるようなデザインなので、

とても楽しみなんですよね。

早く、梅雨があけないかなぁ。。

なんて思ってみてました。

いろんな家づくりが、順調に進行中。

毎日楽しませてもらっています。

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

間口が狭く、奥行きが長い「うなぎの寝床」の土地に建つ住宅では、建具や収納家具などのインテリアもこの特徴的な空間において重要です。 

間口が狭い空間では、収納家具(スペース)も壁付けの出来るだけ長手方向に配置することが有効で、階段下スペースはトイレのほかに収納スペースとして有効活用出来ます。 

外壁面に収納スペースを設置する場合には、床から天井まで全面収納だけではなく、地窓や高窓(ハイサイドライト)を設けることで、視線が抜けで空間がより広く感じられるだけではなく、採光や通風も確保出来ます。 

うなぎの寝床のような住宅では、奥行き方向(長手方向)の外壁面が多く、両側には隣家が接近している状況も多いので、採光や通風の確保に工夫が必要です。 

奥行き方向(長手方向)に並ぶ空間を壁で床から天井まで固定して区切ってしまうのではなく、框戸や障子、格子戸などの引戸で間仕切ったり、上部を開閉式の欄間にしたり、スリット窓にしたりと可動式の装置を適切な位置に設けることにより採光と通風を確保出来ます。

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

変形地とはどのようなものを言うのでしょうか。多くは形が四角くなくて歪んでいるもの、例えば三角形やひし形、あるいは台形などのような形のものをイメージされることと思います。都心部などでの狭いこのような敷地の場合には、建蔽率や容積率を限界まで使って建築することが求められます。
そのような場合には、その敷地の形に逆らわずに変形のプランを作ることが有効です。写真の計画は敷地が18坪足らず、建築面積は14坪ほどで、5階建ての店舗併用住宅の案件です。配置図でお分かりのように、敷地の形に素直に作ってありますので、建蔽率80%ぎりぎりまで作っています。このように、変形地が狭い場合には建物も変形で対応して造るということが必要になります。ただ、このようにする場合には構造的な問題を合理的、経済的に解決することが肝要です。この建物の場合は、鉄骨造を採用し、4本の柱はきちんとした四角の配置にして、周囲は床を張り出して空間を作っています。

ユーザー アーキシップス京都 古前極 の写真

高気密高断熱住宅を計画する際、もっとも注意する3つのポイントがあります。
それは、
1 断熱 外壁・屋根天井・床の断熱材で、熱・冷気の出入を防ぐ
2 気密 開口部(窓や扉)や屋根天井・壁・隙間の、空気の出入を防ぐ
3 換気 室内温度を保持できる換気扇を採用する

「"断熱"と"気密"はわかるけど、換気扇が重要なんですか?」
と思われても不思議ではありません。
それどころか、
「換気扇を回すとうるさいので、いつも止めてます。」
「夏は窓を開けるし、冬は回すと寒いので、換気扇は使いません。」
と言う声もよく聞きます。
文字通り空気のように意識しないので、改めて言われてもピンとこないのですが、人体にも建築にも換気はとても大切です。
1日にご飯を食べるのは3回、水を飲むのも複数回ですが、呼吸は一日に2万回前後。 人は室内の空気を体内に取り入れて生きています。
口から摂取する食べ物の質と同様に、換気で得られる空気の質も健康を左右します。
そして建物にも、大きく影響します。

吐く息は二酸化炭素が多い

換気の役割をまとめます。
1 空気をよくします
人は呼吸により酸素を取り込み、二酸化炭素を吐き出して生きています。
締め切った空間で呼吸を続けると、酸素濃度が低下して、二酸化炭素濃度が高まり「空気が悪い。」と感じる状態になります。
気分が悪くなるだけでなく、集中力が途切れる、イライラする、頭痛がする・・・など、身体症状につながることもあります。
換気によって新鮮な空気を取り込んで、快適な空気を得られます。

酸素濃度が低下すると

2 湿度を調整します
人の生活は、湿度を放出します。
そこにいるだけで、呼吸や皮膚呼吸によって人体から水分を放出します。
もちろん、料理や洗濯、入浴などの生活行為からも、水分を発生させています。
室内で洗濯物を干したり、乾燥機を回すと、大量の水分が室内に拡散し続けます。
換気で水蒸気を屋外に排出し、水分が室内に留まってカビや湿気の原因になる現象を抑制します。

3 塵埃や化学物質を低減します
人の生活は水分だけでなく、生体由来の微小なチリや洗濯物の繊維を発生させます。
また空気中にはカビの胞子や雑菌、花粉、PM2.5のような化学物質、におい成分も含まれますが、服についたまま外出先から室内に持ち込むこともあれば、開けた窓から入ってくることもあります。
これらを換気扇で排出し、吸気口からフィルターで異物を排除しながら新鮮な空気を取り込むのが、換気の役目です。

換気不足は汚染空気の元凶

4 温度調整します
室内で温められた空気は上昇し、天井近くに設けられた換気扇から排出されます。
排気によって負圧になる室内には、吸気口から外気温の空気が流入します。
その仕組みが、自然な温度調整機能を果たします。

日本の住宅では第三種換気、換気扇による強制排気が一般的でした。
トイレや浴室の換気扇をつけっぱなしにすることで、室内に空気の流れを作り、住宅各部の吸気口から常に新鮮な空気が入る仕組みです。
ところが、一般的な換気扇や吸気口は家の外壁に穴を開けて設置するので、断熱と言う観点からは大きな弱点でした。
いくら高性能の窓をつけても壁に穴がいくつも空いていたら、性能は一気に低下します。
そこで重要なのが「室内温度を保持できる」換気の方法です。

高機能換気で室内はいつも清浄

このコラムは、注文住宅を計画する方の参考になることを目的に、弊社の経験に基づいて書き下ろします。
トピックス、技術、経験の内容は、主観に基づくことをご了承ください。

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

用途地域によっては外壁を敷地境界線より1Mセットバックする指導の場合があります

法律は例外もあり、次の条件を満たす場合は、外壁後退の緩和措置を受けることができます。
後退ラインからはみ出す部分の外壁の周囲の長さが3m以下であること
軒の高さが2.3m以下で、かつ外壁後退線よりはみ出す部分の床面積が5㎡以下であること。

また建ぺい率の算定ではバルコニーの奥行が1m以上ある場合には建ぺい率算定に
含まれることになりますので、外壁後退と合わせて扱いを留意する必要があります。

一級建築士 南 俊治

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

ハウスメーカーのモデルルームは大概、広くて整形の土地を想定して作っています。
しかし現実手に入る自分の土地はそのようなものばかりではありません。
できてからモデルルームのイメージと違うと不満が生じても仕方がないケースが
まあよく見受けられる景色です。
そこで変形地であっても、それなりの工夫次第で建物を住みこなせる実例を
写真で説明をしています。三角形の狭小住宅です
プランはすべてが三角であると落ち着かないので、寝室は和室などは
整形としていますが、その他の遊びの空間には敷地形状に合わせて
ダイナミックに創ると他ではない差別化と個性的な住まいが可能となります。

一級建築士 南 俊治

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