容積率については、皆様よくご存じだと思いますので、ここではご説明は省きます。(容積率という表題で別に小文を書かせていただいておりますのでそちらもご参照ください)敷地が接する道路の幅員によってその容積率が変動することがあります。12m未満の幅員の道路ですと、用途地域が住居系地域の場合、道路幅員の0.4倍までになります。(決められた容積率以下かつ0.4倍ということです)商業系、工業系の地域ですと0.6倍までとなります。(これも決められた容積率以下かつ0.6倍)これらは容積率が低減される規定ですが、これとは逆に割り増しされる規定もあります。こちらはちょっとややこしいので、簡単に概要だけご説明します。敷地の前面道路が特定道路と言って幅員15m以上の道路につながっていて、敷地がその特定道路から70m以内にある場合、前面道路が6m以上ある場合に限りますが、その前面道路幅員を割り増しして計算できるというものもあります。詳しくは設計者にご相談ください。
容積率は、基本的には用途地域ごとに規定された制限が適用されますが、その土地が面する前面道路の幅によって変わることもあります。つまり、土地に面した道路の幅が狭い場合は、容積率がさらに制限を受けるということです。
(1)第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域 4/10(2)第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域、第一種住居地域、第二種住居地域、準住居地域 4/10(3)その他 6/10
例えば、上記(1)(2)の住居系の用途地域で、指定容積率が200%の土地が幅4mの道路に面している場合、基準容積率は「4m×40%=160%」です。 容積率は指定容積率・基準容積率のうち厳しい数値のものが適用されるため、この土地に家を建てるには容積率160%以下でなくてはなりません。
兵庫県で新築マンションを企画しており、想定の建物が建てられるかのボリュームチェック、ボリュームだしをお願いしたいです。継続的に発生するので早さと価格を優先させて頂きます。直近で1件お願いしたいものがありますので宜しくお願いします。今後も兵庫県が中心となります。宜しくお願い致します。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
大人が集まって、いろいろ議論してます。
こちら。
とある家づくりの現場のワンショット。
現場監督や大工と一緒に打ち合わせなんですが。
現場での納まりについて、白熱した議論となりました。
詳細な図面で、こういった納め方をするように!と
指示はしているのですが、現場になってみると
理想通りに納まらないことがあったりします。
例えば、図面ではピッタリなところに、
電気配線が通過する場合、その分、うまくいきません。
電気配線を別ルートにできないのか。
建築サイドの調整でうまくいくのか。
変更が必要なのか。
など。
考え方や方向性によって、いろんなやり方があります。
その中で、お客様が意図していることを
最善のカタチで実現できる方法がどれかを議論していきます。
面白いのですが。
現場関係者の方々は、「納まらない」ということで、
頭が固くなってるケースがとっても多いです。
そんな中、私が、少し違った視点を提示して、
その固まった思考を解きほぐしていく感じ。
起こってることを、フラットに見極めて、
何が最善かを、みなでアイデア出して検討して、
形にしていくことが大事だと思っているからです。
昨日は、そんなこんなで、2時間予定の打ち合わせが
3時間半!!になってしまうほど。
しっかり検討して、意思決定できました。
ちなみに。
次の打ち合わせがギリギリセーフでよかったです。
東海地方は、昨日午後は雨でした。
結構な量が降りましたね。
午後は、新しく家づくりを考えている方へ、
計画案をプレゼンしてきました。
こちらの方。
実にユニークな要望の持ち主。
ビックリするほど、厳しい予算(笑)で、
やりたいことが、いろいろあって、
なんといっていいのか。すごいんです。
二人の建築家にプレゼンを依頼しているそうです。
(その一人が私です)
私の中では、これまでの活動の中で、一番低い予算設定。
その予算内で何ができるのか?
そのチャレンジでもありました。
工務店と一緒に、細かなところまで、絞り込めるところは絞って、
何とか予算内で、ご提案差し上げました。
できるもんだなぁ。って思いましたね。
おそらく、分譲住宅より低いかも。なレベルですから!
ただ。
かなり制約はあるので、実際は、もう少し予算を上げていただいて、
将来性も見据えた家にしていただきたいなと思いました。
ちなみに。おそらくですが。
他の建築家さんでは、この予算は、実質無理でしょうね。
なんだか変に自信があったりします。
それはそれですが。
比較検討されてから、結論を出されるそうです。
さて。どうなるのか。
楽しみにしておきます。
木梁を表しにしたこの空間は、玄関ホール、リビング、ダイニング、キッチン、事務室が連なります。 必要に応じて引戸で仕切ることが出来ますが、普段はオープンにして広々と使います。 ローコストに抑えるためのチャレンジでしたが、フレキシブルに皆が集う空間になりました。
障害を持つ人たちのグループホーム。ご家族の元を離れて、ご自身でくらしていく為のすまいです。梁をあらわしにして木の素材感を出したり、外観そして階段や水周りには色やデザインの遊びを加え、ここでのくらしが楽しくなるようにという思いを込めました。ローコストでも、限られた素材からのチョイスの仕方や色選びのさじ加減で、快適・安全で日々が楽しくなるすまいを創るというチャレンジをさせていただきました。
LDK側だけを引戸で仕切ったところ。 もう一つ手前の引戸を立てたら、事務室スペースが独立空間になります。
1階の入居個室
2つの方向から上がることが出来る階段
ペパーミントグリーンの手摺。 階段や水周りには色やデザインの遊びを加え、グループホームでのくらしが楽しくなるようにという思いを込めました。
グループホームの皆が集まる洗面ホール。 色やデザインの遊びを加え、グループホームでのくらしが楽しくなるようにという思いを込めました。
2階の入居個室
開所式の様子1
開所式の様子2
建て主さんからのご要望で多いのが、「収納を多くしてほしい。」です。
限られたスペースを有効活用するため、基本設計に入る前の段階で、どこに何を収納したいのか予め寸法等を確認しておくことが重要です。
やみくもに空いたスペースを収納にしてしまうことは、扉や棚板等の材料費と工事費が余計にかかるだけでなく、かえって窮屈で住みにくい家になってしまいます。
また、収納はなるべく目立たないように造り付けにしてスッキリさせたほうが効果的で、地震対策にもなります。
そんな造り付け収納で有効なのが、階段収納(階段下収納)です。
階段下部分は、スケルトン階段を除いて一般的には、トイレスペースあるいは収納スペースとなることが多いですが、階段がリビング・ダイニングにあるような場合には、階段下を収納スペースとして活用することが、私どもの事務所でもよくあります。
階段収納と言っても様々で、階段の蹴込み部分を引出し収納のように小分けにして利用するケースと、階段下部分をなるべく広く利用するケースがありますが、どちらかと言えば後者のほうが多いです。
収納部分もオープンにして見せる収納として使用するのか、それとも扉を付けて見せずに隠す収納にするのか、といった選択肢もあるので、何を収納するのかによって臨機応変に使い分けるのが良いでしょう。
拡大しすぎて、わかりにくいのですが(笑)
こちらは。
とある家づくりで撮影した、工事中の外壁です。
なかなか、こういったショットは見れないかもしれませんね。
何にフォーカスしてるのかというと、左端の縦ラインです。
こちらの外壁は、いわゆるサイディング(窯業系サイディング)。
日本で今、一番使われている外壁材です。
その中でも、こちらは、コーナー部分に特徴があります。
通常、コーナーは、L字型のサイディングになるのですが。。
こちらは、アルミの金物になってるんです。
何が違ってるのか?
スッキリしますよね。
それと、コーナーにコーキングがないのもいいんです。
こちらのお客様は、その辺にもしっかりこだわって
この外壁材を選定しているんです。
ちょっとしたことなんですが、ずいぶんと違ってきますので。
あと一週間もすると、外壁が仕上がってきます。
そうなれば。
足場が外れて、外観があらわに。。
楽しみですね!
珍しく、食べ物(笑)
すごい量のパスタなんですよね。
とある現場の監督と一緒に食事に行った際のショットです。
私がその現場で目指していたことがあって、
それをしっかりと意識しながら工事してくれて、
結果が出たんです。
そのお礼に、ランチをごちそうしたんですが
監督の希望が、このパスタ屋さんだったんです。
量は多いのですが、味もしっかり。
食事も会話も、盛り上がって、楽しい時間となりました。
引き続き、工事は頑張ってもらいます!
午後、とある家づくりのため、敷地を視察へ。
こちらは、その際に撮影した写真です。
今までに、いろんな家づくりをさせていただいたのですが、
ここまで尖がった敷地って、初めてかもしれません。
ストリートビューでは見ていたんですが、
やっぱり、現地で見ると、相当な鋭角(笑)
どんな風に使うのか。
しっかり考えたいですね。
しかし。
毎回思いますが、やはり、現地を見るのは大事。
いろいろと気が付くことができたのと、
ずいぶんとイメージを広げることができました。
さて。
どんな家になるのか。
私も楽しみですね。
ほんと。毎日楽しくて、ありがたいです。
近年、屋上やバルコニーに植物を植えることが多くなりました。防水性能が上がったことも起因しているのかもしれません。しかし雨漏り対策として忘れてはならないポイントを押さえる必要があります。
①植物の防根対策をして、防水層を傷めないように保護すること
②防水仕様では、水の浸入経路を特定できるよう明快な納まりとすること
③特に草屋根である場合には保水材を混在させた土壌とし、水を切るディテールとする。 また、暴風により草や土砂が飛散するのを防ぐ工夫もいるでしょう
一級建築士 南 俊治
不動産業者です。傾斜地に建売住宅2棟を建てたいのですが。 千葉市********(地区計画内)JR**駅徒歩6分の住宅街です。6m北道路~5m南道路の両面道路で、土地面積は85坪です。北道路と南道路の高低差が5.5m有ります。平坦部分は概ね3分の2です。少し地形が悪いところがあります。南道路ですので日あたりは良いです。 こう言う場所に建てる建築設計(建築確認取得&基礎伏図作成)をお願いできるでしようか。地理的になるべく面談の出来る範囲の先生を希望します。ただ、状況によっては他府県の先生でも拒むものではありません。 一応資料は揃えてありますのでご連絡を頂ければ幸甚です。これは安物の建売ではなく一種の「作品」と考えています。プライドを以て考案して頂ける先生をお待ちします。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
回遊動線とは、空間内で行き止まりになっていないグルっと回ることが出来る動線のことで、寺社仏閣や別邸等でよく見かける回遊式庭園が有名ですが、住宅のプランでもこの回遊動線は有効な手法です。
家事等をおこなう水廻りでは、回遊可能なプランにすることで移動距離(動線距離)が短くなるので、もっとも効果的と言えるでしょう。
しかし、住宅において回遊動線は水廻り以外の場所でも有効で、これを活用して使い勝手の良いプランが可能となります。
ただし、回遊動線は人間が動くということに他ならず、そのスペースを確保する必要があり、1つのスペースに出入口が複数存在するため、ドアあるいは引戸といった建具が余計に必要な場合があります。
一方で、回遊動線を長くすることで空間を広く感じられる効果もあります。
以前に私どもが設計監理をした「中庭のある平屋住宅」では、家の真ん中に中庭を設けたロの字型のコートハウス(コートとは中庭の意味)で、回廊のような回遊動線を配して、玄関ホールからグルっと一周して再び玄関ホールへ戻るようなプランにしました。
これにより、平屋でありながら行き止まりがなく、より広く感じられる空間でどこからでも真ん中の中庭を眺めることができ、出かける際や外出先から帰った際も結果的に楽で生活しやすいとの感想を建て主さんから頂きました。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
早速の御連絡ありがとうございます。すみませんが、昨日にご連絡があったところと一度お話しをさせていただくことになりました。申し訳ありませんが、...
沢山の方々にお話を頂きました。メールのやり取りでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、多少のパソコン操作は出来ますが「出来ます‼」と言えるほど上手ではありません。...
セルフビルドを手掛ける建築士さんもいらっしゃるとの記述に期待して申し込みましたが、全くの無反応に終わってしまいました。残念です。やはり、日本の建築業界の現状では、...