お住まいの中古住宅の内外装リフォームの設計監理をさせていただきました。場所は、神戸市垂水区。窓からは、明石海峡大橋を見ることができます。十数年前に、この中古住宅を購入され、今回のリフォームに至っています。購入時のローン残金と今回のリフォームの建築費用を合わせて、住宅ローンを再契約され、資金計画をたてられています。
2019(令和元年)もお世話になりました2020(令和2年)も変わらずどうぞ宜しくお願い致します20191228~20200105はお休みさせて頂きますみなさま良いお年をお迎えください(^^)/~~~
大島功市建築研究所http://ohkokk.boo.jp/
主を亡くし、暫く空き家となっていた築約40年程度の、ご主人のご実家のリノベーション+増築工事です。増築部は母屋と離れを繋ぐ渡り廊下兼作品展示のためのギャラリーです。このギャラリーは土間床となっているため地域の方々との交流の場としても機能します。いずれの永住に向けて水回りの機能を充実させ、およそ母屋の半分ほどをリノベーションしています。
ご主人の実家のリノベーション工事ですが、本工事の前の建物は先代の手によって、少し小割りな間取りになっていました。そこを暮らしやすい元の四つ間の良さを引き継いだ間取りに戻し、板間と畳の間を存在させて現代の暮らしに対応する内容にしています。
キッチン脇のワークスペース
ダイニングからリビングを見る
ダイニングからキッチンを見る
黒いフスマの向こう側は元の和室が残っています。
屋外からリビングを通しリビングを見る
勝手口
母屋と離れを繋ぐ土間に設けたギャラリー
ギャラリーの突き当りを右に曲がると離れにつながります。
増築した部分に勝手口を設けています。
親世帯が住んでいた旧宅を解体した後、息子家族のために新築した住まい。比較的コンパクトな敷地に建つ総2階の住まいには開放的な吹抜があり、総2階の住まいにありがちな閉鎖感を解消している。そのため、温熱性能には十分配慮し、冷暖房期にはエアコン1台で快適に暮らせる住まい。
南側の隣家が近く、日当たりが確保出来るかどうか。
コストを抑えた上で温熱性能を十分確保し、デザインや家事動線に優れたプランの住まいの提案。
内装には自然素材を多く使用しナチュラルな空間として、手触り足触りにも温かみを持たせ、温熱性能を確保するため、充填断熱+付加断熱の高断熱仕様とした。
上部が吹抜になっているリビング空間。
リビングには大きな土間があり、外のテラスと連続した空間となる。
リビング・土間と連続するテラス。
吹抜上部にはトップライトが設けられ、LDKの中央へ光を導いている。
自然素材が多く使われているLDK。
「自然素材の家」と聞くとどのような家を想像されますか?床の一部に無垢材が使っているだけでももしかしたら、そうなのかもしれませんし構造材や、床や壁、天井の至る所に無垢材が使っている家も、そうなると思います。 人それぞれで、捉え方は異なりますが一つ言えるのは無垢材、若しくは自然に存在する状態から大きく手を加えられていない状態の材料が使われていると言う事だと思います。 かく言う当方が手掛けさせて頂いたお住まいでも構造材や仕上げ材に杉や桧を始めとする材料をふんだんに使用します。
これらの材料は傷も付きやすいため好き嫌いが、はっきりしますが材料の持つ温かさを気に入って好まれる方も多いです。
さて、これらの材料は当然、乾燥の状態や湿度の状態により動きますので動きが大きすぎる場合は何らかのメンテナンスが必要になります。
木であれば削れば良いとか土であれば、塗り直せば良い程度に、あまりシビアになり過ぎないこともこれらの素材と上手く付き合うコツです。
話がぼやけてしまうため少し具体的な方向に戻します。 例えば無垢材の床についてメンテナンスのお話をします。
無垢材の床は普通に掃除機で掃除したりお掃除モップやホウキなど掃くことは全く問題なく可能です。 但し、雑巾の水拭きなどは材料が水を吸ってしまうため、頻繁にしない方が良いと思います。
基本的には年に1度程度、無垢材用のワックスや塗料などを塗ってあげるのが理想です。
又、汚れがひどい場合は専用のクリーナーもあります。当事務所も杉板を使用しているのですが汚れが酷かったため、このクリーナーを使用してメンテナンスをしました。
肌から垢が落ちるように床を擦るとボロボロと汚れが剥がれ落ちて元の木肌が蘇りました。
保育園の設計では園児にとって良好で健全な室環境であると同時にそこで働く保育士さんにとって、日々、使いやすい間取りであること、および園児の姿が見えづらく、死角にならないことなどが大切です。 保育園について株式会社 竹内建築研究所 竹内健さんに伺いました。
元々は私の自宅の地域のつながりで、長年にわたり保育園を経営されている社会福祉法人様との出会いが始まりではあります。その後、保育園関係の横のつながりで別の社会福祉法人様をご紹介頂いたこともあります。 また、その実績でこちらのサイトから弊社に保育園の件でお問い合わせを頂くこともありました。
以下のような点について留意して設計を進めております。
特に差別化を意識することはありませんが、その保育園ごとに保育方針が異なりますので、結果として、同じような間取り、仕様、設備にはなりません。なお、設備、特に通信分野について、日々に技術革新が進んでおりますので、新しい情報を得ておくようにはしております。
メリット・デメリットは以下のようです
弊社では、認定こども園の相談も受けており、計画を開始する準備をしております。
認可保育所の建設には所轄行政との補助金の事前相談(その地域に保育所のニーズがあるかどうか、またどのくらいの定員が必要か、など)が計画の前段階で必要です。弊社はその前段階から園舎が完成するまで、補助金申請で必要な設計図や書類の作成など、お手伝いをさせて頂いております。
まずは、上記の通り、どの地域でどのくらいの規模が必要かについての行政との事前相談が必要です。そして、新規法人設立、保育園新設などの場合は、どのような保育をしたいのか、保育方針を固めることも重要と思います。行政との相談も含め、初期の段階からご相談を頂ければ、と思います。
開業コンサルと一級建築士事務所として設計・工事監理を専業としている弊社とでは業務分野が基本的に異なります。それぞれの分野で業務を行い、協働して進めることのメリットはあると思っております。
近年、新設園の開設にあたり、近隣住民の方々との関係がとても重要になってきております。弊社では設計段階や工事着手前に行う住民説明会に事業主様とともに出席をさせて頂いております。きちんと事前に話し合いの場を設け、よく先方様の話を聞く、など、手順を踏んでゆけば、ご理解を頂くことができると思っております。また、そのようなことのお手伝いも弊社の業務と考えております。
周辺は住宅や農地があり、落ち着いた緑豊かな環境にあります。この良い環境に調和した外観、色彩であるように計画をしました。
資源や環境を大切にする観点からソーラーパネルの他、雨水貯留槽を地下に設けて、中水利用をしています。保育室の床材など、素材の選定には、これまでの経験など、園との話し合いのなかで決めました。
たまたま、私の住まいの地元でもあり、長いお付き合いをしてゆきたいとの姿勢で業務にあたりました。できるだけ、建築主の保育方針、使い勝手などの要望に応えるようにしました。デザインについては独りよがりではなく、話し合い、その重要性などを理解して頂くように努めました。
既存園を運営しながらの増築工事で、音、振動、備品等の移動など、工事上難しい部分がありましたが、工事中は毎週現場定例会議にて施工会社と園と密に連絡をとることを留意して工事監理をしました
明るく、風通しがの良く、園児にとって安心・安全な環境、保育空間であること、また、スタッフにとって使い易い動線であること、など保育園として当たり前の機能を法人様のご要望を取り入れながら、実現するように努めました。
さて、表題の件について少しお話します。住宅密集地という括りでの対策ということですので、まず住宅密集地での特異性について考えなくてはなりませんね。いろいろと考えてみましたが、ひとつは、まずこういう地域は敷地が小さいことがあげられます。となると住宅も敷地境界ぎりぎりに建てられていて、隣家と接近しているという状況があります。それと、道路が狭くて場所によってはそこに比較的多くの車が侵入してくるということもありますね。車が入ってこないような場所ですと、あまり多くないですが子供たちの格好の遊び場所になっていることもあります。(昔は、道路で遊ぶ子供たちが多かったですが、いまはほとんど見かけませんね)特に最近は廃品回収の民間の車が大きな拡声器音で回っていることが多く、病人がいる家ではとても気になることがあります。このような車は大体遠方から来る事が多く、なにか苦情を避けるためのような気がしてしまいます。 といった状況を考えると、外部からの騒音発生源は空調機室外機、車、子供たちの声等々でしょう。内部から外へのものは生活音の音漏れ(特に水に関連するもの)や音楽やテレビあるいは楽器練習などの音が外に漏れてくるということもあります。 これらの音に対して対策をとるということになると、基本的には開口部に工夫を凝らすということになります。現在の住宅ではほとんどがアルミサッシを使っていますので、これの遮音性能の高いものを使う、または2重サッシにする、雨戸のようなものをつけるといったことが考えられます。それと換気装置についても防音タイプのものにすることも考えられるでしょう。外壁や屋根については使われる素材を慎重に選んで設計することが必要になります。構造素材がコンクリートですと比較的防音について性能がよいのですが、木造ですと使われている材料が重量の軽いものが多いので、比較的音は通過しやすいということになります。ですので、重量のある石膏ボードを2枚張りにするなどの配慮も必要かもしれません。躯体内に遮音用のシート(多くは特殊なゴムや鉛)を使ったり、窓にかけるカーテンに遮音防音のものを使うなどといったことも考慮すべき点かと思います。敷地を囲う塀を作る場合には、植栽等で造るとこれも音に対して有効な対策になりますし、環境もよくなるという利点もあります。 いずれにしても、建築費に影響していくことですので、どの程度までにするかという決断は悩みの多い事柄になります。基本的には、室内の音を外部にはなるべく出さないようにしていくという気づかいが各ご家庭で必要なのでしょうが、あまり神経質に考えるとそれがストレスになるということもありますので、何事もほどほどに…でしょう。
昨日、とある家づくりのため、
打ち合わせへいってきました。
打ち合わせといっても、お客様ではなくて、
工務店含む関係者での打ち合わせ。
プレカットという骨組みについて話をしながら、
そこに関連する、いろんな内容についてです。
階段との取り合いはどうか。
手すりの収まりはこうしたい。
将来の取り替えを考慮して、こんなことをしたい。
設計図面には記載しているものの、
しっかりと伝わらないといけないので、
改めて、言葉にして話してきました。
弊社では、結構細かな図面まで作図します。
しっかり現場に指示できるように。
それでも、意図が伝わりにくいと感じることも。。
詳細な図面を描かない場合は、そういったところは
工務店におまかせになってしまってます。
もし、大事なポイントだったら。。
せっかくの家づくりですので、その意図は
しっかりと共有することが大事だと思います。
ということで、昨日は、
とってもいい打ち合わせになりました。
午後は、お客様と打ち合わせへ。
こだわりの強いお客様なのですが、
ずいぶんと内容がつまってきています。
昨日は、基本設計を取りまとめて
提示してきました。
年末年始に、ゆっくりと時間がとれるそうなので、
基本設計書をもとに、じっくりを確認して
検討していただきます。
とってもユニークな家になるので、
今から楽しみでたまりません。
いろんな家づくりが進行中。
毎日楽しませていただいて、感謝ですね。
玄関土間より「公」の空間(リビングダイニング+ライブラリースペース+ゲストルーム+キッチン)をみる。撮影:堀内広治
都内のビンテージマンション1室のフルリノベーションの依頼でした。改修前はT字型の間取りで、Tの字の脚元先端に玄関、そこからのびる中央廊下、廊下を挟んだ左手前にトイレ、右手前にキッチン、左奥に洋室2室、右奥にリビングダイニングと障子で隔てた小さな和室、廊下の突き当たりが浴室という配置でした。この特徴的なT字型の間取りを最大限に活かすこと、自ずとこれが設計の重要なテーマとなりました。これに加え、建築主からの主な要望は次のようなものでした。
・友人を招くことが多い為、ホームパーティーに適した場所にしたい・招いた友人や上京した両親が宿泊できるスペースがほしい・自宅でもちょっとしたデスクワークのできる書斎のようなスペースがほしい・将来的に分割できる明るい子供部屋がほしい・素材感にこだわった家にしたい
はじめて現地を訪れた際、現状のポテンシャルの高さに特に何もする必要がないと感じました。私たちが作為的にやったことはただ1つ。小さく暗い印象だった玄関とその先につづく無駄に長い廊下を統合し、タイル貼の広めの玄関土間としたこと、これくらいです。
土間を軸に、右側に「公」の空間を、左側に「私」の空間を配置しています。家の中心部を貫く、この通り土間状の玄関が「公」と「私」に空間を明確に分かち、T字型プランをより強調します。
「公」の空間は、クライアントの求めるデスクワークスペースを確保すべく、元のリビングダイニングを長手方向に分割する巨大なマントルピースのようなモルタル製の腰高の収納を配置、その上部に設置したスチール製の格子窓とともに緩く仕切ることで、リビングダイニングに附属するライブラリースペースを新設しています。元の和室はリビングと同じ床材で仕上げ、通常はリビングの延長空間として、来客時は引戸で間仕切りゲストルームとして機能します。
「私」の空間は、限られた面積のなかで、クライアントの求める子供室、寝室、多めの収納を確保すべく、元の洋室2室の間仕切を無くして大きな正方形の空間をつくり、その中央に入れ子状に夫婦の寝室を配置、その周囲半分に子供室、もう半分にクローゼットを配置しています。
両空間で素材も使いわけ、T字型プランの特性を素直に活かしたメリハリのきいた家となりました。
玄関扉付近より玄関土間をみる。土間の奥、右側に「公」の空間を、左側に「私」の空間を配置。撮影:堀内広治
リビングダイニングをみる。天井のコーブ照明は、四隅をアールに仕上げた柔らかな光天井。撮影:堀内広治
ダイニングよりゲストルーム方向をみる。ゲストルームは、片引きの引戸で間仕切ることも可能。撮影:堀内広治
リビングダイニングとライブラリースペースをみる。モルタル腰高収納+スチール格子窓で緩く間仕切る。撮影:堀内広治
玄関土間より「私」の空間(寝室+子供室+ウォークスルークローゼット)をみる。撮影:堀内広治
将来的に2部屋に分割予定の子供室をみる。若草色の黒板塗装で仕上げた壁の裏側に夫婦の寝室を配置。撮影:堀内広治
子供室より玄関土間越しに「公」の空間をみる。入れ子状の寝室の周囲を子供室とクローゼットが囲む。撮影:堀内広治
キッチンよりリビングをみる(夕景)。I型のメインカウンターとL型+センター配置のサブカウンター。撮影:堀内広治
キッチンよりダイニングをみる(夕景)。ダイニングテーブルはアサメラの1枚板とスチール脚で造作。撮影:堀内広治
ダイニングよりキッチンとゲストルームをみる(夕景)。古材で仕上げた壁の裏は独立型のキッチン。撮影:堀内広治
数か月前に竣工したクリニック。
とっても落ち着いた雰囲気で、居心地がすごくいい。
ザ・クリニックではないのが魅力ですね。
こちらのクリニック。
とてもいい立地のビルへ移転されたんです。
その設計に関わらせていただきました。
住宅専門の建築家じゃないの?
そんな声が聞こえてきそうです(笑)
ご縁があって、設計に関わらせていただきました。
「特別」ですかね。
住宅の設計には、独自のノウハウがあるように、
店舗設計には、独特のルールがあります。
なので。敢えて切り分けて考えてきたんです。
でも。
それは、とても一面的でした。
久しぶりに住宅以外に関わらせていただいて思ったこと。
それは。
居心地を大事にするという意味では、
住宅の設計スキルが、店舗にも応用できるということ。
店舗をメインで設計されている方々にはない
住宅専門だからこそのアイデアなんかもあったりしました。
なので。
住宅のような居心地よさを求めたクリニック等であれば、
固定観念がないこともあって、ユニークな内容にできます。
これからも、そういったニーズがあれば、関わらせていただこうと思います。
新しい世界に気づかせていただいた、この仕事に感謝ですね。
昨日は、すんごい晴天でした。
空の青さが、尋常ではないですね!
ちなみに。
先ほどのクリニックですが、このテレビ塔を望める場所にあったりします。
とっても素敵です。
先ほどからすると、煩雑な感じですが。。
とある家づくりの現場。
昨日、現場打ち合わせへ行ってきました。
石膏ボードがずいぶんと張れてきていました。
大工さんがコツコツ進めてくれるおかげですね。
そうそう。
この家。周囲は住宅密集地。
なのに。
この光。
この時期、太陽が一番低い時期なのに。
どうですか???
これだけ光が取り込めると、一年中、
明るく爽やかで心地よい住まいになりそうです。
これから、仕上がりが楽しみです。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
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