江戸川台の家

●設計事例の所在地: 
千葉県流山市
●面積(坪): 
49.25坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

和風モダンな外観

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

施主の希望は“丈夫で長持ちする家”、“安全な家”、“快適な家”、“省コストな家”と具体的な要望が多く、それぞれのバランスを考えて基本設計・実施設計を進めた。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

分離発注『オープンシステム』の建築に共感いただき、
「家を建てるということは、ブランド品を買うような行為ではなく、皆で造り上げていく創造的な行為だと思います。心を込めて丁寧に造り上げた世界にひとつしかない○○邸をお願いします。」
という施主の想いを設計コンセプトに基本設計では十分な時間をかけ、様々な提案、検討を重ねた。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

構造に関する耐力壁には、面で支える構造パネルを採用。壁倍率も大きく、より丈夫で安全な建物になっている。断熱材にはネオマフォームを使い、外断熱工法による高気密・高断熱仕様、窓にはオール樹脂サッシを採用したことで、夏は涼しく、冬暖かい住まいが完成した。

依頼者の声: 

ご夫婦が目指したのは和風モダンな家。ご主人はそれに日本人らしい古民家のテイストも入れたいという希望があった。その希望を生かした大きな梁や勾配天井のある家は、この家から巣立っていった親戚にも好評だったという。
「どんなふうに実家が変わっちゃうのかなとか思ったらしいんですけど、来てみて『新しいけど懐かしい。落ち着く』って。そう言ってくれると嬉しいですね」(奥さま) M夫妻が取り組んだ、最初で最後の家づくり。家の基本設計から完成までは約1年半かかった。 「非常に長いんですが、そのプロセスがひとつひとつ面白かったし、業者さんと話しながら、できあがっていくのを見るのが楽しかった。お金を出すんだから、楽しまなきゃ損だと思うんです。住んでからも楽しいけど、つくっている最中も楽しい。自分で家をつくるっていうのは、そういうことじゃないですか」(ご主人)

その他の画像: 

勾配天井のあるリビング

夕景

自然素材を使ったメガネ店・(株)アトリエ Y&R 栗城裕一さん


メガネ店などの商業建築はオーナー様のアイディアを大事にして設計専門家としての独自のアイディアをご提案して、オーナー様と相談してより一層よいものにしていく行為がとても大切です。

メガネ店について(株)アトリエ Y&R 栗城裕一さんに伺いました。

お話を伺った建築家

 

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真
世田谷区松原2-3-2まつばらテラス102
03-3327-7097

貴社がメガネ店を手がけるようになったきっかけがありましたら教えてください

チトセメガネはオーナーが高校のときからの親友でして、最初の店を出す時からお手伝いさせていただいております。
店のロゴも私が作らせていただきました。
 
経堂のお店はチトセメガネから独立した弟さんのお店です。
この弟さんも彼が学生の時から存じ上げていまして、チトセメガネでの仕事上のお付き合いから独立する際に設計を依頼されました。

メガネ店の平面計画で注意している点を教えてください

メガネ店に限らずですが、商業建築の場合はオーナー様がいろいろなアイディアをお持ちのことがほとんどです。
商業建築は、昔はオーナーが設計するということが当たり前でした。

メガネ店もオーナー様のアイディアを大事にして設計専門家としての独自のアイディアをご提案して、オーナー様と相談してより一層よいものにしていく行為がとても大切だと考えています。
それが繁盛店をつくる秘訣と思います。

特に高度な技術を必要とするこの種の店舗は、綿密に打ち合わせを重ねる必要があります。
各部分の寸法についてはとても大事になりますので、実際の寸法でシミュレーションすることが必要になります。

メガネ店の場合、特に注意しなければならないのは商品を手にとりやすく、かけてみてどうかなあとお客様が確認を簡単にできるようにすること、また検眼や補聴器の聴力検査室などの設備に対しても機能的な観点と空間的な、また全体の店舗イメージとの兼ね合いでのよりよい着地点の設定を熟慮しないといけません。
検査機器については、必要とする寸法というものがありますので、その寸法を保つことは重要なことです。

また補聴器室は防音の配慮が必要ですし、レンズの加工を行う加工室での研磨機の音も売り場に影響が出ないようにする必要がありますし、加工室から売り場が見えるようにすることも大事なことです。
陳列してある商品をよりよく見せるための陳列什器等の設計はもちろん最重要な設計課題となります。

メガネ店の内装で注意している点を教えてください

住宅でも他の商業建築でもそうですが、なるべく自然素材を使いたいと思っています。
特に木という素材は年月とともに味わいが増してきて古さよりも素敵感が増していきますのでよく使います。
素材の良さを生かすために仕上げはオイルフィニッシュとしています。

メガネは落とすと割れる恐れもありますのでこれに対する配慮も必要ですので、床にはカーペトを採用する事が多いです。
これはお客様との会話が、吸音効果により聞き取りやすくなるという効果もあります。

また壁面にも場合によっては一部穴あきの木材のパネル(もちろんオイルフィニッシュ)を使ったりして吸音に配慮しています。
また、必須の鏡は内装仕上げ材のひとつとして重要な素材と考えています。

メガネ店の外装で注意している点を教えてください

ほとんどが賃貸ビルでの開業となることと思いますので、ファサードについてはシャッターのみの場合かすでにサッシが組み込まれているという2パターンになると思います。
それぞれで工夫して店舗の存在を知らしめることと防犯のことを考える必要があります。

また屋号の表示をどうするかということも重要な設計課題となります。
また、店舗前部分を明るくするというのは大切にしたい部分です。

チトセメガネの設計で工夫した点がありましたら教えてください

チトセメガネでは建て替え前の店舗より狭くなるということで、全体に補聴器検査室以外は空間がつながっています。
検眼室も独立したものは設けていません。
あるていど商品陳列スペースとつながっていてもよいという方針で、ガラスのパーティションにケースメントを使った間仕切りという設計にしました。

補聴器室は防音の配慮が必要ですので独立した空間が必要ですが、使用していないときには中が見えやすいように引き戸にして普段は開けておけるようにしました。
これらのことで狭さはある程度克服できたと思っています。

以前の店舗でも使っていた陳列什器(米松)を生かしたいというお話でしたのでクリーニングをして島型の陳列什器として使っています。
そして同じ米松という素材を壁面に使い調和を図っています。
これは一部に穴をあけて吸音効果を持たせています。

また、鏡は壁面のディスプレイシステム(オカムラ/インヴィジブル6)を使ったLED照明部分との間に設けて、お客様が手に取った商品をかけてみてすぐに確認できるようにしています。

接客カウンターは設けずに陳列を兼ねた小さいテーブルをつくりここで出来上がったメガネの装着具合を確認していただくようにしています。
加工室からは熱線反射ガラスにより売り場を見ることができますが、売り場からは加工室が見えにくいというようにしてあります。

賃貸ビルの1階ですので、ビルそのもののファサードをどれだけうまく使うかということでもいろいろと工夫しました。
まず防犯上のシャッターがありませんでしたので、自動ドアを入ったすぐの部分を閉店後はショーウィンドウとして使うアイディアを提案しています。

両サイドの柱型にはLEDの演出パネルを組み込み一部に映像モニターも組み込んで所謂デジタルサイネージとしてメッセージ性の高いショーウィンドウとしての効果を一段と増しています。
柱と柱との間は紗幕を垂らしてショーウィンドウの背景としています。

またこの部分の床はビルオーナー側の工事で仕上げてありましたので、それをそのまま使っています。
これは奥の売り場部分のカーペットとの対比で、ある種のゾーニングができていていますのでこれはこれでよかったかなと思っています。

また屋号の表示にもいろいろと気を使いました。
なにしろそのような表示ができる部分がありませんでしたので。

メガネ・補聴器/経堂の設計で工夫した点がありましたら教えてください

この店舗はチトセメガネよりさらに狭く、三角形という平面、さらに駅からの道中では店舗がみえにくいという課題がありました。

こちらはメガネよりも補聴器を主体とする店舗ですが、検眼、聴力検査を行うのは変わりありませんので必要な機能と空間との調和を大事に、しかも狭さを克服する必要がありました。
独立型の加工室は極力最小限で済ませ、カルテケースもオリジナルなものを作り、売り場に出してしまいました。

もともとシャッターがついていましたので、その外側に木製建具で入口をつくり温かい雰囲気を醸し出しています。
売り場部分の右側にはサイネージ壁面と商品陳列スペースを作りました。
そのためもともとあったドアは壁で隠してしまうことにしました。

陳列什器は平面の形から三角形のものをオーク材で作りました。
珪藻土による壁には陳列用ニッチを設けてオリジナルな雰囲気を醸し出しています。

また補聴器室の建具にもオーク材を使用して温かみを感じるようにしています。
統一したモチーフとして三角形の窓を穿っています。

検眼室は建具ではなくカーテンで仕切ることで売り場とのつながりがより強くなっています。
売り場のひとつの丸テーブルが接客テーブルになっていまして、店舗空間の家庭的な温かみに寄与しています。

入口の外側には植物や案内チラシ置きなどの什器を置いて道路側にアイキャッチのアクセントを配慮しています。
サイネージ壁面は改装により現在はチトセメガネと同じようにLEDの演室照明と映像モニターとでさらに効果的な壁面と変化しています。

メガネ店を開業したい方にアドバイスがありましたらお願いします

メガネ店は物販店舗ではありますが、技術を売るという大事なものがあります。
まあテーラーと同じ職人的な世界でもあるわけです。ですから、その誇りを感じさせる品格が求められます。

いわゆる安売りを標榜しているチェーン展開している店舗とは違ったものでなければなりません。
店舗オーナーの誇り、技を伝えるための空間つくりを必要とします。

それには使われる素材にも慎重な配慮が必要となります。
ご自身の求める店舗イメージをしっかりと設計者に伝え、その提案をいろいろな角度から検討して意見を伝え合って理想の店舗としていただきたいと思います。

株)アトリエ Y&R 栗城裕一さんのメガネ店・設計事例

 

画像 建物の名称 紹介文
メガネ・補聴器/経堂

経堂駅から北へ徒歩6分のところにある、補聴器をメインにしているお店です。三角形の変形の空間で、しかも狭いところをいかに魅力的に作れるかがポイントでした。自然素材による、経年変化を視野に入れた温かい空間は、時代の流れに左右されずに魅力的に生き続けます。

チトセメガネ

建て替えにより狭くなった店舗をいかに効率よく魅力的に作るかが課題でした。接客テーブルをオリジナルで作成し、以前の店舗で使っていた米松の陳列什器を生かしつつ、LED壁面照明とVISPLAYを使ったショーアップの自由度を持たせた構成にしました。

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

まず、<旗竿地(はたざおち)>とはどういう土地なのか、を説明したいと思います。 

「旗竿地」、または「敷地延長」略して「しきえん」ということもありますが、間口の狭いまるで竿のようなアプローチの奥まった先に旗のような形状の土地をこのように呼びます。 

広い敷地であっても、道路に面する部分の長さが奥行きと比べて少ないような宅地を分割する場合にこのような「旗竿地」はよく見かけられ、不動産広告でも多く目にします。
このような旗竿地の場合、道路と接する竿部分の幅の長さは、建築基準法上少なくとも2メートル以上必要ですが、多くの場合2.5メートル以上は確保されています。
それは車を置くスペース、つまりカーポートとしての役割りを兼ねていて、一般的には駐車スペースの幅は2.5メートル以上必要だからです。 

不動産的価値から言うと、旗竿地はほとんど土地の四方を隣家に囲まれていて、しかも敷地形状からも竿の部分が長いため上下水道やガス、電気などといったインフラ設備の道路からの引き込み距離が長く、その分余計に建設設備工事費がかかってしまうので、敷地条件としてはあまり良いとは言えず、土地の価格も決して高くはなく、むしろ周辺相場よりも安いことが多いです。 

したがって、旗竿地の有効活用として建物本体や外構部分により多くの費用を充てることが可能です。
また、旗竿地における間取りの工夫としては、四方が隣家に囲まれているので、採光はトップライト・ハイサイドライトや吹き抜けといった上部から取り込むようにし、中庭や坪庭といった建ぺい率に含まれない外部空間としての光の井戸を配置することによって特に1階部分の採光を確保することが有効な手段です。
さらに、敷地の竿部分もカーポート以外に草木などの植栽を施し、石畳や飛び石、枕木などで玄関アプローチを演出して緑豊かな防犯性の高い外部空間にすることも旗竿地ならではの有効活用ではないでしょうか?

繋がる家

●設計事例の所在地: 
大阪府泉大津市
●面積(坪): 
延床面積 約150㎡ 敷地面積 約 230 ㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

家族室の内観です。
ご要望で、家具にこだわり、造り付けと、置き家具がバランスよく配置されています。
質感のあるレンガ、無垢材、腑のある突板など、ハイサイドライトから注ぐ光が
白い壁に反射して、室内全体を温かく包んでいます。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

二階建ての木造住宅です。
木の香りが内部に満ちて気持ちいいです。
間口が狭く、奥行きが長い敷地に中庭を2つ配置し、玄関からのアプローチと家族室から見える中庭をプライバシーを保ちながら、視覚的に広がりのある空間構成としています。

その他の画像: 

新千里南町の家Ⅰ

●設計事例の所在地: 
豊中市
●面積(坪): 
延床面積 約200㎡ 敷地約330㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

左上は、家族室内観
右下は、外観です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

洋館を希望されました。ご要望で一部古材や、アンティークの扉、照明、ステンドグラスを組み込んでいます。それ以外に、こちらからの提案として、階段手摺をロートアイアン+ステンドグラス、建具のアクセントにもステンドグラスを使用しています。
外観は、プライバシー重視で、高い石造りの塀に囲まれ外部から家の外観さえ全体をとらえる事は難しい設計となっています。

その他の画像: 

I-2242、石場建て在来工法民家の減築(富山県)

ユーザー たる の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
富山県
現住所‐郡市区町村: 
県東部
依頼内容: 

石場建て在来工法民家の減築

屋根、構造材を残し必要に応じて補強し一部減築したいと考えています。古民家の改築について知識経験豊富な建築士さんに相談したいです。

建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





仁川町の家

●設計事例の所在地: 
西宮市
●面積(坪): 
延面積128.89㎡・敷地面積 約590㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

数枚の写真を一枚にまとめました。
左上から、時計回りに、
・見上げ・アプローチ・浴室から森を見る・鳥瞰(左の森も敷地内です。)・バルコニーからの眺望

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

(市街化調整区域の)傾斜地に立つ住宅です。
素晴らしい眺望と景観を生かし、住宅に取り込むことで、
ご夫婦にも子供達にも最適な住環境を実現できました。
内壁の一部、漆喰をセルフビルドで行いました。

その他の画像: 

I-2241、カーポートの建築申請(千葉県)

ユーザー Mars の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
成田市
依頼内容: 

カーポートの建築申請(都市計画地域における建築申請は必要なしとの自治体の判断)、あくまでも建築基準法に係る申請です。アルミ支柱、ポリカ屋根 三台仕様 X 2セット 間口柱芯7820mm 屋根投影奥行き5052mm(1基あたり)。
申請の代行代金に関しお聞かせ願いたいです。

建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





石垣の上に建つ家

●設計事例の所在地: 
愛知県名古屋市
●面積(坪): 
41坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

山肌に区画整理で造成された絶景の敷地、そこに計画したご夫婦二人のお宅です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

傾斜の大きな土地が石垣で造られた擁壁と斜面によって造成された土地は絶景!その絶景を利することと傾斜地でもうまく将来バリアフリー化出来るようすることがプラン作りのキモとなりました。ご要望はシンプルでスカッとしたネオジャパネスクな小さな平屋。細かなご要望はたくさんたくさんあります。さらにはたくさんたくさんの規制と許認可。小さいながらもなかなかに難しい設計となりました。が、苦労した家は本当に出来上がると本当にうれしいものなのです。

その他の画像: 

KBリノベーション

●設計事例の所在地: 
愛知県名古屋市
●面積(坪): 
52坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

鉄骨造2階建の事務所ビルを専用住宅にリノベーションした住宅です。構造体と外郭・屋根はそのままに、内部を全てがらんどうにした上で住宅に作り替えました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ビルの立ち並ぶ名古屋の街中に建っているため場所柄からも、外観はビルのままといたしましたが、中にはいるとガラッと趣が変わります。元の建物の形を生かすことを考えながら、スタイリッシュでモダンなお宅が出来上がりました

その他の画像: 

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