建築家の設計事例

本計画地は、都市の軸(住吉通りとキャナルシティをつなぐ道路)と歴史の軸(住吉神社の参道)とが交差する特殊な場所に位置します。

周囲が建物で囲まれた路地状敷地(旗竿地)のため、高い塀を造って、外部の視線を遮っています。
町中でも開放的な空間とするため、テラスと土間の境界をなくし、内外が一体になるようにしました。

敷地は三角形で南向け斜面地。ただし斜面をあがってしまえば、北向きではあるけれど馬見古墳群のなかでも最古の佐味田宝塚古墳(4世紀後半)と隣接する公園や池が、樹木のむこうにひろがっている。市街地調整区域でもあるこの隣地は将来にわたって建物がたてられる可能性の少ない風景である。

都会の住宅密集地のにある都市型住居です。(間口約5m、奥行き約14m 東西に細長い約23坪)
下町という土地柄、怖いのが地震です。 
多くの制約がある中、フレームは鉄骨造、内部は木造というハイブリッド構造を採用しています。

既存駐車場の高低差を有効に利用し、盛土・切土を最小限にした経済設計。
施主様のコーポレートカラー(リバーブルー)
を有効に差し色として活用した外観。
複数の荷主様に対応できるようにシャッターとその出入口を3つ設置。

兵庫県との第3セクター方式により計画され、地元ヨットクラブと兵庫県施設の両施設が入っている。ゾーニング、ヨットの展示方法等が課題であった。

賃貸住宅は投資した金額をいかに早く回収できるかがポイントです。出来るだけ少ない予算でプレゼンテーションを進めた。

住み心地の良さは、間取りに大きく影響されます。特に四世代が同居する住まいでは、それぞれのプライパシーと家族全員が団らんできる空間をどのように配置するかが重要と考え、家族の共有空間を中心にして私的空間を放射状に配置しました。これにより良好なプライバシーと日照・通風効果が得られました。

風光明媚な傾斜地に建つ住宅。道路側に建物を計画する事で、庭が道路側から見えないように配慮している。その結果、高低差で生まれたスペースに地下車庫を提案させて頂いた。生活空間はすべて平屋の計画となっている。

中庭のある開放的な住宅。

2世帯とウサギが同居する家です。
居間と二間続きの和室は一体となり、多人数が集うことができます。毎年、正月には30人が集います。
縁側の替わりに土間をつくりました。土間はウサギの遊び場です。

吹抜けのある居間には床暖房もあります。

「R壁」と「スキップフロア」で、可愛らしい空間の「質感」が変わるクリニックを設計しました。

三方に崖があるため、1階を鉄筋コンクリート、2・3階を木造の混構造で設計。
LDKは一部天井を高くして梁を見せることで開放的な空間を演出しました。
水廻りは家事導線に配慮した間取りを提案。

リニューアルにあたり、最新の法規制の対応、断熱材の仕様グレードを上げ、壁通気屋根通気等を確保し、より住みやすい設計を行いました

山側の緑豊かな場に建つ、築40年の中古住宅の改修。
部屋の構成は変えず、古くなった設備の更新、以前の雰囲気を生かしながらの仕上げの変更を
施した。それにより、快適で気持ちの良い、穏やかな空間に仕上げることができた。

室町の繊維不況で古くからの建物が姿を消しマンションや駐車場に変わり、街の景色が画一的になっていくことを危惧し、2000年より残したい物件ピックアップから始まった。

今回は在来工法で、土壁、瓦桟葺の平屋です。
老夫婦お二人のお住まいですが、御主人様の個人スペースを取ったり、玄関は広く縁側のような作りとなりました。

「1つのコア/2つのボリューム/3つのフロア」から構成された鉄骨造3階建ての兼用住宅

周囲には田園地帯が広がる長閑な集落での新築住宅。
当初は旧建物の耐震化を兼ねたリフォームも検討していたが、費用対効果と物理的な間取りの窮屈さから建替え工事へと計画が進んだ。オーナーの希望は人が集まれる広いリビングがある3世帯住宅。

精神科やメンタルクリニックを受診するために、玄関に向かうがそこから先に進めない患者さんが
多いと聞きます。
それを建築サイドから解決できないものかと考え、浮かんだのが「水」や「植栽」であった。
アプローチに水盤をつくり、カスケードから水を落とす。

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