建築家の設計事例

讃岐平野の田園風景の中に建つ住宅。
讃岐の小高い山々がモチーフになっており、前面道路からは中の様子が見えないよう工夫されています。

敷地は我孫子駅から徒歩圏内で、常磐線の線路のある台地から少し下った急勾配の北側斜面 地にある。周辺環境は、南側、東側(崖上)には耐震性の確認できない3m以上の擁壁があり、 北側は一段擁壁で下がったレベルに住宅がある状況であった。

地震に強い家を実現するために、居室を総二階建てのコンパクトな外形にまとめ、南北を縦断する吹抜けの階段室を沿えることで豊かな空間を実現しました。コストを抑えるため、OSBの耐震要素を内装仕上げとしたり、遮熱塗料を外装に塗布して断熱性能を高めるなどの工夫を凝らしました。

オーナー住宅と3戸の賃貸住宅からなる集合住宅です。周囲からのプラーバシーを保った良好な環境をつくるため、隣地との間に昔風な板塀をアレンジして、半透明のポリカボネード板とスチールで現代的な表情の板塀をつくりました。ポリカボネート板が外部との間のプライバシーを守り、風通しや採光が確保できます。

武蔵野の住宅街。

明るさとプライバシーの両立を目指した都市型住宅です。

子育てを終えられたご夫婦がこれからの2人の生活を
より元気に楽しむためにつくられました。

「欄間」
株式会社七葉は「抹茶」という切り口から、「新しい日本のカタチ」を世界に発信している会社である。
良質の抹茶を、抹茶ラテなど現代的にアレンジしたメニューで提供している。

構想10年、設計準備期間2年半を掛けたプロジェクトです。
金宇館さんのホームページに、プロジェクトの紹介ページもあります。

30坪に満たない土地なのですが、駐車場も確保して開放的に楽しく暮らせる家が出来るでしょうか?というご相談でした。

10坪狭小・変形敷地での可能性

築100年の木造住宅は、伝統工法という構造でできていますので、リフォームの際はそれを踏まえた耐震改修を同時に行うことが求められます。また、雨漏りや床下の湿気から来る構造材の腐食、シロアリの被害なども、リフォームの際に点検して、必要な補修を行っています。

建築地は旧城下町であり、周囲は昔の城下町を思わせる和風住宅が多く建ち並ぶ場所でした。「風格のある」和風住宅をご希望でしたので、屋根形状を入母屋造りにし、瓦もいぶし瓦を採用しました。また、道路からの視線も気になるとのことで、中庭的に利用できる建物形状にしました。

老朽化し漏水する外壁をどうするかが最大の課題でした。1、2階は重いラスモルタルを撤去しガラスとアルミパネルで軽量化しつつ、3、4階は既存の壁に上に金属サイディングでカバーしました。露出配管はある程度整理して必要な管を覆うような位置でサイディングやパネルを施工しました。

平屋で希望をかなえられる家を建てるために、土地探しから始めた。どこからも見られることのない隠れ家という要望に対し、塀と外壁を同じ桧の板張りとして、明かりが得られる中庭と取り込んだ囲われた空間とした

構 造:木造3階建て
用 途:専用住宅

極力デザインを省き、極力障害物を省き、最小限のボリュームで最大限の効果を引き出すよう努力しました。

構 造:木造
用 途:専用住宅

郊外に建つ歯科クリニック

ゆったりとしたスロープからのアプローチ

落ち着きのあるひろびろとした待合室

清潔感のある診察室

山並にシンプルなスカイラインが溶け込む

鉄骨造 平屋建

狭小地でありながら、ヴォリュームを最大限確保し(特に高さ方向)圧迫感をなくしました。地下を掘り込み、前庭を地上レベルから下げることで、近隣との距離感もうまく調節できました。

元々あった喫茶店が山小屋風でしたので、外観はシンプルな切妻屋根の建物とし、内装は木目調のクロス貼りとしました。メンテナンスのことを考え、屋根は緩やかな勾配としました。

デッキテラスは外に対しては閉じてプライバシーを確保しています。インテリアは白を基調として自然素材の木と珪藻土壁のコントラストを生かしたイメージ。壁通気工法、屋根通気工法、高耐久、高耐震仕様、ボード気密工法、次世代型高断熱仕様を採用。

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