建築家の設計事例
□計画にあたって |
敷地は熊本市中心部からやや東、幹線道路から50Mほど奥の住宅街に位置する。周辺は戸建住宅が立ち並ぶ比較的良好な住環境であるが、4M道路を挟んだ南側に高さ4Mを超える擁壁があり、その上に3階建てのアパートが立ち並ぶ。このため、建替え前の住宅は冬季、全く日照が届かない状態であった。 |
要望は「和モダン」でしたが、実際お互いの「和モダン」のイメージは違っていた所を、提案の過程にイメージを丁寧に伝え完成した空間は、各々の場所で多様なイメージが混在することにはなったものの、不自然な感じに無いようになじませて落ち着いた風合いを作っています。 |
夢をかなえることは、夢をこわさないことです。 |
外壁には、日本建築の伝統文化である焼き杉(墨付きの焼きっぱなし)を使用しています。また、玄関や廊下を含めて和室の化粧木部は全て、柿渋、べんがら、わびすけ(椿の一種)といった伝統的な塗料を使って古色に仕上げ、壁は本漆喰塗りとなっています。 |
建物の中央に中庭を設けたロの字型プランで,親世帯と子世帯が同居する2世帯住宅です. |
秋田県の田園風景の中の二世帯住宅です。雪国ならではの雁木(半屋外のポーチ)と通り土間を並列して配置して、全季節外での活動をできるようにしています。高気密工断熱の住宅になっていて冬は薪ストーブのみで快適な温熱空間をつくり出すことができます。 |
片瀬山に寄り添うような緑豊かな雛壇状の敷地に建つ二世帯住宅。 |
厳しい都市環境の中で、快適な居住スペースを確保する為にどうしても立体的な空間構成を取らざるを得なかったのですが |