建築家の設計事例

 Uターンで地元に戻る依頼者が、幼少期を過ごした古民家の改修計画です。薪ストーブを設置する天井の高い土間を中心に計画しました。基礎・土台を補強し、不要な部分は減築することで、古い部材を再利用しつつも、これからも長く住み続けられる家になるように計画しました。

それぞれのメリットを生かした、鉄筋コンクリートと木造の混構造を採用しています。

キッチンや水廻りには色々なご希望がありましたので、何度も一緒にショールームに行って細部まで検討して決めました。そのおかげで完成した時にはとても喜んでいただけました。

検査済証はありましたが、元々駐車場として申請していた部分を住戸に変更していたり、開放廊下を塞いで室内化していたりと完了検査後に違法な改変が行われていました。

リタイアを視野に入れたご夫婦のための家。
高気密高断熱住宅でエネルギー排出量を抑制しながら、全館空調システムで住み心地は快適に。
室内は常に最適温度に保たれ、玄関から居室、水回りまで温度差がないため、真夏に二階が暑いことも、真冬の浴室が寒いこともありません。

 津山市の北東部の田園風景が広がる地域に、昭和27年に新築された住宅である。施主が幼少の頃に過ごした住まいで、たくさんの思い出等の詰まった旧宅での生活を希望され、改修計画が始まった。

◾️医院併用住宅を二世帯化するリノベーション増築計画
住宅地に建つ医院併用住宅のリノベーション増築計画です。

那須の丘の上に建つ住宅

◾️医院建築/木格子で緩やかに分割される自然素材のインテリア
首都圏近郊の診療所です。
暗室化が求められる診察室や手術室が多い分、受付や待合、眼科の視力検査コーナーなど、開放性を確保できる空間が窮屈にならないよう、透け感のある木格子でを柔らかく分割しました。

 築19年の戸建住宅の改修です。元々一世帯向けの住宅を、夫婦+子供3人世帯と単身の祖母が同居する二世帯住宅へと改修しました。1階で祖母の生活が完結するようキッチンを増設し、2~3階は5人家族のスペースとしました。

1階を倉庫
2,3階を事務所で使用。
倉庫の床材を防滑、防塵床にすることで、フォークリフト走行や汚れを軽減する工夫を行った。
壁面は、中空セメント版の外壁をそのまま現しで使うことにより、工事費を軽減すると共に、壁の破損をし難い提案をした。

利用者と職員のどちらにも利用しやすい建物をというコンセプトで既存施設の職員からも事前に色々な意見をいただき設計に反映をしました。そのおかげで複合施設でありながら、明快な動線計画を作ることができました。

今日、所有や帰属といった制度上の区分を横断して、新たな価値観が様々な分野で展開されている一方、都市居住においては、周辺環境に対して閉じ、セキュリティを一層強化し、所有区分を明確にする考えが支配的であり、従来型の区分意識の囚われが未だに強い。

キッチンはトーヨーキッチンを気に入られていました。
小さいながらも屋上を設け、花火が見れるように。

要求事項である八ヶ岳の景観と調和するデザインを踏まえ
建物外壁面は無彩色とし、周辺の緑(建物周りの植栽、畑)
が主となるよう計画。

5つの中庭や2台分のビルトイン車庫、趣味のアトリエを備えた、平屋の住宅です。

傾斜の処理をローコストで実現するため、RCの基礎高さを最も抑えられる配置計画としました。
鉄筋コンクリートの基礎は、木部材と比較し割高な部材だからです。

和の安らぎと洋の快適性が融合した、調和のとれた空間設計。

地元の木材を大工手刻みで組み、竹木舞土壁を耐力壁とした伝統構法の住宅です。
施主や設計者の友人や公募で集めた人でワークショップを行い土壁の下地を施工することにより、薪ストーブが楽しめる伝統構法の家という施主の希望を叶えることができました。

お母様の住まいは、玄関は共有しつつも、別の勝手口的な玄関を設け、室内には簡易なキッチンもあり、メインの食事以外は単独で済ませることができるようにしています。

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