スキップフロア|建築家の設計事例
敷地は建て主さんのご主人のご実家の土地の一角。森に面した南側に位置するため 実家母屋へ日差しを確保する必要がありました。そのため計画では高さを抑えています。このことが森に浮かぶ船の様なデザインを強調しています。森を切りぬいたような大開口はレベルを下草の高さより上げています。 |
住宅密集地ではあるが、建蔽率が低く、敷地が小さいと通常はワンフロアに窮屈さを感じ、逆に空地や庭が広くなる。また容積率の高い住宅地には、中層マンションも見受けられる。そこで以下に重点を置いた。 |
土地の高低差をそのまま活かし、スキップフロアの構成とした。玄関、LDK、客間とトイレ、仕事場と寝室と4つの床レベルとなっている。吹き抜けを中心とし、客間と水廻り以外は壁のないワンルームの空間である。庭に面する開口部は全開出来る木製の引き込み戸とし、室内を広いデッキテラスへ連続させている。 |
蓼科の豊かな自然を感じる為の多くの工夫がされています。 |
お施主さんからの希望は、「景色を愉しむ」というテーマでした。いわゆる外の景色を魅力的にすることはもちろんですが、日常生活の中の家族の様子も景色としてみえるように、ということがもうひとつの大きなお題でした。このテーマのために考えたことは、 |
南北に縦長の敷地で、4つのブロックを日照や通風を考慮して |
南斜面の見晴らしの良い高台に建つ平屋(ロフト2階)の家です。 |
都内の閑静な住宅街に、代々大切に受継いでこられたお住まいがある。 |