定年後に一人で住まう家の建て替え。今後の生活を想定した「便利」を散りばめた設計
写真で紹介する。
無垢材の感触が心地良い、ローコスト住宅です。
山の窪地の見渡す限りの広い茶畑の中に建つ住宅です。緩やかな周囲の傾斜に合わせ、南側の庇を長く突き出した建物は広く広がる浅くて低い勾配のシルエットで構成しています。
敷地形状より南東にプローチを兼ねる前庭を作り、それを囲むようにそれぞれの部屋を直列に配置しました。そして第一の要望である育児や家事の時間短縮が可能な動線を実現しています。
全て国産材を利用した高台に建つ住宅です。
球磨杉を生産する地元の関係者と、球磨杉をプロデュースしているSSDプロジェクトと協議しながら設計しました。
当たり前に恒久的につづく “ 呼吸 ” という言葉に、ひとの出入りの要として、そして音や匂い、季節や時間のうつろいや風通しの良さ、など、感覚に作用することを土間空間からつくり、
ご家族のライフスタイルを読み解きつつ毎日の暮らしに程よい特別感をデザインしました。
地域的に奈良県でも冬場寒いところなので吹き抜け空間のあるLDKへ薪ストーブを提案。
建物内部は、自然素材を使いながらできるだけシンプルに、そしてすっきりと。陰を意識し、明るいだけではない照明の「灯り」に、夜の室内には安らぎの空気が流れます。
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早速9組ものエントリーをいただきました。設計事務所の所在地、HPから窺える作風、などから直感で、2組の設計士さんを選び、プランの検討を依頼しました。その内、...