シンプルモダン|建築家の設計事例

周囲を住宅に囲まれた狭小地に建つ3階建て住宅。
限られた面積に広がりを与えるため、外部空間を内部に取り込んだ構成を採用しました。
それによって、広がりだけでなく、豊かな光を獲得することに成功しています。

街を眼下に見下ろせるロケーション。
眺望を意識し、二階リビングとした住宅。
天井に化粧垂木を見せ、素材感を楽しめる住宅としました。

居住部分と店舗部分をバランス良く配置することに配慮しています。敷地形状を最大限に活かすことを考え、2階スペースは、大屋根の下のワンルームとし、各スペースを点在させるイメージとしています。

■12坪、防火地域

東京西部の私鉄駅前の立地で、建主はその利便性を優先し、土地の狭さと建物計画条件のデメリット(12坪という狭小地、防火地域ゆえ建物も3階建以上となると耐火建築になる等)を受け入れることから計画が始まりました。

全体としてはコンクリート打ち放しの建物なのでソリッドなイメージをいかにソフトにするかが外観のデザインのポイントでした。
曲線を持つ屋根を使うことで解決したと思っています。

周辺には住宅が建ち並び、敷地面積もそれほど広くない中、必要な駐車台数を確保すると住まいを建てられるスペースとしては5間×5間程度になりました。

敷地は、東側道路で、間口が狭く、奥行きが長く、3方を建物で囲われた、都心の典型的な住宅密集地でした。但し、道路の向かい側には公園があり、綺麗な桜の花を咲かせたり、赤レンガ造りの建物があったり、眺めの良い環境でした。

葉山海岸へ10分程の山あいの敷地。家族4人のための住まいです。敷地は道路より1.5m程高くなっているため、道路レベルからアプローチできる半地下の玄関として同レベルに音楽室と客間を設けました。半地下はコンクリートでその上は木造の2階建てです。

日本の住まいの程よい仕切りに縦格子というアイテムがあります。

鎌倉の城廻という昔の城跡に位置する。
擁壁に囲まれた高低差のある造成地が多い地域であるが、北側に広い屋敷が残り東には緑あふれる林を望む比較的平坦で整形な土地である。

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