むく板|建築家の設計事例

練馬区大泉学園の住宅地に建つ家です。
南と西側が道路に面する陽当たりの良い敷地にこれまでよりもゆったりと過ごせる家が求められた住まいです。
1階はリビングダイニング、キッチン、食品庫、洗面・トイレとガレージ、

ふかされた外壁面で呼吸する

敷地形状より南東にプローチを兼ねる前庭を作り、それを囲むようにそれぞれの部屋を直列に配置しました。そして第一の要望である育児や家事の時間短縮が可能な動線を実現しています。

長く狭いアプローチの奥にある、閉鎖的な旗竿型の敷地に建つ木造2階建の住宅の周囲には、南側の僅な余白を残し、隣接建物がぴったりと囲んでいた。既存建物は、内部も小さく間仕切られ、昼間でも真っ暗に近い。また、幾度かにわたる改修や増築の跡も多く見られた。

断熱性能・狭小道路。
壁の断熱はセルロースファイバーです。
床は奈良のひのきです。

1階は店舗になっており、改築前の2階にはダイニングキッチンと浴室、洗面トイレ、8畳の和室があり、暗い廊下を介して繋がっており、3階の個室3室と4.5帖の和室も中廊下で繋がっていました。

築25年の二階建ての家の平屋部分にLDKを増築して、2階既設部分はリフォームをして風呂とトイレに洗面さらに3部屋とし若夫婦の居住空間にしました。

得意としている平屋の計画です
子供が走りまわり、風通しの良い空間を要望いただきました

道路を挟んで桜並木があり、
それらを楽しめるように、2階にLDKを計画しています。
柱や梁など構造材が見えるようにしたり、
杉厚板の床や漆喰の壁など自然素材の家となっています。
太陽熱利用の暖房や雨水利用ができるようにもなっています。

薪ストーブをぜひとも置きたいとのご主人のご希望で、土間リビングを提案いたしました。
旧家にあったセントラルボイラー付きFFストーブを最大限生かせる様、また暖房効率を考慮して蓄熱のできる土間に床暖パイプを敷設する事といたしました。

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