建築家の設計事例

 南側に住宅が隣接して建つ敷地で住宅の依頼を受けました。

地震に強い住宅を望まれたオーナーさん。コンクリート打ち放しで実現しました。

事業性を考え、近隣賃貸とは違った特色を持って競合に負けない物件となるような企画を立てて欲しいとのご要望でした。家族数の変化、住宅としてばかりでなく、事務所としての使い方にも対応可能となるように仕切り方を数パターン自由に変更可能であるようにしています。

地方で賃貸住宅を新築する場合、必ず駐車場が必要になる。世帯収入や結婚率の高い本敷地周辺では、間取りによって異なるが各戸2台が一般的である。周辺の賃貸住宅では、まず前面道路沿いに大きなアスファルト駐車場を計画し、必然的に導き出された残りの場所に建物をつくる方法をとっていた。

子供のころ両親と暮らしていた築50年の住まい。しばらく空き家となっていた老朽化した建物を受け継ぐことに。海外生活が長かった夫婦のライフスタイルに合わせ、古材や建具など家の記憶を生かし、プランや設備など全面リノベーションしました。

この家は、明石海峡大橋を望める絶好のロケーションに計画されています。

室町の繊維不況で古くからの建物が姿を消しマンションや駐車場に変わり、街の景色が画一的になっていくことを危惧し、2000年より残したい物件ピックアップから始まった。

3世帯ということで、打ち合わせは1世帯で二人×3世帯で6人との調整で、各世帯の要望が異なりますので大変でしたが、完成後は喜んで頂けました。

住宅併設の歯科医院のため、住居部分のプライバシーと、医院のイメージとのバランスにこうりょした。

玄関を開けるとまず中庭の光と緑が出迎えてくれます。そのまま光に導かれるように2階へあがると、明るいリビングとその奥にステップフロアで続く和室が開放感のある空間を演出しています。

シンプル・コンパクト・奥様主導の家づくり・女の子のいる家をテーマ

擁壁上で、市有通路に面するという難しい敷地での計画でしたが、市と確認しながら進めました。
コストを考えながら、デザイン性、居住性を上げることを目標としました。

窓が北側にしかなく冬は寒く結露がひどいのをなんとかしたいとのことで西側にある和室をLDKと一体にして明るさを増した。ご主人の仕事が大阪ガスということで床暖房を設置し、希望である濃い色のフローリングであるウォールナットのフローリングにし、梁や家具も色調を合わせたものとした。

室内は、そうしてできた空間をデザインのポイントに置き、
1階リビングから吹き抜けを通して2階へつながる魅力的な空間を形成しています。
また、ほぼ平屋の平面は吹き抜けをかわした所で少しクランクさせ、

掘り込みガレージの予算を抑える工夫をした。
ペットの大型犬に配慮したプラン、素材を使用した。
近隣に圧迫感のないヴォリュームとし、屋根を芝屋根とした。

2階バルコニーを覆った壁に、横長の窓を開ける事で外から見ても圧迫感を感じないデザインとなっています。
また、2階バルコニーの下は玄関ポーチや和室のデッキ空間などとして活用しています。

鹿児島市南部の大型店舗出店の相次ぐ、変貌著しい市街地に建つ住宅です。
交通量の多い幹線道路の騒音を考慮し中庭を設け内側に開く形式とした。

落ち着いた和風の外観
駐車場部とお庭はプライバシーを守るため、建物と一体の塀で隔てています。

海辺の立地を生かした工夫や、雪深い敷地での雪対策。断熱。高低差を生かした構造。

近い将来の車椅子、介護を考慮して、バリアフリーと車椅子が屋内で支障なく移動できるように少ない間仕切りと手摺などを配慮しました。浴室やトイレは寝室のそばに配置し、介護しながらの入浴が楽にできるように計画しました。

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