和モダン|建築家の設計事例
4枚の建具を引込めば、1階は土間も含めた一つの空間となります。 |
米を主体としたこの和食食堂では、求心性・東方性・粒子性をコンセプトとする。第一にテナントの十分な天井高さを活かし、入り口を高く、奥を低くして空間にパースをつけ、求心性を持たせた。第二に禅宗様式の寺社に見られる飛檐垂木を参照、展開し、何層にも重なる段状の天井を構成し、力強い東方性を表現する。 |
敷地は南北方向に長い矩形で広さは約30坪です。通り抜けできない道路に接した静かな環境で、南側からも日当たり良い2階建ての住宅です。 |
1階にご両親とお兄様の3人の住まいと事務所、2階にお子さん3人を含む5人家族が住む、3世代8人と事務所の兼用2世帯住宅になります。元々お住まいの土地での建て替え相談から始まりましたが、最終的には土地選びの末南側前面道路で日当たり抜群の今回の土地で竣工に至りました。 |
宅地開発が進む中にある敷地に、光と風を取り入れるため、建物のほぼ中心に光庭を配置し、そこを通して、季節のうつろいを感じてもらうよう計画しました。また、近くにある相模湾を建物から是非見せたいと考えました。 |
古くて良い部分はそのまま残して再利用し |
道路より1m高い敷地は西側に公園があり、空を含めた最高の景色が望めます。クライアントがこの敷地で望んだのは、プライバシーが守られながらもその景色を大事にした家でした。土間、木、石など和の素材を好まれ、真四角のハコではなく、下屋や軒が深い家を強く希望されました。 |
バリアフリーにすること、車を4台止められること。車が止められるように砕石敷きの庭にした。堀ごたつをリビングと寝室に設置したいとのことだったので最低限のスペースで済むようにLDは堀ごたつのみとした。 |