建築家の設計事例
小布施町の中心の街道沿いに位置する。 |
40年前の建築を減築し仮設に利用しながら行った、小児科内科医院の建て替え計画です。 |
・施主はかなりのカーマニアなのでLDKより常時車を眺められるよう創意工夫しました。動線は家族の孤立化を防ぐため、必ずLDKを通り2階のプライベート空間に出入りできるように考慮しました。 |
築70年の住まいを、どのように有効活用すれば良いか。賃貸やシャアハウスなど可能性は様々。一方新築にはならない現実から、この住まいでどんな生活をできるか、どんな人に住んでほしいか、検討を重ね、生活のエピソードを挿入する事で、築70年でも魅力的な空間にしました |
賑やかな町の中に建つ建物ですが、扉をくぐると一転して |
家族が心地よくつながる導線と、プライバシーを保ちながら外部を取り込む空間造りを意識しました。玄関はそれぞれ3つ。2世帯部分は隣同士の玄関で、壁1枚に行き来するための引き戸を設けています。また、中庭と外庭を空間として取り込み、実際の広さ以上に開放感を感じるくつろげる空間としています。 |
埼玉県産の木材を構造材をはじめ、木製建具、造作家具、アトリエで使用するテーブル、イスなど、できるだけ多用しました。無垢材でも工夫で決して高価でなく使用することができました。合板や樹脂シートにない肌さわり、温かみを感じて頂けました。 |
計画場所は実家の和室です。 |
建物の外観はシンプルモダンで個性的なボックスタイプ、内部は白を基調として白にこだわった木質アクセントのイメージです。玄関は迎い入れる非日常的なギャラリーの様な空間として、趣味のバイクをオブジェとして演出の予定。 |
中庭を取り囲むように計画された3つのリビングは、「和モダン」から「ヨーロピアンエレガンス」まで、それぞれに異なる趣きを表現しています。 |